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3章 商人への道?
113.ひよっこ商人です!
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ファンのみんなと交流した後は、またのんびりとゲーム生活を楽しんでる。
まさか運営さんから『コンサート映像のCM許可申請』の連絡が追加で来るとは思わなかったけど。……ゲームの本筋と離れすぎてて、CM見た人に誤解されない? 僕が言うことじゃないんだろうけど。
断るほどのものじゃないから許可は出しておいた。そしたら、CM公開後に結構な反響があったみたいだね? ゲーム広告として異例なほどの高い再生数だ、っていうネット記事に僕の写真が載ってた。……ちょっと恥ずかしぃ!
僕はリアルでCMを見るより、ゲームを楽しむ方を優先したかったから、全CMをひと通り見ただけ。天兎はやっぱり可愛い見た目だよなぁ、と再認識した。
「ん? 今日からプレイヤー第二陣参入かー。はじまりの街が混んでそうだなぁ。あ、でも、商売チャンス?」
運営さんからの通知を見てからちょっと考える。
僕がゲームを始めた時同様に、はじまりの街で回復薬が足りなくなる可能性がある。魔力回復薬は、第二の街以降で魔力草を採らないと作れないし。
はじまりの街に薬を売りに行っちゃう? 初心者向けの装備・アクセサリーも売れそう!
「――そうとなれば、アイテムを作るぞー!」
あ、でも、はじまりの街で屋台って出せるんだっけ? レナードさんに聞いてみよう。
返信を待つ間に、お店の商品在庫を確認する。
「おー……売り切れとか、すごい……」
空っぽになって、自動的に店が閉まってた。CMが公開されて注目を浴びたからか、商品が売り切れるのが早い気がする。
買い取りカウンターから買い取ったアイテムを取り出して、商品自動製作用素材入れに追加。途端にじわじわと在庫が増えていく。多少品質は落ちるけど、楽さを覚えたらもう、自分で商品作るのが面倒くさくなっちゃう。
人はこうして堕落していくんだねぇ。新商品は自分で作らないといけないけど。
「次はどんな新商品を作ろうかなぁ。――お?」
レナードさんから返信があった。はじまりの街での旅人の屋台営業が解禁されたんだって。ちょうど第二陣がゲームに参入する今日から。
商業ギルドはじまりの街支店で申請できるらしい。売上の10%を税金として納める必要があるとか。……名誉貴族の僕は納税免除! 初めてメリットを感じたよ。
というわけで、店をオープンに変えてから、早速商品作りだー!
ルンルン、と歌いながら作ってたら、不意にアナウンスが聞こえた。もしかして、錬金術スキルレベルアップ?
〈一定の信仰度が確認されました〉
錬金術スキルじゃなかった……。
ガックリと肩を落とした後に、「んん?」と首を傾げる。信仰ってなに? 僕はなにかを信仰した覚えはないけど?
〈高い信仰度により、称号【もふもふ教・教祖兼アイドル】を取得しました〉
「ふぁ!? 意味わからないんだけど!?」
ヘルプ、プリーズ!
確認してみたら、信仰っていうのは、プレイヤーからの好意的感情を示すものらしい。僕に好意的感情を持ってるプレイヤー数=信仰度になるんだって。
信仰度が高くなったことでもらえる称号名は、運営さんが随時考えてつけてくれるらしいけど――え、そんなことある? 僕、運営さんに認識されてるんだ? ……されてるか。CM打診来たもんね。
でも、なんで今になって急にもらえたの? 前から、僕のこと好きって言ってくれる人多かったけど……?
「――あ、もしかして、CMと第二陣プレイヤーの影響かな?」
ふと思い浮かんだ理由に納得しちゃった。
CMってこれからゲームを始める人も見るわけだ。それで僕の姿を見た人が、タマモみたいに「もふもふ可愛いー!」って状態でゲームを開始して、このサーバーに入ったとする。そうなると、その段階で僕に信仰度がプラスされる可能性があるんだ。
……つまり、第二陣の中にはすでに僕のファンもいるんだね?
「ファンサービス、がんばんなきゃ!」
とりあえず、第三回写真撮影会改め、セカンドコンサートは第二陣からも参加者募った方がいいかな?
「おっと、称号の効果を確認し忘れてた。なになに……?」
称号【もふもふ教・教祖兼アイドル】は、『回復系スキルや製作した回復系薬の効果が10%上昇する。パッシブスキルにも効果がある』だった。
「え、つよ! ありがたいよ!」
あんまりバトルしないとはいえ、回復系の効果は攻略において重要だ。僕はパーティー全体に効く回復スキルも持ってるし、回復系の薬を販売してるから、より多くの人に高い回復効果を発揮できるよね!
テンション上がって、大量の回復薬や魔力回復薬、体力・魔力回復薬を作っちゃった。どうせ売れるでしょ。
そろそろ仮想施設で錬金術スキルのレベルを上げてもいいかも。そうしたら、新たな薬のレシピをもらえるだろうし。商売の役に立つ!
「むふふ、僕、随分と商売人らしくなったんじゃないかな~♪」
お店改装のために借りたお金はもう返済できたし、気ままに新商品開発して営業するスタイルは変わらないけど。僕らしく商売を楽しめてる気がする。
そんなことを考えながら、たくさん作った商品をまとめてしまって、屋台の準備。早速屋台の再活躍だ~。
気合いを入れてはじまりの街に転移しようとしたところで連絡が来た。ライアンさんだ。
「なんだろう? ……あ」
改めてイベントのお礼と、農作物継続契約のお願い、そして増産して出荷できるようになった幻桃についての最終確認。最後に書いてあったのは、『おかげさまで、第二の街での経営を立て直すことができました。お礼をお贈りしていますので、ご確認ください』という言葉だった。
これは、つまり?
〈ミッション【チェーン店を救え】をクリアしました。報酬としてアイテム【交易品無料プレゼント券】が贈られます〉
おお! やっぱり、クリアできたんだ。
ライアンさんのおかげで、僕もちょっと商売人として成長できたし、お礼を言いたいくらいなんだけど。もらえるものはもらうタイプなのでありがたく使わせてもらいまーす。
でも、どうやってこのアイテムを使ったらいいんだろう?
〈〈プレイヤーが【交易所】を解放しました。メニューより利用可能です〉〉
おっと? これ、もしかしなくても、僕が解放した感じだね? まさかワールドアナウンスに繋がるとは思ってなかったよ。
とりあえず、交易所を確認。
――なるほど。毎日違う街の商品を購入できるシステムみたいだ。一日に購入できる商品は十個まで。
僕は無料プレゼント券があるから、毎日五個まで無料で商品を入手できるんだって。最高にお得じゃん!
「やったね! 早速、チョコレート買っちゃおう」
元々ほしいと思ってたアイテムが商品として並んでたから、十個購入して五個分の代金を支払う。これでなにを作るか考えるの、楽しいな~。
るんるん、としてたらルトから連絡があった。『お前、またやったな?』って。なんでわかるの?!
ちょっと怖いなぁと思いながら説明する。ライアンさんのミッションのことは言ってあったから、報酬について教えるだけで済んだ。
しばらくしてから届いた返事は『なるほど。やっぱり無自覚でフラグ回収してんだな』だった。僕、ヨクワカリマセーン!
それ以上の連絡は来なかったから、気を取り直してはじまりの街に出発。
この調子で、商人として、もっと成長しちゃうぞー!
******
この章は次回運営ちゃん掲示板で終わりです。
次章もぜひお楽しみくださいませ!
◇ステータス◇
モモ
種族:天兎(17)
職業:魔術師(8)、錬金術士(2)
称号:【あなたと仲良し】【採集ダイスキ】【スライムキングを尻に敷く】【愛し愛される者】【開放せし者】【初物好き】【芸の道を行く者】【解き放つ者】【友だちたくさん】【もふもふ教・教祖兼アイドル】
【ステータス】〈〉内は装備・テイムモンスターによる変化値。
体力:81
魔力:95
物理攻撃力:15
魔力攻撃力:33〈+35〉
防御力:37〈+23〉
器用さ:18
精神力:16〈+12〉
素早さ:26〈+13〉
幸運値:17〈+10〉
〈スキル〉スキルリスト;2
◯パッシブスキル
魔力攻撃力強化、魔術詠唱速度向上、魔力自動回復、体力自動回復、決死の覚悟、自由曲芸、神級栽培、詠唱破棄、ターン
◯戦闘系
火魔術(2)
火の玉、火の矢
水魔術(2)
水の玉、水の槍
風魔術(1)
風の玉
木魔術(3)
木の玉、木の罠、木の鞭
土魔術(2)
土の玉、土の槍
歌唱(1)——意気高揚
飛翔(3)、聴覚鋭敏、テイム(1)、召喚(3)、気配察知(4)、見切り、回避(1)、花舞、泥遊び(1)、ステップ、ジャンプ、足蹴
◯耐性系
麻痺耐性(1)、笑撃耐性(1)
◯回復系
天からの祝福(1)
天の祈り(1)
◯収集系
採集(2)、採掘(1)、釣り(3)、全鑑定(3)
◯生産系
錬金術初級
料理(4)
1.焼く、煮る、揚げる
2.混ぜる、オーブン焼き、燻製
3.炊く、冷やす、成形
4.発酵、淹れる、伸ばす
調薬
◯遊び系
跳び芸、玉乗り、毛繕い
まさか運営さんから『コンサート映像のCM許可申請』の連絡が追加で来るとは思わなかったけど。……ゲームの本筋と離れすぎてて、CM見た人に誤解されない? 僕が言うことじゃないんだろうけど。
断るほどのものじゃないから許可は出しておいた。そしたら、CM公開後に結構な反響があったみたいだね? ゲーム広告として異例なほどの高い再生数だ、っていうネット記事に僕の写真が載ってた。……ちょっと恥ずかしぃ!
僕はリアルでCMを見るより、ゲームを楽しむ方を優先したかったから、全CMをひと通り見ただけ。天兎はやっぱり可愛い見た目だよなぁ、と再認識した。
「ん? 今日からプレイヤー第二陣参入かー。はじまりの街が混んでそうだなぁ。あ、でも、商売チャンス?」
運営さんからの通知を見てからちょっと考える。
僕がゲームを始めた時同様に、はじまりの街で回復薬が足りなくなる可能性がある。魔力回復薬は、第二の街以降で魔力草を採らないと作れないし。
はじまりの街に薬を売りに行っちゃう? 初心者向けの装備・アクセサリーも売れそう!
「――そうとなれば、アイテムを作るぞー!」
あ、でも、はじまりの街で屋台って出せるんだっけ? レナードさんに聞いてみよう。
返信を待つ間に、お店の商品在庫を確認する。
「おー……売り切れとか、すごい……」
空っぽになって、自動的に店が閉まってた。CMが公開されて注目を浴びたからか、商品が売り切れるのが早い気がする。
買い取りカウンターから買い取ったアイテムを取り出して、商品自動製作用素材入れに追加。途端にじわじわと在庫が増えていく。多少品質は落ちるけど、楽さを覚えたらもう、自分で商品作るのが面倒くさくなっちゃう。
人はこうして堕落していくんだねぇ。新商品は自分で作らないといけないけど。
「次はどんな新商品を作ろうかなぁ。――お?」
レナードさんから返信があった。はじまりの街での旅人の屋台営業が解禁されたんだって。ちょうど第二陣がゲームに参入する今日から。
商業ギルドはじまりの街支店で申請できるらしい。売上の10%を税金として納める必要があるとか。……名誉貴族の僕は納税免除! 初めてメリットを感じたよ。
というわけで、店をオープンに変えてから、早速商品作りだー!
ルンルン、と歌いながら作ってたら、不意にアナウンスが聞こえた。もしかして、錬金術スキルレベルアップ?
〈一定の信仰度が確認されました〉
錬金術スキルじゃなかった……。
ガックリと肩を落とした後に、「んん?」と首を傾げる。信仰ってなに? 僕はなにかを信仰した覚えはないけど?
〈高い信仰度により、称号【もふもふ教・教祖兼アイドル】を取得しました〉
「ふぁ!? 意味わからないんだけど!?」
ヘルプ、プリーズ!
確認してみたら、信仰っていうのは、プレイヤーからの好意的感情を示すものらしい。僕に好意的感情を持ってるプレイヤー数=信仰度になるんだって。
信仰度が高くなったことでもらえる称号名は、運営さんが随時考えてつけてくれるらしいけど――え、そんなことある? 僕、運営さんに認識されてるんだ? ……されてるか。CM打診来たもんね。
でも、なんで今になって急にもらえたの? 前から、僕のこと好きって言ってくれる人多かったけど……?
「――あ、もしかして、CMと第二陣プレイヤーの影響かな?」
ふと思い浮かんだ理由に納得しちゃった。
CMってこれからゲームを始める人も見るわけだ。それで僕の姿を見た人が、タマモみたいに「もふもふ可愛いー!」って状態でゲームを開始して、このサーバーに入ったとする。そうなると、その段階で僕に信仰度がプラスされる可能性があるんだ。
……つまり、第二陣の中にはすでに僕のファンもいるんだね?
「ファンサービス、がんばんなきゃ!」
とりあえず、第三回写真撮影会改め、セカンドコンサートは第二陣からも参加者募った方がいいかな?
「おっと、称号の効果を確認し忘れてた。なになに……?」
称号【もふもふ教・教祖兼アイドル】は、『回復系スキルや製作した回復系薬の効果が10%上昇する。パッシブスキルにも効果がある』だった。
「え、つよ! ありがたいよ!」
あんまりバトルしないとはいえ、回復系の効果は攻略において重要だ。僕はパーティー全体に効く回復スキルも持ってるし、回復系の薬を販売してるから、より多くの人に高い回復効果を発揮できるよね!
テンション上がって、大量の回復薬や魔力回復薬、体力・魔力回復薬を作っちゃった。どうせ売れるでしょ。
そろそろ仮想施設で錬金術スキルのレベルを上げてもいいかも。そうしたら、新たな薬のレシピをもらえるだろうし。商売の役に立つ!
「むふふ、僕、随分と商売人らしくなったんじゃないかな~♪」
お店改装のために借りたお金はもう返済できたし、気ままに新商品開発して営業するスタイルは変わらないけど。僕らしく商売を楽しめてる気がする。
そんなことを考えながら、たくさん作った商品をまとめてしまって、屋台の準備。早速屋台の再活躍だ~。
気合いを入れてはじまりの街に転移しようとしたところで連絡が来た。ライアンさんだ。
「なんだろう? ……あ」
改めてイベントのお礼と、農作物継続契約のお願い、そして増産して出荷できるようになった幻桃についての最終確認。最後に書いてあったのは、『おかげさまで、第二の街での経営を立て直すことができました。お礼をお贈りしていますので、ご確認ください』という言葉だった。
これは、つまり?
〈ミッション【チェーン店を救え】をクリアしました。報酬としてアイテム【交易品無料プレゼント券】が贈られます〉
おお! やっぱり、クリアできたんだ。
ライアンさんのおかげで、僕もちょっと商売人として成長できたし、お礼を言いたいくらいなんだけど。もらえるものはもらうタイプなのでありがたく使わせてもらいまーす。
でも、どうやってこのアイテムを使ったらいいんだろう?
〈〈プレイヤーが【交易所】を解放しました。メニューより利用可能です〉〉
おっと? これ、もしかしなくても、僕が解放した感じだね? まさかワールドアナウンスに繋がるとは思ってなかったよ。
とりあえず、交易所を確認。
――なるほど。毎日違う街の商品を購入できるシステムみたいだ。一日に購入できる商品は十個まで。
僕は無料プレゼント券があるから、毎日五個まで無料で商品を入手できるんだって。最高にお得じゃん!
「やったね! 早速、チョコレート買っちゃおう」
元々ほしいと思ってたアイテムが商品として並んでたから、十個購入して五個分の代金を支払う。これでなにを作るか考えるの、楽しいな~。
るんるん、としてたらルトから連絡があった。『お前、またやったな?』って。なんでわかるの?!
ちょっと怖いなぁと思いながら説明する。ライアンさんのミッションのことは言ってあったから、報酬について教えるだけで済んだ。
しばらくしてから届いた返事は『なるほど。やっぱり無自覚でフラグ回収してんだな』だった。僕、ヨクワカリマセーン!
それ以上の連絡は来なかったから、気を取り直してはじまりの街に出発。
この調子で、商人として、もっと成長しちゃうぞー!
******
この章は次回運営ちゃん掲示板で終わりです。
次章もぜひお楽しみくださいませ!
◇ステータス◇
モモ
種族:天兎(17)
職業:魔術師(8)、錬金術士(2)
称号:【あなたと仲良し】【採集ダイスキ】【スライムキングを尻に敷く】【愛し愛される者】【開放せし者】【初物好き】【芸の道を行く者】【解き放つ者】【友だちたくさん】【もふもふ教・教祖兼アイドル】
【ステータス】〈〉内は装備・テイムモンスターによる変化値。
体力:81
魔力:95
物理攻撃力:15
魔力攻撃力:33〈+35〉
防御力:37〈+23〉
器用さ:18
精神力:16〈+12〉
素早さ:26〈+13〉
幸運値:17〈+10〉
〈スキル〉スキルリスト;2
◯パッシブスキル
魔力攻撃力強化、魔術詠唱速度向上、魔力自動回復、体力自動回復、決死の覚悟、自由曲芸、神級栽培、詠唱破棄、ターン
◯戦闘系
火魔術(2)
火の玉、火の矢
水魔術(2)
水の玉、水の槍
風魔術(1)
風の玉
木魔術(3)
木の玉、木の罠、木の鞭
土魔術(2)
土の玉、土の槍
歌唱(1)——意気高揚
飛翔(3)、聴覚鋭敏、テイム(1)、召喚(3)、気配察知(4)、見切り、回避(1)、花舞、泥遊び(1)、ステップ、ジャンプ、足蹴
◯耐性系
麻痺耐性(1)、笑撃耐性(1)
◯回復系
天からの祝福(1)
天の祈り(1)
◯収集系
採集(2)、採掘(1)、釣り(3)、全鑑定(3)
◯生産系
錬金術初級
料理(4)
1.焼く、煮る、揚げる
2.混ぜる、オーブン焼き、燻製
3.炊く、冷やす、成形
4.発酵、淹れる、伸ばす
調薬
◯遊び系
跳び芸、玉乗り、毛繕い
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