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モモ視点SS
MOMO's ルーティン
ゲーム内時間0時ぴったりにログイン!
まずは屋敷内で遊んでるスラリンたちと遊びます。
「きゅぃ(おはよー)」
「おはよー。スラリン、僕がいない間はどうだった?」
「きゅぃ(いつも通り、お店にお客さんがたくさん来てたよー。売り切れがたくさんあったみたいで、悲鳴上げてる人がいたかも)」
「そっか。じゃあ、確認して在庫を作らないとね」
遊びついでにお店の状況について報告を受けて、在庫の補充が必要そうだったら作業をするよ。
屋敷の一階におりて、まずは在庫数チェック。
お客さんから「きゃあ、モモさん!」と歓声を上げられるから、お手振りしてファンサするのを忘れずに。
神アイドルは日頃から好感度を大切にするのです。えっへん。
今日はボム系と回復薬系の売り切れが目立つなぁ。
新しいバトルフィールドが開放されたのかな? それとも新エリアを目指してる人が多い?
どちらにせよ、たくさん売れるのはいいことです。
ボムと回復薬は、カウンターに素材を補充すれば自動的に作製・販売されるから、買取カウンターから素材を横流しする。
今回はストレージから素材を持ってこなくても足りそうだ。
もふもふアイテムはいつも通り売り切れてるから、ちょっと足してあげよう。
天兎ぬいぐるみと僕のテイムモンスターぬいぐるみだよ。スラリンとユキマルのスライムジェルクッションもある。
買うのは早い者勝ちだよー!
「今日の私、幸運すぎ! 天兎ぬい買えるー!」
店に並ぶ列の先頭にいた人が、涙を流しながらガッツポーズしてる。
恨めしげな視線に刺されてるけど、痛くもなさそう。喜んでくれたなら僕も嬉しいよ。
さて、補充は済んだし、今日は錬金術の作業はなさそう。
次は果物収穫に行ってこよーっと。
第二の街に転移して、フルーオさんの果樹園で果物収穫のバイト。
報酬はたくさんの果物! あとでお菓子を作ろう。
続けて、自分の畑でも作業。
野菜や果物・薬草などを収穫して、空いた場所には新たな種を植える。
今日は新たに変異してできたレア作物が一つあったよ。【ウサギニンジン】だって。葉っぱがウサ耳みたいになってるんだ。
……これを切って使うの、ちょっと罪悪感があるなぁ。
ちなみにウサギニンジンは満腹度回復に加えて、魔力回復効果があるらしい。
新たな魔力回復薬の素材になりそうだから、増産しよう。種になるのを待って、たくさん植えるぞ~。
僕は神級栽培スキルを持ってるから、変異する作物が多いんだよね。
おかげで珍しいアイテムを作れて、お店でも大人気だ。
「ふぃー……たくさん作業したなぁ」
農作業を楽しく完了。
ここまでがいつものルーティンだよ。用がある時はフルーツ収穫バイトや農作業をサボっちゃうこともあるけど。
これからはフリータイム。これもルーティンって言っていいよね?
今日はアリスちゃんと遊ぶ約束をしてるから、はじまりの街に行くぞ~!
まだ待ち合わせ時間にはちょっと早いんだけどね。
転移して辿り着いた薬屋さんのドアを開けて、ひょこっと中を覗き込む。
「こんちゃー」
「いらっしゃ──なんだ、モモか」
「僕じゃ悪いみたいな言い方やめてー」
客が僕だと気づいた途端、すぐさま対応を変えたランドさんを、ジトッと見つめる。
「でも、薬買いに来たわけじゃないんだろ?」
「そうだけど」
トテトテと薬屋の中を歩きながら、カウンターにいるランドさんの近くまで行く。
たまに薬草の納品に来てるから、久しぶりという感じはしない。
「アリスはもうすぐおりてくるはずだぞ」
チラッと二階の方を見たランドさんが教えてくれた。アリスちゃんはまだお出かけ準備中らしい。
暇だから薬草納品しちゃおう。
僕がカウンターの上に薬草を積み上げたら、ランドさんは呆れたように「毎回のことながら量が多い」と呟いた。
それでも全部買い取ってくれるくらいには、まだ回復薬の需要は高いらしい。
薬草は農地で大量に育ててるから、使い切れないくらいたくさんできる。
そろそろ作付け割合を変えようかな。
そんなことを考えながらお金を受け取り、薬屋さんの中を見て回った。
あんまり落ち着いて商品を眺めたことなかったし。
「麻痺回復薬あるんだー? 僕が最初に来た頃はなかったよね?」
「ああ。新たに旅人が来る度に、サウス街道に苦労してるみたいだから、各種状態異常回復薬を置くようにしたんだ」
第二陣以降のプレイヤーへの攻略お助けアイテムとして用意されてるのかな。でも、初心者が気軽に使える価格じゃない。
金策しながら、第二の街を目指せってこと?
ふんふん、と頷きながら眺めていたら、ふと透明なケースの中に飾られた薬に気づいた。
なんだか高そう。小瓶の中にキラキラとした薄紫色の液体が入ってる。
「これなぁに?」
飛翔で飛びながら間近で観察。見た目は回復薬に似てる?
「それは【継続回復薬EX(体力)】だな」
「初めて聞いたよ」
とりあえず鑑定。
——————
【継続回復薬EX(体力)】レア度☆☆☆☆
一時間、体力を自動回復する薬。
普通の継続回復薬より、効果持続時間が長い。
——————
おお! 体力自動回復スキルの薬バージョンだ。ダンジョン攻略の時とか役に立ちそう。
「これいくら?」
「一つ一万リョウだ」
「高っ!?」
薬とは思えない値段に、思わず継続回復薬とランドさんを見比べた。
ランドさんはちょっと不満そうな顔をしてる。
「ぼったくってるわけじゃねぇぞ? 材料が貴重なんだ」
「へー、どんな材料使うの?」
「高品質の【薬草】と高品質の【サステイナ草】【基剤】だな」
「サステイナ草と基剤?」
薬草は馴染みがあるけど、他二つは聞いたことない。
首を傾げると、ランドさんが本を見せてくれた。
「サステイナ草はサウス街道のサクノ山付近で採れる薬草だ。薬に持続効果を付ける」
「ほうほう……意外と近場にあるんだね。見た目は四葉のクローバーっぽい」
サウス街道はあんまり行ってないから知らなかったなぁ。僕のお店でも、買取設定に入れてなかったや。
「サステイナ草は高品質なものが採れることが珍しくてなぁ。どうしても薬が高くなっちまう」
「薬草採集より、必要な採集スキルレベルが高い感じかぁ」
僕だと高品質で採れるかな?
今度試してみよー。
「基剤は薬の土台となる素材だ。錬金術で作るから、モモは知っててもおかしくないんだがな?」
「え!? そんなの聞いたことないよ」
レナードさんにちゃんと調薬について聞いてみるべきかも? 僕は自己流で作ってるものが多いからなぁ。
「さすがに基剤のレシピは知らんぞ。いつもレナードに発注してるから」
「あ、そういうお仕事の繋がりがあったんだ? レナードさんを紹介してくれたの、ランドさんだったもんね」
うんうん、と頷く。
ゲームを始めたての頃がもう懐かしいよ。思えば、短期間でいろんな人との出会いがあったなぁ。
ちょっぴり感慨深くなりながら、錬金玉を取り出して基剤のレシピを確認してみる。
——————
【基剤】レア度☆☆
あらゆる薬の土台となる錬金アイテム。
レシピ:【スライムボール】+【水】+【粘海藻抽出液】
——————
スライムボールとはなんぞや?
レシピで検索しても出てこないから、ドロップアイテムの可能性が高い。
僕、スライムを倒したことないから知らなかった。
スラリンたちと仲良くなったから、今さらスライムと戦いたくないし、そもそもバトルになる気がしないから、お店の買取でお願いしておこう。
すっかり、継続回復薬を自分で作る気になってる。お店で売ったら、絶対人気になるはずだし、新しい薬の開発は楽しいからいいよね。
「ランドさん、他の薬のレシピも教えてー」
「んー? 他って言ってもなぁ……」
首を傾げたランドさんが、傍にある棚からメモの束を取り出した。
「──珍しい薬のレシピだ。基本の薬に飽きたら、素材集めて作ってみろ」
ニヤリと笑って、メモの束を差し出してくる。
なになに、と確認して──思わず半眼になった。
「……【古竜の鱗】なんて素材、集められる人いるの?」
「あっはっは! レシピがあるってことは、過去に誰かが作ったってことだ。夢があっていいだろ?」
作成難易度ウルトラハードなレシピばっかり渡されても役に立たないよー。
笑うランドさんに「他のレシピ教えてー」と頼んでも、「いろんなところで情報を集めるんだな」と言われるだけだった。
「ランドさんのケチー」
「俺は薬で商売してんだよ。簡単に飯の種の情報を広めるもんか」
「……それは確かに」
商売を考えたらそうなるよね。僕も商売してるからわかる。
ちょっぴり残念だけど、今回は継続回復薬のことを教えてもらえただけありがたいと思おう。
その後はアリスちゃんと飼い猫のにゃんちゃんと一緒にたっぷり遊びました!
それについてはまたいつかね。
僕のゲームルーティンはこんな感じ。基本的にのんびり自由に遊んでるよ!
これからもいろんなことして遊びたいね~♪
まずは屋敷内で遊んでるスラリンたちと遊びます。
「きゅぃ(おはよー)」
「おはよー。スラリン、僕がいない間はどうだった?」
「きゅぃ(いつも通り、お店にお客さんがたくさん来てたよー。売り切れがたくさんあったみたいで、悲鳴上げてる人がいたかも)」
「そっか。じゃあ、確認して在庫を作らないとね」
遊びついでにお店の状況について報告を受けて、在庫の補充が必要そうだったら作業をするよ。
屋敷の一階におりて、まずは在庫数チェック。
お客さんから「きゃあ、モモさん!」と歓声を上げられるから、お手振りしてファンサするのを忘れずに。
神アイドルは日頃から好感度を大切にするのです。えっへん。
今日はボム系と回復薬系の売り切れが目立つなぁ。
新しいバトルフィールドが開放されたのかな? それとも新エリアを目指してる人が多い?
どちらにせよ、たくさん売れるのはいいことです。
ボムと回復薬は、カウンターに素材を補充すれば自動的に作製・販売されるから、買取カウンターから素材を横流しする。
今回はストレージから素材を持ってこなくても足りそうだ。
もふもふアイテムはいつも通り売り切れてるから、ちょっと足してあげよう。
天兎ぬいぐるみと僕のテイムモンスターぬいぐるみだよ。スラリンとユキマルのスライムジェルクッションもある。
買うのは早い者勝ちだよー!
「今日の私、幸運すぎ! 天兎ぬい買えるー!」
店に並ぶ列の先頭にいた人が、涙を流しながらガッツポーズしてる。
恨めしげな視線に刺されてるけど、痛くもなさそう。喜んでくれたなら僕も嬉しいよ。
さて、補充は済んだし、今日は錬金術の作業はなさそう。
次は果物収穫に行ってこよーっと。
第二の街に転移して、フルーオさんの果樹園で果物収穫のバイト。
報酬はたくさんの果物! あとでお菓子を作ろう。
続けて、自分の畑でも作業。
野菜や果物・薬草などを収穫して、空いた場所には新たな種を植える。
今日は新たに変異してできたレア作物が一つあったよ。【ウサギニンジン】だって。葉っぱがウサ耳みたいになってるんだ。
……これを切って使うの、ちょっと罪悪感があるなぁ。
ちなみにウサギニンジンは満腹度回復に加えて、魔力回復効果があるらしい。
新たな魔力回復薬の素材になりそうだから、増産しよう。種になるのを待って、たくさん植えるぞ~。
僕は神級栽培スキルを持ってるから、変異する作物が多いんだよね。
おかげで珍しいアイテムを作れて、お店でも大人気だ。
「ふぃー……たくさん作業したなぁ」
農作業を楽しく完了。
ここまでがいつものルーティンだよ。用がある時はフルーツ収穫バイトや農作業をサボっちゃうこともあるけど。
これからはフリータイム。これもルーティンって言っていいよね?
今日はアリスちゃんと遊ぶ約束をしてるから、はじまりの街に行くぞ~!
まだ待ち合わせ時間にはちょっと早いんだけどね。
転移して辿り着いた薬屋さんのドアを開けて、ひょこっと中を覗き込む。
「こんちゃー」
「いらっしゃ──なんだ、モモか」
「僕じゃ悪いみたいな言い方やめてー」
客が僕だと気づいた途端、すぐさま対応を変えたランドさんを、ジトッと見つめる。
「でも、薬買いに来たわけじゃないんだろ?」
「そうだけど」
トテトテと薬屋の中を歩きながら、カウンターにいるランドさんの近くまで行く。
たまに薬草の納品に来てるから、久しぶりという感じはしない。
「アリスはもうすぐおりてくるはずだぞ」
チラッと二階の方を見たランドさんが教えてくれた。アリスちゃんはまだお出かけ準備中らしい。
暇だから薬草納品しちゃおう。
僕がカウンターの上に薬草を積み上げたら、ランドさんは呆れたように「毎回のことながら量が多い」と呟いた。
それでも全部買い取ってくれるくらいには、まだ回復薬の需要は高いらしい。
薬草は農地で大量に育ててるから、使い切れないくらいたくさんできる。
そろそろ作付け割合を変えようかな。
そんなことを考えながらお金を受け取り、薬屋さんの中を見て回った。
あんまり落ち着いて商品を眺めたことなかったし。
「麻痺回復薬あるんだー? 僕が最初に来た頃はなかったよね?」
「ああ。新たに旅人が来る度に、サウス街道に苦労してるみたいだから、各種状態異常回復薬を置くようにしたんだ」
第二陣以降のプレイヤーへの攻略お助けアイテムとして用意されてるのかな。でも、初心者が気軽に使える価格じゃない。
金策しながら、第二の街を目指せってこと?
ふんふん、と頷きながら眺めていたら、ふと透明なケースの中に飾られた薬に気づいた。
なんだか高そう。小瓶の中にキラキラとした薄紫色の液体が入ってる。
「これなぁに?」
飛翔で飛びながら間近で観察。見た目は回復薬に似てる?
「それは【継続回復薬EX(体力)】だな」
「初めて聞いたよ」
とりあえず鑑定。
——————
【継続回復薬EX(体力)】レア度☆☆☆☆
一時間、体力を自動回復する薬。
普通の継続回復薬より、効果持続時間が長い。
——————
おお! 体力自動回復スキルの薬バージョンだ。ダンジョン攻略の時とか役に立ちそう。
「これいくら?」
「一つ一万リョウだ」
「高っ!?」
薬とは思えない値段に、思わず継続回復薬とランドさんを見比べた。
ランドさんはちょっと不満そうな顔をしてる。
「ぼったくってるわけじゃねぇぞ? 材料が貴重なんだ」
「へー、どんな材料使うの?」
「高品質の【薬草】と高品質の【サステイナ草】【基剤】だな」
「サステイナ草と基剤?」
薬草は馴染みがあるけど、他二つは聞いたことない。
首を傾げると、ランドさんが本を見せてくれた。
「サステイナ草はサウス街道のサクノ山付近で採れる薬草だ。薬に持続効果を付ける」
「ほうほう……意外と近場にあるんだね。見た目は四葉のクローバーっぽい」
サウス街道はあんまり行ってないから知らなかったなぁ。僕のお店でも、買取設定に入れてなかったや。
「サステイナ草は高品質なものが採れることが珍しくてなぁ。どうしても薬が高くなっちまう」
「薬草採集より、必要な採集スキルレベルが高い感じかぁ」
僕だと高品質で採れるかな?
今度試してみよー。
「基剤は薬の土台となる素材だ。錬金術で作るから、モモは知っててもおかしくないんだがな?」
「え!? そんなの聞いたことないよ」
レナードさんにちゃんと調薬について聞いてみるべきかも? 僕は自己流で作ってるものが多いからなぁ。
「さすがに基剤のレシピは知らんぞ。いつもレナードに発注してるから」
「あ、そういうお仕事の繋がりがあったんだ? レナードさんを紹介してくれたの、ランドさんだったもんね」
うんうん、と頷く。
ゲームを始めたての頃がもう懐かしいよ。思えば、短期間でいろんな人との出会いがあったなぁ。
ちょっぴり感慨深くなりながら、錬金玉を取り出して基剤のレシピを確認してみる。
——————
【基剤】レア度☆☆
あらゆる薬の土台となる錬金アイテム。
レシピ:【スライムボール】+【水】+【粘海藻抽出液】
——————
スライムボールとはなんぞや?
レシピで検索しても出てこないから、ドロップアイテムの可能性が高い。
僕、スライムを倒したことないから知らなかった。
スラリンたちと仲良くなったから、今さらスライムと戦いたくないし、そもそもバトルになる気がしないから、お店の買取でお願いしておこう。
すっかり、継続回復薬を自分で作る気になってる。お店で売ったら、絶対人気になるはずだし、新しい薬の開発は楽しいからいいよね。
「ランドさん、他の薬のレシピも教えてー」
「んー? 他って言ってもなぁ……」
首を傾げたランドさんが、傍にある棚からメモの束を取り出した。
「──珍しい薬のレシピだ。基本の薬に飽きたら、素材集めて作ってみろ」
ニヤリと笑って、メモの束を差し出してくる。
なになに、と確認して──思わず半眼になった。
「……【古竜の鱗】なんて素材、集められる人いるの?」
「あっはっは! レシピがあるってことは、過去に誰かが作ったってことだ。夢があっていいだろ?」
作成難易度ウルトラハードなレシピばっかり渡されても役に立たないよー。
笑うランドさんに「他のレシピ教えてー」と頼んでも、「いろんなところで情報を集めるんだな」と言われるだけだった。
「ランドさんのケチー」
「俺は薬で商売してんだよ。簡単に飯の種の情報を広めるもんか」
「……それは確かに」
商売を考えたらそうなるよね。僕も商売してるからわかる。
ちょっぴり残念だけど、今回は継続回復薬のことを教えてもらえただけありがたいと思おう。
その後はアリスちゃんと飼い猫のにゃんちゃんと一緒にたっぷり遊びました!
それについてはまたいつかね。
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