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ーーーぽつぽつ、ぽつぽつ
雨が降り出した。誰もいない森で草木に雨粒が当たる音がする。暗い空、冷たい風、今にも嵐になりそうな悪天候のさなか森の中にポツンと小さな木製の小屋が立っている。物置きだろうか、人が住んでいるとは思えない。小窓には水滴が付いている。その下で何者かが静かに眠っていた。
ーーーザーザーザーザー
しばらくして雨が強くなってきた。小屋の中での雨音もうるさく感じるようになってきた。外の景色は雨で見えない。
屋根の隙間から雨漏れしてきた。水滴は起こすかのように小屋の住人に降り注いだ。
ピチャ、小屋の中の住人は目を覚ます。
「つめたッ!」
白い布を被った青年は目を覚ます。一瞬の驚きすぐさま疑問と不安に変わった。
「ここどこ?」
見知らぬ場所で目を覚ます。辺りを見ても、前には扉しかなく、あとはカビた地面と蜘蛛の巣しかなった。
不安な中扉を開けるーーー
案の定、雨は止んでいない。曇った空を見ると、止むことは期待できない。あたりを見るが、ここは木々草花しかなく、どうやら森の中にいるらしい。一歩踏み出すと湿った土の感触が伝わる。周りを観察し終えると雨音のせいか、冷静さを取り戻した。なぜ俺はここにいるのか?
「誘拐..?何のため?鍵なしに?それにわざわざ布をかけるか?」
誘拐ならこの雨に紛れて逃げれるが、訳がわからない。結論としてこの森を抜けて町を探すことにした。正直この雨の中森を探索するのは自殺行為だと過ったが、走ってる途中だと遅すぎる。
「それにしてもやけにじめじめする雨だな」
「そうだ!ここで俺の自己紹介をしよう」
「俺はこの物語の主人公、みやま たくや 。湘南高校2年生、部活は卓球部で最近のマイムーブは授業中に前の女子に..」
ーーバタッ
急に倒れた。力が入らない。体が痙攣している。
なぜ、どうして、頭が不安だらけになる。怖い。だがそんなことを考える間もなく彼は消えた。
「まだ1話なのに...」
Die vercity ---END
なんてことはない。
消えゆく彼を眺めている者が1人、最初の小屋の後ろから出てきた。そう彼こそが...
「俺は■■■年齢は20才。俺がこの物語の主人公だ。さっきの彼とは全く関係ない、強いて言えば彼の高校の名前くらいはしっている。なぜ彼のことを見ていたのか疑問に思うだろうが、そんなことはどうでもいい。俺は彼よりここに詳しい。なんせ数秒先に目覚めたからな。そしてわかったことがある。」
ーーーそれはここが地球ではないことだーーーー
「いやこれは言い過ぎた、あくまで俺が知らないだけかもしれないからな。まあでも....」
そのとき大きな陰が小屋を覆った。上空には巨大な何かが動いている。それは地球上で最大の哺乳類であった生物であり、本来空にいるものではなかった。でも確かにそれは空を飛ぶように泳いでいる鯨だった。
「こんなのが地球にいるわけないよな」
通り過ぎる鯨を見ていると雨が止んできたのに気付く。あたりを見渡して太陽が雲から顔を出しているのに気づいた時には、隠せるはずのない巨体は既に消えていた。進むべき道を太陽に照らされながら謎の青年は歩み出す
「いるといいけどな」
そんな言葉をこぼしながら青年は下っていった
エピソード1 チェックポイントーーー
雨が降り出した。誰もいない森で草木に雨粒が当たる音がする。暗い空、冷たい風、今にも嵐になりそうな悪天候のさなか森の中にポツンと小さな木製の小屋が立っている。物置きだろうか、人が住んでいるとは思えない。小窓には水滴が付いている。その下で何者かが静かに眠っていた。
ーーーザーザーザーザー
しばらくして雨が強くなってきた。小屋の中での雨音もうるさく感じるようになってきた。外の景色は雨で見えない。
屋根の隙間から雨漏れしてきた。水滴は起こすかのように小屋の住人に降り注いだ。
ピチャ、小屋の中の住人は目を覚ます。
「つめたッ!」
白い布を被った青年は目を覚ます。一瞬の驚きすぐさま疑問と不安に変わった。
「ここどこ?」
見知らぬ場所で目を覚ます。辺りを見ても、前には扉しかなく、あとはカビた地面と蜘蛛の巣しかなった。
不安な中扉を開けるーーー
案の定、雨は止んでいない。曇った空を見ると、止むことは期待できない。あたりを見るが、ここは木々草花しかなく、どうやら森の中にいるらしい。一歩踏み出すと湿った土の感触が伝わる。周りを観察し終えると雨音のせいか、冷静さを取り戻した。なぜ俺はここにいるのか?
「誘拐..?何のため?鍵なしに?それにわざわざ布をかけるか?」
誘拐ならこの雨に紛れて逃げれるが、訳がわからない。結論としてこの森を抜けて町を探すことにした。正直この雨の中森を探索するのは自殺行為だと過ったが、走ってる途中だと遅すぎる。
「それにしてもやけにじめじめする雨だな」
「そうだ!ここで俺の自己紹介をしよう」
「俺はこの物語の主人公、みやま たくや 。湘南高校2年生、部活は卓球部で最近のマイムーブは授業中に前の女子に..」
ーーバタッ
急に倒れた。力が入らない。体が痙攣している。
なぜ、どうして、頭が不安だらけになる。怖い。だがそんなことを考える間もなく彼は消えた。
「まだ1話なのに...」
Die vercity ---END
なんてことはない。
消えゆく彼を眺めている者が1人、最初の小屋の後ろから出てきた。そう彼こそが...
「俺は■■■年齢は20才。俺がこの物語の主人公だ。さっきの彼とは全く関係ない、強いて言えば彼の高校の名前くらいはしっている。なぜ彼のことを見ていたのか疑問に思うだろうが、そんなことはどうでもいい。俺は彼よりここに詳しい。なんせ数秒先に目覚めたからな。そしてわかったことがある。」
ーーーそれはここが地球ではないことだーーーー
「いやこれは言い過ぎた、あくまで俺が知らないだけかもしれないからな。まあでも....」
そのとき大きな陰が小屋を覆った。上空には巨大な何かが動いている。それは地球上で最大の哺乳類であった生物であり、本来空にいるものではなかった。でも確かにそれは空を飛ぶように泳いでいる鯨だった。
「こんなのが地球にいるわけないよな」
通り過ぎる鯨を見ていると雨が止んできたのに気付く。あたりを見渡して太陽が雲から顔を出しているのに気づいた時には、隠せるはずのない巨体は既に消えていた。進むべき道を太陽に照らされながら謎の青年は歩み出す
「いるといいけどな」
そんな言葉をこぼしながら青年は下っていった
エピソード1 チェックポイントーーー
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