Die vercity ーー多様性ーー

ウグイスだ!

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06 疑心暗鬼

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時刻は朝7時、今日は仕事がないので気分がいい…
わけでもない、昨日のこともありなにかやるせない気持ちでいる
村の外れに来た
ここには村の者たちから嫌われている奴がいる
ドシドシ、歩くたびに機械音を立ててなにものかが近づいてきた
??「今日は仕事ないんですか?」
「うん、雨も降ってないしね」
こいつはゲンレイ、機械だ
表面はすこし錆ていて、燃費を感じさせる
「君こそ今日はなにやってるの?」
ゲンレイ「外の警備をしていました。ここは森に近いので住民たちが近づかないように
      あと書類の整理ですね」
といい日にちごとに分けられた書類(外の状況を記録したもの)がきれいに並べられていた
「すごいね、完璧じゃん」
というとなにか気に食わないのかゲンレイは苦笑いをした
「そういえば書庫のカギを持たされてたよね、ちょっとの間貸してくれない?」
ゲンレイ「ごめんなさい、他のだったらよいですが、これだけは」
「いいじゃない、前にほかのカギ貸してくれたじゃんなにか違うの?」
ゲンレイは本当に困っている、だが私にはその理由がわからない

ゲンレイ「その....先生が…だめとおっしゃるので」
「....」
「....そう、じゃあまたね」
ゲンレイ「はい!」
私は彼に背を向けてきた道を戻る
歩いている途中で彼の方を振り向くと、自分が借りたかった鍵をほかの者に貸していたのを見た
「.....」
「今日は家に帰ろう」

家に帰る
暇になるといろんなことを考えてしまう
昨日のこと、今日あったこと、過去の自分のこと
「なぜ私は駆除対象なのだろう」
「なぜどこも欠損していないのだろう」
なぜなぜなぜなぜなぜ.....

そういえば私が発見されたのは森のふもとだったらしい
「森にいこう、森にいけばなにか手掛かりになるのがあるかもしれない」
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