寝てる間に××されてる!?

しづ未

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 ぐちゅぐちゅと音を立てながら性器を擦るスピードが上がっていく。快感の波が押し寄せてきて、抑えきれずに鼻の抜けた声が出てしまう。ベッドのシーツを握りしめて必死に耐えていたけど、先端を擦られた瞬間に射精してしまった。

「は、ぁ……」
「……そうそう、こっちも弄ってあげないとな」

 絃星はなぜかずっと楽しそうだ。俺は情けない姿を見られて混乱とか恥ずかしさとか色々なものが混ざって嫌なんだけど。今度はシャツに手を掛け、丁寧に一つずつボタンを外される。俺は抵抗する気力も無く、ただ脱がされていく様子を眺めているだけだった。

「一葉の乳首、前よりもぷっくりしてきたな。コツコツ開発してきた甲斐があった」
「は……?どう」

 どういうことだと聞こうとした瞬間、はだけた胸元を撫でるように触れられた。全身が敏感になってしまっているのか、少し触られただけでびくっと体が震えた。

「んっ……」

 確かに前より乳首が膨らんでいるような……?それに少し赤くなっている気がする。自分の乳首なんて普段まじまじと見たりしないから変わったのかも正直よく分からない。それよりも、絃星のさっきの言葉が気になる。絃星にこんなに体に触れられた記憶なんてないのに……でも事実、俺の体は条件反射のように反応している。乳輪をすりすりと撫でられ、先端を触れられないもどかしさを感じてしまう。

「触って欲しい?」
「え……」

 絃星は意地悪そうな笑顔で笑った。いや、触って欲しいなんて言ったら期待してるみたいじゃないか。未だに状況を把握出来ていないけど、これ以上やったら絶対戻れなくなるとなんとなく感じていた。

「い、いやちが……それよりも、こんな状態恥ずかしいからもう……」
「あっそうか」

 絃星は素っ気無い返事をすると、両手の親指で俺の尻穴をぐっと広げた。さっき散々弄られて柔らかくなったそこは、刺激を期待するように収縮を繰り返していた。

「早く挿れて欲しかったんだね、こんな物欲しそうにヒクついてるし」
「へ、違うって、まって」

 硬くて大きいものが尻穴に当てられた。嘘、まさか。首を横に振って訴えるも、絃星は聞いてくれなかった。

「待っ、あ、っ~~~~!?」

 ずぶ、と一気に奥まで入ってきた。挿れられた瞬間、ビリビリとした全身に衝撃が走り仰け反った。え……俺の中に絃星のちんこが入ってる……?こんな太いの入る訳ないと思ったのに、俺の尻は陰茎を咥えこんでいる。
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