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次の日から、俺の学校生活は少し変わった。
「あぅっ、んっ……」
「怖がらなくて良いから、力抜いて」
昼休みは誰も居ない教室に行って過ごした。これ自体は前からやっていたことだ。違うのは、一人で昼寝する訳でなく絃星と二人っきりであんなことやこんなことをしている。保健室でされたように絃星に尻の中を掻き回されるように指を突っ込まれて弄られていた。後ろから抱きつかれるような形で足を開くように固定され、尻穴と乳首を同時に責められて思わず声が出てしまう。
「ひっ!そこ、や、なんか変……!」
「ああ、前立腺なんだろ。ここを刺激すると気持ち良いらしいな」
「ちょ、だめだって、あっ、あっ、ぁ……!」
押し寄せる快感に視界がチカチカしてくる。もうすぐイきそうな感覚になった瞬間、絃星は俺から手を離した。どうしてこんな中途半端なところで……。ぼやけた思考で後ろを向くと、上気した顔の絃星と目が合った。それと同時に、後ろには硬い感触が伝わってきた。
「……絃星、あの、当たってるんだけど……」
「うん、俺も一緒に良い?今日は入れないから」
今度は向かい合う形で座ると、絃星はお互いの竿を一緒に握って上下に擦り始めた。手で擦られるのも、先端が絃星のものと擦れるのも気持ち良い。必死に呼吸しつつも、体の力が抜けてきて絃星にしがみついた。
「はっ、んっ……あっ、でそう……」
「俺も……一緒にイこ……」
「ぁ、っ、あっ、あっ、~~っ!」
ビクビクと体が揺れ、絃星にしがみついたまま射精した。絃星の手にべっとりと精液がついていて、咄嗟に謝ろうとするといつの間にか絃星の顔がすぐ近くにあった。
「……あの、んんっ」
話し出す前に唇が塞がれる。絃星にキスされると頭がふわふわしてきて少し怖い。でも気持ちよくていつも逆らえずに応えてしまう。口を開けて舌が絡み合った時、突然予鈴が鳴った。気が付けばもう昼休みが終わる時間になっていたようだ。
「あ、もう授業始まるな。早く教室に戻ろうか」
「えっ」
「先に戻ってるから、一葉も遅れるなよ」
「はっ!?」
そう言って絃星はスッと俺から離れると、そそくさと身支度を済ませはいつもと同じ姿に戻り教室を出て行った。突然のことでついポカンと見てしまった。……なんかすごい淡白だな、女の子を平気でヤリ捨てしそう。
「……って俺も早く戻らなきゃ!」
絃星の言う通り、午後の授業では眠くならなくなった。
でも生々しい感触の余韻は体に残っていて、ぼーっとすると絃星に触られた部分がムズムズするようになってしまった。それに、絃星の顔が頭から離れない。ああいうことする時はいつもとは違う男らしい顔になるし、熱の籠った目で見られると何かが撃ち抜かれそうになる。
「………」
どうしよう俺、絃星のことで頭がいっぱいだ……。赤くなっているであろう顔を手で抑え、周りにバレないように隠す。もう一つ悩みが増えてしまったことは誰にも言えなかった。
「あぅっ、んっ……」
「怖がらなくて良いから、力抜いて」
昼休みは誰も居ない教室に行って過ごした。これ自体は前からやっていたことだ。違うのは、一人で昼寝する訳でなく絃星と二人っきりであんなことやこんなことをしている。保健室でされたように絃星に尻の中を掻き回されるように指を突っ込まれて弄られていた。後ろから抱きつかれるような形で足を開くように固定され、尻穴と乳首を同時に責められて思わず声が出てしまう。
「ひっ!そこ、や、なんか変……!」
「ああ、前立腺なんだろ。ここを刺激すると気持ち良いらしいな」
「ちょ、だめだって、あっ、あっ、ぁ……!」
押し寄せる快感に視界がチカチカしてくる。もうすぐイきそうな感覚になった瞬間、絃星は俺から手を離した。どうしてこんな中途半端なところで……。ぼやけた思考で後ろを向くと、上気した顔の絃星と目が合った。それと同時に、後ろには硬い感触が伝わってきた。
「……絃星、あの、当たってるんだけど……」
「うん、俺も一緒に良い?今日は入れないから」
今度は向かい合う形で座ると、絃星はお互いの竿を一緒に握って上下に擦り始めた。手で擦られるのも、先端が絃星のものと擦れるのも気持ち良い。必死に呼吸しつつも、体の力が抜けてきて絃星にしがみついた。
「はっ、んっ……あっ、でそう……」
「俺も……一緒にイこ……」
「ぁ、っ、あっ、あっ、~~っ!」
ビクビクと体が揺れ、絃星にしがみついたまま射精した。絃星の手にべっとりと精液がついていて、咄嗟に謝ろうとするといつの間にか絃星の顔がすぐ近くにあった。
「……あの、んんっ」
話し出す前に唇が塞がれる。絃星にキスされると頭がふわふわしてきて少し怖い。でも気持ちよくていつも逆らえずに応えてしまう。口を開けて舌が絡み合った時、突然予鈴が鳴った。気が付けばもう昼休みが終わる時間になっていたようだ。
「あ、もう授業始まるな。早く教室に戻ろうか」
「えっ」
「先に戻ってるから、一葉も遅れるなよ」
「はっ!?」
そう言って絃星はスッと俺から離れると、そそくさと身支度を済ませはいつもと同じ姿に戻り教室を出て行った。突然のことでついポカンと見てしまった。……なんかすごい淡白だな、女の子を平気でヤリ捨てしそう。
「……って俺も早く戻らなきゃ!」
絃星の言う通り、午後の授業では眠くならなくなった。
でも生々しい感触の余韻は体に残っていて、ぼーっとすると絃星に触られた部分がムズムズするようになってしまった。それに、絃星の顔が頭から離れない。ああいうことする時はいつもとは違う男らしい顔になるし、熱の籠った目で見られると何かが撃ち抜かれそうになる。
「………」
どうしよう俺、絃星のことで頭がいっぱいだ……。赤くなっているであろう顔を手で抑え、周りにバレないように隠す。もう一つ悩みが増えてしまったことは誰にも言えなかった。
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