吸血鬼と同棲、始めました。

空々ロク。

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吸血鬼と同棲、始めました。①

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深夜、路地裏、雨──。
ザーザーと降り注ぐ雨は豪雨と言ってもいい。
傘に跳ねる水滴の音すらうるさいぐらいだ。
けれどこの暗くてジメジメとした雰囲気はとても落ち着く。
黒瀬戒にとってはそれが日常だからだ。
ビチャビチャと地面に広がった水溜まりを踏みつけながら暗い道を歩いて行く。
今の戒は仕事を終え、自宅に戻るところだった。
深夜限定の運び屋である戒は夜に活動するのがメインだ。
当然運搬するモノは普通ではない。
けれど戒は大抵中身を知らされない。
きっとヤバいモノが入っているのだろう──そう思いながら運搬している。
必要があればスマホにメールが入り、指定場所から指定場所へ運ぶだけの仕事だ。
たったそれだけの仕事だが危険が伴うことも多々あった。
だが今日は荷物が軽く、すぐに振り込まれた報酬も想像以上だった。
珍しくツイていたとも言える。
いつもはクールな戒も上機嫌だった。
だからかもしれない。普段だったら絶対にしないようなことをしたくなったのは。
「……ん?」
人が倒れている。うつ伏せで顔は右を向いていた。細身だが体格的に男だろう。
赤い髪の毛に赤いパーカー。
その所為で出血しているかどうかは分からなかった。
戒は仕事柄アングラな場所に住んでいる。
こうして人が倒れている場面に遭遇することも少なくない。
何せ底辺な人間が集まる界隈だ。喧嘩や暴力など日常茶飯事である。
だから無視するのが普通で、いつもの戒なら間違いなくそうしていた。
けれど今日は──今日だけは違った。
倒れていた男に近付く。鮮やかな赤髪がやけに目を引く男だった。
「大丈夫か?」
しゃがんで声をかけてみるが返事はない。頬に触れると既に冷たかった。
雨に濡れている所為もあるのかもしれない。
随分前から倒れていたのだろうと予測出来る程度にはずぶ濡れだった。
体温を失っているということはもう助からないだろう。
これもまた日常茶飯事だ。驚くことはない。
いずれ回収屋を名乗る者が回収するはずだ。
自分に出来ることは何もないと去ろうとした瞬間──ガシッと足を掴まれた。
何が起きたか理解するよりも先に「誰が」という疑問が湧く。
けれど答えはひとつしか浮かばなかった。
有り得ないはずだけれど、それしか有り得ない。
戒は足元に目を向ける。力強く自分の足を掴んでいたのはやはり先程の赤髪の男だった。
足首に食い込む程の力で掴まれ、戒はもう一度しゃがんだ。
何か言いたそうにしていたからだ。
「何だ?」
「……なか……すい……た」
力に反して声は弱々しい。
掠れてはいたが言いたいことは分かった。
「腹が減ったのか」
こくりと頷いた男の手から徐々に力が抜けていく。
最期の力を振り絞って空腹を訴えたのだろう。
冷静に考えたら有り得ない。確実に体温は失われていたはずだ。
けれど実際に男は戒を掴み、そして言葉を伝えてきた。
それならば現実を信じるしかない。
「……仕方ない」
今日じゃなければ確実に放置していた。
その点、この男はツイていたと言える。
戒は傘を捨てて男を背負い、雨の中を歩き出した。
それが運命の出会いだったなど知る由もなく──。

戒の家は路地裏の奥にあるアパートの一室だ。
周りに街灯などはなく夜道は当然暗い。
治安も良くないがここ最近は人間を見ることすら減った。
昔はもっと騒がしく、アパート周辺でも争いが耐えなかったが大分人がいなくなったようだった。
ずっとここに住んでいる戒にとっては今の方が住みやすかった。
男を担いだまま部屋の鍵を開ける。
力の抜けた身体だから重いはずだと思ったが想像よりは軽く、倒れていた場所からここまで背負ってくるのは難しくなかった。
誰もいない部屋は冷え切っている。電気をつけた程度では温かくならないが今は冬ではない。
濡れた身体は多少寒さを感じるが自分よりも先にずぶ濡れになった男を床におろし、タオルで適当に拭く。
ある程度拭いてからベッドに寝転がして掛け布団を掛けてやった。
「……はぁ」
戒自身はソファにドサッと座り、頭からタオルを被った。
何故自分はこんなことをしているのだろうか。
自宅に帰り冷静になって初めて自分の行動に疑問が湧いた。
こんなことをするなんて自分らしくもない。
仕事以外で誰かと絡むことすらしていないというのに、赤の他人を拾って帰るなど確実にどうかしている。
けれど後悔はなかった。それどころか達成感すらある。
変な話だ。拾ってきた男がどういう奴かも分からないというのに。
今は気絶しているがもしかしたら凶悪犯かもしれないのだ。
元気になった瞬間暴れる可能性も視野に入れておかなければならない。
そこまで浮かぶのに追い出そうとしない自分も不思議だった。
ふーっ、と大きく息を吐く。タオルを首にかけてから立ち上がった。
色々考えても仕方がない、と戒は冷蔵庫を開けた。
怪我人に食べさせられる物などあっただろうかと探してみる。
「あ」
並んでいたゼリー飲料を掴む。これならば怪我人でも食べられるだろう。
ベッドに戻ると男はまだ眠っていた。
息はしている。だが触れるとまだ冷たかった。
生きているはずなのにとてもそうは思えない体温だった。
戒が眉間に皺を寄せながら見ていると男がパチッと目を開けていきなり大声を出した。
「うわあああっ!」
「うるせぇな」
「ん?んんー?」
ガバッと起き上がった男はベッドの上でキョロキョロと首を動かす。
先程まで死にかけていたとは思えないぐらい俊敏な動きだった。
「ここ、どこ?」
「俺ん家。ぶっ倒れてたお前のこと運んできた」
「マジかー。命の恩人ってやつじゃん?サンキュー!」
男はにかっと大きな笑みを作る。
あまりにも早すぎる展開に戒はついていけず頭を押さえた。
「……どういうことだ?確かに瀕死だったはずだが」
「あー、腹減って倒れたのかもな」
「腹減ったって言ってたよな。これ」
冷蔵庫から取り出しておいたゼリー飲料を渡す。
男は首を傾げながら受け取った。そしてじっと見てから「なにこれ」と言った。
「食ったことねぇのか?」
「うん。だって俺、人間じゃねぇし」
「は?」
「吸血鬼だからさ」
ヤバい奴を拾ってしまった──戒の頭の中に危険信号が灯る。
こういう意味のヤバさは想定していなかった。
色々な奴に出会ってきたが自称・吸血鬼に出会ったのは初めてだ。
何も言わなくなった戒に向かって男は再び首を傾げる。
「おーい、どうした?大丈夫?」
「お前が意味不明なこと言うから思考停止しただけだ」
「意味不明って言われても事実なんだから仕方ないだろ」
男はむうっと頬を膨らませる。
大きく笑ったり分かりやすく怒ったりまるで漫画に出てくるキャラクターのような奴だ。
「……事実、か。信じられねぇな」
「そっか。まぁ、確かに信じる人間の方が少ないかもなぁ」
「仮に吸血鬼ってことを信じたとして、飯はどうしたらいいんだ?普通の飯は食わねぇんだろ?」
「勿論一番食いたいのは血液!」
ビシッと指を立てて宣言した後、男は戒の腕を掴んだ。
先程まで瀕死だったとは思えないほど力強い。
グイッと引っ張られるだけで姿勢を崩しそうになってしまった。
「……力、強ぇな」
「あー、でも全然本調子じゃねぇや。やっぱ無理」
男はパッと戒の腕を離す。
そしてダルそうに言った。
「無理矢理血ぃ吸わせてもらおうと思ったんだけどそこまで力入んなさそう」
「元気なのか元気じゃねぇのか分かんねぇ奴だな」
「普通。さっきより全然良い。ぶっ倒れた時は腹減ってしかも雨で寒かったんだよな。今は体温戻ったからマシ。腹は減ってるけど」
「その冷たさで体温戻ってんのか?」
「あははっ!人間からすれば冷たく感じるかもなー!俺にとってはこれが普通」
ケラケラと笑った男はすっかり元気そうに見える。
体温も正常と言うのならあとは空腹だけだろう。
ただ、自称・吸血鬼に与えるモノを探す方が難しい。
空腹だけとはいえそれが最大の問題だった。
「つまり放っておいても大丈夫ってことか?」
「え?急に放り出すの?酷い」
「ここまで介抱してやっただけ有難いと思え。お前が何処から来たのか知らねぇがこの辺で倒れてたら放置される可能性の方が高ぇぞ」
「へぇ。じゃあやっぱ君が特別なわけだ」
「君って呼び方気持ち悪ぃ。苗字は黒瀬」
「クロセ君。名前は?」
「戒」
「カイね。改めてありがとう、カイ」
男は口に弧を描いた。
パッと見では人外のようには見えないが、口の端から覗く犬歯は鋭く長い。
体温といい認めざるを得ない。コイツは吸血鬼なのだろう。
「お前の名前は?」
「俺は緋月神楽!カグラって呼んで」
「吸血鬼にも苗字があんのか?」
「んー、ほとんど人間のフリして暮らしてっからさ。苗字ねぇと不便なわけ!だから適当に付けた。あ、神楽は本名な」
どうやら男──神楽は普段人間としてこの世界で暮らしているようだ。
ますます意味が分からない。
何故こんな所に倒れていたのかも、どこから来たのかも。
尋ねようとした時「腹減ったぁぁぁぁぁ」と神楽がガクッと顔を落とした。
「大丈夫か?」
「もう駄目かもしんない。餓死する」
「つってもどうすりゃいいんだ?」
「カイがちょっと血ィくれればいいんだけどなぁ。でも助けてもらった上に血まで貰うなんて申し訳ないしなぁ」
顔を落としたままチラチラと戒を見る神楽。
無理矢理奪うのが無理だと分かった今、情に訴える作戦に出たらしい。
戒は「はあ」と大きくため息をつく。
「吸血鬼の気持ちなんて分かんねぇけど餓死しそうな気持ちは分かる」
「マジ?分かってくれる?」
「昔の俺もよくそうなってたからな。ただ血なんかで腹が膨れると思わねぇけど」
「吸血鬼は血でしか腹が膨れねぇの!なぁ、交渉しねぇ?血くれたら何でも手伝ってやる。カイが面倒くせぇって思ったこと代わりにやってやるからさ」
「何でもって簡単に言っていいのかよ」
「そんだけ切羽詰まってんだって。だからお願いっ!」
神楽はバンッと大きな音を立てて顔の前に両手を揃えた。
言われてみれば顔色が悪くなっている気がする。うっすら冷や汗も浮かんでいる。
切羽詰まっているというのはあながち嘘ではないようだ。
「……俺がお前にそこまでしてやるメリットねぇだろ」
「ある!っつーか絶対あるようにしてやる!」
真剣な顔で頼み込む神楽を見て戒の気持ちが揺らぐ。
いつもだったら絶対に他人を助ける気持ちにならない。まして人外なんて論外だ。
──今日の自分はどうかしている。
神楽になら血をあげてみてもいいか、なんて。
「分かった。絶対ぇ役に立てよ?」
「任せろ。俺は大体何でも出来っから」
眉間に皺を寄せつつも神楽はニイッと笑ってみせた。
弱々しい雰囲気のくせに赤い瞳だけは爛々と力強さを放っている。
その瞳に引っ張られるように戒は頷いた。
吸血鬼に食われたことなど一度もない。
自分がどうなるかも分からないけれど恐怖心はなかった。
とはいえどうしたらいいか分からず、とりあえず神楽の近くに座ってみる。
すると神楽は「どっちがいい?」と首を傾げた。
「どういう意味だ?」
「手首と首。食われるならどっちがいい?」
「成程。吸血鬼のイメージ通りだ」
どこかで学んだわけではないが漠然と吸血鬼についての知識はある。
と言っても人並みの知識だ。
例えば首を噛んで血を吸うとか太陽の光に弱いとかニンニクが苦手だとか。
その中のどれが本当に当てはまるのだろうか。
「人間がイメージする吸血鬼ってのは8割ぐらい合ってるから」
「ふぅん。じゃ、手首で」
「了解。色々言いてぇことも聞きてぇこともあるけど元気出たら言うわ」
「同意見だ」
戒が差し出した左手を掴んだ神楽は遠慮なく手首に齧りついた。
尖った歯が肉に食い込んでいく。
想像よりも痛みが強く、戒は眉根を寄せた。
「っ!」
蹴られたことも切られたこともあるが、噛み付かれることは初めてだった。
歯は凶器になりうるのだと思い知った。
神楽に目を向ける。神楽は嬉しそうに手首に食らい付いていた。
心なしか顔色が良くなっているようにも見える。
顕著な変化だ。自分の血が役に立っているのなら良かった──何故かそんな優しい気持ちが浮かぶ。
理不尽な痛みだというのに苛立ちが湧かないのも変な話だ。
自分で自分が理解出来ない。
何度も思ったけれど今日の自分はどうかしているとしか思えない。
時間にすれば一分にも満たない。けれど戒には長く感じられた。
口が離されて、最後にぺろりと手首を舐められる。
ゾワっとしたのは嫌悪感よりも嬉しさのように感じられた。
「ご馳走様!ありがとう」
「いや。すげぇ痛かったけど」
「大丈夫!きっとその痛ぇのがクセになるから」
「は?」
意味が分からずぽかんとしてしまう。
そんな戒を見て神楽は無邪気に笑った。
「カイみたいな優しい人間に出会えたの初めてだったから恋に落ちた!」
「はぁ?」
ますます声が大きくなる。
神楽は気にせず続けた。
「こんなに血が美味く感じたのも初めてだ。これって恋に落ちたからだと思うんだよな」
うんうんと一人で頷き、神楽は戒に向かって満面の笑みを見せた。
「だから俺、ここに住むわ!そんでカイの血だけ飲んで生きてく!これからよろしくな!」
偶然拾った男が吸血鬼で、しかも一方的に恋をされて勝手に血を飲む宣言をして一緒に住むことになるなんて。
有り得ない事象が連続して起こっている。
誰かと一緒に住むなど考えていなかった戒にとっては迷惑極まりない。
当然断ってもいいはずだ。けれどその選択肢は戒の中に浮かんでこなかった。
「……仕方ねぇな。血ぃやるかは分かんねぇけど」
「わーい!ありがと!カイってやっぱり優しいよな」
飛び付いてきた神楽の力は強い。元気になると当然人間よりもずっと力が強いのだと思い知る。
押し倒されそうになりつつ何とか踏みとどまった。
「別に優しくねぇから。今日は機嫌が良かった。ただの気まぐれ」
「んー、じゃあ俺は運が良かったんだな」
「そういうこと」
「でも明日も明後日も血ぃくれるんだろ?」
何故か神楽は自信満々に言い切って鋭い歯を見せながら笑った。
戒は眉間に皺を寄せて質問を返す。
「どうしてそう思う?」
「カイも俺のこと好きだから。厳密に言えばこれから絶対ぇ好きになるから」
戒自身にも分からないことを神楽は高らかに宣言した。
それが何となく戒の中で響いた。
「……ふぅん。楽しみだな」
「任せとけ。絶対ぇそうなるから」
そう言って神楽は戒にキスをした。
初めてのキスは冷たくてほんのり血の味がした。

明日から先のことなど予想も出来ない。
これまでルーティンのように毎日をこなしてきた戒にとっては初めての経験だった。
それを少し楽しみに思えるのは陽気な神楽のテンションに引っ張られているからかもしれない。
こうなったのなら仕方がない、と戒は現実を受け入れた。

不本意だけれど──吸血鬼と同棲、始めました。
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