愛ってなに。

トビタトウ平民

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1章 ~転校生~

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「HR始めんぞ~」
そう言いながら教室に入ってきた担任、暁和笋一郎(ときわじゅんいちろう)は、朝からテンションが高い。 

「転校生紹介すんぞー」
いつの間にか連絡が終わって転校生が入ってくる。  普通の奴だろうと思っていた俺は、雨の降っている外を眺めていた。

「嵩野 華瑠(たかのはる)です。隣街から来ました。 2年間ですがよろしくお願いします。」 
華瑠…ねー。  女子か…  関わることも無いだろ。 別に興味ねーし。

「嵩野の席はー、東条の隣空いてるからそこな。」    は?  まじかよ…
他にも空いてる席あんじゃねーかよ。
暁和を睨む。   …ちっ
あいつ気づいてないフリしてんだろ絶対。
はー…  別になんだっていいけど。

「わたし嵩野華瑠! よろしくね? 東条悠弥くん(ニコニコ」
「…よろしく。」  ちらりと嵩野を見る。
ふーん。   可愛い顔してんじゃん。
体ちっせぇな…    身長もちいせーし。

「…ん?  どうかしたの?東条くん」
ちらっと見てたつもりがガン見していたらしい。
「なんでも…   教科書持ってねーだろ。 俺の貸してやるよ。」
今日の授業は数学と日本史と家庭科と自習。  今から数学だから数学の教科書を嵩野に渡す。   

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