愛ってなに。

トビタトウ平民

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1章 ~転校生~

教科書

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「えっ、東条くん使うでしょ? 机くっつけるからいいよ。」
「…」   はい、教科書。  机をくっつけながら教科書を渡してくる。
めんどいと思いつつ机をくっつけて教科書を置く。 

チャイムがなって数学が始まる。
今日はテストをするんだが、嵩野は出来るのだろうか。  
「嵩野。」  「なにー?」
「今からテスト。」 「え、それほんと?」
テストするぞー   俺達の会話に割り込んできた数学担当の加藤は、両手にテストを抱えている。   

隣から負のオーラが…
嵩野を見るとやはり沈んでいる。
この世の終わりみたいな顔してるし…
「嵩野…大丈夫か?」
「………うん。」

「じゃあ、15分勉強時間取るぞー、その後テストー。」
加藤ナイス。 嵩野も少しは出来るだろ。
「嵩野、教えてやろっか。」
「ほんとに!?」 お、おぅ…  気を取り戻したようで良かった。


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