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話
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しおりを挟むイスベル・ローレライの入学試験内容。
扉をくぐったイスベルが目にしたのはオルソが70匹うようよ居る光景だった。
オルソとは茶色の熊で、大きさは100cmである。
そして扉が閉まったその時、どこからともなくゼストの声が聞こえてきた。
「この部屋はオルソの部屋だ。70匹のオルソを倒したらクリアだ。じゃ頑張れ」
そしてゼストの声が聞こえなくなったと同時に、オルソ達がイスベルに攻撃しようと集まって来た。
「あたしが1位になる為に踏み台になってもらうわよ!」
イスベルは攻撃体制に入る。
「ボルトフィールド!チェーンボルト!」
ボルトフィールドの中に居るオルソ達が死滅していき、チェーンボルトで攻撃されたオルソ達も死滅していった。
残りは40匹くらいになった、オルソ達はイスベルに攻撃しようとまた集まって来た。
「フレアフィールド!ファイアバースト!ファイアバースト!」
フレアフィールドの中に居るオルソ達が死滅していき、ファイアバーストに当たったオルソ達も死滅していった。
そして40匹くらい居たオルソ達は死滅した。
「よし!じゅんちょー、じゅんちょー!」
イスベルは走って次の扉の前まで行き、扉が開いたのでイスベルは扉をくぐった。
次の部屋に入ったイスベルが目にしたのは道が入り組んだ迷路になっていた。
そして扉が閉まったその時、またどこからともなくゼストの声が聞こえてきた。
「この部屋は迷路の部屋だ。至る所にルージュミーヌが居るから注意しろよ。次の部屋に続く扉を見つけたらクリアだ。じゃ頑張れ」
ルージュミーヌとは赤色の魚で、ミーヌと同じで尾ビレで器用に歩く事が出来、大きさは23cmである。
そしてゼストの声が聞こえなくなった。
「迷路ですって⁉︎めんどくさいけどあたしが1位になる為頑張るわ、負けないんだから!」
イスベルはそう言って右の道に行った。
最初の曲がり角にルージュミーヌが5匹居た。
「チェーンボルト!」
5匹居たルージュミーヌは死滅した。
イスベルは曲がり角を曲がり道を進んで行った。
また曲がり角があり曲がると前と左右に曲がる道が出来ていた。
だが道を塞ぐ様に3匹のルージュミーヌが居た。
イスベルは前の道を選んだ。
「ファイアバースト!」
前の道を塞いでいたルージュミーヌは死滅した。
イスベルは前の道を進んだ。
曲がり角を曲がり少し進むと行き止まりだった。
「行き止まりじゃないの!」
イスベルは元来た道を戻り、右に行く道を選んだ。
「ファイアバースト!」
右の道を塞いでいたルージュミーヌは死滅した。
イスベルは右の道を進んだ。
その後は左に行ったり右に行ったり前に行ったりして、着々と出口に近づいていった。
その間にもルージュミーヌを死滅させていった。
イスベルは曲がり角が見えたのでそこまで歩いた、そしてその先に扉が見えた。
「あった!」
イスベルは走り出し、扉が開いたので扉をくぐった。
次の部屋に入ったイスベルが目にしたのはキングゼリーピヨコ1匹だった。
そして扉が閉まったその時、またどこからともなくゼストの声が聞こえてきた。
「この部屋はボス部屋、キングゼリーピヨコを倒す事だ。入学許可ボタンを忘れず取る事だな。じゃ頑張れ」
そしてゼストの声が聞こえなくなったと同時に、キングゼリーピヨコが攻撃を仕掛けてきた。
「サンクチュアリ!」
イスベルは攻撃を受けるも即座に回復した。
「フレアフィールド!ファイアバースト!」
そしてすぐに攻撃をしたイスベル。
すると入学許可ボタンだけが床に転がっていた。
イスベルはその入学許可ボタンを拾いあげて、帰りの扉に向かって歩いた。
扉は開きイスベルは扉をくぐった。
扉をくぐったイスベルは最初のゼストが居る部屋に戻って来た。
「ゼスト先生。入学許可ボタン持ってきたわ!あたしが1位?」
イスベルはゼストに近づき入学許可ボタンを渡す。
「イスベル・ローレライか……。いや1位ではないな。だがお前も合格だ。他の奴らが来るまでレイチェル達と待っていてくれな」
「チッ、1位じゃなかったか……。はーい……」
イスベルはレイチェル達が居る場所まで歩いた。
「お疲れ様ですー」
「お疲れ様ー」
「お疲れ!」
レイチェル、アンバー、ロイがイスベルに声をかける。
「……お疲れ様、フン」
これでイスベル・ローレライの入学が決まった。
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