42 / 81
二章ー止まない街ー
42 侵入
しおりを挟む
一年中雲に覆われ続けるこの街の夜は、果てしなく暗い。
ストリートに面する街灯が仄かに照らしているものの、やはり月夜に比べれば効果は薄かった。
しかし、今夜はこの暗闇が助けになってくれるだろう。
そう願いつつ俺は、とある人物と話した後に領主邸付近の路地へ向かった。
誰にも見つからぬよう注意しつつ急ぐも、外には人っ子一人居ない。無理もないだろう。ただでさえ暗い上に、今は殺人鬼が跋扈しているのかもしれない状況なのだ。
思えば今までも人通りが少なかったのも、単純に雨が降っていたというだけではない可能性がある。
「来たか。少し遅かったようだが、どうした?」
そうこう思考している内にたどり着くと、ユフネさんにそう質された。
「ちょっと準備してまして、すみません」
「ま、予定時間内だからこれ以上咎めはしないさ」
彼女の言葉に耳を傾けつつ辺りを軽く見ると、どうやら既に全員揃っているようだ。セントさんはアジトにて療養中だが。
「よし、ほんじゃ行くか。俺とユフネ。タクマとユズリの二手に分けるんだよな?」
バスターヴさんが確認を取ると、その場の全員が頷いた。
今回は作戦の成功率を高めるための布陣だ。
「よし、絶対にフーロを助け出すぞ」
ユフネさんの宣言に四人で無音の唱和をして、俺たちはフーロちゃん奪還作戦を決行した。
俺達は西側、ユフネさん達は東側から攻める手筈となっている。
どちらかが救出したらそのグループはすぐ様離脱し、一方はフーロちゃんと共に安全な場所へ、もう一方は屋敷に攻撃をし騒ぎを起こす。その最中にもう片方のグループも脱出するという作戦だ。
正直どこを取ってもリスクは高いが、直ぐに実行でき、確実性も高い作戦でもある。
今はただ、レジスタンスの仲間達を信じて突き進むのだ。
「いくよ」
至近距離に居るユズリにぎりぎり聞こえる程度の音量で合図し、俺は小型ハンマーを取り出す。
コイツで少しずつ硝子を削るように壊し、人ひとり分まで空間が空いたところで侵入しようという魂胆だ。
早速作業に取り掛かるも、ちまちまちまちまやるしか無いのでかなり面倒くさい。
それでも気合を入れて十分ほどかけて何とか侵入口を作った。
このまま潜入してもいいが、割ったガラスが危険だ。ユズリの為にもどうにか出来ないかと一瞬思考し、とある案を閃く
「《剣招来》」
小声で黒剣を招来させ、ちょっと次元を斬る。
すると掃除機のようにガラスは別次元へ吸い込まれていった。
「さ、行こう」
コクリと頷くユズリと共に、遂に俺たちは潜入に成功する。
ここからも地道にフーロちゃんを探しに行こうと手元の剣を握り直した矢先……。
突如、部屋の照明が煌々と輝き出した。
「な、何!?」
囁くように驚くユズリ。
俺も動揺が隠しきれないが、念の為潜入した窓付近まで彼女と共に寄っておく。
誰かが起きてしまったのかという不安の種は、最悪の状態で芽吹いた。
「レディース&ジェントルメン! 今宵は我がホーツ家主催のパーティーに参加していただき、誠に感謝する!」
室内に流れ込んできたのは、ホーツ家と名乗ってはいるものの完全にガンゾルドのものだった。
パーティーは明日のはずだが……と思ったが、どうやら時刻は既に深夜を過ぎ、開催予定日となっていたようだ。
「嵌められた……一旦引くぞ!」
有無を言わせず彼女の手を引くも、脱出する寸前の所で目の前が氷壁に覆われる。
「くっ……!」
悪い出来事は続き、どこかから殺気のようなものを感じ背筋が冷えた。
硬直しそうな身体を無理やり動かし、俺はその方向に剣を構える。
すると、ガツン! という金属音が辺りに鳴り響いた。
「ほう。凌ぎますか。流石勇者様」
そこに居たのは、レイピア……というよりエストックのような細剣を振るう、俺達に招待状を送った執事っぽい爺さんだった。
白髪に、垂れた眼は濁りつつも鮮烈な赤。どこか威厳のある立ち振る舞いに、思わず身震いしそうになる。
「お世辞はいいよじーさん。所で、パーティーならパーティーらしく、俺たちを持て成したらどうだ?」
「しているではありませんか。我々の最高のやり方で」
最低のもてなし方をされ、どうやら俺たちはとんでもないパーティーに誘われたのだと悟る。
「ユズリ、俺から離れないでね。交代しつつ戦っていこう」
「分かったわ」
戦い方を口頭で決めたところで、執事風の男性がにやりと嗤う。
「それは……旦那様が許しませぬ」
瞬間、床から氷の壁が生え始める。
これはマズいと察した俺は、ユズリに向かって手を伸ばした。
「ユズリーッ!」
「タクマっ!」
彼女も手を伸ばすが……。
俺達を隔てるように、巨大な氷が俺達を分断させた。
ストリートに面する街灯が仄かに照らしているものの、やはり月夜に比べれば効果は薄かった。
しかし、今夜はこの暗闇が助けになってくれるだろう。
そう願いつつ俺は、とある人物と話した後に領主邸付近の路地へ向かった。
誰にも見つからぬよう注意しつつ急ぐも、外には人っ子一人居ない。無理もないだろう。ただでさえ暗い上に、今は殺人鬼が跋扈しているのかもしれない状況なのだ。
思えば今までも人通りが少なかったのも、単純に雨が降っていたというだけではない可能性がある。
「来たか。少し遅かったようだが、どうした?」
そうこう思考している内にたどり着くと、ユフネさんにそう質された。
「ちょっと準備してまして、すみません」
「ま、予定時間内だからこれ以上咎めはしないさ」
彼女の言葉に耳を傾けつつ辺りを軽く見ると、どうやら既に全員揃っているようだ。セントさんはアジトにて療養中だが。
「よし、ほんじゃ行くか。俺とユフネ。タクマとユズリの二手に分けるんだよな?」
バスターヴさんが確認を取ると、その場の全員が頷いた。
今回は作戦の成功率を高めるための布陣だ。
「よし、絶対にフーロを助け出すぞ」
ユフネさんの宣言に四人で無音の唱和をして、俺たちはフーロちゃん奪還作戦を決行した。
俺達は西側、ユフネさん達は東側から攻める手筈となっている。
どちらかが救出したらそのグループはすぐ様離脱し、一方はフーロちゃんと共に安全な場所へ、もう一方は屋敷に攻撃をし騒ぎを起こす。その最中にもう片方のグループも脱出するという作戦だ。
正直どこを取ってもリスクは高いが、直ぐに実行でき、確実性も高い作戦でもある。
今はただ、レジスタンスの仲間達を信じて突き進むのだ。
「いくよ」
至近距離に居るユズリにぎりぎり聞こえる程度の音量で合図し、俺は小型ハンマーを取り出す。
コイツで少しずつ硝子を削るように壊し、人ひとり分まで空間が空いたところで侵入しようという魂胆だ。
早速作業に取り掛かるも、ちまちまちまちまやるしか無いのでかなり面倒くさい。
それでも気合を入れて十分ほどかけて何とか侵入口を作った。
このまま潜入してもいいが、割ったガラスが危険だ。ユズリの為にもどうにか出来ないかと一瞬思考し、とある案を閃く
「《剣招来》」
小声で黒剣を招来させ、ちょっと次元を斬る。
すると掃除機のようにガラスは別次元へ吸い込まれていった。
「さ、行こう」
コクリと頷くユズリと共に、遂に俺たちは潜入に成功する。
ここからも地道にフーロちゃんを探しに行こうと手元の剣を握り直した矢先……。
突如、部屋の照明が煌々と輝き出した。
「な、何!?」
囁くように驚くユズリ。
俺も動揺が隠しきれないが、念の為潜入した窓付近まで彼女と共に寄っておく。
誰かが起きてしまったのかという不安の種は、最悪の状態で芽吹いた。
「レディース&ジェントルメン! 今宵は我がホーツ家主催のパーティーに参加していただき、誠に感謝する!」
室内に流れ込んできたのは、ホーツ家と名乗ってはいるものの完全にガンゾルドのものだった。
パーティーは明日のはずだが……と思ったが、どうやら時刻は既に深夜を過ぎ、開催予定日となっていたようだ。
「嵌められた……一旦引くぞ!」
有無を言わせず彼女の手を引くも、脱出する寸前の所で目の前が氷壁に覆われる。
「くっ……!」
悪い出来事は続き、どこかから殺気のようなものを感じ背筋が冷えた。
硬直しそうな身体を無理やり動かし、俺はその方向に剣を構える。
すると、ガツン! という金属音が辺りに鳴り響いた。
「ほう。凌ぎますか。流石勇者様」
そこに居たのは、レイピア……というよりエストックのような細剣を振るう、俺達に招待状を送った執事っぽい爺さんだった。
白髪に、垂れた眼は濁りつつも鮮烈な赤。どこか威厳のある立ち振る舞いに、思わず身震いしそうになる。
「お世辞はいいよじーさん。所で、パーティーならパーティーらしく、俺たちを持て成したらどうだ?」
「しているではありませんか。我々の最高のやり方で」
最低のもてなし方をされ、どうやら俺たちはとんでもないパーティーに誘われたのだと悟る。
「ユズリ、俺から離れないでね。交代しつつ戦っていこう」
「分かったわ」
戦い方を口頭で決めたところで、執事風の男性がにやりと嗤う。
「それは……旦那様が許しませぬ」
瞬間、床から氷の壁が生え始める。
これはマズいと察した俺は、ユズリに向かって手を伸ばした。
「ユズリーッ!」
「タクマっ!」
彼女も手を伸ばすが……。
俺達を隔てるように、巨大な氷が俺達を分断させた。
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
主婦が役立たず? どう思うかは勝手だけど、こっちも勝手にやらせて貰うから
渡里あずま
ファンタジー
安藤舞は、専業主婦である。ちなみに現在、三十二歳だ。
朝、夫と幼稚園児の子供を見送り、さて掃除と洗濯をしようとしたところで――気づけば、石造りの知らない部屋で座り込んでいた。そして映画で見たような古めかしいコスプレをした、外国人集団に囲まれていた。
「我々が召喚したかったのは、そちらの世界での『学者』や『医者』だ。それを『主婦』だと!? そんなごく潰しが、聖女になどなれるものか! 役立たずなどいらんっ」
「いや、理不尽!」
初対面の見た目だけ美青年に暴言を吐かれ、舞はそのまま無一文で追い出されてしまう。腹を立てながらも、舞は何としても元の世界に戻ることを決意する。
「主婦が役立たず? どう思うかは勝手だけど、こっちも勝手にやらせて貰うから」
※※※
専業主婦の舞が、主婦力・大人力を駆使して元の世界に戻ろうとする話です(ざまぁあり)
※重複投稿作品※
表紙の使用画像は、AdobeStockのものです。
異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~
松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。
異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。
「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。
だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。
牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。
やがて彼は知らされる。
その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。
金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、
戦闘より掃除が多い異世界ライフ。
──これは、汚れと戦いながら世界を救う、
笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる