71 / 81
三章ー鋼鉄の王国ー
71 男の意地
しおりを挟む
「こんなとこで負けれないんだ。俺は強くなって、絶対にユズリを取り返すんだから!」
剣を構え叫ぶ俺に対し、ユージンさんは僅かに俯きつつ歯噛みした。
「今更遅いんスよ……囚われてるユズリちゃんが、今どんな気持ちで居るかっ!」
瞬時に距離を詰められ、流麗な動きで刃が向かってくる。
俺はそれを木剣で何とか受け止め、鍔迫り合いに持ち込んだ。
「分かってる……だから俺が助けるんだ!」
「遅いって言ってんスよ! もう無事じゃないかもしれないっス!」
ユージンさんは言葉を強めると同時に剣にも重さを足してくる。
彼の言っている事は正論だ。今から助けても遅いかもしれない。
この重みはユージンさんの力だけでなく、言葉の重みでもあると悟った。
それでも、いや、だからこそ。
「負けられないんだぁあああああッ!」
俺は自らの後悔をバネに、木剣を押し返した。
「例え俺が腹を切っても、ユズリを連れて行かせてしまった過去は消えない。だからこそ、俺の全身全霊で取り戻す。取り戻せなきゃ……謝る事も出来ないから」
静かに聞いた後で、彼は眉根を寄せて問う。
「……開き直ってるだけじゃないんスか?」
そう言われ、俺は自嘲の笑みを浮かべた。
「そうかもな……でも、俺のやるべき事は変わらない!」
吐き捨て、駆ける。
身体は感情的になっても、頭はあくまで冷静に。彼の一挙手一投足を見逃さぬように。
俺は剣の切っ先を左に置き、何時でもスキルを発動出来るようにする。
「どんな綺麗事並べても、力が伴わなくちゃ戯れ言っス。……これで終わりにするっスよ」
刹那。俺は悪寒を感じた。
背中に冷えた刃を当てられているような感触。
しかし始めの攻防同様、この時には既に躱すことは不可能な領域に入っていた。
「イィイイあアアアアアァっ!」
彼が一歩飛び出す共に、手元の剣が閃き高速で両肩、両膝を突かれる。
全身が軋むような感覚に襲われた。
「あっ……かっ……!」
数メートル吹き飛ばされ、無造作に転げ落ちる。
立ち上がろうにしても、腕も足も上がらない。どうにか首だけは僅かに動かせるが、焼け石に水なだけだ。
「く、ぅ……っ」
それでも何とか立ち上がろうと、上体を動かし続ける。
ユージンさんを越えなければ、トオヤに勝つことすら出来ない筈だ。
だからまだ、諦め切れない。
「……ふ、ぐっ……!」
少しずつ前進させ、剣に近づく。
「無理に動かない方がいいっスよ」
忠告を受けるが、今は無視する。
「……ちょ、もう勝負は着いてるだろー!? アルティさんだっけ? あんたも辞めさせろよー!」
「無駄だ。男があれだけの意地を張っているんだからな。無論、危険があれば即刻止めるさ」
「そ、そんなー……」
二人の会話も聞き流し、俺は遂に木剣に辿り着いた。
右腕を上手く使って手元に抑え、剣を支えに立ち上がる。
全身震えて立つだけで精一杯だが、眼差しは然と敵に向けたままだ。
「フラフラじゃないっスか。もう諦めて投了してくれっスよ。これ以上痛みつけるのは騎士道に反するっスし」
色々言われているが、反論はせずにひたすら呼吸を整える。
今まで紡いだ言葉が全てなのだ。今口に出すべきは返答ではなく……勝つ為の一手。
「これだけは、使いたく無かったんだけどな……《剣招来》ッ!」
魔法陣に手を突っ込む余裕すら無いので、空中に地面と平行になるように出現させ、そこから勢いよく木製の床に刃を突き立てる。
〈召喚〉スキルは〈片手剣〉スキルと違い、偶然手に入れていたモノ。つまり、自身の努力による結晶とは程遠いスキルだ。
一方相手は努力で培ったスキルしか入手していないはず……そんな考えがどうしても脳を過る。
しかし、今だけはそんな引け目も、この床の弁償代とかも気にしない事にする。
今は勝つ。そして、ユズリを救う可能性を僅かでも上げるのだ。
そんな覚悟と共に、左手で漆黒の剣……ディメンテイターを引き抜いた。
「ぬ、ぉあああああああああっ!」
俺は咆哮により自らを鼓舞し、左腕を意地で動かす。
そして、ユージンさんのさらにその奥を見越して目の前を切り裂いた。
「バカなっ……!? なんで動け……?」
彼が途中で言葉を区切ったのは、俺の意味不明な行動に驚いたのが理由だろう。
だが、もう遅い。
ディメンテイターの斬撃は、目の前を一直線に駆け、相手の股下を潜り……ユージンさんの僅か後方を引き裂いた。
これにより、時空断裂が巻き起こる。
「な、なんだこりゃ!? っス!」
思い出したかのように語尾をつける彼を気にする時間は捨て、右手を下げて木剣を構えた。
特定の構えにより空気中の魔力が呼応し、剣に宿っていく。
木剣が眩く輝いた所で、吸収力により体勢を崩したユージンさんに向かった。
「これで……終わりだァアアアっ! 〈重輪〉ッ!」
俺の使える技で、最も重い攻撃スキル、重輪。
これが決まれば……。
「舐めるなぁあぁィイイイイイッ!」
まさか、撃てるのか? この状況で、スキルを?
彼は俺の予想を悪い意味で裏切り、身体を捩って剣を構えた。
ここまで来ては引くことも出来ない。ならば、全力で叩くのみだ。
「おぉおおおおあぁアアアアァアッ!」
「ふぎぃいいいィイイイイイィイっ!」
煌めく剣と剣が衝突し、この場を白で埋めんが程の激光が瞬いた。
剣を構え叫ぶ俺に対し、ユージンさんは僅かに俯きつつ歯噛みした。
「今更遅いんスよ……囚われてるユズリちゃんが、今どんな気持ちで居るかっ!」
瞬時に距離を詰められ、流麗な動きで刃が向かってくる。
俺はそれを木剣で何とか受け止め、鍔迫り合いに持ち込んだ。
「分かってる……だから俺が助けるんだ!」
「遅いって言ってんスよ! もう無事じゃないかもしれないっス!」
ユージンさんは言葉を強めると同時に剣にも重さを足してくる。
彼の言っている事は正論だ。今から助けても遅いかもしれない。
この重みはユージンさんの力だけでなく、言葉の重みでもあると悟った。
それでも、いや、だからこそ。
「負けられないんだぁあああああッ!」
俺は自らの後悔をバネに、木剣を押し返した。
「例え俺が腹を切っても、ユズリを連れて行かせてしまった過去は消えない。だからこそ、俺の全身全霊で取り戻す。取り戻せなきゃ……謝る事も出来ないから」
静かに聞いた後で、彼は眉根を寄せて問う。
「……開き直ってるだけじゃないんスか?」
そう言われ、俺は自嘲の笑みを浮かべた。
「そうかもな……でも、俺のやるべき事は変わらない!」
吐き捨て、駆ける。
身体は感情的になっても、頭はあくまで冷静に。彼の一挙手一投足を見逃さぬように。
俺は剣の切っ先を左に置き、何時でもスキルを発動出来るようにする。
「どんな綺麗事並べても、力が伴わなくちゃ戯れ言っス。……これで終わりにするっスよ」
刹那。俺は悪寒を感じた。
背中に冷えた刃を当てられているような感触。
しかし始めの攻防同様、この時には既に躱すことは不可能な領域に入っていた。
「イィイイあアアアアアァっ!」
彼が一歩飛び出す共に、手元の剣が閃き高速で両肩、両膝を突かれる。
全身が軋むような感覚に襲われた。
「あっ……かっ……!」
数メートル吹き飛ばされ、無造作に転げ落ちる。
立ち上がろうにしても、腕も足も上がらない。どうにか首だけは僅かに動かせるが、焼け石に水なだけだ。
「く、ぅ……っ」
それでも何とか立ち上がろうと、上体を動かし続ける。
ユージンさんを越えなければ、トオヤに勝つことすら出来ない筈だ。
だからまだ、諦め切れない。
「……ふ、ぐっ……!」
少しずつ前進させ、剣に近づく。
「無理に動かない方がいいっスよ」
忠告を受けるが、今は無視する。
「……ちょ、もう勝負は着いてるだろー!? アルティさんだっけ? あんたも辞めさせろよー!」
「無駄だ。男があれだけの意地を張っているんだからな。無論、危険があれば即刻止めるさ」
「そ、そんなー……」
二人の会話も聞き流し、俺は遂に木剣に辿り着いた。
右腕を上手く使って手元に抑え、剣を支えに立ち上がる。
全身震えて立つだけで精一杯だが、眼差しは然と敵に向けたままだ。
「フラフラじゃないっスか。もう諦めて投了してくれっスよ。これ以上痛みつけるのは騎士道に反するっスし」
色々言われているが、反論はせずにひたすら呼吸を整える。
今まで紡いだ言葉が全てなのだ。今口に出すべきは返答ではなく……勝つ為の一手。
「これだけは、使いたく無かったんだけどな……《剣招来》ッ!」
魔法陣に手を突っ込む余裕すら無いので、空中に地面と平行になるように出現させ、そこから勢いよく木製の床に刃を突き立てる。
〈召喚〉スキルは〈片手剣〉スキルと違い、偶然手に入れていたモノ。つまり、自身の努力による結晶とは程遠いスキルだ。
一方相手は努力で培ったスキルしか入手していないはず……そんな考えがどうしても脳を過る。
しかし、今だけはそんな引け目も、この床の弁償代とかも気にしない事にする。
今は勝つ。そして、ユズリを救う可能性を僅かでも上げるのだ。
そんな覚悟と共に、左手で漆黒の剣……ディメンテイターを引き抜いた。
「ぬ、ぉあああああああああっ!」
俺は咆哮により自らを鼓舞し、左腕を意地で動かす。
そして、ユージンさんのさらにその奥を見越して目の前を切り裂いた。
「バカなっ……!? なんで動け……?」
彼が途中で言葉を区切ったのは、俺の意味不明な行動に驚いたのが理由だろう。
だが、もう遅い。
ディメンテイターの斬撃は、目の前を一直線に駆け、相手の股下を潜り……ユージンさんの僅か後方を引き裂いた。
これにより、時空断裂が巻き起こる。
「な、なんだこりゃ!? っス!」
思い出したかのように語尾をつける彼を気にする時間は捨て、右手を下げて木剣を構えた。
特定の構えにより空気中の魔力が呼応し、剣に宿っていく。
木剣が眩く輝いた所で、吸収力により体勢を崩したユージンさんに向かった。
「これで……終わりだァアアアっ! 〈重輪〉ッ!」
俺の使える技で、最も重い攻撃スキル、重輪。
これが決まれば……。
「舐めるなぁあぁィイイイイイッ!」
まさか、撃てるのか? この状況で、スキルを?
彼は俺の予想を悪い意味で裏切り、身体を捩って剣を構えた。
ここまで来ては引くことも出来ない。ならば、全力で叩くのみだ。
「おぉおおおおあぁアアアアァアッ!」
「ふぎぃいいいィイイイイイィイっ!」
煌めく剣と剣が衝突し、この場を白で埋めんが程の激光が瞬いた。
1
あなたにおすすめの小説
異世界転生日録〜生活魔法は無限大!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
☆感想の受付開始しました。
【あらすじ】
異世界に転生したルイは、5歳の高熱を境に、記憶を取り戻す。一度は言ってみたい「ステータス・オープン」で、ステータスを見れることに気付いた。スキル「生活魔法∞(無限大)」を発見。その意味を知るルイは、仄かに期待を抱いた。
それと同時に、今世の出自である農家の四男は、長男大事な両親の態度に、未来はないと確信。
家族に隠れて、ステータスにあったスキルの一つ「鑑定」を使い、村のお婆(薬師)相手に、金策を開始。
十歳の時に行われたスキル鑑定の結果を父に伝えたが、農家向きのスキルではなかったルイは「家の役には立たない」と判断され、早々に家を追い出される。
だが、追放ありがとう!とばかりに、生活魔法を知るべく、図書館がある街を目指すことにしたルイ。
最初に訪れた街・ゼントで、冒険者登録を済ませる。だがそのギルドの資料室で、前世の文字である漢字が、この世界の魔法文字だという事実を知ることになる。
この世界の魔法文字を試したルイは、魔法文字の奥深さに気づいてしまった。バレないように慎重に……と行動しているつもりのルイだが、そんな彼に奇妙な称号が増えて行く。
そして、冒険者ギルドのギルドマスターや、魔法具師のバレンと共に過ごすうちに、バレンのお師匠様の危機を知る。
そして彼に会いにいくことになったが、その目的地が、図書館がある魔法都市アルティメットだった。
旅の道中もさることながら、魔法都市についても、色々な人に巻き込まれる運命にあるルイだったが……それを知るのは、まだ先である。
☆見切り発車のため、後日変更・追記する場合があります。体調が不安定のため、かける時に書くスタイルです。不定期更新。
☆カクヨム様(吉野 ひな)でも先行投稿しております。
ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします
ランド犬
ファンタジー
異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは
――〈ホームセンター〉
壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。
気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。
拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?
魔物に嫌われる「レベル0」の魔物使い。命懸けで仔犬を助けたら―実は神域クラスしかテイムできない規格外でした
たつき
ファンタジー
魔物使いでありながらスライム一匹従えられないカイルは、3年間尽くしたギルドを「無能」として追放される。 同世代のエリートたちに「魔物避けの道具」として危険な遺跡に連れ出され、最後は森の主(ヌシ)を前に囮として見捨てられた。
死を覚悟したカイルが崩落した壁の先で見つけたのは、今にも息絶えそうな一匹の白い仔犬。 「自分と同じように、理不尽に見捨てられたこの子だけは助けたい」 自分の命を顧みず、カイルが全魔力を込めて「テイム」を試みた瞬間、眠っていた真の才能が目覚める。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
巻き込まれ異世界召喚、なぜか俺だけ竜皇女の推しになった
ノラクラ
ファンタジー
俺、霧島悠斗は筋金入りの陰キャ高校生。
学校が終わったら即帰宅して、ゲームライフを満喫するのが至福の時間――のはずだった。
だがある日の帰り道、玄関前で学園トップスターたちの修羅場に遭遇してしまう。
暴君・赤城獅童、王子様系イケメン・天条院義孝、清楚系美少女・柊奏、その親友・羽里友莉。
よりによって学園の顔ぶれが勢ぞろいして大口論!?
……陰キャ代表の俺に混ざる理由なんて一ミリもない。見なかったことにしてゲームしに帰りたい!
そう願った矢先――空気が変わり、街に巨大な魔法陣が出現。
赤城たちは光に呑まれ、異世界へと召喚されてしまった。
「お~、異世界召喚ね。ラノベあるあるだな」
そう、他人事のように見送った俺だったが……。
直後、俺の足元にも魔法陣が浮かび上がる。
「ちょ、待て待て待て! 俺は陰キャだぞ!? 勇者じゃないんだぞ!?」
――かくして、ゲームライフを愛する陰キャ高校生の異世界行きが始まる。
転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする
初
ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。
リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。
これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。
異世界帰りの勇者、今度は現代世界でスキル、魔法を使って、無双するスローライフを送ります!?〜ついでに世界も救います!?〜
沢田美
ファンタジー
かつて“異世界”で魔王を討伐し、八年にわたる冒険を終えた青年・ユキヒロ。
数々の死線を乗り越え、勇者として讃えられた彼が帰ってきたのは、元の日本――高校卒業すらしていない、現実世界だった。
神々の間では異世界転移がブームらしいです。
はぐれメタボ
ファンタジー
第1部《漆黒の少女》
楠木 優香は神様によって異世界に送られる事になった。
理由は『最近流行ってるから』
数々のチートを手にした優香は、ユウと名を変えて、薬師兼冒険者として異世界で生きる事を決める。
優しくて単純な少女の異世界冒険譚。
第2部 《精霊の紋章》
ユウの冒険の裏で、田舎の少年エリオは多くの仲間と共に、世界の命運を掛けた戦いに身を投じて行く事になる。
それは、英雄に憧れた少年の英雄譚。
第3部 《交錯する戦場》
各国が手を結び結成された人類連合と邪神を奉じる魔王に率いられた魔族軍による戦争が始まった。
人間と魔族、様々な意思と策謀が交錯する群像劇。
第4部 《新たなる神話》
戦争が終結し、邪神の討伐を残すのみとなった。
連合からの依頼を受けたユウは、援軍を率いて勇者の後を追い邪神の神殿を目指す。
それは、この世界で最も新しい神話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる