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一章
四話
しおりを挟む「あの、魔物の素材の買取はここで良かったですか?」
「ん?ああ。冒険者カードを見せてくれ」
「どうぞ」
「おう…よし、確認したぞ。で?何を買い取って欲しい」
「こちらなんですが」
「き、キングゴブリンにミノタウロス…Aランクの魔物じゃねえか。お前さん、Fランクだよな」
「登録したばかりだからFランクなだけですよ。長いこと森の奥に籠っていたのですがね。身分証がなくては不便だと思いまして」
まあ後半はほぼ嘘なんだが、俺エルフだし。
「なるほど…ってエルフなのか!?」
「ええ」
「なるほどな…だからAランクの魔物を倒せるほど強いってことか。こんだけの量だと解体には3日ほどかかるが」
「分かりました。それではその頃にまた来ますね」
「おう」
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