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終章 またいつか
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「これは彼女に渡された手紙だ。読んでおけ」
そう言って私は彼に一通の手紙を渡した。
涙が止まらずに嗚咽を漏らす彼は必死に涙を擦り手紙を読み始めた。
--------キリトリ線--------
よう、無事に病気は治ったか?
はやく昔みたいに元気な姿になってくれることを願うよ。
…悪かったな、こんな方法でお前を治療しちまって。怒ってるよな、多分。お前は良い奴だから私に生きて欲しかったって、そういうんだろ。
私は何も反論できない。
けどきっとお前が「私に生きて欲しい」って思ってるのと同じくらい、私もお前に生きて欲しかったんだよ。
この方法を取ってから、私だって何度も悲しくて悲しくて泣いちまったくらいだ。
お前が元気にしてる時は、私はもう死んでるんだもんな。どう頑張っても、私とお前は一緒に生きることが出来ない。
けど、それでも私はお前に生きて欲しかった。
私は我儘だからな、お前が死ぬなんて許せねぇんだよ。
だからお前は何も考えずに、私の為に私の分まで生きてくれ。
お前は私が殺した200人の命で成り立ってるんだからな。悲しくて死ぬなんて許さねぇ。
私が生きるのを放棄した分まできっちり生きてくれ。
私のことが嫌いなら、もう忘れてくれてもいい。
いつまでも死者に気持ちを左右されるなんて
馬鹿らしいもんな
私のことなんて忘れて、素敵な第2の人生とやらを歩んでくれ。
またいつか、地獄で会おうな。
はやくなくていいから、ゆっくり来いよ。
--------キリトリ線--------
「なんで、なんでお前はそこまでして…」
「考えたってもう無駄だ。
彼女は死に、お前は生きている。
彼奴は死んで、生者であるお前に道を譲ったんだよ」
「ありがとう…また、会おうな。」
──死者は死んだらそれで全てが終わる訳では無い。
その命の灰をまた別の命が拾い集め、燃え盛るその者の火に焚べ、そうやって生者を生かす原動力になる。
燃え尽きた自分の灰をまた拾って焚べてくれる生者をその道の中で見付けられた死者の人生は
きっと幸せな人生なのだろう。
そう言って私は彼に一通の手紙を渡した。
涙が止まらずに嗚咽を漏らす彼は必死に涙を擦り手紙を読み始めた。
--------キリトリ線--------
よう、無事に病気は治ったか?
はやく昔みたいに元気な姿になってくれることを願うよ。
…悪かったな、こんな方法でお前を治療しちまって。怒ってるよな、多分。お前は良い奴だから私に生きて欲しかったって、そういうんだろ。
私は何も反論できない。
けどきっとお前が「私に生きて欲しい」って思ってるのと同じくらい、私もお前に生きて欲しかったんだよ。
この方法を取ってから、私だって何度も悲しくて悲しくて泣いちまったくらいだ。
お前が元気にしてる時は、私はもう死んでるんだもんな。どう頑張っても、私とお前は一緒に生きることが出来ない。
けど、それでも私はお前に生きて欲しかった。
私は我儘だからな、お前が死ぬなんて許せねぇんだよ。
だからお前は何も考えずに、私の為に私の分まで生きてくれ。
お前は私が殺した200人の命で成り立ってるんだからな。悲しくて死ぬなんて許さねぇ。
私が生きるのを放棄した分まできっちり生きてくれ。
私のことが嫌いなら、もう忘れてくれてもいい。
いつまでも死者に気持ちを左右されるなんて
馬鹿らしいもんな
私のことなんて忘れて、素敵な第2の人生とやらを歩んでくれ。
またいつか、地獄で会おうな。
はやくなくていいから、ゆっくり来いよ。
--------キリトリ線--------
「なんで、なんでお前はそこまでして…」
「考えたってもう無駄だ。
彼女は死に、お前は生きている。
彼奴は死んで、生者であるお前に道を譲ったんだよ」
「ありがとう…また、会おうな。」
──死者は死んだらそれで全てが終わる訳では無い。
その命の灰をまた別の命が拾い集め、燃え盛るその者の火に焚べ、そうやって生者を生かす原動力になる。
燃え尽きた自分の灰をまた拾って焚べてくれる生者をその道の中で見付けられた死者の人生は
きっと幸せな人生なのだろう。
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