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第3章 異世界で溺愛剣士の婚約者!?
38
「――ああ、それともお前、本当はこのままぐやぐちゃに犯してほしかったのか? だから俺の提案に乗らないんだな」
「ハァ!? そ、そんなわけあるかっ」
ふざけた解釈に声を荒げるが、アーロンは挑発的に口の端を吊り上げるばかりだ。
「どうだかな。本当に犯されるのが嫌なら、俺の提案に乗るだろう」
「う……っ」
確かにアーロンに犯される屈辱と、心にもない卑猥な言葉を口にする屈辱なら、後者を取るだろう。
だが、ニヤニヤと笑うアーロンを見ていると、どうしても従うのが癪で言い淀んでしまう。
アーロンから解放されたい、でも奴の思惑通りに動きたくないというジレンマにはまって、うぐぐ……と額にしわを寄せていると、アーロンが溜め息を吐いた。
「言っとくけど俺は気が短い。あと五秒で俺の提案に乗れねぇなら、このまま犯す」
そう勝手に宣言した直後にカウントダウンを始めたので俺は慌てて口を開いた。
「わ、分かった! 言う! 言うから!」
「じゃあ早く言え」
「でもその前に確認だ。その恥ずかしい屈辱的なセリフを言ったら本当に手を離してくれるんだろうな?」
右脚を押さえつけているアーロンの手を睨みつけながら念押しして確認する。
「もちろんだ。両手ともお前から離してやるよ」
決して信用に値する言葉ではないが、いつまでも疑い続ければせっかくのチャンスが流れてしまうかもしれない。
俺は意を決して息を吸った。
「分かった。じゃあ言う。……うそついてごめんなさい。おかしてほしくてひくひくさせていました」
小声でぼそぼそと色気のかけらもなく早口で言うと、すかさずゴンッと頭突きをされた。
「なんだその不貞腐れたガキの謝罪みたいなの! 全然エロくねぇ!」
「うるせぇ! これで精いっぱいだ!」
「つーか、アーロン様とぐちゃぐちゃと、メスマンコが抜けてる!」
チッ、気づいてたか……!
あまりにも恥ずかしい言葉は削除したのだが、ド鬼畜野郎の耳はごまかせなかったようだ。
「え~? 言ったけどなぁ? アーロンが聞き落としたんじゃねぇ?」
「じゃあ次は俺が聞き落とさないようはっきりエロく言え。ちなみにこれがラストチャンスだ」
「え、ちょ、なんで……!」
「はい、さん、にー、いち」
抗議しようとする俺など無視してカウントダウンされてしまい、俺は観念せざるを得なかった。
苦い気持ちを飲み込みながら、ゆっくりと口を開く。
「……う、嘘ついて、ごめんなさい……。アーロン……さ、さまにぐちゃぐちゃに、お、犯してほしくて、期待で……メ……ッ、メスマンコひくひくさせていましたッ」
屈辱的な言葉によじれる唇を何とか叱咤して動かし、最後の方はもうヤケで言い切った。
それを聞いたアーロンはまんざらでもない様子でフンと鼻を鳴らした。
「ハァ!? そ、そんなわけあるかっ」
ふざけた解釈に声を荒げるが、アーロンは挑発的に口の端を吊り上げるばかりだ。
「どうだかな。本当に犯されるのが嫌なら、俺の提案に乗るだろう」
「う……っ」
確かにアーロンに犯される屈辱と、心にもない卑猥な言葉を口にする屈辱なら、後者を取るだろう。
だが、ニヤニヤと笑うアーロンを見ていると、どうしても従うのが癪で言い淀んでしまう。
アーロンから解放されたい、でも奴の思惑通りに動きたくないというジレンマにはまって、うぐぐ……と額にしわを寄せていると、アーロンが溜め息を吐いた。
「言っとくけど俺は気が短い。あと五秒で俺の提案に乗れねぇなら、このまま犯す」
そう勝手に宣言した直後にカウントダウンを始めたので俺は慌てて口を開いた。
「わ、分かった! 言う! 言うから!」
「じゃあ早く言え」
「でもその前に確認だ。その恥ずかしい屈辱的なセリフを言ったら本当に手を離してくれるんだろうな?」
右脚を押さえつけているアーロンの手を睨みつけながら念押しして確認する。
「もちろんだ。両手ともお前から離してやるよ」
決して信用に値する言葉ではないが、いつまでも疑い続ければせっかくのチャンスが流れてしまうかもしれない。
俺は意を決して息を吸った。
「分かった。じゃあ言う。……うそついてごめんなさい。おかしてほしくてひくひくさせていました」
小声でぼそぼそと色気のかけらもなく早口で言うと、すかさずゴンッと頭突きをされた。
「なんだその不貞腐れたガキの謝罪みたいなの! 全然エロくねぇ!」
「うるせぇ! これで精いっぱいだ!」
「つーか、アーロン様とぐちゃぐちゃと、メスマンコが抜けてる!」
チッ、気づいてたか……!
あまりにも恥ずかしい言葉は削除したのだが、ド鬼畜野郎の耳はごまかせなかったようだ。
「え~? 言ったけどなぁ? アーロンが聞き落としたんじゃねぇ?」
「じゃあ次は俺が聞き落とさないようはっきりエロく言え。ちなみにこれがラストチャンスだ」
「え、ちょ、なんで……!」
「はい、さん、にー、いち」
抗議しようとする俺など無視してカウントダウンされてしまい、俺は観念せざるを得なかった。
苦い気持ちを飲み込みながら、ゆっくりと口を開く。
「……う、嘘ついて、ごめんなさい……。アーロン……さ、さまにぐちゃぐちゃに、お、犯してほしくて、期待で……メ……ッ、メスマンコひくひくさせていましたッ」
屈辱的な言葉によじれる唇を何とか叱咤して動かし、最後の方はもうヤケで言い切った。
それを聞いたアーロンはまんざらでもない様子でフンと鼻を鳴らした。
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