19 / 20
15 護衛、女子とでかける約束をする
しおりを挟む護衛「今日はお出かけしようと思います。えすこーとを担当しますのは、護衛こと俺です」
わんこ「よろしくお願いします(´・ω・`)」
護衛「女子が長髪の若作りしたおっさんになった」
わんこ「女子殿の代理です」
護衛「もっちもちした女子とお出かけする約束だったのに」
わんこ「年若い男女が二人きりでおデートなんて、破廉恥ですぞよ」
護衛「ぞよ?」
わんこ「とにかく女子殿と二人きりでお出かけなんて、許せません。お父さんは、許しません」
護衛「いつからお父さんになった」
わんこ「無垢で可憐なる女子殿を若い毒牙より護るのが、ぼくの使命なのです( ・`д・´)」
護衛「あんた神官だろ。帰れ」
わんこ「護衛ばっかり女子殿と仲良くなって、ズルイですぅ」
護衛「俺は仕事だ。ただ、女子とお出かけして、女子と買い物して、女子とご飯食べて、女子とお茶をして、女子が眠るまでつきっきりで見守る………………早く来ないかなぁ、女子」
わんこ「なんですか、そのフセンだらけの雑誌は?!」
護衛「女子が好きそうなスイーツバイキングの店を要ちぇっくちぇきゅらー」
わんこ「無表情でノッている、だと!?」
女子「ごめんなさぁ~~~い、お待たせしちゃって!」
わんこ「ああ、来ちゃった!でも、走る姿もまた愛らしい!脳内に焼きつけなくては!」
護衛「あんたの迎えもきたぞ」
わんこ「え?」
神官A「さ、早く帰りますよ神官長」
神官B「儀式の件でやることは山積みですよ」
わんこ「きゃあああああああ!!女子殿がぁ、女子殿が遠ざかってゆくぅぅう(;Д;)」
女子「……………えっと」
護衛「気にしなくていい。ああゆう年頃なんだろ」
女子「……………そ、そう?」
===========================
護衛と女子が、お出かけするようですよ。
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
一家処刑?!まっぴらごめんですわ!!~悪役令嬢(予定)の娘といじわる(予定)な継母と馬鹿(現在進行形)な夫
むぎてん
ファンタジー
夫が隠し子のチェルシーを引き取った日。「お花畑のチェルシー」という前世で読んだ小説の中に転生していると気付いた妻マーサ。 この物語、主人公のチェルシーは悪役令嬢だ。 最後は華麗な「ざまあ」の末に一家全員の処刑で幕を閉じるバッドエンド‥‥‥なんて、まっぴら御免ですわ!絶対に阻止して幸せになって見せましょう!! 悪役令嬢(予定)の娘と、意地悪(予定)な継母と、馬鹿(現在進行形)な夫。3人の登場人物がそれぞれの愛の形、家族の形を確認し幸せになるお話です。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
「俺が勇者一行に?嫌です」
東稔 雨紗霧
ファンタジー
異世界に転生したけれども特にチートも無く前世の知識を生かせる訳でも無く凡庸な人間として過ごしていたある日、魔王が現れたらしい。
物見遊山がてら勇者のお披露目式に行ってみると勇者と目が合った。
は?無理
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる