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第5章最弱魔王は悪魔のために頑張るそうです
第118話 新たなる幕開け
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これは、遥か昔……という程ではない、ほんの少しだけ昔の話。この世界がまだ均等に保たれていた頃の話――。
ある日、突然異変が起こった。その結果、二つ誕生した事があった。一つは世界の均等の終わりを告げたこと。そして、もう一つはそれにより一人の英雄が誕生したこと。
その英雄は気づいた。家族を失い、友達を失い、仲間を失った英雄はようやく気づいた。
この世界をこうしたのは自分ではない。だが、自分も世界に住む者と同じだったのだということに――。
そうして、英雄は泣きながら倒れた。救ったと同時に背負った罪の深さに溺れながら。やがて、英雄は誰にも見られることなく姿を消した――。
◇
王城決戦から数日――人間界に新たな問題が幾つも発生していた。ガドレアルスライムが深く残した爪痕は王城ドアベルガルの半分と町の半分を大きく傷つけた。
王城についはレアルとミリアがリエノア村から戻り復興を素早く進めたお陰でなんとかなったのが現状である。運よく洗脳したメルから逃れたのと王城の外にいて生き残ることが出来た傭兵騎士達が元王の娘と妻の言うことを聞いたから出来たことである。
だが、町に関しては事態が一向に良くならない状況であった。理由は町の被害よりも人による被害の方が大きかったからだ。ガドレアルの洗脳により戦争のようなことが起きてしまった人間界。多くの人が亡くなり、そして、後のガドレアルスライムのせいにより住む家もなくしてしまい路頭に迷う人達が大勢いた。皆の協力が必要となるが前向きになれる人はそう多くない。どうするかレアルとミリアは頭を悩ませていた。
そして、一番の問題は――
「キャァァァァァッ――ま、魔物が……魔物がまた現れたわよーーー!!」
王城決戦の後から俗にいう魔物と呼ばれるもの達が本来姿を現すはずがない人間界に続々と出現し出したことであった。
「こ、今回は怪鳥だーー逃げろーーッ!」
人間界の朝の空を悠々と舞う汚く茶色のドロドロとした翼の怪鳥。大きく途中で角に曲がったくちばしからヨダレと真ん丸とした大きな目玉から涙のような透明でベッチョリとした汁を撒き散らしながら翼を大きくはためかす。
いかにも魔界に存在するかのような魔物の姿を目にする度人々は恐怖に震え上がった。魔犬の時も魔虫の時もそうであった。そして、今回もそうであるが戦う術を持たないのだ。正確には戦う術というのはある。能力を使い退治するなり抹消するなりすればいいだけだからだ。しかし、その能力を使えばいいだけというのが出来ないのが現状であった。
傷つけ合い、傷ついた人々は戦えなかったのだ。町で元気なのは能力を持たない人々がほとんどだったのだ。
では、どのようにしてこれまで生きてこれたのか。
それは――
空を舞う怪鳥が狙いを定めたのはまだ幼い小さな少女だった。親とはぐれたのか少女は逃げ惑う人々に押し倒され地面に座ったまま目に涙を浮かべていた。怪鳥からすると格好の的である。怪鳥は翼を翻して急降下。その少女めがけて口を大きく開けた。
誰も助けられない、幼き少女を見殺しにする――そう誰かが思った時であった。怪鳥の前に黒い塊がフッと現れたのだ。
「……お前の居場所はここじゃないだろ……消えろ――」
黒い塊は腕を伸ばすと力強く怪鳥の顔を横から殴りつけた。体勢をくずした怪鳥は大きく顔を腫らしたまま落下中の黒に向かって飛んでくる。敵意むき出しの怪鳥に黒は臆することなく掌を前に出した。そして、掌から出したレーザーが怪鳥に直撃し跡形もなく消滅させた。
パラパラと落ちていく焦げたような小さな塊と一緒に黒は着地した。一瞬の出来事に声をなくしていた人々。だが、すぐに歓喜の声を上げた。
「ウォォォォォォッ――また黒の英雄が助けてくれたぞーーー!」
「ありがとうーーー黒の英雄!」
黒の英雄と呼ばれる黒は全身黒で覆われていた。服にズボン、靴に顔を隠すためのフード。それら全てが黒一色で揃えられており、さらに、人間界に魔物が現れる度に黒がどうにかしたことにより黒の英雄と人々から勝手に呼ばれているのだ。
礼を言いながら近寄ってくる人々。だが、黒はそれらに一切反応せず黙って歩き出した。
「ありがとうっ、黒のえいゆう!」
親と無事に会えたのか、怪鳥に狙われた少女は大きな声で去っていく黒に礼を言った。その言葉に黒はピクリと反応し一瞬だけ動きを止めたが次第にまた歩き出した。
……俺は、英雄なんかじゃない――!
そうして、誰にも正体を知られないまま黒は町へと消えていった――。
◇
トントントン。カチャカチャカチャ――。
リズムよく鳴るその音達は食材が切られ、混ぜられ、味をつけられる音。
グツグツグツと煮込まれる鍋の中へお玉を潜り込ませ一回し。そして、鍋の中の汁をお玉ですくい、小さな口で丁寧に味見した。
「……うん、いい具合に仕上がってますね。あともう少し煮込みましょうか」
上手に出来ていることに少女は気分よく火を強くした。そして、後で食べてもらうことを考え自然と笑みがこぼれてしまった。
(ふふっ、サタンさん早く帰ってこないでしょうか――)
しかし、この時、少女はまだ気づいていなかった。後ろから伸びてくる魔の手に――。
「キャッ――さ、サタンさん!?」
後ろから伸びてきた腕でぎゅうっと抱きしめられ少女は顔を赤くしながら驚いた。そして、誰とは分かっていて、抱きしめられた理由も分かった上で振り向いた。
「さ、サタンさん……あの、何度も言いますがいきなり後ろから抱きつくのはやめてくれませんか?」
しかし、サタンは黙ったままでいた。
このままでいたい……そこにいることを実感したいと思っているからだ。
「その、何度も何度もいきなり抱きつかれると心の準備が……ですね。初めに言ってからだといつでもいつまででもいいんですが……いきなりだと、その……私の心臓がもちません」
鍋の中の温度が熱くなると同時に少女の体も段々と熱くなっていく。そこにいることが確認できたサタンはゆっくりと腕をほどいた。そして、顔を上げて悲しそうにしながら口を開いた。
「ゴメン……アズラ。俺、また……」
(……サタンさんはあの日から突然私に抱きつくようになりました。メルさんとラエルさんを失ったことがよっぽど怖かったのでしょう。私を放したくない――その思いが強く伝わってきます。まぁ、私がそう思いたいだけなのかもしれませんが……)
「サタンさん――」
サタンはビクッと肩を震わせた。アズラに怒られると思ったのだ。毎度毎度いきなり抱きつかれいい加減愛想をつかされた――そう思ってしまう。
だが、サタンもサタンでそう思っていても止められないのだ。少し見ない間にアズラがいなくなっているかもしれない。もう誰も失いたくないと強く思うも心の中では臆しているからである。アズラまでいなくなると……と。だから、少しでも離れたならば近づいたときに抱きしめて確認してしまう。そこにいることを。
「サタンさん――調理中は危ないので気をつけてください。もし、私がビックリして包丁で怪我をさせてしまったり火傷を負わせてしまったりすればサタンさんが傷ついてしまいます。そんなことしたくないんです」
「ゴメン……でも、俺――」
怒られたと思い弱々しく謝るサタンの体が柔らかい感触に包まれる。
「大丈夫、怒っていませんよ。サタンさんが安心できるなら何度でも抱きついてください」
サタンを優しく抱きしめるアズラ。抱きしめられ、柔らかく気持ちいい感触に落ちていくサタン。
「それに、サタンさんが安心できるように私からも抱きしめます。だから、不安な時は言ってくださいね」
優しい笑顔でニッコリと笑いかけるアズラにサタンの心は益々弱くなっていく。
あぁ……この笑顔だ。アズラがいて笑ってくれてさえいれば俺は――
「落ち着きましたか?」
「ああ、悪かった」
アズラはサタンからゆっくりと離れていき姿勢を正して笑った。
(それに――サタンさんが私に抱きついてくれるなんて喜ばしいことです。本当はこんな気持ちを今抱くのはダメです。でも、サタンさんが私に抱きついてくれる。そのことが私にとっては大変嬉しくて火照ってしまいます……!)
「こんなこと絶対言えませんけど……」
「何か言ったか?」
「い、いいえ。あ、サタンさん手を洗いましたか?」
「そう言えばまだだったな……洗ってくるよ」
手を洗いに出ていくサタンを見ながらひとり言が聞かれなかったことに心底安堵するアズラ。胸をドキドキさせながら手を振る。
「あっ、サタンさん――」
まだ言い残したことがあったと思い出したアズラの呼び掛けにサタンは動きを止めて振り返った。
「ん?」
「おかえりなさい」
「ああ――ただいま!」
サタンは笑顔のアズラに笑い返して元気よく答えた。
ある日、突然異変が起こった。その結果、二つ誕生した事があった。一つは世界の均等の終わりを告げたこと。そして、もう一つはそれにより一人の英雄が誕生したこと。
その英雄は気づいた。家族を失い、友達を失い、仲間を失った英雄はようやく気づいた。
この世界をこうしたのは自分ではない。だが、自分も世界に住む者と同じだったのだということに――。
そうして、英雄は泣きながら倒れた。救ったと同時に背負った罪の深さに溺れながら。やがて、英雄は誰にも見られることなく姿を消した――。
◇
王城決戦から数日――人間界に新たな問題が幾つも発生していた。ガドレアルスライムが深く残した爪痕は王城ドアベルガルの半分と町の半分を大きく傷つけた。
王城についはレアルとミリアがリエノア村から戻り復興を素早く進めたお陰でなんとかなったのが現状である。運よく洗脳したメルから逃れたのと王城の外にいて生き残ることが出来た傭兵騎士達が元王の娘と妻の言うことを聞いたから出来たことである。
だが、町に関しては事態が一向に良くならない状況であった。理由は町の被害よりも人による被害の方が大きかったからだ。ガドレアルの洗脳により戦争のようなことが起きてしまった人間界。多くの人が亡くなり、そして、後のガドレアルスライムのせいにより住む家もなくしてしまい路頭に迷う人達が大勢いた。皆の協力が必要となるが前向きになれる人はそう多くない。どうするかレアルとミリアは頭を悩ませていた。
そして、一番の問題は――
「キャァァァァァッ――ま、魔物が……魔物がまた現れたわよーーー!!」
王城決戦の後から俗にいう魔物と呼ばれるもの達が本来姿を現すはずがない人間界に続々と出現し出したことであった。
「こ、今回は怪鳥だーー逃げろーーッ!」
人間界の朝の空を悠々と舞う汚く茶色のドロドロとした翼の怪鳥。大きく途中で角に曲がったくちばしからヨダレと真ん丸とした大きな目玉から涙のような透明でベッチョリとした汁を撒き散らしながら翼を大きくはためかす。
いかにも魔界に存在するかのような魔物の姿を目にする度人々は恐怖に震え上がった。魔犬の時も魔虫の時もそうであった。そして、今回もそうであるが戦う術を持たないのだ。正確には戦う術というのはある。能力を使い退治するなり抹消するなりすればいいだけだからだ。しかし、その能力を使えばいいだけというのが出来ないのが現状であった。
傷つけ合い、傷ついた人々は戦えなかったのだ。町で元気なのは能力を持たない人々がほとんどだったのだ。
では、どのようにしてこれまで生きてこれたのか。
それは――
空を舞う怪鳥が狙いを定めたのはまだ幼い小さな少女だった。親とはぐれたのか少女は逃げ惑う人々に押し倒され地面に座ったまま目に涙を浮かべていた。怪鳥からすると格好の的である。怪鳥は翼を翻して急降下。その少女めがけて口を大きく開けた。
誰も助けられない、幼き少女を見殺しにする――そう誰かが思った時であった。怪鳥の前に黒い塊がフッと現れたのだ。
「……お前の居場所はここじゃないだろ……消えろ――」
黒い塊は腕を伸ばすと力強く怪鳥の顔を横から殴りつけた。体勢をくずした怪鳥は大きく顔を腫らしたまま落下中の黒に向かって飛んでくる。敵意むき出しの怪鳥に黒は臆することなく掌を前に出した。そして、掌から出したレーザーが怪鳥に直撃し跡形もなく消滅させた。
パラパラと落ちていく焦げたような小さな塊と一緒に黒は着地した。一瞬の出来事に声をなくしていた人々。だが、すぐに歓喜の声を上げた。
「ウォォォォォォッ――また黒の英雄が助けてくれたぞーーー!」
「ありがとうーーー黒の英雄!」
黒の英雄と呼ばれる黒は全身黒で覆われていた。服にズボン、靴に顔を隠すためのフード。それら全てが黒一色で揃えられており、さらに、人間界に魔物が現れる度に黒がどうにかしたことにより黒の英雄と人々から勝手に呼ばれているのだ。
礼を言いながら近寄ってくる人々。だが、黒はそれらに一切反応せず黙って歩き出した。
「ありがとうっ、黒のえいゆう!」
親と無事に会えたのか、怪鳥に狙われた少女は大きな声で去っていく黒に礼を言った。その言葉に黒はピクリと反応し一瞬だけ動きを止めたが次第にまた歩き出した。
……俺は、英雄なんかじゃない――!
そうして、誰にも正体を知られないまま黒は町へと消えていった――。
◇
トントントン。カチャカチャカチャ――。
リズムよく鳴るその音達は食材が切られ、混ぜられ、味をつけられる音。
グツグツグツと煮込まれる鍋の中へお玉を潜り込ませ一回し。そして、鍋の中の汁をお玉ですくい、小さな口で丁寧に味見した。
「……うん、いい具合に仕上がってますね。あともう少し煮込みましょうか」
上手に出来ていることに少女は気分よく火を強くした。そして、後で食べてもらうことを考え自然と笑みがこぼれてしまった。
(ふふっ、サタンさん早く帰ってこないでしょうか――)
しかし、この時、少女はまだ気づいていなかった。後ろから伸びてくる魔の手に――。
「キャッ――さ、サタンさん!?」
後ろから伸びてきた腕でぎゅうっと抱きしめられ少女は顔を赤くしながら驚いた。そして、誰とは分かっていて、抱きしめられた理由も分かった上で振り向いた。
「さ、サタンさん……あの、何度も言いますがいきなり後ろから抱きつくのはやめてくれませんか?」
しかし、サタンは黙ったままでいた。
このままでいたい……そこにいることを実感したいと思っているからだ。
「その、何度も何度もいきなり抱きつかれると心の準備が……ですね。初めに言ってからだといつでもいつまででもいいんですが……いきなりだと、その……私の心臓がもちません」
鍋の中の温度が熱くなると同時に少女の体も段々と熱くなっていく。そこにいることが確認できたサタンはゆっくりと腕をほどいた。そして、顔を上げて悲しそうにしながら口を開いた。
「ゴメン……アズラ。俺、また……」
(……サタンさんはあの日から突然私に抱きつくようになりました。メルさんとラエルさんを失ったことがよっぽど怖かったのでしょう。私を放したくない――その思いが強く伝わってきます。まぁ、私がそう思いたいだけなのかもしれませんが……)
「サタンさん――」
サタンはビクッと肩を震わせた。アズラに怒られると思ったのだ。毎度毎度いきなり抱きつかれいい加減愛想をつかされた――そう思ってしまう。
だが、サタンもサタンでそう思っていても止められないのだ。少し見ない間にアズラがいなくなっているかもしれない。もう誰も失いたくないと強く思うも心の中では臆しているからである。アズラまでいなくなると……と。だから、少しでも離れたならば近づいたときに抱きしめて確認してしまう。そこにいることを。
「サタンさん――調理中は危ないので気をつけてください。もし、私がビックリして包丁で怪我をさせてしまったり火傷を負わせてしまったりすればサタンさんが傷ついてしまいます。そんなことしたくないんです」
「ゴメン……でも、俺――」
怒られたと思い弱々しく謝るサタンの体が柔らかい感触に包まれる。
「大丈夫、怒っていませんよ。サタンさんが安心できるなら何度でも抱きついてください」
サタンを優しく抱きしめるアズラ。抱きしめられ、柔らかく気持ちいい感触に落ちていくサタン。
「それに、サタンさんが安心できるように私からも抱きしめます。だから、不安な時は言ってくださいね」
優しい笑顔でニッコリと笑いかけるアズラにサタンの心は益々弱くなっていく。
あぁ……この笑顔だ。アズラがいて笑ってくれてさえいれば俺は――
「落ち着きましたか?」
「ああ、悪かった」
アズラはサタンからゆっくりと離れていき姿勢を正して笑った。
(それに――サタンさんが私に抱きついてくれるなんて喜ばしいことです。本当はこんな気持ちを今抱くのはダメです。でも、サタンさんが私に抱きついてくれる。そのことが私にとっては大変嬉しくて火照ってしまいます……!)
「こんなこと絶対言えませんけど……」
「何か言ったか?」
「い、いいえ。あ、サタンさん手を洗いましたか?」
「そう言えばまだだったな……洗ってくるよ」
手を洗いに出ていくサタンを見ながらひとり言が聞かれなかったことに心底安堵するアズラ。胸をドキドキさせながら手を振る。
「あっ、サタンさん――」
まだ言い残したことがあったと思い出したアズラの呼び掛けにサタンは動きを止めて振り返った。
「ん?」
「おかえりなさい」
「ああ――ただいま!」
サタンは笑顔のアズラに笑い返して元気よく答えた。
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