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第1章最弱魔王は魔界で頑張ると決めたそうです
第9話 魔王の大敵
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――おい・・・おい!
どこからか声が聞こえる。
――起きろって言ってるだろーーーー!!
サタンは聞き覚えのない声に怒鳴られて目を覚ました。辺りをキョロキョロと見回す。
・・・どこだ、ここ!? 寝ぼけてるのか・・・?
サタンは死んだ時に見たのと同じ暗い空間にいた。
――ったく、ようやく目覚めたか。グースカグースカ眠りやがって。ったく、ウゼエ。死ねよ。
目覚めたサタンにどこから言う謎の声。
「だ、誰だ!? どこにいる!?」
サタンは慌てて辺りを見回す。しかし、辺りには何も見えない。
・・・ってか、口悪いな!
サタンはどこから話しているかも分からない謎の声に返事した。
――あ~分からねーのかよ・・・ったく、しょうがねーな・・・。
やはり聞こえる謎の声。サタンはもう一度辺りを見回すがただただ暗い空間が広がっているだけ。
――あ~いくら探しても見つからねーよ・・・俺はお前の中から話してるんだから。
謎の声は言う。
「なっ・・・!? どういうことだ!?」
――ったく、メンドクセ~けど説明してやるよ。俺の名は“アンドロマリウス”。魔柱72柱の一人だよ。
サタンは声のする方向を見た。確かにサタンのお腹辺りから声が聞こえる。
「ウワッ、キモッ!!!」
――おい! キモいってなんだ! キモいって!
とっさに出た言葉に反応するアンドロマリウスと自らを名乗る声。
「あ、ああ、悪い・・・」
サタンは謝るが思った。
やっぱり気持ち悪い!
「それで・・・俺に何か用なのか?」
――いや、用ってことはない。ただ、これからも俺の仲間達がお前の中に入ってくるからしっかりと頼むぜって事を伝えにきたんだ。
「頼む・・・? 何を?」
――お前が爆発しないようにだよ。沢山の悪魔がお前の中に入ってくるんだそいつらをちゃんとコントロール出来るようになれ! いいな?
「わ、分かった・・・」
――ったく、じゃあな、俺はそろそろ寝る。
「あ、アンドロマリウス」
――何だ?まだ何かあるのか?
「いや、あの時は助けてくれてありがとう! 助かった」
サタンは死んだ時に生き返る事が出来た事に礼を言った。
――・・・ふ、ふん、それぐらいどうってことない。それより俺のことはアンドロでいい。フルネームだと長くて呼びにくいからな。
サタンは心の中で思っていた――確かに長くて呼びにくい、と。
「そうか、これからもよろしくなアンドロ」
――最後にひとついい事を教えてやるよ。ピンチな時はこう言いな――変身《マキシム》って。ククっ・・・ビックリすることが起きるぜ。
クククとサタンのお腹辺りから聞こえる笑い。
――じゃあ、そろそろ俺は本気で眠る。もう話す事はないだろう。最後だ、元気でやれよ。
「ありがとうアンドロ。ちょっとの間だったけどお前と話せて楽しかった」
サタンは目を覚まし体を起こした。
一体何だったんだ・・・?
しばらくさっきまで起こっていた事を考える。
しかし、いくら考えてもよく分からなかった。
アズラ・・・布団まで運んでくれたのか。
サタンは布団の中にいた。
ちゃんと俺を布団に運んで寝かせてくれるなんて・・・ウッウッ・・・なんていい悪魔なんだ!
サタンは感激して目から涙が出そうになる。
――さて、もう一眠りしよ・・・
サタンがもう一眠りしようと布団に潜ったその時――。
「魔王! 魔王はいるのですかーー!?」
城の外からサタンを呼ぶ声が聞こえてきた。
しかし、サタンは無視して寝ようと布団をかけた時だった――ドンと何か大きな衝撃が辺りを走った。
な、な、何だ・・・?
サタンは急いで城の外へ向かった。
外にはサタンより先に出たアズラともう一人、甲冑を身に纏った少女がいた。
あ、あいつは・・・?
甲冑を身に纏った少女の見た目は十五、六歳くらいに見える。ストレートに伸びた白銀の髪が月光に反応してキラキラ輝いている。地面に長剣を突き刺し仁王立ちして構えている。
少女は城から出てきたサタンを睨み、こう聞いてきた。
「あなたが魔王・・・ですか?」
「あ、ああ・・・」
サタンが返事をすると少女は一瞬目を丸くして信じられないという仕草をするが途端に笑い出した。
「ぷっ・・・アハハハ・・・魔界も地に落ちましたね」
少女はサタンをジーッと見つめる。
「こんなどこにでもいるような男の子を魔王とするなんて滑稽です」
少女は笑い続ける。
確かに! 今の俺はジャージ姿のどこにでもいる男の子だけども何なんだこのガキは? 人の事を笑いすぎだろ!
「そういう失礼なお前は何者なんだ!?」
「おっと、これは失礼、私はメル。勇者です!」
「「・・・・・・・・・・・・」」
軽く一礼しドヤッと決めるメル。
「あ、アズラ、その寝巻可愛いな」
「ありがとうございます!」
サタンはメルを無視してアズラの寝巻を褒めた。アズラにとてもよく似合っている。
「無視するな・・・」
「え?」
「無視するなですーーーー!!」
せっかく決めたのに全く相手にされなかったメルはプルプルと震え出し怒った。
メルは地面から剣を抜き振り上げた。瞬間――サタンの頬をかすめてとんでいく斬撃。
サタンの頬から赤い血ツーっとが流れ落ちる。サタンは背筋に冷たいものを感じた。
「話を聞いてくださいっ!」
「・・・はい、ごめんなさい・・・」
サタンは直感的に感じた。
こいつは怒らせちゃいけないタイプだ・・・!
サタンとアズラは正座していた。というよりも仁王立ちするメルに正座させられていた。
(こんなのが魔王・・・なのですか?)
正座しているサタンを見てメルは思う。
「いいですか? 私は勇者なので必然的にあなたを倒さないといけません。なので・・・死んでください!」
笑顔で剣先をサタンに向けるメル。
「何でだよっ!?」
「それが・・・世の理だからです!」
はぁ・・・結局このパターンかよ・・・
サタンはため息をついた。
「ちょ、ちょっと待って下さい!」
「何ですか?」
アズラがメルに向かって言う。
「いきなり死んでくださいって勇者の言うセリフじゃないと思うんですけど・・・」
「そうですか? 勇者と魔王が出会ったら戦って勇者が勝つってのがお約束じゃないですか? 結局死ぬ運命なんですからいいじゃないですか。さぁ、早く私と戦って死んで下さい!」
きっぱりと言い切るメルにアズラは何も言い返せない。
え~何この雰囲気・・・いかにも勇者と戦わないといけない空気じゃん・・・てか、アズラ、そこで負けないでもうちょっと何か言い返してよ・・・!
「と言うか、あなたは誰なんです? 魔王のお付きですか?」
「そう、ですけど・・・」
「だったらあなたにも死んでもらわないといけませんね」
メルは剣先をアズラへと向ける。
「お、おい! アズラは関係ないだろ!」
「そうはいきません! 魔界の者は絶滅してもらわないと人間が平和に暮らせませんから」
メルは剣を構え、アズラの前に立つ。
「まぁ、せめてもの情けです、一太刀で楽にしてあげますよ」
メルは剣を振り上げアズラを斬りかかろうとする。
「ちょっと待った!」
サタンは叫んだ。
クソ・・・結局こうなるのかよ・・・!
「アズラは死なせねぇ・・・! 俺と戦え!」
サタンが言うとメルは剣をおろしサタンの方を向いた。
「ようやくその気になりましたか」
ニヤリと笑うメル。
「そのかわり・・・俺が勝ったらお前を仲間にして魔界の一員にしてやる!」
「なっ!? 何ですかそれは!?」
サタンが発した言葉に焦るメル。
「当たり前だろ? 俺とアズラは負けたら殺されるんだ。それくらいの条件はのんでもらわないと」
今度はサタンがニヤリと笑った。
(うーん何でしょう、この自信に満ちた顔は・・・? それほど自信があるのでしょうか?)
メルは黙って考え込む。
「ちょ、ちょっとサタンさん・・・! あんなこと言って勝機でもあるんですか・・・?」
アズラがひそひそと聞いてきた。サタンは胸をはって「ない」と答えた。
「そ、そんなんでどうするんですかぁ!?」
「だって・・・あのままじゃ俺達殺されてたんだぜ? 何もしないまま。俺は死んだとしても何度でも生き返ることが出来る・・・けどアズラはしんだらそこで何もかも終わりだろ?」
「それは、そうですけど・・・」
「だったら俺があいつと戦ってる間にアズラは出来るだけ遠くに逃げるんだ」
「そんな・・・! そんなこと出来ません!」
「いいから!逃げろ」
「で、でも――」
「あなたと戦うことを決めましたよ、魔王!」
サタンとアズラが話しているとメルが答えた。
「ちぇ、やっぱり諦めてくれねーか・・・」
「もちろんです! 私が負けるなんてあり得ませんから!」
「だったら、相手になってやるよ・・・」
サタンは体を軽く動かしてからメルと対峙した。
「サ、サタンさん・・・」
「俺のことは心配するな・・・もし死んだとしても生き返って必ずアズラを探し出す!」
メルが剣を構える。
「こちとら寝ようとしてる所を無理矢理戦わされるんだ! すぐに終わらせてやるぜ」
(女なうえ年下だし殴りたくないが、しょうがないよな・・・)
サタンは腕をぐるぐると回してメルに向かって走り出した。
「くらえ! 必殺! 魔王パーンチ!!」
サタンは右手に力を込めて拳を突き出した。
どこからか声が聞こえる。
――起きろって言ってるだろーーーー!!
サタンは聞き覚えのない声に怒鳴られて目を覚ました。辺りをキョロキョロと見回す。
・・・どこだ、ここ!? 寝ぼけてるのか・・・?
サタンは死んだ時に見たのと同じ暗い空間にいた。
――ったく、ようやく目覚めたか。グースカグースカ眠りやがって。ったく、ウゼエ。死ねよ。
目覚めたサタンにどこから言う謎の声。
「だ、誰だ!? どこにいる!?」
サタンは慌てて辺りを見回す。しかし、辺りには何も見えない。
・・・ってか、口悪いな!
サタンはどこから話しているかも分からない謎の声に返事した。
――あ~分からねーのかよ・・・ったく、しょうがねーな・・・。
やはり聞こえる謎の声。サタンはもう一度辺りを見回すがただただ暗い空間が広がっているだけ。
――あ~いくら探しても見つからねーよ・・・俺はお前の中から話してるんだから。
謎の声は言う。
「なっ・・・!? どういうことだ!?」
――ったく、メンドクセ~けど説明してやるよ。俺の名は“アンドロマリウス”。魔柱72柱の一人だよ。
サタンは声のする方向を見た。確かにサタンのお腹辺りから声が聞こえる。
「ウワッ、キモッ!!!」
――おい! キモいってなんだ! キモいって!
とっさに出た言葉に反応するアンドロマリウスと自らを名乗る声。
「あ、ああ、悪い・・・」
サタンは謝るが思った。
やっぱり気持ち悪い!
「それで・・・俺に何か用なのか?」
――いや、用ってことはない。ただ、これからも俺の仲間達がお前の中に入ってくるからしっかりと頼むぜって事を伝えにきたんだ。
「頼む・・・? 何を?」
――お前が爆発しないようにだよ。沢山の悪魔がお前の中に入ってくるんだそいつらをちゃんとコントロール出来るようになれ! いいな?
「わ、分かった・・・」
――ったく、じゃあな、俺はそろそろ寝る。
「あ、アンドロマリウス」
――何だ?まだ何かあるのか?
「いや、あの時は助けてくれてありがとう! 助かった」
サタンは死んだ時に生き返る事が出来た事に礼を言った。
――・・・ふ、ふん、それぐらいどうってことない。それより俺のことはアンドロでいい。フルネームだと長くて呼びにくいからな。
サタンは心の中で思っていた――確かに長くて呼びにくい、と。
「そうか、これからもよろしくなアンドロ」
――最後にひとついい事を教えてやるよ。ピンチな時はこう言いな――変身《マキシム》って。ククっ・・・ビックリすることが起きるぜ。
クククとサタンのお腹辺りから聞こえる笑い。
――じゃあ、そろそろ俺は本気で眠る。もう話す事はないだろう。最後だ、元気でやれよ。
「ありがとうアンドロ。ちょっとの間だったけどお前と話せて楽しかった」
サタンは目を覚まし体を起こした。
一体何だったんだ・・・?
しばらくさっきまで起こっていた事を考える。
しかし、いくら考えてもよく分からなかった。
アズラ・・・布団まで運んでくれたのか。
サタンは布団の中にいた。
ちゃんと俺を布団に運んで寝かせてくれるなんて・・・ウッウッ・・・なんていい悪魔なんだ!
サタンは感激して目から涙が出そうになる。
――さて、もう一眠りしよ・・・
サタンがもう一眠りしようと布団に潜ったその時――。
「魔王! 魔王はいるのですかーー!?」
城の外からサタンを呼ぶ声が聞こえてきた。
しかし、サタンは無視して寝ようと布団をかけた時だった――ドンと何か大きな衝撃が辺りを走った。
な、な、何だ・・・?
サタンは急いで城の外へ向かった。
外にはサタンより先に出たアズラともう一人、甲冑を身に纏った少女がいた。
あ、あいつは・・・?
甲冑を身に纏った少女の見た目は十五、六歳くらいに見える。ストレートに伸びた白銀の髪が月光に反応してキラキラ輝いている。地面に長剣を突き刺し仁王立ちして構えている。
少女は城から出てきたサタンを睨み、こう聞いてきた。
「あなたが魔王・・・ですか?」
「あ、ああ・・・」
サタンが返事をすると少女は一瞬目を丸くして信じられないという仕草をするが途端に笑い出した。
「ぷっ・・・アハハハ・・・魔界も地に落ちましたね」
少女はサタンをジーッと見つめる。
「こんなどこにでもいるような男の子を魔王とするなんて滑稽です」
少女は笑い続ける。
確かに! 今の俺はジャージ姿のどこにでもいる男の子だけども何なんだこのガキは? 人の事を笑いすぎだろ!
「そういう失礼なお前は何者なんだ!?」
「おっと、これは失礼、私はメル。勇者です!」
「「・・・・・・・・・・・・」」
軽く一礼しドヤッと決めるメル。
「あ、アズラ、その寝巻可愛いな」
「ありがとうございます!」
サタンはメルを無視してアズラの寝巻を褒めた。アズラにとてもよく似合っている。
「無視するな・・・」
「え?」
「無視するなですーーーー!!」
せっかく決めたのに全く相手にされなかったメルはプルプルと震え出し怒った。
メルは地面から剣を抜き振り上げた。瞬間――サタンの頬をかすめてとんでいく斬撃。
サタンの頬から赤い血ツーっとが流れ落ちる。サタンは背筋に冷たいものを感じた。
「話を聞いてくださいっ!」
「・・・はい、ごめんなさい・・・」
サタンは直感的に感じた。
こいつは怒らせちゃいけないタイプだ・・・!
サタンとアズラは正座していた。というよりも仁王立ちするメルに正座させられていた。
(こんなのが魔王・・・なのですか?)
正座しているサタンを見てメルは思う。
「いいですか? 私は勇者なので必然的にあなたを倒さないといけません。なので・・・死んでください!」
笑顔で剣先をサタンに向けるメル。
「何でだよっ!?」
「それが・・・世の理だからです!」
はぁ・・・結局このパターンかよ・・・
サタンはため息をついた。
「ちょ、ちょっと待って下さい!」
「何ですか?」
アズラがメルに向かって言う。
「いきなり死んでくださいって勇者の言うセリフじゃないと思うんですけど・・・」
「そうですか? 勇者と魔王が出会ったら戦って勇者が勝つってのがお約束じゃないですか? 結局死ぬ運命なんですからいいじゃないですか。さぁ、早く私と戦って死んで下さい!」
きっぱりと言い切るメルにアズラは何も言い返せない。
え~何この雰囲気・・・いかにも勇者と戦わないといけない空気じゃん・・・てか、アズラ、そこで負けないでもうちょっと何か言い返してよ・・・!
「と言うか、あなたは誰なんです? 魔王のお付きですか?」
「そう、ですけど・・・」
「だったらあなたにも死んでもらわないといけませんね」
メルは剣先をアズラへと向ける。
「お、おい! アズラは関係ないだろ!」
「そうはいきません! 魔界の者は絶滅してもらわないと人間が平和に暮らせませんから」
メルは剣を構え、アズラの前に立つ。
「まぁ、せめてもの情けです、一太刀で楽にしてあげますよ」
メルは剣を振り上げアズラを斬りかかろうとする。
「ちょっと待った!」
サタンは叫んだ。
クソ・・・結局こうなるのかよ・・・!
「アズラは死なせねぇ・・・! 俺と戦え!」
サタンが言うとメルは剣をおろしサタンの方を向いた。
「ようやくその気になりましたか」
ニヤリと笑うメル。
「そのかわり・・・俺が勝ったらお前を仲間にして魔界の一員にしてやる!」
「なっ!? 何ですかそれは!?」
サタンが発した言葉に焦るメル。
「当たり前だろ? 俺とアズラは負けたら殺されるんだ。それくらいの条件はのんでもらわないと」
今度はサタンがニヤリと笑った。
(うーん何でしょう、この自信に満ちた顔は・・・? それほど自信があるのでしょうか?)
メルは黙って考え込む。
「ちょ、ちょっとサタンさん・・・! あんなこと言って勝機でもあるんですか・・・?」
アズラがひそひそと聞いてきた。サタンは胸をはって「ない」と答えた。
「そ、そんなんでどうするんですかぁ!?」
「だって・・・あのままじゃ俺達殺されてたんだぜ? 何もしないまま。俺は死んだとしても何度でも生き返ることが出来る・・・けどアズラはしんだらそこで何もかも終わりだろ?」
「それは、そうですけど・・・」
「だったら俺があいつと戦ってる間にアズラは出来るだけ遠くに逃げるんだ」
「そんな・・・! そんなこと出来ません!」
「いいから!逃げろ」
「で、でも――」
「あなたと戦うことを決めましたよ、魔王!」
サタンとアズラが話しているとメルが答えた。
「ちぇ、やっぱり諦めてくれねーか・・・」
「もちろんです! 私が負けるなんてあり得ませんから!」
「だったら、相手になってやるよ・・・」
サタンは体を軽く動かしてからメルと対峙した。
「サ、サタンさん・・・」
「俺のことは心配するな・・・もし死んだとしても生き返って必ずアズラを探し出す!」
メルが剣を構える。
「こちとら寝ようとしてる所を無理矢理戦わされるんだ! すぐに終わらせてやるぜ」
(女なうえ年下だし殴りたくないが、しょうがないよな・・・)
サタンは腕をぐるぐると回してメルに向かって走り出した。
「くらえ! 必殺! 魔王パーンチ!!」
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