神は中学生

takumin

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神ってことが同級生にバレそうなことをすることにした(1)

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前回までの神は中学生は・・・
とある町のとある中学校に通う「神野 神事」この中学生にはとある秘密があった。その秘密とは、神ということである。そのことはもちろんばれてはいけない。でもどうなるの!ニュースで決まったことを伝えなければならない。でも、同級生にはバレちゃいけない・・・どうする神事!
このことは正直国に伝えきゃ決定したことにならないから。あーあ明日Z〇PとかZ〇Oとかのニュース番組で報道されるんだろうな。これだと同級生にバレるな。自分が神であることが・・・
「これはヤバいな。バレれば校長に何か言われるし、同級生から何か言われるし、もう終わったじゃん!どうするのこれ!なんでこんなことを全部やらせるのかなー俺の部は!おかしいでしょ!」
部下への愚痴を言いながら明日のニュースでの発表の原稿を作らなきゃ。ウィ〇ドウズのパソコンを開きパスワードを打ち込む。
「えーと。今回は発表があります。どうも全然目立っていない神です。全知全能の。今回は人間と神が共存するという世界を作りたいと思っています。そのためにこのことを皆さんにお伝えしたいと思っています。まずどのようにして共存する世界を作るのかというと・・・・・・あーあ大変だな。原稿作成。なんでこんなこと発表しなきゃいけないんだよ!忙しすぎて死にそう!ほんと労働基準法で訴えようかな?訴えても意味ないか。だって国にまで本当に神って実在するのって言われてるくらいだし。訴えても勝てる確率は0.1%にも満たないでしょ!これ。だからとりあえず今は頑張って原稿でも作成するか。よーし頑張るぞ!そして溜まってる仕事片付けよう。」
カタカタ
パソコンのキーを打ちながら原稿を考えている。
コンコン
「はーい」
ドアをノックする音がした。
「失礼します。前回提案した人と神が共存する世界を作るという話どうなりました?」
「それなら今発表するよ。みんなの前で。そのために今原稿作ってる。」
「そうでしたか。なら茶々っとすましてください。そっちが忙しいのはわかっていたから大丈夫です。早く終わったら手伝いますので。」
「え、マジで!やったー!早く終わらせよう!どんどん仕事しよう!」
今話しているんのは俺の秘書兼部下。部下って言い方は悪いか。部下というよりは直属の提案者。仕事のね。この人の言った通りに仕事はしてないけど、たまに仕事のことは突っ込んでくれるのは嬉しい。だけど、こんな風に仕事を手伝いますって初めてだ。頼りにしてるよ。
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