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解放編

第41話 封鎖

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 『ひゅ~~~~~~~~~パァン(照明弾)‼︎』

 ラルフ「んん(・・?)なんだ?花火か?」とさっきまでいた神殿の方から赤い煙が空に向かって伸びています。

 『ひゅ~~~~~~~~~パァン‼︎」

 カイル「あれ(°▽°)東門の方からも赤い煙が上がっているよ!もしかして今日ってお祭りなの⁉︎」

 『ひゅ~~~~~~~~~パァン‼︎』

 『ひゅ~~~~~~~~~パァン‼︎』

 イアン「おいおい(;´д`)西門と南門からも上がってるぞ⁈」

 『ひゅ~~~~~~~~~パァン‼︎』と最後に北門からも赤い煙が空に向かって伸びて行きました。

 ヤン「おい∑(゚Д゚)イアン‼︎街の出入り口が全部、武装した奴らに塞がれてしまったよ!普通の旅行客は調べられた後に出られるようだけど、なんかチェックに引っかかった奴は問答無用で数十人がかりで殴り殺されていたぞ!」とこれから会う予定だった仲間の1人が走ってやって来ました。背中に槍を背負っているので、チェックに引っかかりそうですが、何を調べているのかが分からない事には、不用意に近付けません。

 旅行客A「おい(゚o゚;;)神殿が襲われているぞ‼︎武装した奴らが神官達を手当たり次第に殺しまくっているぞ‼︎」

 旅行客B「∑(゚Д゚)止めようとした旅行客も何人も剣で斬り殺されてしまったぞ‼︎」とどうやら騒ぎの中心は神殿のようです。わざわざ危険を冒してまで調べる必要もありません。騒ぎが沈静化した後でも行動は可能です。ですが、武装した集団の目的が虐殺ならば話は別です。

 イアン「ああ(`∇´)くそ(怒)‼︎どうすればいいんだよ!」

 カイル「(ಠ_ಠ)この暴動がおじさん達と関係ないなら、まずは神殿に行って、情報を集めるのが1番でしょう!今なら襲われている神官の人も助けられるし、襲っている人達の手助けも出来ると思うよ!」と現場に急行して、優勢な方に犬のように尻尾を振って媚びを売るつもりです。なんとも情けない作戦です。

        🔖

 大神官「はぁはぁ_:(´ཀ`)うぐぅっ。はぁはぁ、お前達が何の目的でこのような事をしているか知らんが、必ず天罰が下るぞ!」と身体を少しずつ剣で斬りつけられ、ハンマーで骨を叩き折られます。苦しみながらも最後まで抵抗するつもりです。

 カミール「あっははは(´༎ຶོρ༎ຶོ`)姉さん(笑)!やっとコイツを地獄に落とせるよ!でも、もうちょっとだけ待っててね。まだまだ苦しませないと足りないでしょう?」と隣にいるボブからハンマーを借りると、床に両手足を押さえつけられている大神官の左手からハンマーで叩き潰しました。

 カミール『(*゚∀゚*)ハァッ(鉄のハンマー・振り下ろし)』『ドォガァン(直撃)‼︎』

 大神官『(´༎ຶོρ༎ຶོ`)ぎゃぁぁぁ~(左手・損失)‼︎』

 ラン「(*゚∀゚*)次は石版を壊しましょう‼︎こんな物があるから人が集まって来るのです。壊してバラバラにした方が皆んなの為です!」

 大神官「うがぁうっ(´༎ຶོρ༎ຶོ`)それだけはやめるんじゃ!それを壊したら大変な事が起こるぞ!」

 カミール「(ಠ_ಠ)そんなに大切な物ならお前の目の前で壊してやらないとな(笑)!」と鉄のハンマーを縦6メートル、横4メートルの青白く光る石版に向かって叩きつけました。ガァン、ガァンと何度も力の限り叩き付けます。

 大神官「(´༎ຶོρ༎ຶོ`)馬鹿者(怒)‼︎誰でもいいから、壊すのを止めるんじゃ!早く止めないとうぶっ_:(´ཀ`)」

 ラナ「(ಠ_ಠ)黙って見てろ!」と大神官の顔面をつま先で強く蹴りつけて、何本かの歯を叩き折って、黙らせました。やがてガラガラと巨大な石版が音を立てて崩れて壊れてしまいました。
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