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第8章・ざまぁ編。
第94話・EXダンジョン突入。
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たったの1日ですが、エッサのレベルは大きくアップしました。さすがはラストダンジョンです。
『名前・エッサ。職業・暗黒魔法騎士。称号・レベルの発見者。プレイヤーキラー。復讐者。魔王の友達。レベル41。HP3100。MP900。攻撃力230。魔力240。敏捷335。』
武器ランク8『エクスカリバー+6』攻撃力228。
「やれやれ、この辺のモンスターじゃ、もうレベルが上がりにくいべぇ。そろそろEXダンジョンにこの浮遊城で向かうべぇよ。」
「だが、まだ人間達に、この城を見られる訳には行かないのだ。何とか別の方法を探してみたらどうだろうか?その方がいいと思うぞ。」
もう手遅れです。今の場所で2、3日浮いていると、エプト王国の飛行船団がやって来て、総攻撃を仕掛けて来ます。
(この城に飛行機能があるのは知ってるべぇ。ちょっと大きい移動する食堂と宿屋のような物だべぇ。利用しない方が間違っているべぇ。)
このゲームの住民やモンスターは設定やシナリオを守ろうとし過ぎです。それではエミィには勝てません。ルールを守る良い子は損するだけです。
「良いことを教えてやるべぇ。ミルド国にはエミィという淫乱の尻軽女がいるべぇ。この女の側には、グロリアよりも強い奴らが何人もいるべぇ。この意味が分かるべぇか?」
「………俺が戦っても負けるという事か?」
「そういう事だべぇ。この戦いは最初から負けると決まっているべぇ。だからこそ奥さんのウルスラさんも侵略をやめろと言ったんだべぇ。愛する旦那に『負けるからやめろ』とは言えないべぇよ。さあ、奥さんに会いに行くべぇよ。」
「うっぐぅ。うっうっ。」
(ぐぅふふふふ。こいつ騙されやすいべぇ!優秀なロックタ2号が手に入ったべぇ。骨の髄までオラの為に使ってもらうべぇよ。)
『フワフワフワフワ。』
エッサはEXダンジョンに向かう前に、聖なる泉と呼ばれるダンジョンに向かいました。何故だか、ボス部屋の前で湧き出す水を飲むと、HPとMPが全回復するという不思議な現象が起こります。
(この水、絶対にアイテムの『エルクサー』だべぇ。空のビンに入れて売るだけで、1本1万Gで売れる超貴重回復薬だべぇ。とりあえず浮遊城に移設するべぇ。うんだぁ。)
『ガガガガガァ~!フヨフヨ。』
『オーライ、オーライだべぇ!」
機械生物モンスター達を総動員すれば簡単な移設工事だべぇ。
『フワフワフワフワ|《浮遊城・禁断の地に移動中》。』
◆
「ここが目的の封印の扉がある場所だべぇ。オラ達以外で入ろうと思うのは、エミィ達ぐらいだべぇ。中にはレベル60~230のモンスターがウジャウジャいるべぇ。鍵を回すと戦闘ランクを『普通』『難しい』『恐怖』『未知』の中から選べるべぇ。奥さんのウルスラさんは『恐怖』のEXダンジョンにいるべぇ。でも、最初は普通と難しいしか選べないべぇ。」
『名前・神の使徒。種族・天使。レベル90。HP90250。MP不明。攻撃力1325。魔力711。敏捷460。』
まずは『難しい』から攻略するんだべぇ。1体倒すだけで、経験値2万5000貰える最高で最強のダンジョンだべぇ。
「ちょっと待ってくれ!ここの敵は強過ぎないか?私でも1体倒すだけで相当苦労するぞ。本当にこんな危険な所にウルスラがいるのか?」
(確かにいるべぇ。『恐怖』のダンジョンのボスモンスターとして登場するべぇ。会ったら仲良く戦うんだべぇよ。愛し合う2人が戦うなんて悲劇なんだべぇな。)
「行けば分かるべぇ。オラの言葉が信じられなくても、グロリアさんの目なら本物の奥さんか分かるはずだべぇ。さあ、行くべぇよ!」
EXランク『難しい』は31階から60階まで1フロアに1体ずついるモンスターを倒しながら、60階にいるボスモンスターを倒せば、次のEXランク『恐怖』に挑戦できるべぇ。モンスターが落とす武具も、ランク9~11とランダムだべぇが、笑いが止まらないべぇ。
「うぐっ!エッサ!見てないで援護してくれ。鎧でダメージが軽減されても、ヤバイんだ!」
「………。」
『ドォス、ボォコ、ザァン!』
グロリアの槍と盾の3連撃が決まりました。強力な攻撃ですが、神の使徒は怯みません。天使の翼と裁きの剣を持って、魔王グロリアに襲い掛かって来ます。どちらもHPが高いので普通に殴り合う事が出来ますが、エッサがやった場合はもう死んでいます。
(オラに出来る事は、グロリアが勝つと信じて見守る事だけだべぇ。頑張るんだべぇ。頑張るんだべぇ。)
とりあえずグロリアが神の使徒を15匹倒したので、オラ達は浮遊城に一旦帰りました。獲得経験値は37万5000です。それにエリクサーは何本でも泉から無限に汲めるので、1匹倒したら、グロリアにエリクサーを飲ませて、全回復させます。オラはみんなの為に、グロリアはウルスラの為に頑張るんだべぇよ。さあ、2回目の探索だべぇよ。
『名前・エッサ。職業・暗黒魔法騎士。称号・レベルの発見者。プレイヤーキラー。復讐者。魔王の友達。レベル41。HP3100。MP900。攻撃力230。魔力240。敏捷335。』
武器ランク8『エクスカリバー+6』攻撃力228。
「やれやれ、この辺のモンスターじゃ、もうレベルが上がりにくいべぇ。そろそろEXダンジョンにこの浮遊城で向かうべぇよ。」
「だが、まだ人間達に、この城を見られる訳には行かないのだ。何とか別の方法を探してみたらどうだろうか?その方がいいと思うぞ。」
もう手遅れです。今の場所で2、3日浮いていると、エプト王国の飛行船団がやって来て、総攻撃を仕掛けて来ます。
(この城に飛行機能があるのは知ってるべぇ。ちょっと大きい移動する食堂と宿屋のような物だべぇ。利用しない方が間違っているべぇ。)
このゲームの住民やモンスターは設定やシナリオを守ろうとし過ぎです。それではエミィには勝てません。ルールを守る良い子は損するだけです。
「良いことを教えてやるべぇ。ミルド国にはエミィという淫乱の尻軽女がいるべぇ。この女の側には、グロリアよりも強い奴らが何人もいるべぇ。この意味が分かるべぇか?」
「………俺が戦っても負けるという事か?」
「そういう事だべぇ。この戦いは最初から負けると決まっているべぇ。だからこそ奥さんのウルスラさんも侵略をやめろと言ったんだべぇ。愛する旦那に『負けるからやめろ』とは言えないべぇよ。さあ、奥さんに会いに行くべぇよ。」
「うっぐぅ。うっうっ。」
(ぐぅふふふふ。こいつ騙されやすいべぇ!優秀なロックタ2号が手に入ったべぇ。骨の髄までオラの為に使ってもらうべぇよ。)
『フワフワフワフワ。』
エッサはEXダンジョンに向かう前に、聖なる泉と呼ばれるダンジョンに向かいました。何故だか、ボス部屋の前で湧き出す水を飲むと、HPとMPが全回復するという不思議な現象が起こります。
(この水、絶対にアイテムの『エルクサー』だべぇ。空のビンに入れて売るだけで、1本1万Gで売れる超貴重回復薬だべぇ。とりあえず浮遊城に移設するべぇ。うんだぁ。)
『ガガガガガァ~!フヨフヨ。』
『オーライ、オーライだべぇ!」
機械生物モンスター達を総動員すれば簡単な移設工事だべぇ。
『フワフワフワフワ|《浮遊城・禁断の地に移動中》。』
◆
「ここが目的の封印の扉がある場所だべぇ。オラ達以外で入ろうと思うのは、エミィ達ぐらいだべぇ。中にはレベル60~230のモンスターがウジャウジャいるべぇ。鍵を回すと戦闘ランクを『普通』『難しい』『恐怖』『未知』の中から選べるべぇ。奥さんのウルスラさんは『恐怖』のEXダンジョンにいるべぇ。でも、最初は普通と難しいしか選べないべぇ。」
『名前・神の使徒。種族・天使。レベル90。HP90250。MP不明。攻撃力1325。魔力711。敏捷460。』
まずは『難しい』から攻略するんだべぇ。1体倒すだけで、経験値2万5000貰える最高で最強のダンジョンだべぇ。
「ちょっと待ってくれ!ここの敵は強過ぎないか?私でも1体倒すだけで相当苦労するぞ。本当にこんな危険な所にウルスラがいるのか?」
(確かにいるべぇ。『恐怖』のダンジョンのボスモンスターとして登場するべぇ。会ったら仲良く戦うんだべぇよ。愛し合う2人が戦うなんて悲劇なんだべぇな。)
「行けば分かるべぇ。オラの言葉が信じられなくても、グロリアさんの目なら本物の奥さんか分かるはずだべぇ。さあ、行くべぇよ!」
EXランク『難しい』は31階から60階まで1フロアに1体ずついるモンスターを倒しながら、60階にいるボスモンスターを倒せば、次のEXランク『恐怖』に挑戦できるべぇ。モンスターが落とす武具も、ランク9~11とランダムだべぇが、笑いが止まらないべぇ。
「うぐっ!エッサ!見てないで援護してくれ。鎧でダメージが軽減されても、ヤバイんだ!」
「………。」
『ドォス、ボォコ、ザァン!』
グロリアの槍と盾の3連撃が決まりました。強力な攻撃ですが、神の使徒は怯みません。天使の翼と裁きの剣を持って、魔王グロリアに襲い掛かって来ます。どちらもHPが高いので普通に殴り合う事が出来ますが、エッサがやった場合はもう死んでいます。
(オラに出来る事は、グロリアが勝つと信じて見守る事だけだべぇ。頑張るんだべぇ。頑張るんだべぇ。)
とりあえずグロリアが神の使徒を15匹倒したので、オラ達は浮遊城に一旦帰りました。獲得経験値は37万5000です。それにエリクサーは何本でも泉から無限に汲めるので、1匹倒したら、グロリアにエリクサーを飲ませて、全回復させます。オラはみんなの為に、グロリアはウルスラの為に頑張るんだべぇよ。さあ、2回目の探索だべぇよ。
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