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第2章 俺が草原の覇者だ‼︎

悪党ども覚悟しろ‼︎これが正義だ‼︎

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 夜蜘蛛は全身武装で身を固めると残りの所持金330コインで宿屋に行き、30コイン支払って宿屋に宿泊した。

 宿屋の女将「その服汚れているから洗ってあげるよ‼︎」と鼻を押さえて、親切な宿屋のおばちゃんが服を持って行ってしまった。

 夜蜘蛛は早くも全裸シリーズに戻されてしまった。丁度良いと宿屋のお風呂で全身を石けんで綺麗に洗うと、モンスターを気にせずに温かいベットの中で眠ることが出来た。

 早朝に起きると綺麗に洗濯されたレザーシリーズが部屋の前に籠に入れられて置かれていた。

 夜蜘蛛はおばちゃんにお礼を言って、草原にいる最後の敵を倒すために走り出した。

 悪者退治の前にステータスのポイントを使う前と使った後の変化を確認することにした。

 現在の力は『5』だ。レベルは『9』になり、ポイントは『16』あったので、力に全てを使う事に決めた。

 角羊相手に力『5』で攻撃する。3連撃(6・8・7)!次に力『21』で攻撃する。3連撃(9・9・8)!

 夜蜘蛛は角羊(HP24?)程度なら回避せずに3連撃の1ターンで倒せる事に気付くと、意味もないのに角羊狩りを始めてしまった。

 草原のモンスターを手当たり次第に倒しまくり、最後に残ったのが盗賊頭と盗賊子分になった時に夜蜘蛛は目的を思い出し、ブロンズダガー抜いて盗賊子分との戦闘を開始した。

 夜蜘蛛「弱いな⁈短剣で斬られたけどダメージは1~2だった‼︎こちらの攻撃は7~9を与えてHP56?ぐらいで倒して経験値は『8』だった」と夜蜘蛛は子分が落とした財布から100コインを抜き取った。

 盗賊頭(HP?)『殺してやる~‼︎』戦闘開始‼︎
【トレース・オン。巨大ハンマー振り下ろし回避 短剣3連撃(9・7・9) 力を溜めての振り下ろし(回避) 短剣3連撃(7・7・)】

 夜蜘蛛「余裕だな‼︎HPは『83?』。経験値は『24』で黒狼の2倍になるな。普通のアイテムは回収して、倒したコイツ(盗賊頭)をギルドに届けたら賞金が貰えるとは楽な仕事だな!」と倒れている盗賊頭を街のギルドまで引きずって行った。
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