49 / 72
第49話 召喚士レベル6★★★★★★☆
しおりを挟む
【スライム召喚士レベル6★★★★★★☆】
【レベル6スライム:『ライトスライム(光)』『ダークスライム(闇)』『プラチナスライム』『ダイヤモンドスライム』『ボックススライム(合成)』『エンジェルスライム(天使)』『デビルスライム(悪魔)』を召喚できます】
「もぐもぐ……なるほど」
薬草食べる前に竜肉だ。食べながら、呼び出せるレベル6スライムを調べてみた。
キングスライムはいないけど、ダイヤモンドとエンジェルがいる。
どちらも幸運の予感がするぞ。
「ごくん……ウサギ肉が一番美味しいかな?」
ちょっと硬すぎる。僕は柔らかいお肉の方が好きだ。
あぁー、唐揚げ食べたいなぁー。
……
…
「よし! まずはレベル上げだ!」
薬草回復と休憩終わりだ。
プラチナスライムとダイヤモンドスライムは、鉱石系のスライムだから楽勝だぞ。
ダイヤモンドはこんなに小さくても、凄く高く売れる希少価値のある石なんだぞ。
いっぱい倒して集めれば、大金持ちになれるんだぞ。
「召喚!」と唱えると、魔法陣から銀色の、僕よりも大きな丸いプラチナスライムが出て来た。
ゴールドスライムと同じなら、転がって跳ねるだけだから楽勝だ。
「きゃあ⁉︎ あんた誰よ⁉︎」
「あっ、チロル・レインバースです」
おばさんみたいにプラチナスライムが叫んだ。
攻撃せずに名前を名乗ったけど、ちょっと倒しにくい相手だなぁ。
「スライムキラーじゃない⁉︎ あなた、私の身体が目当てね! この変態ッ!」
「えぇー!」
間違えた。超倒しにくい相手だ。
でも、倒さないといけない。剣を振り上げて、斬りかかった。
「《メタル斬り!》」
ガキィン!
「きゃああ! 何すんのよ! 痛いじゃない!」
「あっ、ごめんなさい」
このおばさん、凄く硬い。切れずに剣が弾かれた。
反射的に謝っちゃったけど、倒すまで切らないと駄目だ。
左手の盾をアイテムポーチに入れて、剣を両手に装備した。
素早く倒して、何もなかったことにするぞ。
……
…
ガキィン!
「このケダモノォー!」
「ハァハァ! ハァハァ!」
このおばさん、硬すぎるし、うるさすぎる!
もう2時間以上も切っているのに、全然倒れてくれない。
こうなったら、カエル油ぶつけて、燃やしてやる。
「えいッ! 《ファイアボール(炎の球)!》」
「きゃああああ! 熱いぃ! 熱いわぁッッ!」
僕って、究極の悪だ。無抵抗のプラチナおばさんを火だるまにしちゃった。
プラチナスライムがもの凄い声で叫んでいる。これなら倒れるのもすぐだぞ。
……
…
「嫌ぁー! 溶けちゃう溶けちゃう!」
「……」
このおばさん、倒せないスライムかも。
もう火だるまになって、30分も経過している。
さすがに一日中火だるまにすれば、倒せるよね?
【レベル6スライム:『ライトスライム(光)』『ダークスライム(闇)』『プラチナスライム』『ダイヤモンドスライム』『ボックススライム(合成)』『エンジェルスライム(天使)』『デビルスライム(悪魔)』を召喚できます】
「もぐもぐ……なるほど」
薬草食べる前に竜肉だ。食べながら、呼び出せるレベル6スライムを調べてみた。
キングスライムはいないけど、ダイヤモンドとエンジェルがいる。
どちらも幸運の予感がするぞ。
「ごくん……ウサギ肉が一番美味しいかな?」
ちょっと硬すぎる。僕は柔らかいお肉の方が好きだ。
あぁー、唐揚げ食べたいなぁー。
……
…
「よし! まずはレベル上げだ!」
薬草回復と休憩終わりだ。
プラチナスライムとダイヤモンドスライムは、鉱石系のスライムだから楽勝だぞ。
ダイヤモンドはこんなに小さくても、凄く高く売れる希少価値のある石なんだぞ。
いっぱい倒して集めれば、大金持ちになれるんだぞ。
「召喚!」と唱えると、魔法陣から銀色の、僕よりも大きな丸いプラチナスライムが出て来た。
ゴールドスライムと同じなら、転がって跳ねるだけだから楽勝だ。
「きゃあ⁉︎ あんた誰よ⁉︎」
「あっ、チロル・レインバースです」
おばさんみたいにプラチナスライムが叫んだ。
攻撃せずに名前を名乗ったけど、ちょっと倒しにくい相手だなぁ。
「スライムキラーじゃない⁉︎ あなた、私の身体が目当てね! この変態ッ!」
「えぇー!」
間違えた。超倒しにくい相手だ。
でも、倒さないといけない。剣を振り上げて、斬りかかった。
「《メタル斬り!》」
ガキィン!
「きゃああ! 何すんのよ! 痛いじゃない!」
「あっ、ごめんなさい」
このおばさん、凄く硬い。切れずに剣が弾かれた。
反射的に謝っちゃったけど、倒すまで切らないと駄目だ。
左手の盾をアイテムポーチに入れて、剣を両手に装備した。
素早く倒して、何もなかったことにするぞ。
……
…
ガキィン!
「このケダモノォー!」
「ハァハァ! ハァハァ!」
このおばさん、硬すぎるし、うるさすぎる!
もう2時間以上も切っているのに、全然倒れてくれない。
こうなったら、カエル油ぶつけて、燃やしてやる。
「えいッ! 《ファイアボール(炎の球)!》」
「きゃああああ! 熱いぃ! 熱いわぁッッ!」
僕って、究極の悪だ。無抵抗のプラチナおばさんを火だるまにしちゃった。
プラチナスライムがもの凄い声で叫んでいる。これなら倒れるのもすぐだぞ。
……
…
「嫌ぁー! 溶けちゃう溶けちゃう!」
「……」
このおばさん、倒せないスライムかも。
もう火だるまになって、30分も経過している。
さすがに一日中火だるまにすれば、倒せるよね?
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
303
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる