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PS3『テイルズオブグレイセスエフ』250円

チャプター3〜5

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 「やっぱりプリキュアは最高だな(悦!)そろそろ冒険に戻りますか!」と32型のテレビでテイルズを再開した。

 「おいおい!まさか!あの鳥がボスモンスターなのか?弱過ぎだろうが!護衛だけで倒せるレベルだぞ!そんなにいい格好したいのかよ!」とアスベル達3人を罵倒します。彼は誰にも罵倒された事のないニートです。

 「領主の息子のアスベルが王子のリチャードと仲良くなるシーンがあるが、実際にあれだけで仲良くなれるか?リチャードに利用されているんじゃないか?」と王子は腹黒というイメージで疑いました。

 「おいおい!今度は崖落ちかよ!そんなに俺のブロークンハートをドキドキさせたいのか?さっさと街に戻ってメイドでも見るか!」とストーリーに入り込んでいます。頭の中は屋敷のメイドのスカートの中に入り込んでいます。

 「お前は最初から敵だって分かっていたからな!さっさとレベルの違いを教えてやるか(笑!)」とボスモンスターの青熊を軽く倒します。その前のボスも軽く倒したので、彼はもうこの辺では無敵のようです。

 「次はリチャードを追いかけて【バロニア】の街まで遠出かよ!いい加減、ソフィはメイドで働かせてやれよー!金無いなら、俺が用意してやるぞ(笑!)」と【東ラント街道】に出現するモンスターを倒して、レベルとお金を稼いでいます。現実のレベルとお金は減るばかりです。

 「また幼馴染のシェリアの登場かよ!二股主人公は時代の流れかも知れないな!石田純一も不倫は文化だって言ってたしな!」とやはりモテる男を見ると嫉妬します。ちなみに石田純一は不倫は文化とは言っていません。勝手に言われた事にされています。

 「次は弟のヒューバートの養子話かよ!展開が早過ぎてお兄さんのハートが耐えられません!」とお兄さんというよりも、おじさんに近い年齢です。

 「今度は【王都地下】の探索かよ!おっと、モンスターは蝙蝠とゴーストか!またレベル上げだな!弱い弱い弱い、ボスも弱い‼︎もっと強い奴来い!」と彼の楽しみはこの場所しかありません!我慢して発散させてあげましょう。

 「待てよー!このイベント!俺のアスベルが雑魚同然にやられているぞ!俺の努力を返せよー!」と数時間に及ぶレベル上げの返却を求めています。このゲームが彼に返せるものは夢と勇気と希望と友情とありますが、彼はそれを受け取ることが出来るのでしょうか?

 

 
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