8 / 112
第一章
第一章最終話『海賊船からの脱出』
しおりを挟む
「起きなさい。ウォルター、もう行かないと駄目よ」
「……んんっ?」
セレナはウォルターの身体を優しく揺すって起こしました。
ウォルターが寝る事が出来たのは二時間程度の僅かな時間でした。
セレナはトイレの穴から、早く逃げるようにウォルターに言い聞かせます。
でも、ウォルターは一緒に逃げようと動きません。
「お母様も一緒に逃げよう」
「それは無理よ。ここはお母さんには狭過ぎるから通れないわ」
「でも、僕はお母様とまだ一緒にいたい。本当に逃げられないの?」
「ウォルター……」
トイレの穴は子供が何とか通れる大きさです。大人のセレナでは絶対に無理です。
困った顔でセレナは考えますが、トイレの穴から海面まではおよそ2メートル。トイレの板を壊せば、大人も通れるとは思います。でも、道具もないのに素手で壊すのは無理です。
「やっぱり一緒に逃げるのは無理かな……」
「お母様、そんなに簡単に諦めないでよ! 僕、頑張ったんだよ。お母様も頑張ってよ!」
母親の諦めたような態度にウォルターは怒りました。
そんな顔は見たくないし、一緒に楽しい事をもっともっとしたいからです。
「ウォルター……そうね。お母さんが間違っていたわ。一緒に家に帰りましょう」
「うん!」
セレナは息子の言葉で目が覚めました。
本当はこんな場所には、もうこれ以上、一秒だっていたくありません。
ウォルターさえ生きていればいいなんて、本当は思っていません。
まだまだ一緒にいて、大きくなっていく息子の成長を側で見たいと思っています。
セレナは何とか脱出できる方法がないかと、檻の中を調べます。そして、一つの方法を見つけました。それは床板でした。
痛んでいる床板を壊して剥がして、そこから床下の中に入り込んで、トイレの穴の海面ギリギリの壁を破壊する事が出来れば、外に出る事が出来るかもしれません。
「ウォルター、少し待っていてね。お母さん、頑張るから」
「うん! 僕もお手伝いするよ!」
「ありがとう、ウォルター。本当に良い子ね」
セレナは息子の頭を一撫ですると、早速作業を始めました。
痛んでいる床板の上で何度もジャンプして、壊れかけの床板を壊すと、バリバリと腕と足を使って、隣の床板も少しずつ引き剥がしていきました。
何とか入れそうになるまで床板を壊すと、セレナはウォルターを連れて床下の中に入って、床上から海面へと伸びる筒状の壁に向かって行きます。この筒状の壁を破壊すれば、あとは陸地まで泳いで逃げるだけです。
「ウォルター、またいっぱい泳がないといけないけど、大丈夫?」
「うん、お母様と一緒なら、僕、大丈夫だよ。一緒だったら全然怖くないから!」
「そうね。でも、お母さんはウォルターの負担になりたくないの。いざという時はウォルターだけでも、一人で陸地を目指しなさい。いいわね? お母さんとの約束よ。約束できないなら、お母さんはここに残ります」
「う、うん……約束する。だから、早く一緒に逃げよう!」
「ええっ、そうね。逃げましょう」
セレナは戸惑っているウォルターと笑顔で指切りで約束すると、壁を壊して海に落ちて行きました。
セレナには分かっていました。自分には陸地まで泳げる力がない事を……。
♦︎
「お母様、しっかりして!」
「もういいわ、ウォルター。約束を守って……」
真っ暗な海の真ん中で沈みそうになるセレナの身体を、ウォルターは必死に浮かべ続けていました。
海賊船を脱出して一時間後は、セレナも泳げる力がまだ残っていました。それでも、ウォルターがゆっくりと隣で泳いで、元気付けてくれるという足手纏いの状況でした。
海賊船を脱出して二時間後、セレナは体力的に限界を迎えていました。
身体に力が入らずに、何度もこのまま海の底に沈みたいという気持ちが湧き上がりました。それでも、息子の声援に微笑みを浮かべて頑張ってみました。
そして、四時間後……セレナはウォルターの力を借りて、海面に何とか浮かんでいる状態でした。
「ウォルター、約束したでしょう。お母さんは嘘吐きは嫌いですよ。お母さんに大好きなウォルターを嫌いにさせないで……」
「嫌だよ! 嘘吐きでもいいから、嫌いになってもいいから、死なないで! お母様が死ぬなら、僕も一緒に死ぬ。ずっーと一緒がいい!」
「ふっふふふ、ウォルターは本当に困った赤ちゃんね。ウォルター、お母さんを置いて行きなさい。そして、幸せに生きなさい。それがお母さんの一番の幸せよ。お母さんを世界の誰よりも幸せにしてね……」
「ダメ! お母様、頑張って、お願い、頑張って!」
ズルズルと海の底に引き摺り込まれていく母親を、ウォルターは必死に繋ぎ止めようとします。
でも、ウォルターも泳ぎ疲れていました。腕から抜け落ちた母親が海の底に沈んで行きます。
「あっ、嫌だ、嫌だ、お母様を連れて行かないで!」
ウォルターは慌てて海に潜ると、セレナの左腕を掴んで、上に上にと引っ張り上げて行きます。
「ぷはっ! ごほぉ、ごほぉ、お母様? お母様、大丈夫?」
「……」
海面に浮上すると、母親を小さな背中に乗せて呼びかけます。返事は何も返って来ません。
「僕が頑張るから、お母様は休んでいてね。絶対に助けるから」
母親の冷たい身体に恐怖を感じながらも、ウォルターは真っ暗な海を夜空の星を頼りに進んで行きます。
10分、20分、30分と時間が経つごとに、背中に乗せた母親の重みは増していきます。
それでも、ウォルターは一度もセレナを置いて行きたいとは思いませんでした。
何度も背中から滑り落ちて、海中へと沈んで行く母親を潜って引っ張り上げました。小さな身体で十分過ぎる程、頑張りました。
でも、子供にはとっくに限界でした。ほんの僅かな時間、睡魔と疲労からウォルターは意識が飛んでしまいました。
「ハッ⁉︎ お母様、どこなの? お母様‼︎」
ウォルターは慌てて海に潜りました。暗い海の中に母親の姿は見つかりません。
もっともっと深い所に沈んでしまったと、ウォルターは海面に浮上すると、大きく息を吸ってまた潜りました。今度はもっと深くまで……。
【スキル『潜水』がLV3→LV4にアップしました。
少しの深さと時間潜れる→まあまあの深さと時間潜れるに成長しました。】
「ぷはっ! はぁはぁ、嫌だ。お母様がいないなんて、僕、嫌だよ」
何度も何度も潜っては、ウォルターはセレナを探しました。暗い海の上で「お母様ーー‼︎」と呼んでも、セレナからの返事は返って来ません。
もう駄目だと、もう諦めようなんて、ウォルターは少しも考えもせずに、また、息を大きく吸って海の底に向かって潜って行きました。
それでも、セレナの姿はどこにも見つかりませんでした。
「嫌だ、嫌だ、嫌だ、お母様ーーーー‼︎」
【NEWスキル『海洋探査』がLV1になりました。
海洋探査の才能があるを習得しました。】
♦︎
第一章・完
「……んんっ?」
セレナはウォルターの身体を優しく揺すって起こしました。
ウォルターが寝る事が出来たのは二時間程度の僅かな時間でした。
セレナはトイレの穴から、早く逃げるようにウォルターに言い聞かせます。
でも、ウォルターは一緒に逃げようと動きません。
「お母様も一緒に逃げよう」
「それは無理よ。ここはお母さんには狭過ぎるから通れないわ」
「でも、僕はお母様とまだ一緒にいたい。本当に逃げられないの?」
「ウォルター……」
トイレの穴は子供が何とか通れる大きさです。大人のセレナでは絶対に無理です。
困った顔でセレナは考えますが、トイレの穴から海面まではおよそ2メートル。トイレの板を壊せば、大人も通れるとは思います。でも、道具もないのに素手で壊すのは無理です。
「やっぱり一緒に逃げるのは無理かな……」
「お母様、そんなに簡単に諦めないでよ! 僕、頑張ったんだよ。お母様も頑張ってよ!」
母親の諦めたような態度にウォルターは怒りました。
そんな顔は見たくないし、一緒に楽しい事をもっともっとしたいからです。
「ウォルター……そうね。お母さんが間違っていたわ。一緒に家に帰りましょう」
「うん!」
セレナは息子の言葉で目が覚めました。
本当はこんな場所には、もうこれ以上、一秒だっていたくありません。
ウォルターさえ生きていればいいなんて、本当は思っていません。
まだまだ一緒にいて、大きくなっていく息子の成長を側で見たいと思っています。
セレナは何とか脱出できる方法がないかと、檻の中を調べます。そして、一つの方法を見つけました。それは床板でした。
痛んでいる床板を壊して剥がして、そこから床下の中に入り込んで、トイレの穴の海面ギリギリの壁を破壊する事が出来れば、外に出る事が出来るかもしれません。
「ウォルター、少し待っていてね。お母さん、頑張るから」
「うん! 僕もお手伝いするよ!」
「ありがとう、ウォルター。本当に良い子ね」
セレナは息子の頭を一撫ですると、早速作業を始めました。
痛んでいる床板の上で何度もジャンプして、壊れかけの床板を壊すと、バリバリと腕と足を使って、隣の床板も少しずつ引き剥がしていきました。
何とか入れそうになるまで床板を壊すと、セレナはウォルターを連れて床下の中に入って、床上から海面へと伸びる筒状の壁に向かって行きます。この筒状の壁を破壊すれば、あとは陸地まで泳いで逃げるだけです。
「ウォルター、またいっぱい泳がないといけないけど、大丈夫?」
「うん、お母様と一緒なら、僕、大丈夫だよ。一緒だったら全然怖くないから!」
「そうね。でも、お母さんはウォルターの負担になりたくないの。いざという時はウォルターだけでも、一人で陸地を目指しなさい。いいわね? お母さんとの約束よ。約束できないなら、お母さんはここに残ります」
「う、うん……約束する。だから、早く一緒に逃げよう!」
「ええっ、そうね。逃げましょう」
セレナは戸惑っているウォルターと笑顔で指切りで約束すると、壁を壊して海に落ちて行きました。
セレナには分かっていました。自分には陸地まで泳げる力がない事を……。
♦︎
「お母様、しっかりして!」
「もういいわ、ウォルター。約束を守って……」
真っ暗な海の真ん中で沈みそうになるセレナの身体を、ウォルターは必死に浮かべ続けていました。
海賊船を脱出して一時間後は、セレナも泳げる力がまだ残っていました。それでも、ウォルターがゆっくりと隣で泳いで、元気付けてくれるという足手纏いの状況でした。
海賊船を脱出して二時間後、セレナは体力的に限界を迎えていました。
身体に力が入らずに、何度もこのまま海の底に沈みたいという気持ちが湧き上がりました。それでも、息子の声援に微笑みを浮かべて頑張ってみました。
そして、四時間後……セレナはウォルターの力を借りて、海面に何とか浮かんでいる状態でした。
「ウォルター、約束したでしょう。お母さんは嘘吐きは嫌いですよ。お母さんに大好きなウォルターを嫌いにさせないで……」
「嫌だよ! 嘘吐きでもいいから、嫌いになってもいいから、死なないで! お母様が死ぬなら、僕も一緒に死ぬ。ずっーと一緒がいい!」
「ふっふふふ、ウォルターは本当に困った赤ちゃんね。ウォルター、お母さんを置いて行きなさい。そして、幸せに生きなさい。それがお母さんの一番の幸せよ。お母さんを世界の誰よりも幸せにしてね……」
「ダメ! お母様、頑張って、お願い、頑張って!」
ズルズルと海の底に引き摺り込まれていく母親を、ウォルターは必死に繋ぎ止めようとします。
でも、ウォルターも泳ぎ疲れていました。腕から抜け落ちた母親が海の底に沈んで行きます。
「あっ、嫌だ、嫌だ、お母様を連れて行かないで!」
ウォルターは慌てて海に潜ると、セレナの左腕を掴んで、上に上にと引っ張り上げて行きます。
「ぷはっ! ごほぉ、ごほぉ、お母様? お母様、大丈夫?」
「……」
海面に浮上すると、母親を小さな背中に乗せて呼びかけます。返事は何も返って来ません。
「僕が頑張るから、お母様は休んでいてね。絶対に助けるから」
母親の冷たい身体に恐怖を感じながらも、ウォルターは真っ暗な海を夜空の星を頼りに進んで行きます。
10分、20分、30分と時間が経つごとに、背中に乗せた母親の重みは増していきます。
それでも、ウォルターは一度もセレナを置いて行きたいとは思いませんでした。
何度も背中から滑り落ちて、海中へと沈んで行く母親を潜って引っ張り上げました。小さな身体で十分過ぎる程、頑張りました。
でも、子供にはとっくに限界でした。ほんの僅かな時間、睡魔と疲労からウォルターは意識が飛んでしまいました。
「ハッ⁉︎ お母様、どこなの? お母様‼︎」
ウォルターは慌てて海に潜りました。暗い海の中に母親の姿は見つかりません。
もっともっと深い所に沈んでしまったと、ウォルターは海面に浮上すると、大きく息を吸ってまた潜りました。今度はもっと深くまで……。
【スキル『潜水』がLV3→LV4にアップしました。
少しの深さと時間潜れる→まあまあの深さと時間潜れるに成長しました。】
「ぷはっ! はぁはぁ、嫌だ。お母様がいないなんて、僕、嫌だよ」
何度も何度も潜っては、ウォルターはセレナを探しました。暗い海の上で「お母様ーー‼︎」と呼んでも、セレナからの返事は返って来ません。
もう駄目だと、もう諦めようなんて、ウォルターは少しも考えもせずに、また、息を大きく吸って海の底に向かって潜って行きました。
それでも、セレナの姿はどこにも見つかりませんでした。
「嫌だ、嫌だ、嫌だ、お母様ーーーー‼︎」
【NEWスキル『海洋探査』がLV1になりました。
海洋探査の才能があるを習得しました。】
♦︎
第一章・完
0
あなたにおすすめの小説
最強剣士が転生した世界は魔法しかない異世界でした! ~基礎魔法しか使えませんが魔法剣で成り上がります~
渡琉兎
ファンタジー
政権争いに巻き込まれた騎士団長で天才剣士のアルベルト・マリノワーナ。
彼はどこにも属していなかったが、敵に回ると厄介だという理由だけで毒を盛られて殺されてしまった。
剣の道を極める──志半ばで死んでしまったアルベルトを不憫に思った女神は、アルベルトの望む能力をそのままに転生する権利を与えた。
アルベルトが望んだ能力はもちろん、剣術の能力。
転生した先で剣の道を極めることを心に誓ったアルベルトだったが──転生先は魔法が発展した、魔法師だらけの異世界だった!
剣術が廃れた世界で、剣術で最強を目指すアルベルト──改め、アル・ノワールの成り上がり物語。
※アルファポリス、カクヨム、小説家になろうにて同時掲載しています。
最強の異世界やりすぎ旅行記
萩場ぬし
ファンタジー
主人公こと小鳥遊 綾人(たかなし あやと)はある理由から毎日のように体を鍛えていた。
そんなある日、突然知らない真っ白な場所で目を覚ます。そこで綾人が目撃したものは幼い少年の容姿をした何か。そこで彼は告げられる。
「なんと! 君に異世界へ行く権利を与えようと思います!」
バトルあり!笑いあり!ハーレムもあり!?
最強が無双する異世界ファンタジー開幕!
娘を返せ〜誘拐された娘を取り返すため、父は異世界に渡る
ほりとくち
ファンタジー
突然現れた魔法陣が、あの日娘を連れ去った。
異世界に誘拐されてしまったらしい娘を取り戻すため、父は自ら異世界へ渡ることを決意する。
一体誰が、何の目的で娘を連れ去ったのか。
娘とともに再び日本へ戻ることはできるのか。
そもそも父は、異世界へ足を運ぶことができるのか。
異世界召喚の秘密を知る謎多き少年。
娘を失ったショックで、精神が幼児化してしまった妻。
そして父にまったく懐かず、娘と母にだけ甘えるペットの黒猫。
3人と1匹の冒険が、今始まる。
※小説家になろうでも投稿しています
※フォロー・感想・いいね等頂けると歓喜します!
よろしくお願いします!
オレの異世界に対する常識は、異世界の非常識らしい
広原琉璃
ファンタジー
「あの……ここって、異世界ですか?」
「え?」
「は?」
「いせかい……?」
異世界に行ったら、帰るまでが異世界転移です。
ある日、突然異世界へ転移させられてしまった、嵯峨崎 博人(さがさき ひろと)。
そこで出会ったのは、神でも王様でも魔王でもなく、一般通過な冒険者ご一行!?
異世界ファンタジーの "あるある" が通じない冒険譚。
時に笑って、時に喧嘩して、時に強敵(魔族)と戦いながら、仲間たちとの友情と成長の物語。
目的地は、すべての情報が集う場所『聖王都 エルフェル・ブルグ』
半年後までに主人公・ヒロトは、元の世界に戻る事が出来るのか。
そして、『顔の無い魔族』に狙われた彼らの運命は。
伝えたいのは、まだ出会わぬ誰かで、未来の自分。
信頼とは何か、言葉を交わすとは何か、これはそんなお話。
少しづつ積み重ねながら成長していく彼らの物語を、どうぞ最後までお楽しみください。
====
※お気に入り、感想がありましたら励みになります
※近況ボードに「ヒロトとミニドラゴン」編を連載中です。
※ラスボスは最終的にざまぁ状態になります
※恋愛(馴れ初めレベル)は、外伝5となります
【男装歴10年】異世界で冒険者パーティやってみた【好きな人がいます】
リコピン
ファンタジー
前世の兄と共に異世界転生したセリナ。子どもの頃に親を失い、兄のシオンと二人で生きていくため、セリナは男装し「セリ」と名乗るように。それから十年、セリとシオンは、仲間を集め冒険者パーティを組んでいた。
これは、異世界転生した女の子がお仕事頑張ったり、恋をして性別カミングアウトのタイミングにモダモダしたりしながら過ごす、ありふれた毎日のお話。
※日常ほのぼの?系のお話を目指しています。
※同性愛表現があります。
オバちゃんだからこそ ~45歳の異世界珍道中~
鉄 主水
ファンタジー
子育ても一段落した40過ぎの訳あり主婦、里子。
そんなオバちゃん主人公が、突然……異世界へ――。
そこで里子を待ち構えていたのは……今まで見たことのない奇抜な珍獣であった。
「何がどうして、なぜこうなった! でも……せっかくの異世界だ! 思いっ切り楽しんじゃうぞ!」
オバちゃんパワーとオタクパワーを武器に、オバちゃんは我が道を行く!
ラブはないけど……笑いあり、涙ありの異世界ドタバタ珍道中。
いざ……はじまり、はじまり……。
※この作品は、エブリスタ様、小説家になろう様でも投稿しています。
爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。
秋田ノ介
ファンタジー
88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。
異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。
その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。
飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。
完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。
クラスで異世界召喚する前にスキルの検証に30年貰ってもいいですか?
ばふぉりん
ファンタジー
中学三年のある朝、突然教室が光だし、光が収まるとそこには女神様が!
「貴方達は異世界へと勇者召喚されましたが、そのままでは忍びないのでなんとか召喚に割り込みをかけあちらの世界にあった身体へ変換させると共にスキルを与えます。更に何か願いを叶えてあげましょう。これも召喚を止められなかった詫びとします」
「それでは女神様、どんなスキルかわからないまま行くのは不安なので検証期間を30年頂いてもよろしいですか?」
これはスキルを使いこなせないまま召喚された者と、使いこなし過ぎた者の異世界物語である。
<前作ラストで書いた(本当に描きたかったこと)をやってみようと思ったセルフスピンオフです!うまく行くかどうかはホント不安でしかありませんが、表現方法とか教えて頂けると幸いです>
注)本作品は横書きで書いており、顔文字も所々で顔を出してきますので、横読み?推奨です。
(読者様から縦書きだと顔文字が!という指摘を頂きましたので、注意書をと。ただ、表現たとして顔文字を出しているで、顔を出してた時には一通り読み終わった後で横書きで見て頂けると嬉しいです)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる