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第一章・風竜編
第37話 病院見舞いと騎士団訪問
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「五秒だ」
「⁉︎」
黒棒だけでなく、薬の男の身体からも青い光がほとばしった。
黒棒を握る右腕が動いた瞬間、俺の左腕はしっかりと反応していた。
でも、腕を振り回して、黒棒を爪で弾き返す事は出来なかった。
出来たのは、左手の親指をピクリと動かす程度だった。
「ぐぅがああ! ぐぅぅぅ~っ!」
左腕の肘に直撃した黒棒が肉を焼き、全身を痺れさせる。
両足で地面に踏ん張って、身体だけは吹き飛ばされないようにした。
でも、頑張って出来たのは、それだけだった。
「フッ。動く壁としては合格だな。じゃあな、木偶の坊。〝ライトニング〟」
「うぎゃああぁぁぁ~~!」
薬の男はそう言って、黒棒の先端を胸の心臓の所に押し付けてきた。
身体が痺れて動かない。黒棒の先端の青い光の動きが急激に加速する。
エイミーに買ってもらった服が燃えていき、青い光が目の前で一気に爆発した。
「がぁはぁっ‼︎」
まるで高い所から湖に飛び込んだみたいだ。
青い光が爆発した瞬間、意識が一瞬で弾け飛んだ。
そして、そのまま意識が完全に消えてしまった。
♢
(温かい……)
真っ白だった意識に、ゆっくりと色々な情報が溶け込んでいく。
全身を包み込む柔らかな温かさ、爽やかな花の匂い、消毒液の匂い。
死んでいるのか、生きているのか分からないけど、地獄ではなさそうだ。
「……ディ、ル……聞こえるか?」
「んっ、うんっ……?」
左手を握られて、名前を呼ばれている気がする。
軽く握り返して、ゆっくりと目を開けていく。
真っ白な光が少し眩しい。
「おい、ローワン! ルディが目を覚ましたぞ!」
「本当ですか!」
「っ……!」
耳元で馬鹿デカい二つの声が鳴り響いて、頭が痛くなった。
どうやら死んでいないみたいだけど、赤髪の大男に手を握られて目覚めるのは、ある意味地獄だ。
「ここは……?」
状況が分からないので、安心した顔で俺を見ている赤髪と眼鏡に聞いた。
水色の天井と壁の狭い部屋の中に置いてある、綺麗な白いベッドの中に寝ていた。
二人の部屋にしては綺麗すぎる。
「ここは病院です。それよりもマイクはどうなったんですか? 誘拐されたと聞きましたが……」
眼鏡が誘拐という言葉を口にしながら、顔を曇らせている。
そういえば、どこにもマイクの姿が見えない。
つまりは助かったのは俺だけという事だ。
「誘拐……そうだ、あの男だ! 早く追いかけないと!」
「待て待て、ルディ‼︎ もう三日も経っている! 追いかけるのは無理なんだよ!」
「み、三日⁉︎ そんな……嘘だろ?」
ベッドから飛び出して、あの男の匂いを追いかけようとした。
でも、赤髪に身体を押さえ付けられて止められてしまう。
それよりも、あれから三日も経っている事が信じられない。
だとしたら、もうマイクは薬を飲まされたか、殺された後かもしれない。
「本当です。あなたは壊れた家の中で、ほとんど死んでいる状態で見つかったそうです」
「お前の気持ちは嬉しいけど、無理するんじゃねぇよ! まだ安静にしないと駄目だ!」
「そうです。今、騎士団が全力で調べています。私達がやる事は無事に戻って来ると信じる事だけです」
(それじゃあ、間に合わないかもしれない)
二人は俺の身体を心配してくれているけど、こうなったのは全部俺の所為だ。
俺が偽名でマイクと名乗らなければ、マイクは連れて行かれなかった。
俺が負けなかったら、俺が無理に捕まえようと思わなかったら、こうはならなかった。
「とりあえず何があったのか話してくれませんか? 分かっている事だけでいいですから」
「ああ、路地裏で待ち伏せ——」
「おいおい、まずは話よりも医者だろ。ルディは寝ていろ。すぐに呼んで来てやる」
「ううん、ありがとう」
ローワンはマイクに何があったのか知りたいようだけど、レーガンは聞きたくないようだ。
むしろ、最悪の結果を予想して、何も知りたくない感じがする。
狭い病室から飛び出して、医者を呼びに行った。
「そうですね。また明日、お見舞いに来ます。無事で良かったです。目が覚めたから、騎士団の人が話を聞きに来ると思います。その人達にはしっかりと話してくださいね」
「ごめん。でも、色白の肌と黒髪、それと青っぽい黒い服を着た男には注意して」
眼鏡が病室から出て行こうとしてたので、薬の男の特徴を教えた。
路地裏の住民が何人か目撃しているから、既に知っている情報かもしれない。
「なるほど。そいつがマイクを誘拐したんですね。分かりました。見かけたら注意します」
「ごめん。全然歯が立たなかった。俺の所為だ」
「いえ、ルディの所為じゃないですよ。酔っ払って、仲間が襲われているのに気づきもしない、屑野朗二人の所為です。すみません、治療費は全額払います。マイクの事は気にしないでください」
「あっ……」
眼鏡はそう言って静かに病室から出て行った。
今すぐに追いかけて、襲われた本当の理由を話したいと思った。
それを言ったところで、マイクは戻って来ないけど、自分を責める必要はなくなると思う。
全ては誰の所為でも、俺の所為なんだから……。
♢
「これ以上は無理か」
赤髪が連れて来た医者には、身体は問題ないという診断をもらった。
あと二、三日は様子を見た方が良いと言われたけど、やる事があるので無理を言って退院して来た。
そして、退院してすぐに襲われた路地裏に向かって、薬の男の匂いを探した。
けれども、生活臭と多数の人の匂いでごちゃ混ぜになっていて、これ以上の追跡は無理だった。
(残る手掛かりはアイツぐらいだけど……)
スライム洞窟で薬の男と話していた、ぽっちゃり小父さんのフレデリックを思い出した。
ちょうど騎士団に行って、話をしないといけないから、ついでに薬の男と会う方法を調べたい。
街の人に騎士団の場所を聞いて回って、何とか目的地に辿り着いた。
街から出て、東に三キロ程草原を進んだ先に、樹木に囲まれた薄茶色の壁を見つけた。
薄茶色のレンガを高さ二十メートルぐらいまで積み上げて、頑丈な外壁を作っている。
巨大な鉄柵が持ち上がっている門から、外壁の中の広い庭に入っていく。
どこの家も建物よりも庭の方が広いのは一緒みたいだ。
庭の広さは軽く見て、五百メートル以上はありそうだ。
六角形の外壁に囲まれた広い庭に、三つの横に長い長方形の建物が離れて建っている。
門から見て、正面、左右に一つずつ、外壁にくっ付くように建っている。
「すみません。怪しい男の目撃証言を話すには、どの建物に行けばいいんですか?」
こういうのは普通は正面の建物だと思う。
でも、来た道を少し戻って、門の所に立っていた黒服の人に聞いた。
金色の三日月と赤い剣の紋章が付いた服を着ているので、騎士団の人で間違いない。
「それなら、左の建物で頼む。左が軽犯罪を扱う一般棟。右が殺人などの重犯罪を扱う特別棟だ」
「なるほど。ありがとうございます。ちなみに正面の建物は何ですか?」
癖毛が強い赤茶の髪の男兵士が、建物を指差して教えてくれた。
正面は不正解だったけど、そうなると何を扱っている建物なのか気になってしまう。
「ああ、あれは牢獄に続く建物だ。無闇に近づくと、そのまま地下の牢屋に入れられるかもしれないぞ」
「そうなんですか。近づかないように気をつけます」
まあ、近づいただけでは入れられないから、兵士の冗談だ。
誘拐なら左と右のどっちに向かえばいいのか迷うけど、フレデリックは間違いなく正面の建物にいる。
とりあえず、教えられた通りに左の建物に行った方がよさそうだ。
「ヤァッ! ヤァッ! ヤァッ!」
「トラァ! トラァ! トラァ!」
庭を訓練中の八十人程の兵士達の邪魔にならないように、庭に建物に続く十字の石畳を進む。
この石畳から芝生の中に入ると、木剣を振り回している兵士や黙々と走り込みをする兵士の仲間入りだ。
(あっ! 朝稽古を三日もサボっちゃったよ。まあ、いいか)
汗を流す兵士達を見ていたら、思い出してしまった。
病院にはエイミーも、エイミーのお父さんもお母さんも居なかった。
所詮は下宿というお金だけの関係なのかもしれない。
それにお金と言えば、建物二つの修理代が気になってしまう。
被害者なのに支払わなければならないとか、それはないと思いたい。
でも、薬の男が支払うはずがない。
その場合は家に吹き飛ばされた人間が、代わりに支払わされそうだ。
「はぁ……話す事よりも聞きたい事の方が多そうだ」
ため息を吐きつつ、一般棟と呼ばれる建物に続く階段を上っていく。
入り口がある中央の建物が三階建てで、中央の建物にくっ付いている左右の建物が四階建てだ。
二十段程の階段を上り終えて、開いている扉を通って中に入った。
建物に入ったけど、そこは広いロビーで机一つ置いてなかった。
(右と左、どっちに行けばいいんだ?)
正面には階段が見えて、左に扉一つ、右に扉が三つ見える。
とりあえず閉まっている扉の四択に挑戦する前に、人に聞いてみよう。
♢
「⁉︎」
黒棒だけでなく、薬の男の身体からも青い光がほとばしった。
黒棒を握る右腕が動いた瞬間、俺の左腕はしっかりと反応していた。
でも、腕を振り回して、黒棒を爪で弾き返す事は出来なかった。
出来たのは、左手の親指をピクリと動かす程度だった。
「ぐぅがああ! ぐぅぅぅ~っ!」
左腕の肘に直撃した黒棒が肉を焼き、全身を痺れさせる。
両足で地面に踏ん張って、身体だけは吹き飛ばされないようにした。
でも、頑張って出来たのは、それだけだった。
「フッ。動く壁としては合格だな。じゃあな、木偶の坊。〝ライトニング〟」
「うぎゃああぁぁぁ~~!」
薬の男はそう言って、黒棒の先端を胸の心臓の所に押し付けてきた。
身体が痺れて動かない。黒棒の先端の青い光の動きが急激に加速する。
エイミーに買ってもらった服が燃えていき、青い光が目の前で一気に爆発した。
「がぁはぁっ‼︎」
まるで高い所から湖に飛び込んだみたいだ。
青い光が爆発した瞬間、意識が一瞬で弾け飛んだ。
そして、そのまま意識が完全に消えてしまった。
♢
(温かい……)
真っ白だった意識に、ゆっくりと色々な情報が溶け込んでいく。
全身を包み込む柔らかな温かさ、爽やかな花の匂い、消毒液の匂い。
死んでいるのか、生きているのか分からないけど、地獄ではなさそうだ。
「……ディ、ル……聞こえるか?」
「んっ、うんっ……?」
左手を握られて、名前を呼ばれている気がする。
軽く握り返して、ゆっくりと目を開けていく。
真っ白な光が少し眩しい。
「おい、ローワン! ルディが目を覚ましたぞ!」
「本当ですか!」
「っ……!」
耳元で馬鹿デカい二つの声が鳴り響いて、頭が痛くなった。
どうやら死んでいないみたいだけど、赤髪の大男に手を握られて目覚めるのは、ある意味地獄だ。
「ここは……?」
状況が分からないので、安心した顔で俺を見ている赤髪と眼鏡に聞いた。
水色の天井と壁の狭い部屋の中に置いてある、綺麗な白いベッドの中に寝ていた。
二人の部屋にしては綺麗すぎる。
「ここは病院です。それよりもマイクはどうなったんですか? 誘拐されたと聞きましたが……」
眼鏡が誘拐という言葉を口にしながら、顔を曇らせている。
そういえば、どこにもマイクの姿が見えない。
つまりは助かったのは俺だけという事だ。
「誘拐……そうだ、あの男だ! 早く追いかけないと!」
「待て待て、ルディ‼︎ もう三日も経っている! 追いかけるのは無理なんだよ!」
「み、三日⁉︎ そんな……嘘だろ?」
ベッドから飛び出して、あの男の匂いを追いかけようとした。
でも、赤髪に身体を押さえ付けられて止められてしまう。
それよりも、あれから三日も経っている事が信じられない。
だとしたら、もうマイクは薬を飲まされたか、殺された後かもしれない。
「本当です。あなたは壊れた家の中で、ほとんど死んでいる状態で見つかったそうです」
「お前の気持ちは嬉しいけど、無理するんじゃねぇよ! まだ安静にしないと駄目だ!」
「そうです。今、騎士団が全力で調べています。私達がやる事は無事に戻って来ると信じる事だけです」
(それじゃあ、間に合わないかもしれない)
二人は俺の身体を心配してくれているけど、こうなったのは全部俺の所為だ。
俺が偽名でマイクと名乗らなければ、マイクは連れて行かれなかった。
俺が負けなかったら、俺が無理に捕まえようと思わなかったら、こうはならなかった。
「とりあえず何があったのか話してくれませんか? 分かっている事だけでいいですから」
「ああ、路地裏で待ち伏せ——」
「おいおい、まずは話よりも医者だろ。ルディは寝ていろ。すぐに呼んで来てやる」
「ううん、ありがとう」
ローワンはマイクに何があったのか知りたいようだけど、レーガンは聞きたくないようだ。
むしろ、最悪の結果を予想して、何も知りたくない感じがする。
狭い病室から飛び出して、医者を呼びに行った。
「そうですね。また明日、お見舞いに来ます。無事で良かったです。目が覚めたから、騎士団の人が話を聞きに来ると思います。その人達にはしっかりと話してくださいね」
「ごめん。でも、色白の肌と黒髪、それと青っぽい黒い服を着た男には注意して」
眼鏡が病室から出て行こうとしてたので、薬の男の特徴を教えた。
路地裏の住民が何人か目撃しているから、既に知っている情報かもしれない。
「なるほど。そいつがマイクを誘拐したんですね。分かりました。見かけたら注意します」
「ごめん。全然歯が立たなかった。俺の所為だ」
「いえ、ルディの所為じゃないですよ。酔っ払って、仲間が襲われているのに気づきもしない、屑野朗二人の所為です。すみません、治療費は全額払います。マイクの事は気にしないでください」
「あっ……」
眼鏡はそう言って静かに病室から出て行った。
今すぐに追いかけて、襲われた本当の理由を話したいと思った。
それを言ったところで、マイクは戻って来ないけど、自分を責める必要はなくなると思う。
全ては誰の所為でも、俺の所為なんだから……。
♢
「これ以上は無理か」
赤髪が連れて来た医者には、身体は問題ないという診断をもらった。
あと二、三日は様子を見た方が良いと言われたけど、やる事があるので無理を言って退院して来た。
そして、退院してすぐに襲われた路地裏に向かって、薬の男の匂いを探した。
けれども、生活臭と多数の人の匂いでごちゃ混ぜになっていて、これ以上の追跡は無理だった。
(残る手掛かりはアイツぐらいだけど……)
スライム洞窟で薬の男と話していた、ぽっちゃり小父さんのフレデリックを思い出した。
ちょうど騎士団に行って、話をしないといけないから、ついでに薬の男と会う方法を調べたい。
街の人に騎士団の場所を聞いて回って、何とか目的地に辿り着いた。
街から出て、東に三キロ程草原を進んだ先に、樹木に囲まれた薄茶色の壁を見つけた。
薄茶色のレンガを高さ二十メートルぐらいまで積み上げて、頑丈な外壁を作っている。
巨大な鉄柵が持ち上がっている門から、外壁の中の広い庭に入っていく。
どこの家も建物よりも庭の方が広いのは一緒みたいだ。
庭の広さは軽く見て、五百メートル以上はありそうだ。
六角形の外壁に囲まれた広い庭に、三つの横に長い長方形の建物が離れて建っている。
門から見て、正面、左右に一つずつ、外壁にくっ付くように建っている。
「すみません。怪しい男の目撃証言を話すには、どの建物に行けばいいんですか?」
こういうのは普通は正面の建物だと思う。
でも、来た道を少し戻って、門の所に立っていた黒服の人に聞いた。
金色の三日月と赤い剣の紋章が付いた服を着ているので、騎士団の人で間違いない。
「それなら、左の建物で頼む。左が軽犯罪を扱う一般棟。右が殺人などの重犯罪を扱う特別棟だ」
「なるほど。ありがとうございます。ちなみに正面の建物は何ですか?」
癖毛が強い赤茶の髪の男兵士が、建物を指差して教えてくれた。
正面は不正解だったけど、そうなると何を扱っている建物なのか気になってしまう。
「ああ、あれは牢獄に続く建物だ。無闇に近づくと、そのまま地下の牢屋に入れられるかもしれないぞ」
「そうなんですか。近づかないように気をつけます」
まあ、近づいただけでは入れられないから、兵士の冗談だ。
誘拐なら左と右のどっちに向かえばいいのか迷うけど、フレデリックは間違いなく正面の建物にいる。
とりあえず、教えられた通りに左の建物に行った方がよさそうだ。
「ヤァッ! ヤァッ! ヤァッ!」
「トラァ! トラァ! トラァ!」
庭を訓練中の八十人程の兵士達の邪魔にならないように、庭に建物に続く十字の石畳を進む。
この石畳から芝生の中に入ると、木剣を振り回している兵士や黙々と走り込みをする兵士の仲間入りだ。
(あっ! 朝稽古を三日もサボっちゃったよ。まあ、いいか)
汗を流す兵士達を見ていたら、思い出してしまった。
病院にはエイミーも、エイミーのお父さんもお母さんも居なかった。
所詮は下宿というお金だけの関係なのかもしれない。
それにお金と言えば、建物二つの修理代が気になってしまう。
被害者なのに支払わなければならないとか、それはないと思いたい。
でも、薬の男が支払うはずがない。
その場合は家に吹き飛ばされた人間が、代わりに支払わされそうだ。
「はぁ……話す事よりも聞きたい事の方が多そうだ」
ため息を吐きつつ、一般棟と呼ばれる建物に続く階段を上っていく。
入り口がある中央の建物が三階建てで、中央の建物にくっ付いている左右の建物が四階建てだ。
二十段程の階段を上り終えて、開いている扉を通って中に入った。
建物に入ったけど、そこは広いロビーで机一つ置いてなかった。
(右と左、どっちに行けばいいんだ?)
正面には階段が見えて、左に扉一つ、右に扉が三つ見える。
とりあえず閉まっている扉の四択に挑戦する前に、人に聞いてみよう。
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