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第4章 ベルの恋模様
35 がんばれ!宿泊の攻防戦 3 〔わざわざテント〕
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「うーーん! お弁当も食べたし、今度はお昼寝だな!」
「こら、ベル(#^ω^)……違うだろ?」
満腹でリラックスのベルフィールは、また岸川教頭に怒られてしまった。
「あはははは、それにしてもベルちゃんと教頭先生は、仲がいいんだね~」
ただ、それを見ていた細谷先生は、目を細めて喜んで見ていた。
「あのー、次はテントを建てないとダメなんじゃないかと……」
1組の小田先生が、今日の“旅のしおり”を見ながら言った。
宿泊学習の下見が決まった時、細谷先生と鈴木先生は、教頭先生と相談して日程などを細かく記した“旅のしおり”を作成していた。
「そんなの簡単じゃん、魔法でジャジャジャアーーンとやれば、あっという間にできるぞ!」
ベルフィールは、簡単に腕を振りながら、(見せようか?)という素振りをした。
「だから、お前ができてもダメなの! 子供たちは魔法が使えないの!!」
「チェッ! 不便だな!!」
「今更、何言ってんだよ。さあさあ、自分でやり方を覚えるの?」
岸川教頭に言われて、ベルフィールは、頬っぺたを膨らませながらすねて見せた。
ところが、2組の松田先生は、ベルフィールをべた褒めし始めた。
「でも、ベル先生は、すごいわよね~。何でも魔法で出来るんだものね~。料理は苦手って言ってたけど、毎日一人で生活してるんだもの。この異世界に来て頑張ってるなんて、尊敬するわ~。一人で生活するには、毎日の洗濯や掃除、おうちの家事全般なんか、面倒だもんね。私も一人暮らしで大変なのよ、仕事だけでもうヘトヘトになっちゃって……本当にすごいわ、ベル先生は……」
「いや~それほどでも~~」
急にベルフィールは、顔が赤くなり、照れてしまったが、岸川教頭の方を見てしまったら、さらに顔が赤くなってしまった。
「誰が、頑張っているって? ベル? え?」
岸川教頭が、ベルフィールに念押しをすると、「まあ、あ、ああ、教頭先生も、頑張っていますよね」
「教頭先生も?」
「あ、いえ、教頭先生は、……です……」
「……はい、よくできました」
周りの人達には、今一つ2人の会話の本当の意味は伝わらなかったが、仲の良さは何となく理解された。
その時、遠くから荷物を抱えた男の人の、大声で呼ぶ声がした。
「おーい、忘れ物だぞーーー!」
「あ、管理棟の人だ。大量のマットを持っているぞ。ちょっと、オレ様子見てきまっす」
園部先生は、走ってそばまで何事か聞きに行った。
「いやーーすみませんねー。これを、渡さなくては……」
管理棟の人が持っていたのは、テントの下に敷く防寒用のマットだった。このマットは、防水とクッションの役割も兼ねていて、これを敷くことで、体への負担も軽減されるとのことだった。
「ついでに、テント設営について、簡単に説明しておきますね。うちのキャンプ場は、ところどころに小さな林があり、風よけになっています。これを目安にテントを張ると、いざというときにテントが風で飛ばされる心配が減ります。また、この林を拠点に炊事場と仮設トイレがありますから、テント設営の目安になります。ただし、あまり林の近くにテントを設営すると、人の出入りも多くなりますから、夜は落ち着かなくなることも予想されますので、ご注意ください。あ、広場のところどころに、キャンファイヤー用のエリアが設けられていますのでご自由にお使いください。薪の準備も近くにしてあります。最後に火の始末だけしてくだされば構いません。手持ち花火もそこの場所でしてください。うちのキャンプ場は、打ち上げ花火は、禁止です。では、ごゆっくりお楽しみください」
この男性の管理棟の職員は、まくしたてるように説明を終えるとそそくさと帰っていった。
「それにしても、あの人すごいっすよー。1人であのマット6本を軽々と担いでいたっす。途中で、オレ2本持たせてもらったんすが、長いマットだったんで、前が見えなくて大変だったっす。オレならぜってイ、ありえないっす」
園部先生は感心したように話すと、荷物をその場に放り出して、自分の両腕をマッサージし始めた。
「じゃあ、炊事場から少し離してテントを建てるか。……道具の移動……ベル、頼むな」
岸川教頭は、手を合わせてお願いした。
「おう! このくらい……ベンはだらしないなあ~」
ベルフィールは言いながら6本のマットを片手で持ち上げて運び出した。
「「「「ひへええええーーーーΣ(・□・;)」」」」
初めて彼女の怪力を初めて見るみんなは、驚きの声をあげたのだった。
・・・・・・・・・・・・・・
「まずは、真ん中に共有テントをみんなで建ててみます」
「はい? 教頭先生。共有テントって何ですか?」
「朝子先生、いい質問ですね。共有テントとは、みんなでご飯を食べたり、会議を開いたり、そこで共通のことをする場所です。もし、どこかのテントでそれをやってしまうと、早めに寝たい人は困ってしまいます。だから、来週の宿泊学習でも、先生達の共有テントを作ります」
「……なるほどなあ……じゃあさ、保健室テントも、1張り作ってくれよ。具合の悪い子は、たぶん家に帰すことになるが、それまで休ませるためには、他の子と別なテントにした方がいいと思うからさ。それにちょっとした手当なら、そこでできるだろう?」
「さすが、細谷先生。養護教諭としての意見、承りました。テントは追加しておきましょう」
「はい? 教頭」
「おや? ベル君、何ですか?」
「オヤツテントも欲しいです」
「オヤツテント? なんですか、それは?」
「いつでも、好きな時に、そこに行けば、オヤツが食べられるテントです」
「却下です」
「ケチ!!!!」
「このテントは、子供が使うやつと同じです。組み立て方は、同じです。四角い形になっていて、一方が出入り口で、縦にチャックが付いています。広げて方向を確認してください。大事なことは、地面のどこに置くかです。下は芝生ですが、意外とデコボコしていたり、穴があったりしますので、そこを確かめます。あと、斜めになっていたら、出口が下向きの方向がいいです。もし雨が降っても、入ってこないようにです」
「え? 教頭! 雨が降ってもやるのか?」
ベルフィールが慌てて聞いた。
「もちろんやります。宿泊学習は、半分サバイバルの訓練も入っているから楽しいのです」
岸川教頭は、ニヤッと笑って半分冗談のつもりで言った。
「そりゃ、私は、慣れているから平気だぞ。雨なんかは、防御魔法を広範囲に広げるだけでしのげるが、子供たちに使ってもいいのか?」
「防御魔法?? ああ、ううん……。まあ、使うときは、指示するから……勝手に使うなよ」
逆に岸川教頭の方が、引いてしまった。
「後は、このテントの上部の差し込み口に、アルミの棒を組み立てて差し込み、角の4本の足を地面に突き立て、ロープで固定するんだ」
「簡単ですね……これなら、私でもできますよ」
キャンプ素人の松田先生も安心したようだった。
「ロープを打ち込む力仕事は、オレに任せてほしいっす。ベル先生ほどでは無いけど、ペグぐらいは刺せますから」
園部先生も張り切っていた。
「そして、最後に、この防寒マットを1張りにつき2枚敷き詰めてください。後は、寝るのは各自寝袋で寝ますが、頭の方向だけは、話し合って決めた方がいいでしょう」
「教頭先生……どういうことですか? みんな同じ方向じゃないんですか?」
小田先生が、不思議がって質問した。
すると、養教の細谷先生が言った。
「あのなあ~、世の中いろんな人がいるんだよ。イビキのひどい奴がいるんだったら、気にする奴は頭を逆にすればいいことさ、……そうだろ? 教頭先生」
「その通りです」と、教頭先生がうなずくと、これには鈴木先生も賛成してくれた。
「うちの旦那なんか、疲れた時に限って、すごいイビキをかくのよね~。そんな時は、こっちも疲れてるもんだから、ヘリコプターが部屋に飛んで来たんじゃないかって、子供がびっくりして起きてきたことがあったわよ! あははは……だから、いいんじゃないの。イビキでも、歯ぎしりでも、かきたいだけかけばね。自分が寝てる時のことなんだから平気よ、気にしなくて大丈夫よ! 気にする人が、対策すれば……それでOKよ」
「「「 わかりました……そうしましょう 」」」
「教頭、お前は、イビキをかくのか?」
ベルフィールが、まじまじと岸川教頭の顔を見ながら聞いた。
「僕か?……僕は、一人暮らしなんで……知らん!」
「そうか……」
彼女は、それ以上は何も言わなかったが、口角が微妙に持ちあがった。
(つづく)
「こら、ベル(#^ω^)……違うだろ?」
満腹でリラックスのベルフィールは、また岸川教頭に怒られてしまった。
「あはははは、それにしてもベルちゃんと教頭先生は、仲がいいんだね~」
ただ、それを見ていた細谷先生は、目を細めて喜んで見ていた。
「あのー、次はテントを建てないとダメなんじゃないかと……」
1組の小田先生が、今日の“旅のしおり”を見ながら言った。
宿泊学習の下見が決まった時、細谷先生と鈴木先生は、教頭先生と相談して日程などを細かく記した“旅のしおり”を作成していた。
「そんなの簡単じゃん、魔法でジャジャジャアーーンとやれば、あっという間にできるぞ!」
ベルフィールは、簡単に腕を振りながら、(見せようか?)という素振りをした。
「だから、お前ができてもダメなの! 子供たちは魔法が使えないの!!」
「チェッ! 不便だな!!」
「今更、何言ってんだよ。さあさあ、自分でやり方を覚えるの?」
岸川教頭に言われて、ベルフィールは、頬っぺたを膨らませながらすねて見せた。
ところが、2組の松田先生は、ベルフィールをべた褒めし始めた。
「でも、ベル先生は、すごいわよね~。何でも魔法で出来るんだものね~。料理は苦手って言ってたけど、毎日一人で生活してるんだもの。この異世界に来て頑張ってるなんて、尊敬するわ~。一人で生活するには、毎日の洗濯や掃除、おうちの家事全般なんか、面倒だもんね。私も一人暮らしで大変なのよ、仕事だけでもうヘトヘトになっちゃって……本当にすごいわ、ベル先生は……」
「いや~それほどでも~~」
急にベルフィールは、顔が赤くなり、照れてしまったが、岸川教頭の方を見てしまったら、さらに顔が赤くなってしまった。
「誰が、頑張っているって? ベル? え?」
岸川教頭が、ベルフィールに念押しをすると、「まあ、あ、ああ、教頭先生も、頑張っていますよね」
「教頭先生も?」
「あ、いえ、教頭先生は、……です……」
「……はい、よくできました」
周りの人達には、今一つ2人の会話の本当の意味は伝わらなかったが、仲の良さは何となく理解された。
その時、遠くから荷物を抱えた男の人の、大声で呼ぶ声がした。
「おーい、忘れ物だぞーーー!」
「あ、管理棟の人だ。大量のマットを持っているぞ。ちょっと、オレ様子見てきまっす」
園部先生は、走ってそばまで何事か聞きに行った。
「いやーーすみませんねー。これを、渡さなくては……」
管理棟の人が持っていたのは、テントの下に敷く防寒用のマットだった。このマットは、防水とクッションの役割も兼ねていて、これを敷くことで、体への負担も軽減されるとのことだった。
「ついでに、テント設営について、簡単に説明しておきますね。うちのキャンプ場は、ところどころに小さな林があり、風よけになっています。これを目安にテントを張ると、いざというときにテントが風で飛ばされる心配が減ります。また、この林を拠点に炊事場と仮設トイレがありますから、テント設営の目安になります。ただし、あまり林の近くにテントを設営すると、人の出入りも多くなりますから、夜は落ち着かなくなることも予想されますので、ご注意ください。あ、広場のところどころに、キャンファイヤー用のエリアが設けられていますのでご自由にお使いください。薪の準備も近くにしてあります。最後に火の始末だけしてくだされば構いません。手持ち花火もそこの場所でしてください。うちのキャンプ場は、打ち上げ花火は、禁止です。では、ごゆっくりお楽しみください」
この男性の管理棟の職員は、まくしたてるように説明を終えるとそそくさと帰っていった。
「それにしても、あの人すごいっすよー。1人であのマット6本を軽々と担いでいたっす。途中で、オレ2本持たせてもらったんすが、長いマットだったんで、前が見えなくて大変だったっす。オレならぜってイ、ありえないっす」
園部先生は感心したように話すと、荷物をその場に放り出して、自分の両腕をマッサージし始めた。
「じゃあ、炊事場から少し離してテントを建てるか。……道具の移動……ベル、頼むな」
岸川教頭は、手を合わせてお願いした。
「おう! このくらい……ベンはだらしないなあ~」
ベルフィールは言いながら6本のマットを片手で持ち上げて運び出した。
「「「「ひへええええーーーーΣ(・□・;)」」」」
初めて彼女の怪力を初めて見るみんなは、驚きの声をあげたのだった。
・・・・・・・・・・・・・・
「まずは、真ん中に共有テントをみんなで建ててみます」
「はい? 教頭先生。共有テントって何ですか?」
「朝子先生、いい質問ですね。共有テントとは、みんなでご飯を食べたり、会議を開いたり、そこで共通のことをする場所です。もし、どこかのテントでそれをやってしまうと、早めに寝たい人は困ってしまいます。だから、来週の宿泊学習でも、先生達の共有テントを作ります」
「……なるほどなあ……じゃあさ、保健室テントも、1張り作ってくれよ。具合の悪い子は、たぶん家に帰すことになるが、それまで休ませるためには、他の子と別なテントにした方がいいと思うからさ。それにちょっとした手当なら、そこでできるだろう?」
「さすが、細谷先生。養護教諭としての意見、承りました。テントは追加しておきましょう」
「はい? 教頭」
「おや? ベル君、何ですか?」
「オヤツテントも欲しいです」
「オヤツテント? なんですか、それは?」
「いつでも、好きな時に、そこに行けば、オヤツが食べられるテントです」
「却下です」
「ケチ!!!!」
「このテントは、子供が使うやつと同じです。組み立て方は、同じです。四角い形になっていて、一方が出入り口で、縦にチャックが付いています。広げて方向を確認してください。大事なことは、地面のどこに置くかです。下は芝生ですが、意外とデコボコしていたり、穴があったりしますので、そこを確かめます。あと、斜めになっていたら、出口が下向きの方向がいいです。もし雨が降っても、入ってこないようにです」
「え? 教頭! 雨が降ってもやるのか?」
ベルフィールが慌てて聞いた。
「もちろんやります。宿泊学習は、半分サバイバルの訓練も入っているから楽しいのです」
岸川教頭は、ニヤッと笑って半分冗談のつもりで言った。
「そりゃ、私は、慣れているから平気だぞ。雨なんかは、防御魔法を広範囲に広げるだけでしのげるが、子供たちに使ってもいいのか?」
「防御魔法?? ああ、ううん……。まあ、使うときは、指示するから……勝手に使うなよ」
逆に岸川教頭の方が、引いてしまった。
「後は、このテントの上部の差し込み口に、アルミの棒を組み立てて差し込み、角の4本の足を地面に突き立て、ロープで固定するんだ」
「簡単ですね……これなら、私でもできますよ」
キャンプ素人の松田先生も安心したようだった。
「ロープを打ち込む力仕事は、オレに任せてほしいっす。ベル先生ほどでは無いけど、ペグぐらいは刺せますから」
園部先生も張り切っていた。
「そして、最後に、この防寒マットを1張りにつき2枚敷き詰めてください。後は、寝るのは各自寝袋で寝ますが、頭の方向だけは、話し合って決めた方がいいでしょう」
「教頭先生……どういうことですか? みんな同じ方向じゃないんですか?」
小田先生が、不思議がって質問した。
すると、養教の細谷先生が言った。
「あのなあ~、世の中いろんな人がいるんだよ。イビキのひどい奴がいるんだったら、気にする奴は頭を逆にすればいいことさ、……そうだろ? 教頭先生」
「その通りです」と、教頭先生がうなずくと、これには鈴木先生も賛成してくれた。
「うちの旦那なんか、疲れた時に限って、すごいイビキをかくのよね~。そんな時は、こっちも疲れてるもんだから、ヘリコプターが部屋に飛んで来たんじゃないかって、子供がびっくりして起きてきたことがあったわよ! あははは……だから、いいんじゃないの。イビキでも、歯ぎしりでも、かきたいだけかけばね。自分が寝てる時のことなんだから平気よ、気にしなくて大丈夫よ! 気にする人が、対策すれば……それでOKよ」
「「「 わかりました……そうしましょう 」」」
「教頭、お前は、イビキをかくのか?」
ベルフィールが、まじまじと岸川教頭の顔を見ながら聞いた。
「僕か?……僕は、一人暮らしなんで……知らん!」
「そうか……」
彼女は、それ以上は何も言わなかったが、口角が微妙に持ちあがった。
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