48 / 108
第5章 ラブリーさまーばけーしょん
48 海原の戦慄? 3 〔救いの人魚姫!!〕
しおりを挟む
「なあ、ベル……さっきのジョンとかいう女性さー、知り合いだろ? あんなバトルじゃなくて仲良くしなくて良かったのか?」
岸川は、ベルを砂に埋めながら、心配そうに聞いてみた。
「別にいつものことなんだ。あいつは、いっつも最初は“ベルちゃん”って笑顔で寄って来るんだけど、遊んでるうちに、ケンカになって……最後は泣いて帰るんだよなあ。……どうしてかなあああ。……なあ、総司? これ、楽しいか?」
岸川は、首だけ出したベルに砂を掛けて、一回り大きなベルを作っていた。目じりが、思いっきり垂れ下がっていたのは、言うまでもない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「あーあ、おっちゃん。見てられないよ、まったく子供じゃないんだから。……砂遊びなんかして、何が楽しいんだか」
こちらは、メグが鎌田技師を砂に埋めていた。
「あのなああ、メグちゃんや。……あんまりそこばかり砂を盛られてもな。……ちょっと恥ずかしいでな」
「……もー、おっちゃんってばー、何言ってんのー、ばかー……ボコ!」
「う!」
メグは、砂を盛ったところを、思いっきり叩きつぶしてしまった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「う、う、……こうなったら、バスパ! さっきのお返しをしてちょうだいよ」
「了解! お嬢様!!」
「司令……いいんですか? ジョンも、熱くなって止まりませんよ~」
「いいじゃないか、カッコだって“リオのカーニバル”みたいなもんだし。……好きに暴れれば。……熱くなりすぎたら、海でも放り込めば冷めるだろう」
「もーキング司令も夏休みモードなんだから……」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ベル、完成したぞ。ビッグサイズのベルフィールだ! 写真でも撮っておこうか?」
「え? これで撮るのか? いいけど、普通の水着も撮ってくれよ!」
「お、おお……わかった」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「まったく、キッシーは、何ドキドキしてんだか? 撮るぞーおっちゃん? はい、パシャ!」
「ふふふう……よく撮れたかね? みなさん?」
「ん? 何だ? 誰よ、あんたは?」
「私は、見ての通り。正義の味方“ホタテマン”だーー!」
「へ? “ホタテマン?”……何、それ? 確かに、背中にでっかいホタテ貝を付けて、 顔はホタテの仮面、胸に2つホタテ貝、筋骨隆々でビキニの競泳水着……どこから見ても変態ホタテ野郎なんだけど」
メグは、呆れて戦う気も薄れてしまった。
ところが、ホタテマンは、砂浜を苦にもせず走り回り、メグの背後にまわり、砂に埋まっている鎌田の隣にまんまと一緒に埋めてしまった。
「しばらく、一緒にここで埋まっていなさい」
「こらー、待てー……キシちゃん助けて、おっちゃん動けないのー?」
「ダメじゃー、メグちゃんがあんまり深く埋めるもんじゃから……動けんわい!!!」
「もー、ダメねー……私ったら……キッシー、キッシー……」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ん? 誰か、呼んだか?」
「トゥ―……」
岸川が、振り向いたと同時にホタテマンのキックが顔面スレスレに飛んできた。
「な、何だ……お前! ホタテの化け物か?」
「失礼な! これでも、正義の味方ホタテマンだ! お前たちは、先ほど俺の仲間をたくさん食ったな! だから仕返しに来たんだ。これでもくらえ、“ホタテキッーーク”」
「おおと……そうはいくか……うわー、ドサア……」
岸川は、ホタテマンの攻撃を避けようとしたが、砂に足をとられて転んでしまった。
「ふふっふふ……浜辺は俺の庭だ、お前達ではどうにもならんだろ! 覚悟しろ!」
「クッソー……」
その時、足元の砂が一か所噴水のように沸き上がった。しばらく、砂の噴水が続いたその後に、真っ白い水着に黒い髪の毛を靡かせたベルフィールが、仁王立ちになっていた。
「ベル―――」
岸川は、嬉しさのあまり抱き着きに行こうとして、また、転んだ。
「大丈夫か? 総司……すぐ、やっつけるから、待っててくれ……さあ、いくぞ!!」
ベルは、ホタテマンめがけて突進した。ホタテマンも、砂の上はお手のものとばかり、縦横無尽に逃げ回った。砂浜だけではなく、海の中へも入って行った。
「お前達、知ってるか? ホタテはなー水中を泳ぐのが早いんだぞー。時速50キロは出るんだぞー。お前に追いつけるかな~」
自慢げにホタテマンは、ベルを挑発してきた。
「なにおー……そんなの、いくらでも追いついて見せる」
ベルフィールも、海に飛び込みホタテマンを追いかけ始めた。少し深いところもベルは、平気で潜っていった。ただ、ホタテマンは水の中では、砂浜よりももっと素早い動きになって、一向につかまりそうになかった。
ベルも魔法を使おうとしたのだが、初めての海なので、どんな魔法がいいか見当もつかなかった。
「そろそろかな! おい、お嬢さん、浜に戻ろうか」
「え?……捕まえるぞ?」
「へへへ……どうかな? それより、平気かい? お嬢さん?」
ホタテマンは、涼しい顔で波打ち際からゆっくりと砂浜に足を進めながら、後ろからくるベルフィールに声を掛けていた。
「何を言ってる?………………あ!!!!!」
ベルは、海の深さが胸のあたりのところで、急に立ち止まった。
「どうだーーー、参ったかーーー!! これが、ホタテマンの必殺技だーーーあははははは」
高笑いのホタテマンは、ベルに向かって、何かを放り投げて、そのまま帰って行った。
「あのホタテマンめーー、こんなものを…………何も無いよりいいか……」
ベルは、海中で慌ててゴソゴソとできるだけのことをしてから、浜辺に向かった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ベルは、大丈夫かな……」
「ちょっと遅いぞ……」
助け出されたメグや鎌田も一緒に、岸川は浜辺でベルの帰りを待った。時間にして、何分も経っていないが、とても長く感じた。
そのうちに、浜辺にいた人達がざわつき出した。
見ると、黒髪を靡かせて、悠然と海から浜に上がってくる美女がいた。
「あ! ベルだ! 何? やって……ん……だ……?」
防衛隊のみんなは、呆然とした。
すると、浜辺では、「「「「「 人 魚 さ ま ーーー!!! 」」」」と、拝む人々が続出していた。
「ああ!!」
いち早く岸川は、正気をとり戻し、バスタオルを手に走り出した。途中、何度転んだかわからないが……。
「ばか! ベル、早く隠せ!」
バスタオルで、体を巻いた。
「ああ、総司。大丈夫だよ。ホタテマンが、これくれたから……」
そう言って、2枚のホタテ貝殻で作ったブラトップを指さした。穴を開けて紐でつないである。
「(これを手作りしたのかと思うと笑えてくる……)」
「それにな……深いところに行ったから、これもあったんだ……」
腰に巻き付けた昆布も喜んで見せてくれた。
岸川は、無事でよかったことと、こんなことにもあっけらかんとしているベルが、本当に頼もしかった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ジョン様――お土産ですよ~」
「バスパ~どうだった?」
「もちろん、うまくいきましたよ。あの水着は、海水に触れると、一定時間が過ぎると溶けてしまうんです。だから、あいつの水着は、戦っている最中にきれいさっぱり、ナッシングで~す!」
「しかし、あの発明もキング司令の特許なんですね~恐れ入りました」
「いやあ~、トール君、それほどでもないよ」
「だから、途中でバスパが、無茶なことをやっても、安心して見ていられたんですね」
「まあね~……ところで、ジョン君、君もそろそろ時間じゃないかな?」
「え?」
「だって……ここに来て、喜んですぐ海に入ったよね」
「はい…………あ!……ない!!………わたしの……水着が!……ああ!」
「これ、バスパのお土産ね……君も使ってね。ボトムもあるから、大丈夫だよ!」
「わーーーーーーん!!!」
ところが、この海水浴場、この後ホタテの3点セットが馬鹿売れして、玉佐間課長たちは、臨時ボーナスをもらうことになりました。
(つづく)
岸川は、ベルを砂に埋めながら、心配そうに聞いてみた。
「別にいつものことなんだ。あいつは、いっつも最初は“ベルちゃん”って笑顔で寄って来るんだけど、遊んでるうちに、ケンカになって……最後は泣いて帰るんだよなあ。……どうしてかなあああ。……なあ、総司? これ、楽しいか?」
岸川は、首だけ出したベルに砂を掛けて、一回り大きなベルを作っていた。目じりが、思いっきり垂れ下がっていたのは、言うまでもない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「あーあ、おっちゃん。見てられないよ、まったく子供じゃないんだから。……砂遊びなんかして、何が楽しいんだか」
こちらは、メグが鎌田技師を砂に埋めていた。
「あのなああ、メグちゃんや。……あんまりそこばかり砂を盛られてもな。……ちょっと恥ずかしいでな」
「……もー、おっちゃんってばー、何言ってんのー、ばかー……ボコ!」
「う!」
メグは、砂を盛ったところを、思いっきり叩きつぶしてしまった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「う、う、……こうなったら、バスパ! さっきのお返しをしてちょうだいよ」
「了解! お嬢様!!」
「司令……いいんですか? ジョンも、熱くなって止まりませんよ~」
「いいじゃないか、カッコだって“リオのカーニバル”みたいなもんだし。……好きに暴れれば。……熱くなりすぎたら、海でも放り込めば冷めるだろう」
「もーキング司令も夏休みモードなんだから……」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ベル、完成したぞ。ビッグサイズのベルフィールだ! 写真でも撮っておこうか?」
「え? これで撮るのか? いいけど、普通の水着も撮ってくれよ!」
「お、おお……わかった」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「まったく、キッシーは、何ドキドキしてんだか? 撮るぞーおっちゃん? はい、パシャ!」
「ふふふう……よく撮れたかね? みなさん?」
「ん? 何だ? 誰よ、あんたは?」
「私は、見ての通り。正義の味方“ホタテマン”だーー!」
「へ? “ホタテマン?”……何、それ? 確かに、背中にでっかいホタテ貝を付けて、 顔はホタテの仮面、胸に2つホタテ貝、筋骨隆々でビキニの競泳水着……どこから見ても変態ホタテ野郎なんだけど」
メグは、呆れて戦う気も薄れてしまった。
ところが、ホタテマンは、砂浜を苦にもせず走り回り、メグの背後にまわり、砂に埋まっている鎌田の隣にまんまと一緒に埋めてしまった。
「しばらく、一緒にここで埋まっていなさい」
「こらー、待てー……キシちゃん助けて、おっちゃん動けないのー?」
「ダメじゃー、メグちゃんがあんまり深く埋めるもんじゃから……動けんわい!!!」
「もー、ダメねー……私ったら……キッシー、キッシー……」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ん? 誰か、呼んだか?」
「トゥ―……」
岸川が、振り向いたと同時にホタテマンのキックが顔面スレスレに飛んできた。
「な、何だ……お前! ホタテの化け物か?」
「失礼な! これでも、正義の味方ホタテマンだ! お前たちは、先ほど俺の仲間をたくさん食ったな! だから仕返しに来たんだ。これでもくらえ、“ホタテキッーーク”」
「おおと……そうはいくか……うわー、ドサア……」
岸川は、ホタテマンの攻撃を避けようとしたが、砂に足をとられて転んでしまった。
「ふふっふふ……浜辺は俺の庭だ、お前達ではどうにもならんだろ! 覚悟しろ!」
「クッソー……」
その時、足元の砂が一か所噴水のように沸き上がった。しばらく、砂の噴水が続いたその後に、真っ白い水着に黒い髪の毛を靡かせたベルフィールが、仁王立ちになっていた。
「ベル―――」
岸川は、嬉しさのあまり抱き着きに行こうとして、また、転んだ。
「大丈夫か? 総司……すぐ、やっつけるから、待っててくれ……さあ、いくぞ!!」
ベルは、ホタテマンめがけて突進した。ホタテマンも、砂の上はお手のものとばかり、縦横無尽に逃げ回った。砂浜だけではなく、海の中へも入って行った。
「お前達、知ってるか? ホタテはなー水中を泳ぐのが早いんだぞー。時速50キロは出るんだぞー。お前に追いつけるかな~」
自慢げにホタテマンは、ベルを挑発してきた。
「なにおー……そんなの、いくらでも追いついて見せる」
ベルフィールも、海に飛び込みホタテマンを追いかけ始めた。少し深いところもベルは、平気で潜っていった。ただ、ホタテマンは水の中では、砂浜よりももっと素早い動きになって、一向につかまりそうになかった。
ベルも魔法を使おうとしたのだが、初めての海なので、どんな魔法がいいか見当もつかなかった。
「そろそろかな! おい、お嬢さん、浜に戻ろうか」
「え?……捕まえるぞ?」
「へへへ……どうかな? それより、平気かい? お嬢さん?」
ホタテマンは、涼しい顔で波打ち際からゆっくりと砂浜に足を進めながら、後ろからくるベルフィールに声を掛けていた。
「何を言ってる?………………あ!!!!!」
ベルは、海の深さが胸のあたりのところで、急に立ち止まった。
「どうだーーー、参ったかーーー!! これが、ホタテマンの必殺技だーーーあははははは」
高笑いのホタテマンは、ベルに向かって、何かを放り投げて、そのまま帰って行った。
「あのホタテマンめーー、こんなものを…………何も無いよりいいか……」
ベルは、海中で慌ててゴソゴソとできるだけのことをしてから、浜辺に向かった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ベルは、大丈夫かな……」
「ちょっと遅いぞ……」
助け出されたメグや鎌田も一緒に、岸川は浜辺でベルの帰りを待った。時間にして、何分も経っていないが、とても長く感じた。
そのうちに、浜辺にいた人達がざわつき出した。
見ると、黒髪を靡かせて、悠然と海から浜に上がってくる美女がいた。
「あ! ベルだ! 何? やって……ん……だ……?」
防衛隊のみんなは、呆然とした。
すると、浜辺では、「「「「「 人 魚 さ ま ーーー!!! 」」」」と、拝む人々が続出していた。
「ああ!!」
いち早く岸川は、正気をとり戻し、バスタオルを手に走り出した。途中、何度転んだかわからないが……。
「ばか! ベル、早く隠せ!」
バスタオルで、体を巻いた。
「ああ、総司。大丈夫だよ。ホタテマンが、これくれたから……」
そう言って、2枚のホタテ貝殻で作ったブラトップを指さした。穴を開けて紐でつないである。
「(これを手作りしたのかと思うと笑えてくる……)」
「それにな……深いところに行ったから、これもあったんだ……」
腰に巻き付けた昆布も喜んで見せてくれた。
岸川は、無事でよかったことと、こんなことにもあっけらかんとしているベルが、本当に頼もしかった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「ジョン様――お土産ですよ~」
「バスパ~どうだった?」
「もちろん、うまくいきましたよ。あの水着は、海水に触れると、一定時間が過ぎると溶けてしまうんです。だから、あいつの水着は、戦っている最中にきれいさっぱり、ナッシングで~す!」
「しかし、あの発明もキング司令の特許なんですね~恐れ入りました」
「いやあ~、トール君、それほどでもないよ」
「だから、途中でバスパが、無茶なことをやっても、安心して見ていられたんですね」
「まあね~……ところで、ジョン君、君もそろそろ時間じゃないかな?」
「え?」
「だって……ここに来て、喜んですぐ海に入ったよね」
「はい…………あ!……ない!!………わたしの……水着が!……ああ!」
「これ、バスパのお土産ね……君も使ってね。ボトムもあるから、大丈夫だよ!」
「わーーーーーーん!!!」
ところが、この海水浴場、この後ホタテの3点セットが馬鹿売れして、玉佐間課長たちは、臨時ボーナスをもらうことになりました。
(つづく)
0
あなたにおすすめの小説
無能扱いされ会社を辞めさせられ、モフモフがさみしさで命の危機に陥るが懸命なナデナデ配信によりバズる~色々あって心と音速の壁を突破するまで~
ぐうのすけ
ファンタジー
大岩翔(オオイワ カケル・20才)は部長の悪知恵により会社を辞めて家に帰った。
玄関を開けるとモフモフ用座布団の上にペットが座って待っているのだが様子がおかしい。
「きゅう、痩せたか?それに元気もない」
ペットをさみしくさせていたと反省したカケルはペットを頭に乗せて大穴(ダンジョン)へと走った。
だが、大穴に向かう途中で小麦粉の大袋を担いだJKとぶつかりそうになる。
「パンを咥えて遅刻遅刻~ではなく原材料を担ぐJKだと!」
この奇妙な出会いによりカケルはヒロイン達と心を通わせ、心に抱えた闇を超え、心と音速の壁を突破する。
『冒険者をやめて田舎で隠居します 〜気づいたら最強の村になってました〜』
チャチャ
ファンタジー
> 世界には4つの大陸がある。東に魔神族、西に人族、北に獣人とドワーフ、南にエルフと妖精族——種族ごとの国が、それぞれの文化と価値観で生きていた。
その世界で唯一のSSランク冒険者・ジーク。英雄と呼ばれ続けることに疲れた彼は、突如冒険者を引退し、田舎へと姿を消した。
「もう戦いたくない、静かに暮らしたいんだ」
そう願ったはずなのに、彼の周りにはドラゴンやフェンリル、魔神族にエルフ、ドワーフ……あらゆる種族が集まり、最強の村が出来上がっていく!?
のんびりしたいだけの元英雄の周囲が、どんどんカオスになっていく異世界ほのぼの(?)ファンタジー。
趣味で人助けをしていたギルマス、気付いたら愛の重い最強メンバーに囲まれていた
歩く魚
ファンタジー
働きたくない元社畜、異世界で見つけた最適解は――「助成金で生きる」ことだった。
剣と魔法の世界に転生したシンは、冒険者として下積みを積み、ついに夢を叶える。
それは、国家公認の助成金付き制度――ギルド経営によって、働かずに暮らすこと。
そして、その傍で自らの歪んだ性癖を満たすため、誰に頼まれたわけでもない人助けを続けていたがーー
「ご命令と解釈しました、シン様」
「……あなたの命、私に預けてくれるんでしょ?」
次第にギルドには、主人公に執着するメンバーたちが集まり始め、気がつけばギルドは、愛の重い最強集団になっていた。
スキル【収納】が実は無限チートだった件 ~追放されたけど、俺だけのダンジョンで伝説のアイテムを作りまくります~
みぃた
ファンタジー
地味なスキル**【収納】**しか持たないと馬鹿にされ、勇者パーティーを追放された主人公。しかし、その【収納】スキルは、ただのアイテム保管庫ではなかった!
無限にアイテムを保管できるだけでなく、内部の時間操作、さらには指定した素材から自動でアイテムを生成する機能まで備わった、規格外の無限チートスキルだったのだ。
追放された主人公は、このチートスキルを駆使し、収納空間の中に自分だけの理想のダンジョンを創造。そこで伝説級のアイテムを量産し、いずれ世界を驚かせる存在となる。そして、かつて自分を蔑み、追放した者たちへの爽快なざまぁが始まる。
異世界帰りの俺、現代日本にダンジョンが出現したので異世界経験を売ったり配信してみます
内田ヨシキ
ファンタジー
「あの魔物の倒し方なら、30万円で売るよ!」
――これは、現代日本にダンジョンが出現して間もない頃の物語。
カクヨムにて先行連載中です!
(https://kakuyomu.jp/works/16818023211703153243)
異世界で名を馳せた英雄「一条 拓斗(いちじょう たくと)」は、現代日本に帰還したはいいが、異世界で鍛えた魔力も身体能力も失われていた。
残ったのは魔物退治の経験や、魔法に関する知識、異世界言語能力など現代日本で役に立たないものばかり。
一般人として生活するようになった拓斗だったが、持てる能力を一切活かせない日々は苦痛だった。
そんな折、現代日本に迷宮と魔物が出現。それらは拓斗が異世界で散々見てきたものだった。
そして3年後、ついに迷宮で活動する国家資格を手にした拓斗は、安定も平穏も捨てて、自分のすべてを活かせるはずの迷宮へ赴く。
異世界人「フィリア」との出会いをきっかけに、拓斗は自分の異世界経験が、他の初心者同然の冒険者にとって非常に有益なものであると気づく。
やがて拓斗はフィリアと共に、魔物の倒し方や、迷宮探索のコツ、魔法の使い方などを、時に直接売り、時に動画配信してお金に変えていく。
さらには迷宮探索に有用なアイテムや、冒険者の能力を可視化する「ステータスカード」を発明する。
そんな彼らの活動は、ダンジョン黎明期の日本において重要なものとなっていき、公的機関に発展していく――。
転生したら遊び人だったが遊ばず修行をしていたら何故か最強の遊び人になっていた
ぐうのすけ
ファンタジー
カクヨムで先行投稿中。
遊戯遊太(25)は会社帰りにふらっとゲームセンターに入った。昔遊んだユーフォーキャッチャーを見つめながらつぶやく。
「遊んで暮らしたい」その瞬間に頭に声が響き時間が止まる。
「異世界転生に興味はありますか?」
こうして遊太は異世界転生を選択する。
異世界に転生すると最弱と言われるジョブ、遊び人に転生していた。
「最弱なんだから努力は必要だよな!」
こうして雄太は修行を開始するのだが……
ある日、俺の部屋にダンジョンの入り口が!? こうなったら配信者で天下を取ってやろう!
さかいおさむ
ファンタジー
ダンジョンが出現し【冒険者】という職業が出来た日本。
冒険者は探索だけではなく、【配信者】としてダンジョンでの冒険を配信するようになる。
底辺サラリーマンのアキラもダンジョン配信者の大ファンだ。
そんなある日、彼の部屋にダンジョンの入り口が現れた。
部屋にダンジョンの入り口が出来るという奇跡のおかげで、アキラも配信者になる。
ダンジョン配信オタクの美人がプロデューサーになり、アキラのダンジョン配信は人気が出てくる。
『アキラちゃんねる』は配信収益で一攫千金を狙う!
『召喚ニートの異世界草原記』
KAORUwithAI
ファンタジー
ゲーム三昧の毎日を送る元ニート、佐々木二郎。
ある夜、三度目のゲームオーバーで眠りに落ちた彼が目を覚ますと、そこは見たこともない広大な草原だった。
剣と魔法が当たり前に存在する世界。だが二郎には、そのどちらの才能もない。
――代わりに与えられていたのは、**「自分が見た・聞いた・触れたことのあるものなら“召喚”できる」**という不思議な能力だった。
面倒なことはしたくない、楽をして生きたい。
そんな彼が、偶然出会ったのは――痩せた辺境・アセトン村でひとり生きる少女、レン。
「逃げて!」と叫ぶ彼女を前に、逃げようとした二郎の足は動かなかった。
昔の記憶が疼く。いじめられていたあの日、助けを求める自分を誰も救ってくれなかったあの光景。
……だから、今度は俺が――。
現代の知恵と召喚の力を武器に、ただの元ニートが異世界を駆け抜ける。
少女との出会いが、二郎を“召喚者”へと変えていく。
引きこもりの俺が、異世界で誰かを救う物語が始まる。
※こんな物も召喚して欲しいなって
言うのがあればリクエストして下さい。
出せるか分かりませんがやってみます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる