暑い地球はもう冷ませない! 制服ビキニの高校生が、地球温暖化ウィルスと戦うオンダンV〔ファイブ〕 ~暑さ対策は、水着着用で過ごすのが一番だ~

根 九里尾

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第1章 普通の日常

01 第1章第1話 衣替え

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 シュワワワーーー……シュワワワーーー……「ああー、やっぱり気持ちいいわあー」
 今日もいい天気だよね~……。ん?

 ブッブー……ブッブー……プッシュー。

「あ、来た来た! 時間通りね」

 あたしは、マナ。岡崎真夏美おかざき まなみっていうの。高校1年生よ。いつものようにバスに乗り込んで、登校なのでーーす。

「よいっしょっと……」

「よ! マナ( •̀ .̫ •́ )✧」
「あ、おはよ! アッツ……相変わらず、また筋肉見せてるのね」

「あはは、どうだ! こう見えても、俺は鍛えてるんだぜ!」

 いつものようにアッツこと、中村熱太郎なかむら あたろうは力こぶを見せびらかせるために片手を曲げて力んでるのよ。まったくもー。

「はいはい、アッツの筋肉は凄いですよ」
「そうだろ!……ま、マナだって、しっかりしたウェストしてるじゃないか」

「うぬ? o((>ω< ))o 何? しっかりって?……ちゃんと括れてますよ~だ。アッツはそんなところばっかり見て、モー(#^ω^)」

 先にバスに乗っていたアッツは、あたしと同じ私立虹ノ森高校の1年で、いつも見た目ばかり気にしているんだよねえ~。



「そういや、今回のマナの夏の制服、カッコいいじゃないか。ひょっとして手作りか?」
「うん、まあね。最近、自分で作るのが流行ってて、お店にもいろんな生地が置いてあるのよ」

「それにしても、基準超えてるんじゃないか?」
「大丈夫よ……夏服の基準は、35%以下よ! 十分基準は満たしてるわよ」

「まあ、それならいいけど。それにしても、冬服の50%以下に比べたら…………ん~ナイスボディーだね~」


 また、アッツったら、上から下まで目で追って、好きなんだから~。まあ、アッツだっていい筋肉してるから、つい見ちゃうんだけどね。これ、内緒ね。







 ブッブー……ブッブー……プッシュー。


「あ、ミー先輩おはようございます」
「おはようございます。さすが先輩、夏の制服、決まってますね~渋いっすよ!」

「おお、アッツ。相変わらず、よく見ているな~。マナも可愛いぞ、その緑は、よく似合っているよ~!」

「何をおっしゃいます。ミー先輩こそ、黒がお似合いで、引き締まった腰なんか、あたし羨ましくって、もうー」
「でもな、マナの方が、胸のボリュームはあるだろ? 男子は、そっちに惹かれるんだ、なあアッツ?」

「あ、いえ、う、まあ、……そんな奴も多いですが、僕はどっちでも……」
「おや? アッツ、マナの胸筋は、最高だと思うんだけどなぁ~」

「あ、胸筋。……そうですね、いい筋肉してますね~」




 ミー先輩こと上杉南中子うえすぎ みなこ先輩は、学年が1つ上とはいい、メリハリのあるボディーは羨ましいなぁ~。
 でも、ミー先輩の頭の中は、筋肉のことでいっぱいなの。とにかく、筋肉が一番なのよね。まあ自分では「脳筋じゃなくて、勉強もできるのよ」って言ってるけど本当かな?
 それに比べ、あたしなんか、いつもお子ちゃま扱いだからな。あたし、憧れちゃうんだよね~。


「ところで、ミー先輩のビキニは、どこで買われたんですか?」
「あ、これか? 駅前のブティック『シーオーシャン』だ」

「俺も、あそこ行けば良かったなあ~……これ、母ちゃんの手作りなんですよ~ハーフパンツにしてくれって言ったのに、『どうせ、汗かくから短くていい』なんて言って、ビキニパンツにするんだもの」

「あん? アッツ、ちょっと立ってみな!」

 ミー先輩が、バスの座席に座っているアッツを立たせてビキニパンツを観察し出したの。
 うわっ~アッツも胸板だけじゃなく、あちこちいい具合に成長してるわ~思わず、あたしも見入ってしまった。ありがとうございます、ミー先輩。

「いいんじゃないか。サイズもピッタリだし、色も七色の虹のようで」

 アッツは、嬉しそうに目じりを下げて喜んでいたが、ミー先輩はいたって普通に向かいの座席に座っているの。さすが先輩は違う。ホント、堂々としてるの。

 えっと、このバスはスクールバスじゃないのよね。だから、お客さんは普通に乗ってるわ。もちろん、男も女もいるのよね。
 そん中で高校の制服を着てるのはあたし達高校生だけなの。ま、当たり前だけど、この制服っていうのがちょっと珍しいかな? 夏服は体表面積の35%以下の水着って決められているのよ。高校生だからって、ちょっと%が少ないんじゃないかと思うんだけど、熱中症予防なんだって。だから、女子は全員ビキニを着ることになるわよね。

 と、言っても、どこを見てもみんな水着を着てるの。だって、法律で外出着は体表面50%以下の水着って決まってるんだから。



(つづく)
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