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第3章 温暖化の真実
18 第3章第4話 地球温暖化研究所
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「うっわ! せっま!……それに、中はもっとボッロ!」
モー、アッツったら! ……ゴン! あたしは、もう黙って1発決めたの。
「いってー、マナ? 俺なんか悪いことしたか~?」
「えっとー、悪くないわよ!……事実なんだから……でもね、あんたは、正直過ぎるの何でも。ちょっとは、考えてからしゃべりなさい!」
ホントに、世話がやけるんだから、モー……。
でも……これが、研究所? 部屋の真ん中にテーブルとソファーがあるだけ。後は、事務机とパソコンしかないわ。何だか、壁際には古そうな箪笥が置いてあるけど……。
「ん? ああー。大丈夫だ、ここだって冷水ミストは完備してるんだ。外はボロだが、内側からはしっかり防水工事があしてあって、廊下に取りつけてある冷水ミストの冷気が外に逃げないように改造してあるんだ!」
うっわーやっぱり、オタクだわ。きっと改造オタクなのね。なんでも、自分の好みに改造しちゃうんだわ。
「湖路奈、すまんがみんなにアイスコーヒーでも出してくれないか?」
「所長? アイスコーヒーって、何だ? いつも飲んでいる、アイスウオーターじゃダメなのかですの事よ?」
「ん? あ、ああ~……、まあ、何でもいいから、持って来てくれ!」
アイスウオーター?……ただの氷水じゃね? こりゃあ、よっぽど貧乏なんだわ!
「さっきのラーメン屋、変だと思わなかったか?」
所長は、一気に水を飲み干してから、なんだか思い出すように話だしたのよね。
「わ、私、見たの! か、壁のメニュー。……全部、温かいものに……な、なっていたわ」
「私も見ました。普通は、『冷やしラーメン』とか『氷ラーメン』なのに、すべてメニューは『熱湯○○○○』になっていたの。私は、暑さをやっつけるジョークかなって思ったんだけど……」
「あいつ、本当に熱湯を持って来たもんなあぁ」
「あんなの掛けられたら、たまったもんじゃないわよね、ミー先輩!」
「ああ、そうだな。ただ、あのヤカン男は、その後正気に戻ったみたいだったけど……」
「そう、彼は、ただ操られていただけなんだ!」
「「「「 操られていた?」」」」
「そう、あの店に『雪男みたいな店主』と『黒ずくめのビキニの女』が、居たろう。僕は、奴らが操っていたと考えているんだ」
「じゃあ、俺が前ラーメンを食べた時は、もうこの計画が進んでいたということなの?」
「たぶな。あの『ラーメン雪男』は、2ヶ月前にできたんだ。ちょうどうちの研究所の前だったんで、調査はし易かったんだ」
「だって、所長はちーっとも料理しないから、毎日ラーメン食べに行ってたですの事よ。ウチは、外食ばっかりだとお金無くなるって言ったのにですの事なのさ~」
「フン! 大丈夫だ。……もうすぐ大儲けできるから、お金の心配はいらん。……それより、お前の料理が食えないから、仕方なくラーメンで済ませてたんだぞ!」
あーあ、こんなところで、奥さんの料理にケチ付けて……。
「夏野所長さん、そんなに奥さんの料理を悪くいっちゃぁ……良くないっすよ~」
「ん? 真夏美君。何を気にしてるんだい?……こいつは、料理ができないだけなんだが?……最初の試作だったので、そこまで気が回らなかっただけなんだ。僕の失敗さ」
ん? どういう事? 所長の失敗? え? ひょっとして奥さんも改造した?
「それより、このスーツケースを南中子君に預けておくから、『雪の結晶』が手に入ったら、これに格納しておいてほしいんだ」
ミー先輩が渡されたスーツケースには、『雪の結晶』が填まるように10個の穴が開いていたの。と、いう事は、『雪の結晶』って、10個あるの?
所長は、数については、何も言ってくれなかったの。なんか、改めて聞くのも面倒くさいし、他のみんなも黙っていたので、スルーしちゃった。
ただ、シーちゃんセンセだけが、「ふっ……じゃあ、あと9回は、奴らと戦って、やっつけることができるんだな……」と、妙に自信たっぷりに薄笑いを浮かべながら呟いていたわ。
あれ? シーちゃんセンセって、チェインジしなくても、性格変わるの? うーん、変な研究所に来ちゃったせいで、訳の分かんないことだらけになってるわ!
(つづく)
モー、アッツったら! ……ゴン! あたしは、もう黙って1発決めたの。
「いってー、マナ? 俺なんか悪いことしたか~?」
「えっとー、悪くないわよ!……事実なんだから……でもね、あんたは、正直過ぎるの何でも。ちょっとは、考えてからしゃべりなさい!」
ホントに、世話がやけるんだから、モー……。
でも……これが、研究所? 部屋の真ん中にテーブルとソファーがあるだけ。後は、事務机とパソコンしかないわ。何だか、壁際には古そうな箪笥が置いてあるけど……。
「ん? ああー。大丈夫だ、ここだって冷水ミストは完備してるんだ。外はボロだが、内側からはしっかり防水工事があしてあって、廊下に取りつけてある冷水ミストの冷気が外に逃げないように改造してあるんだ!」
うっわーやっぱり、オタクだわ。きっと改造オタクなのね。なんでも、自分の好みに改造しちゃうんだわ。
「湖路奈、すまんがみんなにアイスコーヒーでも出してくれないか?」
「所長? アイスコーヒーって、何だ? いつも飲んでいる、アイスウオーターじゃダメなのかですの事よ?」
「ん? あ、ああ~……、まあ、何でもいいから、持って来てくれ!」
アイスウオーター?……ただの氷水じゃね? こりゃあ、よっぽど貧乏なんだわ!
「さっきのラーメン屋、変だと思わなかったか?」
所長は、一気に水を飲み干してから、なんだか思い出すように話だしたのよね。
「わ、私、見たの! か、壁のメニュー。……全部、温かいものに……な、なっていたわ」
「私も見ました。普通は、『冷やしラーメン』とか『氷ラーメン』なのに、すべてメニューは『熱湯○○○○』になっていたの。私は、暑さをやっつけるジョークかなって思ったんだけど……」
「あいつ、本当に熱湯を持って来たもんなあぁ」
「あんなの掛けられたら、たまったもんじゃないわよね、ミー先輩!」
「ああ、そうだな。ただ、あのヤカン男は、その後正気に戻ったみたいだったけど……」
「そう、彼は、ただ操られていただけなんだ!」
「「「「 操られていた?」」」」
「そう、あの店に『雪男みたいな店主』と『黒ずくめのビキニの女』が、居たろう。僕は、奴らが操っていたと考えているんだ」
「じゃあ、俺が前ラーメンを食べた時は、もうこの計画が進んでいたということなの?」
「たぶな。あの『ラーメン雪男』は、2ヶ月前にできたんだ。ちょうどうちの研究所の前だったんで、調査はし易かったんだ」
「だって、所長はちーっとも料理しないから、毎日ラーメン食べに行ってたですの事よ。ウチは、外食ばっかりだとお金無くなるって言ったのにですの事なのさ~」
「フン! 大丈夫だ。……もうすぐ大儲けできるから、お金の心配はいらん。……それより、お前の料理が食えないから、仕方なくラーメンで済ませてたんだぞ!」
あーあ、こんなところで、奥さんの料理にケチ付けて……。
「夏野所長さん、そんなに奥さんの料理を悪くいっちゃぁ……良くないっすよ~」
「ん? 真夏美君。何を気にしてるんだい?……こいつは、料理ができないだけなんだが?……最初の試作だったので、そこまで気が回らなかっただけなんだ。僕の失敗さ」
ん? どういう事? 所長の失敗? え? ひょっとして奥さんも改造した?
「それより、このスーツケースを南中子君に預けておくから、『雪の結晶』が手に入ったら、これに格納しておいてほしいんだ」
ミー先輩が渡されたスーツケースには、『雪の結晶』が填まるように10個の穴が開いていたの。と、いう事は、『雪の結晶』って、10個あるの?
所長は、数については、何も言ってくれなかったの。なんか、改めて聞くのも面倒くさいし、他のみんなも黙っていたので、スルーしちゃった。
ただ、シーちゃんセンセだけが、「ふっ……じゃあ、あと9回は、奴らと戦って、やっつけることができるんだな……」と、妙に自信たっぷりに薄笑いを浮かべながら呟いていたわ。
あれ? シーちゃんセンセって、チェインジしなくても、性格変わるの? うーん、変な研究所に来ちゃったせいで、訳の分かんないことだらけになってるわ!
(つづく)
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