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第5章 ありふれた日常の変化
59 第5章第22話 どこまでも一緒
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******熱太郎小学4年生のある日******
「マナ? クラブは、何にするんだ~?」
「いいでしょ、何でも!」
「えーー、そんなこと言わないで、教えてくれよ~」
「あたしは、ソフトボールクラブよ! アッツは、何にするよの?」
「えーっと、ボクは……ソフトボールクラブかな。あ! 驚いた? マナと一緒だよ~ん! ボクの足引っ張んなよ~」
「何言っての? アッツは、サッカーじゃないの? いつからソフトボールになったのよ」
「へへへへ、あのソフトボールが、いいんだよね~大きさといい、丸さといい……早くマナもああなればいいなあああ」
「???? なんであたしが、ソフトボールになるのよ! モーアッツったら」
「う、あ、そ、そうだね、あははっはははは……」
********熱太郎小学5年生のある日******
「マナ? 児童会の委員会は、何にするの?」
「え? アッツ、また、あたしに聞くの? あたしは、保健委員よ。何でそんなこと聞くのよ」
「う、うう、何となくかなああ……」
「ところで、アッツは何にするのよ!」
「うーーーん、そうだな? 保健室の掃除とか、消毒液の取り換えの手伝いとか、朝の健康調査の集計なんかする委員会、……何て言ったっけ?」
「えーっと、それは保健委員会よね。つまり、あたしと同じ保健委員になると?」
「へーーー、偶然だね~、驚いちゃった! よろしくね、マナ!」
「ふーーん……まあ、よろしくね」
********熱太郎中学1年生のある日******
「マナ、マナ、マナ? 部活はどうすんの?」
「決まってるわよ! あたしは、女子野球部よ! 小学校の時から決めてたの!……アッツ? まさか、あなたまで、女子野球部に入るって言うんじゃないでしょうね?」
「さっすが、マナ姉さん! すべてはお見通しで、ござんしたか! さよう、拙者、どのような敵に襲われようとも、決して後には引かないのでござる! 決して女に背中など見せぬ! いざ、尋常に勝負でござる!」
「あはははははは、アッツ、無理無理無理! 今回ばかりは、『女子野球部』だぞ! 『女子』なんだぞ!」
「うぬぬぬ……うはははははは、そんなことは百も承知! オレに、不可能はないのだ!見ておれーーー!」
******しばらくして、女子野球部の練習開始前*****
「えーみんなに、新しいマネージャーを紹介しよう!」
「え? 監督? 女子野球部にもマネージャーが付くんですか?」
「ああ、奇特な希望者が居てな……」
「「………「「「やったー、夢のマネージャーだー。いヤッホー」」」………」」
部員全が大喜びだったが、たった1人だけ、浮かない顔をしている者がいた。真夏美だった。
「おーい!こっち来てくれーーー」
部室の中で、準備していたマネージャーが、グラウンドに姿を現した。
「えーー、今日から女子野球部のマネージャーをやることになりました、中村熱太郎です。アッツって呼んでください。掃除から洗濯まで、なんでもやりますから、よろしくお願いしまーーーす!」
「(アッチャーーーー!)」
真夏美だけは、まんまとやられたという顔をしたが、後の女子部員は、大喜びだった。これで、重たい荷物搬送やピッチングマシンの片付けをしなくていいと、女の子達は大歓迎だった。
「よ! マナ! どうだ? これで俺も女子野球部だぞ! お前も、がんばれよ! まだ、野球ボールにもなっていないんだからな!」
「ん? また、変なこと言って……?」
「(そして、オレは決めたんだ……マナの行く高校へ行こうって!)」
(つづく)
「マナ? クラブは、何にするんだ~?」
「いいでしょ、何でも!」
「えーー、そんなこと言わないで、教えてくれよ~」
「あたしは、ソフトボールクラブよ! アッツは、何にするよの?」
「えーっと、ボクは……ソフトボールクラブかな。あ! 驚いた? マナと一緒だよ~ん! ボクの足引っ張んなよ~」
「何言っての? アッツは、サッカーじゃないの? いつからソフトボールになったのよ」
「へへへへ、あのソフトボールが、いいんだよね~大きさといい、丸さといい……早くマナもああなればいいなあああ」
「???? なんであたしが、ソフトボールになるのよ! モーアッツったら」
「う、あ、そ、そうだね、あははっはははは……」
********熱太郎小学5年生のある日******
「マナ? 児童会の委員会は、何にするの?」
「え? アッツ、また、あたしに聞くの? あたしは、保健委員よ。何でそんなこと聞くのよ」
「う、うう、何となくかなああ……」
「ところで、アッツは何にするのよ!」
「うーーーん、そうだな? 保健室の掃除とか、消毒液の取り換えの手伝いとか、朝の健康調査の集計なんかする委員会、……何て言ったっけ?」
「えーっと、それは保健委員会よね。つまり、あたしと同じ保健委員になると?」
「へーーー、偶然だね~、驚いちゃった! よろしくね、マナ!」
「ふーーん……まあ、よろしくね」
********熱太郎中学1年生のある日******
「マナ、マナ、マナ? 部活はどうすんの?」
「決まってるわよ! あたしは、女子野球部よ! 小学校の時から決めてたの!……アッツ? まさか、あなたまで、女子野球部に入るって言うんじゃないでしょうね?」
「さっすが、マナ姉さん! すべてはお見通しで、ござんしたか! さよう、拙者、どのような敵に襲われようとも、決して後には引かないのでござる! 決して女に背中など見せぬ! いざ、尋常に勝負でござる!」
「あはははははは、アッツ、無理無理無理! 今回ばかりは、『女子野球部』だぞ! 『女子』なんだぞ!」
「うぬぬぬ……うはははははは、そんなことは百も承知! オレに、不可能はないのだ!見ておれーーー!」
******しばらくして、女子野球部の練習開始前*****
「えーみんなに、新しいマネージャーを紹介しよう!」
「え? 監督? 女子野球部にもマネージャーが付くんですか?」
「ああ、奇特な希望者が居てな……」
「「………「「「やったー、夢のマネージャーだー。いヤッホー」」」………」」
部員全が大喜びだったが、たった1人だけ、浮かない顔をしている者がいた。真夏美だった。
「おーい!こっち来てくれーーー」
部室の中で、準備していたマネージャーが、グラウンドに姿を現した。
「えーー、今日から女子野球部のマネージャーをやることになりました、中村熱太郎です。アッツって呼んでください。掃除から洗濯まで、なんでもやりますから、よろしくお願いしまーーーす!」
「(アッチャーーーー!)」
真夏美だけは、まんまとやられたという顔をしたが、後の女子部員は、大喜びだった。これで、重たい荷物搬送やピッチングマシンの片付けをしなくていいと、女の子達は大歓迎だった。
「よ! マナ! どうだ? これで俺も女子野球部だぞ! お前も、がんばれよ! まだ、野球ボールにもなっていないんだからな!」
「ん? また、変なこと言って……?」
「(そして、オレは決めたんだ……マナの行く高校へ行こうって!)」
(つづく)
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