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悪役令嬢への攻撃
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「カナ、呼び出して申し訳ない」
神妙な表情のシオンと腹黒ヒロインが仁王立ちで待ち構えている。
「大丈夫ですわ!それで私に話と言うのは・・・・」
まぁ、何となく理解してるけどね!
私を罠に嵌めようとしてるでしょ!?
「実は、レイラのドレスが切り刻まれててしまったらしく・・・
嫌がらせされてるみたいなんだ・・・」
ほぉー
その言い回しだと私が犯人だと匂わせてるみたいだけど!?
完全な冤罪ですから!!!
「ち、違うんです・・・
私は噂話など信じてないのですがカナ様を見たという目撃者が現れまして・・・」
ほぉー、既に証人も用意してると?
以前の私ならばヒステリックに泣き叫び自分の評価を落としてたと思うけど・・・
今の私はそんな過ちを起こさないわよ!クスッ
「レイラ様の大事にしているドレスを誰かに切り刻まれてしまったという事でしょうか?そしてその犯人が私だと??」
冷静な口調で話す私を怪訝な表情で見てる腹黒ヒロイン
私は2人の目の前で両手を重ね握りしめ祈りを込めながら身の潔白を晴らす。
「神に誓いますが、私はレイラ様のドレスを切り刻んでおりません。」
まさかの私の言葉に動揺を隠せない腹黒ヒロイン
フフフ、そうよね!
いつもならヒステリックに泣き叫びウザイくらい発狂してるもんね!
悲しそうに俯いて涙を溜めると、そのままシオンに視線を向ける
私だってこんくらいの儚げな演技ぐらい出来るんだから!
「す、すまん、そうだよな・・・
初めからカナを犯人のように問いただしてしまい悪かった。」
明らかにシオンの態度が私側につく
逆に絶体絶命に立たされる腹黒ヒロイン
微妙に震えてない?
私は畳み掛けるように腹黒ヒロインを追い詰める・・・
「レイラ様、私は身に覚えがないのですがドレスが切り刻まれたのは現実に起こった事件ですので、私を見たという方をこちらに呼んで頂けないでしょうか?
私もこのまま犯人だと疑われたままですと辛いですし・・・・・」
途端、腹黒ヒロインの表情が歪む
「そうだな!カナが犯人と疑われたままだと俺も辛い。この際、身の潔白を証明したい!」
罠に嵌めようとして逆に追い詰められる腹黒ヒロイン
「わ、私はもう気にしておりませんわ!
もう誰かを犯人だと疑ってしまう事は苦しくて、苦しくて・・・・」
ほぉー
上手く交わしたみたいね!
「レイラにとって母親の形見なのであろう?それでもいいのか?」
「はい、大騒ぎしてしまいまして申し訳ございませんでした。
カナ様申し訳ありませんでした。」
勢いよく謝罪を済ますと、そのまま瞬時に立ち去る腹黒ヒロイン
私もシオンも呆気に取られていると・・・・
「カナ、すまなかった・・・・
少しでも疑ってしまった俺を許してくれるか?」
シュンと肩を落としてる・・・・
まぁ、私の事を信じてくれたから許してやるか!
「別に気にしてないわ!」
笑顔を浮かべる私の両手を握り締める。
おっ!!
ちょっとキュンってした!
恥ずかしそうにする私の頬に触れるシオンにドキッとした。
だって、今まで婚約者という立場でありながら私に触れる事はなかったから・・・
さっきから心臓がバクバクして落ち着かないんだけど・・・
キスしてしまえるぐらいの至近距離に私は思わず息を止める
えっ!?
もしかして来るの?来ちゃうの?
私のファーストキス!?
不意に目を瞑ると・・・
「睫毛取れたよ!」
まさかの勘違いに目を見開く!!
えっ!?
私、ヤル気満々で瞳を閉じちゃってたよ!?
あー恥ずかしすぎるわ!
真っ赤に染まった頬を隠すようにその場を駆け出した。
「・・・・カナ!?」
私を呼ぶ声が聞こえるけど恥ずかしくて逃げだした。
神妙な表情のシオンと腹黒ヒロインが仁王立ちで待ち構えている。
「大丈夫ですわ!それで私に話と言うのは・・・・」
まぁ、何となく理解してるけどね!
私を罠に嵌めようとしてるでしょ!?
「実は、レイラのドレスが切り刻まれててしまったらしく・・・
嫌がらせされてるみたいなんだ・・・」
ほぉー
その言い回しだと私が犯人だと匂わせてるみたいだけど!?
完全な冤罪ですから!!!
「ち、違うんです・・・
私は噂話など信じてないのですがカナ様を見たという目撃者が現れまして・・・」
ほぉー、既に証人も用意してると?
以前の私ならばヒステリックに泣き叫び自分の評価を落としてたと思うけど・・・
今の私はそんな過ちを起こさないわよ!クスッ
「レイラ様の大事にしているドレスを誰かに切り刻まれてしまったという事でしょうか?そしてその犯人が私だと??」
冷静な口調で話す私を怪訝な表情で見てる腹黒ヒロイン
私は2人の目の前で両手を重ね握りしめ祈りを込めながら身の潔白を晴らす。
「神に誓いますが、私はレイラ様のドレスを切り刻んでおりません。」
まさかの私の言葉に動揺を隠せない腹黒ヒロイン
フフフ、そうよね!
いつもならヒステリックに泣き叫びウザイくらい発狂してるもんね!
悲しそうに俯いて涙を溜めると、そのままシオンに視線を向ける
私だってこんくらいの儚げな演技ぐらい出来るんだから!
「す、すまん、そうだよな・・・
初めからカナを犯人のように問いただしてしまい悪かった。」
明らかにシオンの態度が私側につく
逆に絶体絶命に立たされる腹黒ヒロイン
微妙に震えてない?
私は畳み掛けるように腹黒ヒロインを追い詰める・・・
「レイラ様、私は身に覚えがないのですがドレスが切り刻まれたのは現実に起こった事件ですので、私を見たという方をこちらに呼んで頂けないでしょうか?
私もこのまま犯人だと疑われたままですと辛いですし・・・・・」
途端、腹黒ヒロインの表情が歪む
「そうだな!カナが犯人と疑われたままだと俺も辛い。この際、身の潔白を証明したい!」
罠に嵌めようとして逆に追い詰められる腹黒ヒロイン
「わ、私はもう気にしておりませんわ!
もう誰かを犯人だと疑ってしまう事は苦しくて、苦しくて・・・・」
ほぉー
上手く交わしたみたいね!
「レイラにとって母親の形見なのであろう?それでもいいのか?」
「はい、大騒ぎしてしまいまして申し訳ございませんでした。
カナ様申し訳ありませんでした。」
勢いよく謝罪を済ますと、そのまま瞬時に立ち去る腹黒ヒロイン
私もシオンも呆気に取られていると・・・・
「カナ、すまなかった・・・・
少しでも疑ってしまった俺を許してくれるか?」
シュンと肩を落としてる・・・・
まぁ、私の事を信じてくれたから許してやるか!
「別に気にしてないわ!」
笑顔を浮かべる私の両手を握り締める。
おっ!!
ちょっとキュンってした!
恥ずかしそうにする私の頬に触れるシオンにドキッとした。
だって、今まで婚約者という立場でありながら私に触れる事はなかったから・・・
さっきから心臓がバクバクして落ち着かないんだけど・・・
キスしてしまえるぐらいの至近距離に私は思わず息を止める
えっ!?
もしかして来るの?来ちゃうの?
私のファーストキス!?
不意に目を瞑ると・・・
「睫毛取れたよ!」
まさかの勘違いに目を見開く!!
えっ!?
私、ヤル気満々で瞳を閉じちゃってたよ!?
あー恥ずかしすぎるわ!
真っ赤に染まった頬を隠すようにその場を駆け出した。
「・・・・カナ!?」
私を呼ぶ声が聞こえるけど恥ずかしくて逃げだした。
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