生贄になる娘の身代わりに父が神様に嫁撃をかました結果 ──神様! 俺で妥協してくれ!

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おまけ

おまけ④継承②※

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 使いに買ってこさせた洋服を神域で各々着用してみたところ……

「……楽だが、落ち着かんな」
「この帯、べると? は必要なのか?」
「コノハは結構似合うじゃん」
「皆様もお似合いですよ」

 スーツ、ベルト、ベスト、ネクタイ……などなど横文字の文化にも触れていく。
 
「一番普及している制服という正装だと言っておったが、なるほど。生地がなかなかしっかりしておる」
「(神様らしくは無いけど、コレはコレで乙なもの)」

 どこかインテリセクシーに見えるスーツ姿のサンガクを満足気に眺めていたコノハだったが、自身も同じように見られている事には気付いていない。

「コノハ、それ一人で脱げる?」
「だい、大丈夫、です」

 もたもたとネクタイに苦戦しているコノハを見かねてワカが手を貸す。

「ココを、こうだ」
『シュル』
「あ、ありがとうございます」
『プツ、プツ』

 その流れでカッターシャツのボタンもワカが一つ一つ外していく。着物と違い、焦ったい前合わせを寛げて、肌を晒す。

「……ワカ様?」
「あー………なんか」
『スル』
「んっ」
「すげぇ艶っぽく見える。見慣れない分、新鮮味があるせいだ」
「ワカ様、ぁ、指……んん」

 シャツの下に入り込んで、胸板に指を這わせ、ピンピンっと飾りを弾くワカの動きに翻弄され、身を硬直させるコノハ。
 
「はあっ、ぅ……」
「コノハ」
「おわっ!」

 そんな二人を見ていられなくなったミドリが背後からコノハに覆い被さって、耳を食む。

「ふふっ、肌が上気してる。感じてる……」

 ちゅ、ちゅっと、赤みを帯びて湿った皮膚を甘噛みされると、ふわふわと腰が抜けて身体を支えられなくなる。

「こんだけで骨抜きになっちまって……嬉しい限りだぜ」

 もう、自力で立っていられず、ガクリと床に膝をついてしまいそうになったコノハの腰をミドリが抱き寄せて膝に乗せると、今度は耳殻へ舌を這わせる。

「あっあっ……だめですっ」
『くちゅり』

 水音が脳髄まで届いて、ゾクゾクと背筋が痺れていく。

「だめって言うわりに、気持ち良さそう」

 耳に舌を捩じ込みながらミドリの指が器用にシャツの残りのボタンを外していく。
 はだけたシャツから覗く乳首はワカに爪で弾かれ続けてぷっくりと腫れ、ピンク色に色付いていた。

「あっ、ぁ……んっ、あうっ」
「可愛い……腰、揺れてる。僕の欲しい?」

 ミドリの上に座り込んだコノハの腰がカクカクと無意識に揺れている事を、密着しているミドリの硬くなった自身と自分の臀部が擦り合っている事を嫌でも理解する。
 そして、その先を想像したコノハは、下腹部の奥をキュンとときめかせて、素直に欲を口に出す。

「っ……ほ、しぃ……です」
「練習がてら、ベルト自分で外して」
「ん……はい」

 もたもたと自分のズボンを固定しているベルトをガチャガチャと慣れない手付きだが、ネクタイよりも手こずる事なく外せた。

『ジジィ……』

 チャックを下ろす音が妙に響いて、コノハは羞恥で顔を逸らした。

「あっ……」

 チャックから覗いた下着の薄い生地にはくっきりと形を露にする、はしたなく膨張した自身が張り付いていて、それを凝視するミドリとワカの瞳がギラギラと欲に燃えているのをコノハは見逃さなかった。

「もうこんなになってる」

 下着の上から軽く撫でられ、その刺激でまたじゅんと先走りが布地を濃く湿らせる。

「うぅぅ……み、見ないでくだ、ぁっ!」
『ズルン』

 ズボンと下着を膝下まで一気にずり下げると、パンパンに膨張し、脈動する性器が露になった。

「早いね……」

 尿道口から先走りを滲ませる先端には触れず、竿の付け根から雁首までを両手で擦り上げるミドリ。

「んんっ、ぅん……! ワカ様、ワカ様の、も……口に」
「……大胆になっちゃって」

 コノハの要望に応えてワカが前を寛げて、自身を取り出せばコノハはパカッと口を開けて待機する。
 その自身をコノハの口元へ待って行くと、亀頭を口に含み舌の表面で包みながら愛撫し始めた。

『ぐちゅっ……じゅるっ』
「んっ、んん」
「っは……コノハの口の中、すごい熱い」
「こっちも、凄い熱い」
「んぅ!」
『クプ、グチュ……グププ』

 ミドリの指が、コノハの後ろ孔の周りを丸く撫でてから中に侵入していく。
 優しいミドリの指遣いに、どんどん蕩けていくコノハの身体は、さして時間もかけず指三本を飲み込めるようになっていた。

「早く欲しいよね。今、あげる」

 ちゅぽんと指を抜き去るミドリがしっとりと耳に息を吹き掛けながら尋ねる。
 コノハはワカのモノを咥えながら、コクコクと頷いて挿れやすいように腰を浮かせる。

「はふっ、んんっふ」
『ぬちゅっぬちゅ、ズブッ』
「んんん!」

 ミドリが肉棒を中へねじ込むとコノハは内腿を震わせて静かに絶頂した。

「くっ……ンッ……」

 すぐに律動が始まると解されていた内は歓喜に打ち震えて奥へ奥へと雄を引き込んでいく。

「ぁ、っは! あ……ふあっ、ああっ」

 腰だけをいやらしく揺らして悦楽を貪る姿を二人見られている。

「ぅん、んっ……」
「……サンガクは、混ざらないのかよ」
「今はいい」

 睦み合う姿を隣で眺めるサンガクと目が合い、コノハはカッと胸の奥が熱くなるのを感じた。見られる羞恥心と興奮が、身体の感度を高めていく。

『パンッパンッ』
「ふぁっ、あふっ……んっ、く」

 ミドリの突き上げが激しくなるほどに、コノハの口の動きが止まる。
 それを許さないとでも言いたげに、ワカがコノハの頭を固定して動かさせた。

「コノハ、こっちが疎かになってる」
「ぐふっ……んぁ、ッく」

 夢中でワカの猛りを頬張り、溢れる体液を吸い上げる。

「んっ……ごめん、僕も限界」
『ズグン! ドチュ、パンッ!』
「ん~~~っ!」

 奥深く、一気に責めたてられた事でコノハは堪らず精を放つ。
 キュウっと雄膣のような内壁が締まってミドリに射精を促す。

「奥に、出すよ!」
「俺も……出る、全部飲めるか?」
「んっ、んっ」

 きつく締めたまま奥へ奥へと肉棒を招き入れ、ビュクビュクと最奥へ注がれる。喉奥にぶつけられた精も喉を鳴らして飲み込んでいく。

『ズルン……』
『ズロロロ……』

 双方同時に引き抜かれ、コノハは二つの余韻に身悶えて荒い呼吸を繰り返す。

「コノハ」
「っ……サン、ガクさま」
「洋服が汗やらなんやらで、ぐちゃぐちゃだな……まぁ、洗えばよいか」
「…………」

 無言だが、見上げるコノハの目は饒舌に語っており、はやく……と訴えるような瞳でサンガクの言葉を待った。

「ミドリ、ワカ、湯を沸かしておいてくれ」
「「はーい」」
「……サンガク様?」
「今以上に、ぐちゃぐちゃになるのだ。湯汲みの準備は当然だ」
「あ、ぁあ……は、ぃ」

 今以上に汚れてしまうなんて、これからどの様な抱かれ方をされてしまうのだろうかと、コノハは期待で胸と身体を疼かせた。

「存分に私を感じるといい」
「は、い……んっ」

 



 その後、湯を沸かして準備を終えた二人が戻ると、サンガクの宣言通りコノハは洋服をよりぐちゃぐちゃにしていた。

「ぁあっ! また、出る! 出ちゃいまっす!」
「っ、かまわない……」
「あああ! さんがくしゃま、さんがくさまぁ!」

 正常位で激しく突き立てられた肉棒が白濁を吐き出したのを感じ、コノハは幸せそうな笑みを浮かべて潮を吹いた。

「ひゃぁあっ……止まらなぃ」

 プシャプシャと透明な液体を吐き続け、洋服をぐっしょりと濡らしてしまっているコノハを見て、サンガクは目を細めて微笑んだ。

「愛い奴め……」
「ぁ、あっ……きも、ちぃです……」
「では、もう一度……良いな?」
「はぃ……」

 力が抜けて上手く動けないコノハをうつ伏せにして尻を突き出させる。腰を高く持ち上げた事で両足が浮き上がり、接合部が全てサンガクに晒されてしまう。
『ずちゅ』と太い杭が再び最奥まで突き刺さる。

「あうっ! あ、あっ……かは」
『プシュ、チョロ……ビチャ』

 また潮を吹きながら仰け反るコノハに構う事なくサンガクは律動を再開した。

「んあっ、はげしっ! あぁあ……良いッ、サンガク様ぁ奥に、奥にぃ」
「くっ、ぅっ……」
『ビュルルル!』
「ぁぁああああっ、あぁ……」

 コノハの最奥へ打ち付けた衝撃でサンガクも再び吐精した。種を植え付けるように腰を緩く回して擦り付ける。

「(ぁ……ああ、好き……コレ好き。孕ませる動き……好き)」

 グリュグリュと押し潰すような圧を受けながら、至福の感覚にコノハは夢心地の状態で浸っていた。

「サンガク、そろそろコノハが限界だ。切り上げて風呂入れてやれ」
「……そうだな」
「コノハ、幸せそう。だいぶ放心状態だけど」

 理性の蕩けたコノハを抱えて、サンガクが風呂場に行き身を清める。

「……コノハ?」

 ボーッとしているコノハが何やら手を動かしているのに気付いたサンガクが確認すると。

「……や……や、こ…………」
「っ……コノハ」

 腹部を撫でて、譫言を呟くコノハ。
 先程の濃厚な種付けに脳が錯覚を起こしてしまったようだ。
 
「……無理をさせてしまった。すまない」
「んぇ?」

 湯船で抱き寄せてキスをする。ほわほわと寝惚け眼のコノハは、先程の妖艶な雰囲気とはかけ離れた幼い反応を示す。サンガクはコノハを抱きしめて背中に回した手に力を込めた。

「出来ぬ稚児の分まで、お前を愛そう」
「……へへ」

 疲れていたのか、湯船の中で眠りに落ちてしまった。




 数日後、神域の庭に異変が起きていた。

「サンガク、なんか芽が出てるぞ」
「芽?」
「柿の木だと思う。ココでは時間が進まない。植物も成長しないはずだが、芽が出ていた」
「……植えられた感覚は無かったが……」

 外に繋いでいる拡張した神域とは違い、祠の中にある神域には時間の流れが無い。植物が種から成長する事も無い為、地面から芽が出てくるはずが無いのだ。
 しかし、目前で確かに芽吹いていた。

「コノハ、何か知らないか?」
「…………」
「コノハ?」
「……あの、神域で時間を感知しているのって、神域を持つ神様や配偶者の俺みたいな次元違いの存在じゃないですか。この芽って……もしかして」

 三人の目が見開かれた。コノハが遠回しに言わんとすることを三人共が察したのだ。

「……あ、ぁ……そうか」
神域ココで産まれた……のか」
「…………コノハ」
「ぁ、はい!」
「この子はどうやら、私達の稚児らしい」
「!?」

 濁していたはずの言葉をサンガクから直球で言われてしまい、コノハはたじろいだ。

「ですが、そうとはまだわかりません」
「いいじゃん。わかんないなら、“そう”って事にしとけば」
「そう思うと可愛く見える」
「ああ。我が子の成長を見守っていこう」
「……ぇ、と……そうですね?」

 三人の楽観的な様子にコノハは毒気を抜かれて、コレはもう仕方がないとそれ以上の追及をやめた。
 そして、コノハも自分達の稚児の形として、神域に根を下ろした不思議な子に愛しさを薄らと感じている。

「(……風呂場で寝ちゃった時、俺の腹から光が飛び出して、どっかに行っちゃっう変な夢を見たけど……もしかして、夢じゃないのか?)」

 真意はまだまだわからないが、少なくとも四人と無関係では無い事は確かだ。

「……これからよろしく」

 風のない空間で、芽がゆらりと揺れた気がした。


END
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