聖獣達に愛された子

颯希

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会議

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マナが眠った後、12人の聖獣が集まった


『それで何かあったの?』

『人間国の者達が動き始めそうだ』

『聖獣祭に行かなくなりましたしね』

『まぁ、ここに来る前に手前の方で
   魔獣に殺されるでしょ』

『しかし、勇者を召喚したら終わりだぞ?』


勇者とは異世界から選ばれた者が
この世界の者によって召喚さた方を言う


『それまでにマナを強くしておかなくてわ』

『明日から本格的にいくぞ』

『お遊びは終わりですね』

『マナの衣装は私にお任せ下さい』

『頼むぞ、サーリン』

『はい』

『トヴィンとラジー二は門番を頼む』

『『了解』』

『マナは大切な我々の子じゃ。
   我々の幸せな時間を壊そうとする
   奴らは排除するまでじゃ』

『あぁ』


こう言い終わった会議
次の日から恐怖の訓練が始まった。

マナは先に聞いた時は驚きを見せた。
しかし、聖獣達の言葉を聞き
自分の役目を果たそうと頑張った。

そして5年がたった

マナは最強の
〝漆黒の森〟の守り人となっていた







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