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誘惑の夜 3
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部屋に入ると、思ったより狭く、ふたつ並んだベッドの間は50センチほどしかなかった。
これ、もうほぼ添い寝じゃん・・・。
「涼太さん、どっちのベッド使いますか?」
「あ、じゃあ入口側で」
最悪、逃げれるよーにしとかねーと。
「先、シャワーどうぞ。俺、その間に明日の仕事、確認しときたいんで」
「じゃあ、先使わせてもらうな」
バスルームに入ると、ヒヤッとした空気が肌に当たる。
この部屋、めっちゃ寒っ!
「タケル、ありがと。おまえも入ってこいよ」
「・・・はい」
バスルームから出てきたオレを凝視するタケル。
「・・・え?なんか付いてる?」
「いえ。あの、涼太さん」
タケルが近付いてきて、オレの手首をそっと掴む。
え!?なに!?
が、すぐに掴んだ手を離す。
「この部屋少し寒いんで、エアコンつけた方がよさそうですね」
タケルが、エアコンのスイッチを入れる。
「うん。寝る時消していい?喉痛くなるし」
「はい。じゃあ、俺もシャワーしてきます」
・・・なんだったんだ、今の。
でも、変な事してくる感じじゃなかったよな?
好きだって言われたからって意識しすぎてたのかな、オレ。
ベッドに横になると、早起きしたせいか、瞼が重い。
オレはそのまま深い眠りに落ちていた。
ーータケルがバスルームから出てくると、すでに涼太は毛布にくるまって寝ていた。
「涼太さん?」
ーータケルの呼びかけにピクリともしない涼太。
俺の何倍も仕事こなして、朝も早かったし疲れてるよな・・・。
姉貴はああ言ってたけど、付き合ってる人もいて、俺の入り込む隙間なんて無さそーだな・・・。
「涼太さん、恋人にどんな風に抱かれてるんですか?」
ーー眠る涼太の横顔に問いかけるタケル。
「ん、・・・さむ・・・」
ーー涼太は、巻いた毛布をさらに引き寄せて、体を小さく丸める。
やば・・・。涼太さんがめっちゃかわいい。
「無理なことはしません。でもこれだけ、許してください」
ーータケルは丸まった涼太の背中に寄り添って、包み込むように抱きしめた。
「う・・・ん、青?」
恋人と勘違いしてる?・・・キツいな。
でも、今日だけ、このままでいたい。
・・・ほんとはこのまま奪っちゃいたいけど。
「涼太さん、大好きです」
ーー涼太から、どことなく甘い香りがするような気がして、理性が飛びそうになるのをタケルは必死で堪えていた。
ピピピピピピピピピ
・・・アラーム・・・起きなきゃ・・・
ん?なんか重・・・
アラームの音で目が覚めたオレは、体に重みを感じて、寝たままで振り返る。
「え!?」
た、タケル・・・?
背中にぴったりくっついて、オレの体に手を回して寝ているタケルの顔が間近にあって、心臓が飛び出そうになる。
「う・・・涼太さん、起きたんですか?」
「たたたける・・・これはど、どーゆー状況?」
慌ててタケルから離れてベッドを下りる。
「涼太さん、昨日すごく寒がってて、風邪ひいちゃいけないなと思って、くっついちゃいました」
「・・・それだけ?」
「はい。それだけです」
はあ、よかった。
「すみません。勝手にくっついちゃって」
「え?イヤ、こっちこそ、なんかごめん。・・・あ、仕事行く準備しよっか・・・」
「はい」
「涼太さん、運転も仕事もお疲れ様でした。ありがとうございました」
「お疲れ様、じゃあまた月曜日に」
無事出張から帰り、駅でタケルと別れる。
・・・今朝の事、青に報告しないとダメだよな。
はあ、帰るのがこえーよ。
これ、もうほぼ添い寝じゃん・・・。
「涼太さん、どっちのベッド使いますか?」
「あ、じゃあ入口側で」
最悪、逃げれるよーにしとかねーと。
「先、シャワーどうぞ。俺、その間に明日の仕事、確認しときたいんで」
「じゃあ、先使わせてもらうな」
バスルームに入ると、ヒヤッとした空気が肌に当たる。
この部屋、めっちゃ寒っ!
「タケル、ありがと。おまえも入ってこいよ」
「・・・はい」
バスルームから出てきたオレを凝視するタケル。
「・・・え?なんか付いてる?」
「いえ。あの、涼太さん」
タケルが近付いてきて、オレの手首をそっと掴む。
え!?なに!?
が、すぐに掴んだ手を離す。
「この部屋少し寒いんで、エアコンつけた方がよさそうですね」
タケルが、エアコンのスイッチを入れる。
「うん。寝る時消していい?喉痛くなるし」
「はい。じゃあ、俺もシャワーしてきます」
・・・なんだったんだ、今の。
でも、変な事してくる感じじゃなかったよな?
好きだって言われたからって意識しすぎてたのかな、オレ。
ベッドに横になると、早起きしたせいか、瞼が重い。
オレはそのまま深い眠りに落ちていた。
ーータケルがバスルームから出てくると、すでに涼太は毛布にくるまって寝ていた。
「涼太さん?」
ーータケルの呼びかけにピクリともしない涼太。
俺の何倍も仕事こなして、朝も早かったし疲れてるよな・・・。
姉貴はああ言ってたけど、付き合ってる人もいて、俺の入り込む隙間なんて無さそーだな・・・。
「涼太さん、恋人にどんな風に抱かれてるんですか?」
ーー眠る涼太の横顔に問いかけるタケル。
「ん、・・・さむ・・・」
ーー涼太は、巻いた毛布をさらに引き寄せて、体を小さく丸める。
やば・・・。涼太さんがめっちゃかわいい。
「無理なことはしません。でもこれだけ、許してください」
ーータケルは丸まった涼太の背中に寄り添って、包み込むように抱きしめた。
「う・・・ん、青?」
恋人と勘違いしてる?・・・キツいな。
でも、今日だけ、このままでいたい。
・・・ほんとはこのまま奪っちゃいたいけど。
「涼太さん、大好きです」
ーー涼太から、どことなく甘い香りがするような気がして、理性が飛びそうになるのをタケルは必死で堪えていた。
ピピピピピピピピピ
・・・アラーム・・・起きなきゃ・・・
ん?なんか重・・・
アラームの音で目が覚めたオレは、体に重みを感じて、寝たままで振り返る。
「え!?」
た、タケル・・・?
背中にぴったりくっついて、オレの体に手を回して寝ているタケルの顔が間近にあって、心臓が飛び出そうになる。
「う・・・涼太さん、起きたんですか?」
「たたたける・・・これはど、どーゆー状況?」
慌ててタケルから離れてベッドを下りる。
「涼太さん、昨日すごく寒がってて、風邪ひいちゃいけないなと思って、くっついちゃいました」
「・・・それだけ?」
「はい。それだけです」
はあ、よかった。
「すみません。勝手にくっついちゃって」
「え?イヤ、こっちこそ、なんかごめん。・・・あ、仕事行く準備しよっか・・・」
「はい」
「涼太さん、運転も仕事もお疲れ様でした。ありがとうございました」
「お疲れ様、じゃあまた月曜日に」
無事出張から帰り、駅でタケルと別れる。
・・・今朝の事、青に報告しないとダメだよな。
はあ、帰るのがこえーよ。
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