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王太子殿下目線
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頑張ろうと決めたものの初めて恋というものをした私は何をどう頑張ればいいのかさっぱりだった。しかも立場上自分の考えだけで自由にすると言う事も出来ない。
「取り敢えず婚約だけ先にしちゃったら?」
と王妃からは言われた。
確かにミリア嬢の家柄、容姿、そして何より発明からもたらされる利益。どれを取っても周りから反対される事は無い。王家からの打診であればマクシミリアン家も無下には出来ないだろう。
だが、ミリア嬢に恋をしてしまった以上王命で結婚するのは嫌だった。
その事を王妃に言うと酷くからかわれた。あの時の事は今思い出しても恥ずかしい。
勇気を出してエスコートを申し出た夜会。美しいミリア嬢と踊れて最高だった気分が彼女の一言で暗転する。
「殿下、本当は他にお誘いしたい方がいらっしゃるのではなくて?」
「は?」
はぁ?なにそれ誰の事?
しかも王妃から好きな人がいるって聞いたって・・・。
うわーー!!まじで余計なお節介だ!!
以前の夜会で見たって誰?もう正直色んなご令嬢と夜会行き過ぎていて分からない・・・。だってそれも公務なんだよ!!
まったく進んでいない2人の関係がむしろ後退した・・・。
こうなったら早く自分の気持ちをミリア嬢に伝えなければ!
そう決意も新た壁際でご令嬢のドレスを眺めている愛しい人を見つめるのだった。
そしてその私を見つめるご令嬢がいた事にこの時の私は気付かなかった。
取り敢えず王妃にはこれ以上余計な事をしないように厳重注意しなければ!
「取り敢えず婚約だけ先にしちゃったら?」
と王妃からは言われた。
確かにミリア嬢の家柄、容姿、そして何より発明からもたらされる利益。どれを取っても周りから反対される事は無い。王家からの打診であればマクシミリアン家も無下には出来ないだろう。
だが、ミリア嬢に恋をしてしまった以上王命で結婚するのは嫌だった。
その事を王妃に言うと酷くからかわれた。あの時の事は今思い出しても恥ずかしい。
勇気を出してエスコートを申し出た夜会。美しいミリア嬢と踊れて最高だった気分が彼女の一言で暗転する。
「殿下、本当は他にお誘いしたい方がいらっしゃるのではなくて?」
「は?」
はぁ?なにそれ誰の事?
しかも王妃から好きな人がいるって聞いたって・・・。
うわーー!!まじで余計なお節介だ!!
以前の夜会で見たって誰?もう正直色んなご令嬢と夜会行き過ぎていて分からない・・・。だってそれも公務なんだよ!!
まったく進んでいない2人の関係がむしろ後退した・・・。
こうなったら早く自分の気持ちをミリア嬢に伝えなければ!
そう決意も新た壁際でご令嬢のドレスを眺めている愛しい人を見つめるのだった。
そしてその私を見つめるご令嬢がいた事にこの時の私は気付かなかった。
取り敢えず王妃にはこれ以上余計な事をしないように厳重注意しなければ!
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ドキドキをありがとうございます✨
気持ちを伝えることができないのは殿下の作戦ミスだし、他の令嬢の存在がどんどんミスリードさせているのも悪手に思うけど、恋のエッセンス程度ならイヤだけど有りか。
更新が楽しみです。
完結までよろしくお願いします。
更新、楽しみにしてます。
面白かったです!
別の作品を読んで
面白かったので
こちらも読み始めたのですが
この作品はもう更新しない
かんじなのでしょうか。
続きを読みたいなと思うのですが。