ファンタスティック吉田

天野 みろく

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第3話 夜間警備の募集

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引きこもり歴20年。どうも、吉田です。

翌日、早速募集先の警備会社に連絡をした。

警備会社   『はい、〇〇警備保障です。』

吉田 『あっ、あのぅ~募集広告を見まして…』

内容はとある廃ビルの夜間見回りの仕事だった。

警備会社 『吉田さん、あんたオバケとか信じてたりする?』

吉田 『はぁ?オ、オバケで、ですか?』

何でもその廃ビルは心霊スポットと言われYouTuberなどが勝手に入り撮影しに来るのだと言う…

実話その廃ビルなんの曰く付きでも何でもないんだとか…根も葉もない噂が噂を呼んで心霊スポットになったのだとか…

吉田 『オバケとか信じないし、全然大丈夫ですよ!』

と、伝えると明日面接する事となった。

廃ビルか…しかも夜間…
少し怖いなと思った。何故なら、ヤンキーの溜まり場になってたり怪しい薬の取り引きなどに利用される話は聞いた事があるからだ。

が、心霊スポットになっているのならそんな事もないかな…

逆に人の踏み入れてない廃墟が1番怖いとあの事故物件サイトの大島てるさんも言っていた。

確かにそうかも知れない。人が出入りするイコール建物も安全と言えるのかもしれない。

夜間警備の心霊話しなど腐るほどあるが、ほとんど作り話か、大袈裟に語っているだけだと俺は思っていた。

まぁ、心霊なんて今流行りだし逆にそんな現象に遭遇したいな。などと考えていた。

そうだ動画でも撮影してみようかな。
それらしき物でも映れば島田秀平のお会談巡りや、好井まさおの怪談を浴びる会に出演出来るかも知れない。

なんて邪な考えをしつつもまぁ、職が決まったし、今日はビールで祝杯だな!

面接もまだなのに何てお気楽な俺!
オーレ!

何はともあれファンタスティック!

続く
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