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第二章 すみれさんと温泉街へ

10「すみれさんとお風呂2 ♦︎」

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 俺たちはしばらく無言で景色を眺めた。それから俺はいいことを思いついた。

「なあ、すみれ。ここでするぞ」

「ええ!? お風呂で……するの?」

「ああ……」

 すみれを引き寄せ、唇を重ねる。舌をからめ、お互いを存分に味わう。

「実は私、さっきから濡れてるの……。いつでも入れていいわよ」

 俺はすみれを後ろ向きにさせ、湯船のヘリに手をつかせる。お尻に水滴が滴っていてなんだか色っぽい。怒張した男根をすみれの女陰にこすりつける。

「ひゃんっ、ん、んんっ」

 周囲に声が聞こえないように、口を手で押さえるすみれ。

「入れるぞ……」

 俺は俺自身をすみれの穴の中へ押し込んだ。それはつるりとあっけないほど簡単に入った。

「ひゃああっ、んっ、ん……」

 必死に声を押さえるすみれ。俺は少しくらい周りに聞こえてもいいと思っているので、何も考えず、腰を動かし始める。すみれの濡れた膣内と俺の男根がすれ合うと、愛液が潤滑油になって、くちゅくちゅ音がする。

「すみれっ、すみれっ」

「勇くん、ああ、もっと、もっとついてっ」

 男根が刺激されてものすごく気持ちがいい。次第に俺のピストンは激しくなっていって、腰と腰が激しく当たり、パンパン、と大きな音を周りに響かせていた。

「あんっ、あ、おおっ、周りに聞こえちゃうっ」

「はあ、はあ、しるもんかっ!」

 俺が激しくピストンを続けると、すみれは気持ちよくて自分の声を抑えることができなくなったようで、手で口を押さえることも忘れて獣のような嬌声を響かせていた。

「ああぁん、あ、おおお、おち○ぽしゅごいい……」

 すみれはびくん、と体を震わせる。どうやらいってしまったらしい。

「い、いっちゃった……」

 俺もそれとほぼ同時に絶頂に達した。

「い、いきそうっ」

「きて、出していいよ」

 すみれの中に精液を吐き出す。精液はすみれからこぼれ落ちて、温泉の湯の中に白い煙のような模様を作った。

「気持ちよかったよ、すみれ」

「私もよ、勇くん」

 俺たちはまた熱い口づけを交わした。
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