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呪いの鎧武者
序
しおりを挟むそれはなんという事のない『学園の七不思議』の一つ。
誰がえがいたのかも判らない、木の板に直接描かれた『鎧武者』
学園に隠されているという『お宝』
姿を見た者には降りかかるという『呪い』
毎晩、絵を抜け出して校舎内を歩き回ると言われている鎧武者は、宝を守る為にその姿を見た者に呪いをかけ、地獄へと連れて行くという。
――何処にでもある『周知の嘘』の一つ。
俺も、そう思っていた。あの時までは――。
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