今日からユウレイ〜死んだと思ったら取り憑いてた⁉︎〜

さこゼロ

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偽者⁉︎

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「昨日の夕方…昨日の夕方だって⁉︎」

加納勇助が、跳び上がるように席を立つ。

「は、はい!」

「それは絶対おかしい! だって君は、今朝もちゃんとコンビニに来たじゃないか!」

「……え、ええええ⁉︎」

今度は悠木玲奈が跳び上がった。

「いつものように表の柵に仔犬を繋いで、いつも通りに六時半頃に…」

「そんな事まで、知ってるんですか⁉︎」

「あ⁉︎ あーいやまあ、たまたまと言うか…」

そのために可能な限り、早朝のシフトに入っていたとは言い出し辛い。

「そうなんですね。ですがこれはもしかして…」

そこは聞き流してくれた悠木玲奈が、考え込むように口元に右手を添えた。

「宇宙人とか妖怪の仕業かもしれません」

「…………は?」

彼女の突拍子もない推測に、加納勇助は大口を開けて目を丸くする。

「最近ずっと、誰かに見られてる様な気がしてたんです。きっと狙われていたに違いありません」

「……じゃあ君は、その宇宙人だか妖怪が、君の姿に成りすましていると…?」

「だって現実に、私がここに居るじゃないですか」

「……なるほど」

その強い圧力に、加納勇助は頷くしかなかった。

「こうしては居られません。その偽者を探しに行きましょう!」

「え⁉︎」

「だって家族や友達に、何かあってからでは遅いんです」

「た、確かに」

「だからさあ早く、直ぐに支度をしてください!」
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