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チートで海戦する。

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切腹完了。

介錯人はクュ中尉(コボルト種)。
見届人はヴァ―ヴァン主席(リザード種)。

チート・イセカイ死亡。



===============================



『ふー。
生きた心地がしないですよね。』


実際に俺は腹を深々と裂き、この首は完璧に切り離された。
そしてヴァ―ヴァン主席が見届け確認の旨を正式に宣言した。
帝国法では、この状態は正式に死亡と扱われる。
そして自動的に俺への査問は終了となった。
(勿論、全種族会議自体は続行される。)


なので。
首をくっつけ直した俺がこの場をほったらかしにして出港してしまっても、法律的には問題が無い。
だって俺死んだもん。
だって査問会終わったもん。
だって法律で決まってるもん。


『閣下、ありがとうございます。』


ヴァ―ヴァン主席が拾い上げてくれた首をくっつけ直すと、俺は打ち合わせ通りギーガーと共に撤収の準備を開始する。

そう。
法律的には全く問題が無いのだ。
グランバルド法・ゴブリン諸部族協定・共通賞罰規定(リザード種の刑法)のいずれに照らし合わせても、俺の行動は合法である。

罪状を認め切腹が完了してしまった以上、以降査問会への出席は免除される。
なので、こうやって堂々と退席し出航しても、法的には問題が無い。
通信機越しに皆様の罵倒と怒声が聞こえて来るのが実に申し訳ないが(笑)。


俺が色々と身体を弄っている事は、勘のいい連中にはかなり早い段階でバレていた。
ただ公職に就いていた事もあり、その点を掘り下げて指摘される場面は殆どなかった。
(流石に族長であるゲーゲーと、猶父のヴァ―ヴァン主席にはあらかた報告している。)

今回、俺の肉体改造レベルが白日の下に晒されてしまったのは計算外であり、当然不本意に感じている。
まあ、世話になった月世界への別離挨拶としてはこんな物だと思う。
どうせ近いうちに死ぬのだから、例え糾弾の形であれ皆に看取って貰えたのは感無量である。

最後に立派になったラルフ君も見れたしな。
その衣装、似合ってるよ。
多分、君はマティアス系列のキャリアをこの先歩むのだろうな。



俺の首が落ちた場面でも、ラルフ君は淡々と周囲に状況を説明していた。


「今のイセカイ卿の行動は死ではなく、査問会を早急に打ち切る事を目的としたものです。」


冷静な説明で恐慌し掛けた場を収めたのは見事の一言に尽きる。
一緒に仕事していた時、俺もラルフ君に色々教えて貰ったよな。
彼は気配りの行き届いた男で、俺の知識不足や状況誤認を常々さり気なくフォローしてくれていた。
俺のこの世界での生活は、ラルフ・ラスキンに支えられていたと言っても過言ではない。

ありがとう。
我が最愛の友よ。



最後、ラルフ君と一瞬だけ目が合ったので。

『君には幾ら感謝してもしきれない。
こんな形での別離になったが…
それでも最後に一目逢えて嬉しかった。』

と伝えた。


何故かヴィルヘルム公爵が照れたように手を振りだしたので、俺の感動はブチ壊しになったがな。
父娘揃って図々しいよなオマエら。
娘が娘なら親も親だわ。



===============================


『心底茶番だったわ。』


ゲーゲー艦の甲板に寝転んで、俺は不貞腐れていた。
査問会なんて茶番、別に付き合う必要も無かったのだ。
多分、寂しさや心残りと言った甘い部分が俺に残っていたのだろう。
だから、例えそれが譴責であっても皆の顔を最後に見れて安堵した。


そういう弱さを捨てられないから、俺は本物には勝てないのだろう。
本物は寄り道なんてしないし、目的の為なら一切の情けも容赦もしない。
本物は如何なる非道詐術も平気で行うし、それを微塵も恥じない。


そんな敵がこの赤い糸の先に居る。
リザードとコボルトの中立海域。
政治的に一番干渉が難しいポイントで船は停まっている。
全ての碇を下ろした気配がしている。
という事は何らかの作業を行っているということだ。


言うまでもない。
スキル診断を開始したのだ。

何の為にベスおばの奴がスキル診断を行っているのか?
答えは明白。
天蓋の外を見る為だ。

幸い、狂戦士の有力候補はあの女が2人共独占している。
高い確率で《狂戦士プログラム》はあの女の手に…



不意に糸の先に膨大なエネルギーの発生を感じる。
この不快なプレッシャー。
俺が標準座標≪√47WS≫から感じたものだ。



クッソ。
明らかにそれっぽい反応だ。
遠方からでも光が見える。

ベスおばめ、狂戦士を引き当てやがったな。
その作業を海上で完結させた、と言う事はゲートを独占する目論見なのだろう。


『チート、どうする?
追撃を掛けるか?
オマエのいうゲートが接触可能な物質で構成されているのなら…
奪還するという手もあるが。』


ヴェギータが問う。
彼は現状肯定主義者。
地球との和戦問わない接触も、標準座標の暗躍も概ね受け入れている。
そのヴェギータがベスおばにゲートを渡すことにだけは強い危惧を示している。
(そりゃあ、あの女の傍若無人を目の当たりにしたらね。)



「イセカイ卿。
交戦するのであれば、銃器について教えて欲しい。
私は上官から、《恐ろしく射程が長い兵器》、としか聞かされていないのだ。」



護衛も兼ねているクュ中尉が実務者らしい視点で質問してくる。
さっきの介錯の腕前が証明している様に、コボルト内でも猛者として知られている男である。


『彼女達の持つ拳銃という武器の性能ですが。
不可視の金属片が100メートル先から飛んで来ます。』


「なるほど。
100メートルなら、わざと当たってから攻撃方向に斬り込みを掛けるか…」


コボルトなら出来ちゃうんだよな。
コイツら、多分拳銃では死なない。
下手をするとダメージが通らない可能性すらある。
少なくとも銛が頭に刺さったくらいでは死んでくれない事は、リザード達が実証済み。
勿論、拳銃の他にもライフルやマシンガンという銃器が地球には存在し、彼女達がそれを保有している可能性も皆に伝えておく。



『あ、みんな。
エリザベス艦隊が反転を始めた。
用事が終わったようだ。』


「その赤い糸便利だよな。」


『でもヴェギータ。
この糸って目立つから、不倫が出来なくなるんだ。
不便だと思わないかい?』


「「「…不倫をしなければ良いのでは?」」」


3種族に一斉に突っ込まれる。
クッソ。
つまらない奴らだぜ。
オークなら、オークなら俺に同調してくれる筈なのに!


『あ!
エリザベス艦隊の進路判明!
こっちに向かって真っすぐ向かってる。』


「イセカイ卿!
敵艦隊は戦闘態勢を取っているものと認識していて宜しいのですな!?」


…そうだな。
敵艦隊と呼称すべきだったな。
コボルトの言い分はいつだって概ね正しい。


『そのつもりで居て下さい。
ただ、相手はそこまで船速を出していません。
せいぜい湾内の速度です。』


「ふむ。
敵意が薄い?
それとも、距離を取って攻撃して来る?」


『赤い糸の感触ですが…
現在エリザベスは非常に精神状態が高揚しています。
多分、歓喜3割憤怒7割という感情の流れ。』


「女って、それがデフォルトじゃない?」


ゴブリン組が一斉に頷いた所を見ると、女ってそういう生き物らしい。
リザード組曰く《歓喜4割くらいじゃないか?》との事なので、結婚するならリザード女性だな。


「イセカイ卿。
貴方の直感を聞かせて欲しいのだが。
戦意はあると思う?」


『いや、ないですね。
ノリで撃って来る可能性は高いですが、そこまで殺意は感じません。
ただ、あの女の性格なら、すれ違いざまに爆笑しながら一斉射撃を仕掛けて来る可能性もあります。』


「では、皆さんは一旦遮蔽物に隠れているように。
甲板には私とイセカイ卿の2人が残ります。」


『中尉。
私は軍事経験無いですよ?』


「耐久力に関しては我々やオーク種も超えていると見受けたが?」


『まあ、銃器や刀剣とは相性の良い体質ですね。』


「なら、盾になりつつ交渉の可能性を探って欲しい。
私も上官から死者数を最小限に絞る様に命じられている。」



ですよねー。
まあ、我々がイメージする最少と、コボルト種がイメージする最少があまりに乖離しているのが問題なので、いずれはそこら辺も意識を擦り合わせたいですねー。


ヴェギータやギーガーが船内に引っ込む。
敵側の突入に備えてリザード組は海中ハッチの側で待機。
彼らは水中で生活可能なので、この船が万が一撃沈された場合、泳いで陸地まで戻って貰い事態を報告して貰う。


「あのねえ、チート。
幾ら我々のホームグランドが水中だと言っても…
ここからだと母艦まで6時間は掛かっちゃうんだよ?」


…すげえなリザード。
陸地が見えない距離でもそんなモンか。
あれ?
アンタら船に乗らない方が早いんじゃね?


「ギーガーさん、この浮袋を使って下さい。
海面に出てくれたら、僕らが牽引しますんで。」


「スミマセン。
甘えさせて頂きます。
我々ゴブリンは1時間ほどしか水中活動が出来んのです。」



…いや、十分だろ。
俺も一応ゴブリンの端くれだが、その情報は今初めて知ったわ。



「イセカイ卿。
予測接敵時間は?」


『概算で15分程後になります。』


「了解。
少し船速を落として欲しい。
衝突回避を最優先しよう。」



接敵までやる事も無かったので、互いの種族のセックス事情を打ち明け合って親睦を深めた。
これ、ヘルマン組長に教わったんだけど、荒事の直前に下ネタで場を盛り上げると、団結力が異常に上がるらしい。
原理はよく解らないが、男というのはそういう構造で出来ているそうだ。

さて、女艦隊ではどんな方法で士気が鼓舞されているのだろうな。



====================



15分と言ったが、実際は25分経ってようやくベスおば艦隊の船影が見えた。
向こうも相当船速を落としている。

マズいな、向こうに殺意がある場合。
最初の交差で蜂の巣にされ兼ねないぞ。


「チート。
まだ海戦になると決まった訳じゃない。
距離を取りながら、交渉の余地を探して!」


言っているヴェギータがベスおばが交渉に応じない事を理解している。
ハッチにしがみ付いたまま《交渉の余地》とか言われてもな…


「高速艇が2隻!
他に船影は見当たりません!」


ベスおばめ…
高速艇に外部装甲を取り付けてやがる。
アンタ、誰と戦ってるんだよ。


「あー、チート。
これ駄目だなあ。
あの装甲、軍の最新式だ。」


『そうなの?』


「向こうからは楽に甲板に取り付けるけど
こっちからは不可能。
これ、一方的にやられるかもな。

ゴメン、チート。
あそこまでの装備を整えてくるとは想像もしていなかった。」


…いや、まあ仕方ないよ。
今更驚く気も湧かない。
なあ、ベスおば。
例えアンタがスタンド使いでも専用モビルスーツに搭乗してても、俺は一切驚いてやらないからな。


と言っても、リザード軍学の常識では驚天動地の場面らしいので、クュ中尉に善後策を考えて貰う。
中尉曰く、「敵艦の攻撃方向さえ誘導してくれれば、後は何とかする。」とのこと。
コボルトに任せよう。
どのみち、彼らの戦闘場面は確認しておきたいしな。
…雇用主としては。




更に5分経過。
ここで俺は命拾いした事に気付く。


『みんな、今のエリザベス。
どういう訳かかなり機嫌がいいみたいだ。
多分、何発か撃たれるだけで済むと思う。』


そうなのだ。
糸の向こうであの女が下品に手を叩いて爆笑しているのが伝わって来る。
無論、あの女は爆笑しながら殺生が出来るタイプではあるのだが、機嫌の良い時は必ず遊びを混ぜて来る。
なので、いきなり一斉射で有無を言わさず殺される確率はかなり低い。


「あー。
本当だねえ。
甲板に船員を並べてる。
点呼? 威嚇? 交渉準備?」


「イセカイ卿。
奥方の乗艦とすれ違うように進路を取らせて。
最悪1艦ずつとの交戦で済む。」


あ、こちらの意図を察したのか。
ベスおば艦に何人か移り始めたな。

お!
あのエロいフォルムは銀髪褐色長身眼帯爆乳イケボ美女のキャラウェイお姉さんじゃないか!?
相変わらずいい身体してんなー。

今、赤い糸の先でピンクの何かが動いたのが遠目に見えた。
例によってキティはベスおばの側に控えているのか。
そりゃあそうか、騎士だもんな。


などと考えている間に目視の距離にまで接近。
双方、最微速。
ベスおばのキンキン声もここまで響いて来る。

嘘だろ?
あの女、船首の衝角に登って来たぞ。
動く船の上で、あの丸い衝角を何故歩けるんだ!?


「イセカイ卿。
貴方も衝角に登られるか?」


『やめときます。
多分、滑って落ちると思います。』


気が進まないながら、俺も船首に近づくと、ベスおばと目が合った。
何が嬉しいのか満面の笑みで発砲して来る。
だが、明らかに殺意が無い。
その証拠に膝を1発貫通しただけで、それ以外の銃弾は船壁に当たっただけだった。


「ん?
不可視ではなかったのか?
なんだ、普通に金属片を目視出来るじゃないか。
イセカイ卿、あれが銃器?」


中尉。
我々人類には目視出来ないんです。


「あ、申し訳ない!
思わず近くに来た金属片を取得してしまった!」


コボルトさん…
銃弾キャッチはやめて貰えませんかね。
ほら、ベスおばが興味持っちゃったじゃないですか…


「これ、返却しないと国際問題になるだろうか?
いや!
取得の意図は無かったのだ!
思わず入手してしまっただけで!
これ、返却したいのだが、どうすればいい!?

イセカイ卿!
奥方に取り次いで頂けまいか!」


うっかり銃弾をキャッチしてパニックになるクュ中尉。
コボルトは軍規や軍務から逸脱してしまう事を異様に恐れる。
だって軍隊は彼らにとっての全てだから。


中尉が可哀想なので、俺も極めて不本意ながら衝角に登る。
いつの間にか、叫べば会話出来る距離まで近づく。
すれ違う時に中尉が掴んだ銃弾を返そう。



特に話したい事も無かったので、何となくベスおばの顔を眺めていた。
向こうは言いたい事が山ほどある表情をしていたが、言葉を発そうとする度に笑ってしまい叫べないようだった。

向こうの甲板にはフルメンバーが揃って居るらしく、数十名の軍服女子が整列状態でただこちららを静かに睥睨していた。
キティ・ゲレル・田中・キャラウェイお姉さん… が2人?

キャラウェイお姉さんの隣には、銀髪褐色長身爆乳美女が同じポーズで立っており風貌から察するに、どうやら彼女達は双子らしかった。
お姉さん、これ以上属性増やすのやめてくれませんかね。

前回は気付けなかったが、女性リザードが2名甲板に見えた。
何だ?
アンタ、女子海軍でも作るつもりなのか?



すれ違いざま。
ベスおばは俺を覗き込み、機嫌良さげにクスクス笑った。
俺が銃弾を投げ渡してやると、一瞬目を丸くしてから、腹を抱えて笑い転げた。
見かねた女子水兵が慌てて支えて無ければ、そのまま落水していたかも知れない。


結局、発砲したのはベスおばだけで、特に攻撃らしい攻撃は受けずに済んだ。
ただ、相手の装備がこちらを圧倒している上に、整列した敵兵に一切隙が無かったので、神像の奪還は断念せざるを得なかった。



船尾同士がすれ違う時になって、ベスおばが甲高く何かを叫ぶ。
響いた声が収まらぬうちに、見慣れたピンクがこちらの甲板に飛んできて刺さった。


どうやら銃弾の返礼らしい。
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