異世界複利! 【単行本1巻発売中】 ~日利1%で始める追放生活~

蒼き流星ボトムズ

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【転移43日目】 所持金1233億ウェン 「俺は俺の罪を許さない。」

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連邦と自由都市の境界エリア。
褐色の岩石が果てしなく林立している、らしい。
相も変わらず寝たきりの俺には幌の外が見えない。



少し外が見てみたい、と思う。



「駄目です。
この近辺は非常に強力なモンスターが出現する可能性の高い地帯です。
ブラッディリザードや大蝙蝠、ロックウルフやレッサードラゴン。
いずれも高レベル冒険者でも返り討ちになるレベルの怪物達。
リンはただ生存率を1%でも高める事だけを考えて下さい。」



ヒルダに言われて諦める。
もう俺一人の身体でもないからな。



たまに幌の外で派手な戦闘が開始される。
推察でしか無いのだが、ハウザー家の出してくれた弓騎士団がかなり有効に作用しているようだ。
接敵合図から皆の歓声が上がるまでのスパンから、何となくそんな想像をしてしまう。


昼過ぎになって、一際大きな歓声が鳴り響く。
多分、ドラゴンを狩ったのだろうな、と思っていると正解だった。
俺も捨てたものじゃない。



==========================


小休止の際、キーンが遊びに来る。
そのまま走行開始。



「しかし、連邦ルートはとことん酷いですな。」


『?
首長国からの道はそうでもないのですか?』


「文明国同士は両国共同管理の国際道路で結ばれますから。
我々自由都市の商人は、こんな道通らないですよ。
当然、私も初めてです。」


『なるほど。
自由都市と連邦は互いに街道を整備する気が無いと。』


「その気が無いのは自由都市だけです。
連邦側はカネがない。
街道整備には膨大な費用が掛かりますからな。」


『なるほど。』


「それに…
自由都市は連邦から難民や移民が押し寄せるのを嫌がってます。
一市民として本音で言いますね。
私も嫌です。」


『民度低かったですしね。』


「コリンズさん、ここらのモンスターの強さは異常だと思いませんか?

あくまで噂ですけど…
自由都市政府が極秘に高レベルモンスターをここらにばら撒いているらしいんです。」


『え!?
自分達の街に繋がる街道にですか!?』


「でも連邦人が押し寄せるよりもマシじゃないですか?」


『まあ、確かに。』


「なので恐らく。
いや、絶対に我々の政府がモンスター撒いてますよ。
当然、私達市民は支持していますけどね。」



この広い世界の中で、裕福な国家は自由都市同盟と首長国。
この両国は仲が良いし一種の先進国経済圏を構築している。
(これに入ったり入らなかったりするのが帝国。)
豊かなので住民の知的水準が高く、神聖教団が食い込みにくい。

何とかこの2国への影響力を増大させたい神聖教団は、周辺の低知的水準国を使嗾し、あの手この手でプレッシャーを掛けて来る。
自由都市連合にとって連邦は、緩衝帯でありながら喉元に突き付けられた刃である。
連邦が存在してくれないと困るが、野蛮な連邦人には接近して欲しくない。



「お、ドラゴンから綺麗な魔石が取れたみたいですよ。
うわっ、結構大きいですねぇ。」


…いや、俺の角度からでは見えんのだが。


「うおおおおお!!
ドラゴンの卵が胎内から取り出せた!?
これはオークション盛り上がりますよー!!」


…あ、キーンさん見えないっす。



==========================



15時前。
護衛団から興奮と歓呼の叫びが聞こえた。
自由都市連合がモンスターから(本当は連邦人から)自国を守るための長城が見えて来たらしいのだ。

俺は見た訳ではないので、何とも言えないのだが
荘厳かつ優美な壁には一定間隔毎に胸壁が設けられ、それだけで自由都市の富強が伝わってくるらしい。


そこから小一時間走っていると不意に車列が停止する。
どうやら臨検らしい。
自由都市と国境警備契約を結んでいる民間軍事会社の職員が全ての馬車をチェック、問題が無ければ検問ゲートを潜る事が許される。

・盗品は積んでいないか?
・指名手配犯ではないか?
・奴隷貿易に従事していないか?

様々な角度からチェックされるそうだ。


==========================


軽いノックの後、荷馬車の幌が上げられ、俺の車両のチェックが始まる。


「(株)中央総合警備保障のザック・ウッドマン少尉であります。
ただいまから当車両の臨検作業を開始致します。
極力プライバシーには配慮致しますが、なにぶん安全保障に関わる作業です。
非礼と感じられる点もありましょうが、悪しからずご了承下さい。」


俺の車両のチェックはウッドマン少尉以下4名が担当する。
据えてある巨大な金庫を指摘されるかと思ったが、そこはスルー。

考えてみればそうである。
外国資金の招き入れが自由都市の国家戦略なのだから。
可能な限り持ち込ませたいのだ。


途中までは順調だった。
形式的な質疑応答、俺の容体への気遣い。
この臨検は無事に終わると思っていた。


《223億ウェンの配当が支払われました。》


アナウンスと共に金庫の中で貨幣が崩れる音が響くまでは。


==========================


ウッドマンは唇を噛み締めたまま、天を睨んでいる。
恐らく、通常の業務マニュアルでは想定されていない事態なのだろう。


金庫の中にある、大量のミスリル貨。
もはや中小国の国家予算にも匹敵する金額である。


「コリンズ社長。
王国からの移民希望という事ですが…」


そこまで言ってウッドマンは黙り込んでしまう。


「申し訳ありません。
私の権限でこちらのキャラバンの入国を案内することは困難になってしまいました。

…別ゲートでの対応となってしまいますが
宜しいですね?」


《宜しいですね。》、も何もない。
軍事会社職員の全員が柄に指を掛けてしまっている。
そして、あの完全に犯罪者を見る目。

俺は取り調べを受ける事になった。



==========================


「先程は失礼しました。
ウッドマンの上司のマッカートニーと申します。
この検問所の支局長を務めております。」


マッカートニーは恰幅の良い初老の男。
紳士的なジェスチャーに満面の笑みを浮かべてくれている。
目が笑っていないのは状況的にやむを得ないことだろう。


「まず大前提として、我々自由都市同盟市民一同は
コリンズ社長の移住を大歓迎します。
これからは良き隣人として、是非共親しく交わり合いましょう!」


『あ、はい。
ありがとうございます。』


「ただ。
ただ一点。
ただ一点だけ、我々の友情を阻害し得る要素が存在してしまっている。」


『はい。』


「私達2人の誠実なコミュニケ―ションによって
一刻も早く真の友人になりたいものですな。」


『ありがとうございます。』


「うーん、コリンズ社長。
旧姓トイチ。
婿養子でいらっしゃる?」


『はい、私はつい最近まで遠市厘と名乗っておりました。
先月、別室に居るコレット・コリンズに婿入りしましたので、以降コリンズ姓を名乗らせて頂いております。』


「なるほど。
そしてコリンズ家は王都で宿屋業を営んでおられた。
胡桃亭、素敵な屋号ですね。
廃業されてしまったそうですが、機会があれば私も是非泊まってみたかったですな。」


『痛み入ります。』


「さて、と。
いつか私が胡桃亭さんに宿泊させて頂く時の話なのですが…
宿泊料は御幾らくらいしますか?」


『素泊まり1500ウェン。
食事を付けると2000ウェンです。』


「ほう!
王国と自由都市同盟のレートの違いもあるのでしょうが…
実に良心的価格だ。」


『胡桃亭では女性をアテンドするサービスを行っておりませんでした。
それが他店様よりも、やや低価格な理由です。』


「なるほど。
コリンズ社長の様な廉潔なビジネスマンの方には
是非自由都市を盛り上げて貰いたいものですな。」


『恐縮です。』


「ですが、一つ腑に落ちない点があります。

そこまで廉潔な御商売をされていたにしては…
所持金額があまりにも巨額過ぎる。

貴方が王侯貴族であれば、こちらの政治委員が応接室にお招きして話は終わるのですがね?

念の為、お伺いします。
リン・トイチ・コリンズさんというのは本名?
ひょっとしてかなり尊い身分の方なのではありませんか?
だとしたら正直に申告して頂けると助かるのですがね。」


『いえ、お恥ずかしながら…
私は婿入り前は更に貧しく。
父と共に着ている服を指さして笑われるような境遇におりました。
友人の両親から「ウチの子とは遊ばないでくれ」と面と向かって言われた経験もあります。』


「…私もこの仕事は長いです。
なので、コリンズ社長があまり金銭的に恵まれない環境で育ったことは解ります。
きっと我々は個人的には親密になれるのでしょう。」


『光栄です。』


「…さて。

単刀直入に質問します。
この巨額の資金。
どうやって入手されましたか?」


『金融業です。』



「なるほど。
メガバンクのオーナークラスであれば
これ位持っている可能性はなくはなくもありませんな。

金融業と仰いますが
営業実態について簡潔にお伺いする事は可能ですか?」


『個人的にはプライベートバンクを名乗っておりました。
ただ、顧客は同行してきたキーン家とグランツ家の2家様だけでして
とてもではありませんがバンカーを名乗る資格は無いと考えております。』


「…法的にはバンカーを名乗って頂いて問題ありません。
複数名から利息の支払いを約束して資金を預かっているのであれば
それは立派な銀行業です。
少なくとも我が国の商法ではそのように定義されております。」


『補足して頂きありがとうございます。
良い勉強になりました。』


「さて、貴方の所持品の中に免罪符がありました。
自由都市には神聖教団の総本部もありますので、私も職務上良く目にします。
あいにく私は所持しておりませんが、職場に教団の方が熱心にセールスに来られます。

免罪符は相当見て来た筈なのですが…
貴方が所持していたものには全く見覚えがありません。
しかも署名人が現在司教選挙の最有力候補であるロメオ・バルトロ上級司祭。
間違いなく次代の政界を担っていくであろうビッグネームです。

懇意にされておられる?」


『いえ、銀行で無理矢理買わされただけです。』


そう答えた瞬間。
今まで崩れなかったマッカートニー支局長のポーカーフェイスがやや揺れる。
ポジティブかネガティブか、どちらかは解からないが、今確実にこの男の情緒が揺れた。


「ふふっw
無理矢理ですかw」


『憲兵将校との親密さを誇示されました。
同時に妻や友人の名を読み上げられながら…』


「…。」



『情けない話ですが、私は恫喝に屈してしまった。
仮に全ての罪を誰かが勝手に許したとしても…

俺は俺の罪を許さない。』



「いつか許せる日が来ますよ。」


『そうであれば嬉しいのですが。』



そんな遣り取りをしていると、背後から職員がマッカートニーに近づき耳元で手短な報告をしてから、また元の位置に戻った。
戸板で上半身だけ起こしていたので気が付かなかったが、背後に数名の職員がいるらしい。


「結論から申し上げます。
1日だけ拘留させて下さい。

貴方を猜疑しているからではありません。
貴方を信じたいが故の処置です。

どうか御理解頂きたい。」


マッカートニーは起立し、俺に丁寧にお辞儀をしてから退出した。


検問一つとっても色々あるよね。
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