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カーテンを締め切った薄暗い部屋。2人の重みでベッドが軋む乾いた音が、ぎしぎしと反響する。露出した太ももに兄の硬い骨がごつごつして居心地が悪い。
真一文字に閉じられた兄の唇に、じわじわと近付ける。苦しいほどの充血に、思考が上手くまとまらない。
他人に舐めさせるなんて当然、初めてだ。呼吸が早まる。
「......舐めて。」
兄はすっかり従順だった。緊張気味に痙攣しながら赤い舌がゆっくりとのびてきて、ぴとりとはりつく。僕が酷く熱を帯びているせいか、あまり感覚は感じない。次いで、ぬるぬると舌が這い上がってくる。先端に達したときは慣れない刺激に吐息が荒くなったが、それでも満足できる刺激には程遠い。
ぺろ、と往復する動きがあまりにも緩慢で、じれったくなる。命令しているのはこっちのはずなのに、まるで我慢させられているみたいで、もやもやする。
「...口、開けて?」
開かれた兄の口は、唾液が糸を引いてふしだらに紅い。
考えてみれば、口の中というのは、身近なようで、まじまじと観察したことはあまりなかった。舌の表面の不均一なざらつき、歯茎の血色、喉の奥の構造の奇抜さ...それらの組み合わせの、予想外の生々しさに気付かされる。
...ここにいれる...?
「絶対じっとしてて...絶対だから」
兄の顔を押さえる手が震える。奇妙な緊張。部屋がやたら暑い。
「ふ......ん、...?...」
...何だか期待外れというか。それほどでもない刺激に軽い落胆を覚える。動画で聞いたような、情けない声をあげるほどではーーー
「...!?ぅ......ぁ、ちょっ、バカ!バカ、っ......!?」
突然、兄が急に唇を閉じ、がむしゃらにしゃぶり始めた。吹っ切れたのか、暑さでおかしくなったのか...と、それどころではない。腰が跳ねる。密閉された口の中が異常に熱い、溶けそう。男同士だからツボを知っているのだろうか、めちゃくちゃな動きながら、的確に弱いところを刺激してくる。さっきまで焦らされていたせいで...。
ぞくぞくと快感の波がペニスから腰、背中を通って脊髄へと伝播し、脳を震わせた。限界だった。
「ぅ...!!変態!!変、態ぃ...ぃっ......ふ、...」
実の兄の口の中で思い切りイきながらでは、全く説得力がなかった。射精している最中なのに構わず舐めてくるせいで、腰が抜けそうになって、半強制的に前屈みの姿勢になる。唇に隠されているせいでよく見えなかったが、多分、普通ではない量をだしたと思う。急に恥ずかしくなって、自分に嫌気が差す。
しかしなんというか......なんで美味しそうなんだろう、この兄...。
淫らな好奇心が湧き上がってきてどうしようもなくない。
(飲んでみたい......)
そわそわと兄の...今にも暴発しそうに膨らんだペニスに...顔を近付ける。血管が青く浮き上がってびくびくと動くそれは、おおよそ僕の口の容量を凌駕しているようだ。
キスをするように、唇をあててみる。
途端、異常な勢いでそれは脈打った。
「えぇっ!?ちょっとーーー」
蛇口を思い切りひねった水飲み場みたいな勢いで溢れる精液に顔を汚されながら、なんとか先っぽだけを口に咥える。どくどくと口の中でまだ動く。勢いが思ったより...。お互いに舐め合うような体勢になっているせいで、兄弟で感覚を共有しているような錯覚で、やけに興奮してしまう。
「......!ぅえ、...なんでこんなの飲めるの...」
しかし、その味はかなり酷い。濃厚な半固形状のぬめりが舌に貼り付き、火傷したみたいな、ごわごわとした感覚が残る。喉を通り過ぎた後になって、奇天烈な後味が未練がましく激しさを増し、呼吸する度に生臭さが思い出される。勢いで少し飲み込んでしまったものの、とても飲めたものではなかった。
それなのに、興奮が収まらない。顔をべたべたに汚した精液のキツい匂いが、自分がイった時の快感をフラッシュバックさせて、さっきイったばかりなのに、勃起が止まらない。喉元を通り過ぎた精液の酷い味が、僕に向けられた兄の欲望の壮絶さを教えてきて、身体が火照る。
「...欲しい」
朦朧とした頭が暴走しかけたところで、なけなしの正気をなんとか取り戻す。この計画のメインがまだ、残っている。
「...さっき勝手なことした罰」
ボディーシート、刺激が強めのやつ、を引っ張り出してきて、先程より元気がなくなった兄のものを丁重に拭く。
悶絶する兄の姿、ぞわぞわという背徳感の疼きと共に、部屋を後にした。
...
...
...
シャワーを浴びたり、その他、準備は終えた。そういった作業の最中、一瞬たりとも、兄の逞しいペニスの映像が網膜に焼き付いて離れなかった
部屋に戻る。兄弟だから、僕の考えはなんとなく分かるのだろうーーー兄さんは、すっかり再びガチガチだ。僕も同じだった。せっかくの女装が、スカートを持ち上げてしまっているせいで、意味がなくなっていた。期待。呼吸が荒くなる。
「......シよっか」
真一文字に閉じられた兄の唇に、じわじわと近付ける。苦しいほどの充血に、思考が上手くまとまらない。
他人に舐めさせるなんて当然、初めてだ。呼吸が早まる。
「......舐めて。」
兄はすっかり従順だった。緊張気味に痙攣しながら赤い舌がゆっくりとのびてきて、ぴとりとはりつく。僕が酷く熱を帯びているせいか、あまり感覚は感じない。次いで、ぬるぬると舌が這い上がってくる。先端に達したときは慣れない刺激に吐息が荒くなったが、それでも満足できる刺激には程遠い。
ぺろ、と往復する動きがあまりにも緩慢で、じれったくなる。命令しているのはこっちのはずなのに、まるで我慢させられているみたいで、もやもやする。
「...口、開けて?」
開かれた兄の口は、唾液が糸を引いてふしだらに紅い。
考えてみれば、口の中というのは、身近なようで、まじまじと観察したことはあまりなかった。舌の表面の不均一なざらつき、歯茎の血色、喉の奥の構造の奇抜さ...それらの組み合わせの、予想外の生々しさに気付かされる。
...ここにいれる...?
「絶対じっとしてて...絶対だから」
兄の顔を押さえる手が震える。奇妙な緊張。部屋がやたら暑い。
「ふ......ん、...?...」
...何だか期待外れというか。それほどでもない刺激に軽い落胆を覚える。動画で聞いたような、情けない声をあげるほどではーーー
「...!?ぅ......ぁ、ちょっ、バカ!バカ、っ......!?」
突然、兄が急に唇を閉じ、がむしゃらにしゃぶり始めた。吹っ切れたのか、暑さでおかしくなったのか...と、それどころではない。腰が跳ねる。密閉された口の中が異常に熱い、溶けそう。男同士だからツボを知っているのだろうか、めちゃくちゃな動きながら、的確に弱いところを刺激してくる。さっきまで焦らされていたせいで...。
ぞくぞくと快感の波がペニスから腰、背中を通って脊髄へと伝播し、脳を震わせた。限界だった。
「ぅ...!!変態!!変、態ぃ...ぃっ......ふ、...」
実の兄の口の中で思い切りイきながらでは、全く説得力がなかった。射精している最中なのに構わず舐めてくるせいで、腰が抜けそうになって、半強制的に前屈みの姿勢になる。唇に隠されているせいでよく見えなかったが、多分、普通ではない量をだしたと思う。急に恥ずかしくなって、自分に嫌気が差す。
しかしなんというか......なんで美味しそうなんだろう、この兄...。
淫らな好奇心が湧き上がってきてどうしようもなくない。
(飲んでみたい......)
そわそわと兄の...今にも暴発しそうに膨らんだペニスに...顔を近付ける。血管が青く浮き上がってびくびくと動くそれは、おおよそ僕の口の容量を凌駕しているようだ。
キスをするように、唇をあててみる。
途端、異常な勢いでそれは脈打った。
「えぇっ!?ちょっとーーー」
蛇口を思い切りひねった水飲み場みたいな勢いで溢れる精液に顔を汚されながら、なんとか先っぽだけを口に咥える。どくどくと口の中でまだ動く。勢いが思ったより...。お互いに舐め合うような体勢になっているせいで、兄弟で感覚を共有しているような錯覚で、やけに興奮してしまう。
「......!ぅえ、...なんでこんなの飲めるの...」
しかし、その味はかなり酷い。濃厚な半固形状のぬめりが舌に貼り付き、火傷したみたいな、ごわごわとした感覚が残る。喉を通り過ぎた後になって、奇天烈な後味が未練がましく激しさを増し、呼吸する度に生臭さが思い出される。勢いで少し飲み込んでしまったものの、とても飲めたものではなかった。
それなのに、興奮が収まらない。顔をべたべたに汚した精液のキツい匂いが、自分がイった時の快感をフラッシュバックさせて、さっきイったばかりなのに、勃起が止まらない。喉元を通り過ぎた精液の酷い味が、僕に向けられた兄の欲望の壮絶さを教えてきて、身体が火照る。
「...欲しい」
朦朧とした頭が暴走しかけたところで、なけなしの正気をなんとか取り戻す。この計画のメインがまだ、残っている。
「...さっき勝手なことした罰」
ボディーシート、刺激が強めのやつ、を引っ張り出してきて、先程より元気がなくなった兄のものを丁重に拭く。
悶絶する兄の姿、ぞわぞわという背徳感の疼きと共に、部屋を後にした。
...
...
...
シャワーを浴びたり、その他、準備は終えた。そういった作業の最中、一瞬たりとも、兄の逞しいペニスの映像が網膜に焼き付いて離れなかった
部屋に戻る。兄弟だから、僕の考えはなんとなく分かるのだろうーーー兄さんは、すっかり再びガチガチだ。僕も同じだった。せっかくの女装が、スカートを持ち上げてしまっているせいで、意味がなくなっていた。期待。呼吸が荒くなる。
「......シよっか」
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