16 / 99
第一部 チュートリアル
第十六章 魔物の村
しおりを挟む
「旦那。生きてたのか」
その場所に辿り着いたとき開口一番挨拶を交わしてきたのはいつぞやのゴブリンだった。あの後補給地の指定を受けていた俺達はその到着地点で困惑に囚われていた。魔物の村だ。人間の町を魔物が歩いているのではなく、魔物のサイズに合ったボロ屋が並んでいる。家というよりも屋台か店舗といった感じだ。
「これはどういうことだ」
魔物が店を作って街づくりだと? そもそもがナンセンスだ。食う寝る出すの三大欲求に衣食住も必要ない。補給と言っても魔素を排出する魔素ジェネレーターがそれですべて足りる。
「ああ。近頃元人間が多くなってるんだ。それで生前の再現ってやつが増えてきてるのさ」
いや理屈はわかるが人間の真似事か。人間を捨てた連中が魔物になるのではないのか。
「まあ、遊びさ。なんにでも娯楽は必要だろう?」
そうか。考えたこともなかったな。俺たちオーガは戦いこそが全てでそれ以外に眼中にない。それこそが娯楽と言えなくもない。そのようなことを話すとゴブリンは肩をすくめた。
「旦那たちはそうだろうさ。ただ俺達はそうじゃない。まだ人間に未練があるのさ」
「だからゴブリンか」
「軽蔑するかい?」
「いや、やはり生前の望みが今の姿をとっているのかもと思ってな」
「これが俺の望みの姿だってのか旦那」
「少なくとも俺はそうだ。お前は違うのか?」
「俺は、そんなに自身満々に言えねぇよ。小鬼だぞ」
「そうか」
いや俺には楽しそうに見えるのだがそうではないのか。俺と同じように。
だが流石にこれを口に出すのはまだ待った方がよさそうだな。
「それよりもシノを知らないか? 約束をしている」
「ああ、あの赤髪のべっぴんさんか。見てないな。旦那と一緒にいたんじゃないのか」
「俺の体はここに居たのか?」
「なんだその変な言い回し。俺は見てないが赤髪と一緒に居たという話は聞いたぜ。違うのか」
「意識が戻ったのはつい最近でな。その前の記憶がない」
まあ嘘ではないが真実を話しても仕方がないだろう。
「はぁそれでか。道理で旦那の話を聞かないわけだ」
言いながら屋台で何かと交換した串を差し出してくる。何かの肉か。
「いや俺はいい。散々身に染みたがこの体はもっと研ぎ澄ます。余分なものを今は取り入れたくない」
「はー。確かに好きでやってないとそんなセリフは出てこんわな」
そう言って肉にかぶりつくゴブリン。
やはり楽しんでいるじゃないか。望んだ姿になるという仮説は強ち外れてはいないようだな。
ゴブリンと別れた後俺は加護の気配を感じて走り出した。ここには人間もいるようだが生まれたばかりのものではない。間違いなく戦えるレベルの加護だ。
意気揚々と駆け寄ったが様子がおかしい。加護持ちの人間が鎖に囚われて従えられている。案の定駆け寄るとそれを従えていた黒骸骨が止めに来る。
「横取りか鬼の」
またか。またこのパターンか。
「違う。その加護持ちはなんだ」
「俺のものだ。俺に付き従っている」
人間が魔物に付き従っているのに神の加護を得られるのか。その可能性もなくはないが今も神に仕えているとみていいだろう。このレベルの加護持ちが魔物の町に身をやつすと?
この黒骸骨も様子がおかしい。大型のオーガ4mに比べて中型の2mくらいか。初めて見るタイプだが骨格がおかしい。体は魔素体で出来ているがその骨が魔素ではない。人間のものか。それにしては頑丈に見える。
「アンデッド。死にぞこないか」
「死にぞこないだと?」
「ああすまん。元人間の魔物化かと思ったが違うのか?」
「俺が元人間だというのか?」
それを聞いて缶切り声をあげたのは加護持ちの人間だった。何かをまくしたてている。何を言っているのはわからないがこの黒骸骨の言葉に反応しているようだ。だが特に敵意はない。
「黙れ。俺は人間じゃない。生まれも育ちも魔物だ」
これは俺に言っているわけではないな。この加護持ちか。アンデッドを人間に戻す研究でもしているのか。
「それでその加護持ちは危険なのか。不要ならここで叩き潰すが」
「必要だ。こいつは俺に特攻の奇跡を持っている。それを解明するのに必要だ」
アンデッドと加護持ちが互いを研究素材にしているのか。珍しいケースだ。それが嘘だとしても魔物の町にスパイ活動とは考えにくい。しかもアンデッド化してだ。
「手に負えなくなればいつでも言え。すぐにでも叩き潰す」
「大丈夫だ。手綱は俺が握っている」
とてもそうは見えないが。しかしアンデッドは人間と会話や表情の変化、個体差も見分けがつくのか。俺が魔素人形になった時は遂に叶わなかったが。そういう固有能力なのかもしれないな。
次の進軍場所が決まった。何かの古城。標的は人間はなくデミ。やはりあれは俺達の敵か。ただ一つ問題が上がってきた。魔物の不参加。この町にとどまり生活を続けようという勢力が現れた。この指示に強制力はない。それは不思議ではないのだが今までそんなことはなかった。俺達オーガはこの退屈なオママゴトが終わって大歓迎なのだがその他の種族はそうではないらしい。それほどの数は居ないのだが、それでもそれは意外だった。元人間は望んだ魔物の姿になると思ってはいたが、これが望みなのか。
「僕は彼女たちを愛している。ここには置いていけない。」
そういったのは人型美形の、ヴァンパイアかインキュバスといった所か。人間の女達を囲っている。どうやら町を作った理由がコレらしい。確かにそれなら衣食住が必要なわけだ。そしてそれを面白がった魔物が協力しているらしい。
だが、俺の目でもわかる。コイツラはさっきの黒骸骨と違って人間の言葉や表情を読み取れていない。この大勢いるのも個体識別が出来ていないからだろう。食料はあってもインフラ整備のないこの環境で、しかも魔素の充満するこの地で加護無しが長生きできるとも思えない。
しかし、よく見ているとこれは変化系の魔物か。このイケメンはその名の通り作りものだ。望んだ魔物になるよりも望んだ姿になれる魔物になるという選択肢もあるのだな。それでこのハーレムタウンか。
ここを遊びと捉えていた魔物は既に出立準備を始めている。戦闘には支障がないがその後の補給線に問題が出てくる。それでも俺達は出発した。これ以上のお守りは時間の無駄だ。
その場所に辿り着いたとき開口一番挨拶を交わしてきたのはいつぞやのゴブリンだった。あの後補給地の指定を受けていた俺達はその到着地点で困惑に囚われていた。魔物の村だ。人間の町を魔物が歩いているのではなく、魔物のサイズに合ったボロ屋が並んでいる。家というよりも屋台か店舗といった感じだ。
「これはどういうことだ」
魔物が店を作って街づくりだと? そもそもがナンセンスだ。食う寝る出すの三大欲求に衣食住も必要ない。補給と言っても魔素を排出する魔素ジェネレーターがそれですべて足りる。
「ああ。近頃元人間が多くなってるんだ。それで生前の再現ってやつが増えてきてるのさ」
いや理屈はわかるが人間の真似事か。人間を捨てた連中が魔物になるのではないのか。
「まあ、遊びさ。なんにでも娯楽は必要だろう?」
そうか。考えたこともなかったな。俺たちオーガは戦いこそが全てでそれ以外に眼中にない。それこそが娯楽と言えなくもない。そのようなことを話すとゴブリンは肩をすくめた。
「旦那たちはそうだろうさ。ただ俺達はそうじゃない。まだ人間に未練があるのさ」
「だからゴブリンか」
「軽蔑するかい?」
「いや、やはり生前の望みが今の姿をとっているのかもと思ってな」
「これが俺の望みの姿だってのか旦那」
「少なくとも俺はそうだ。お前は違うのか?」
「俺は、そんなに自身満々に言えねぇよ。小鬼だぞ」
「そうか」
いや俺には楽しそうに見えるのだがそうではないのか。俺と同じように。
だが流石にこれを口に出すのはまだ待った方がよさそうだな。
「それよりもシノを知らないか? 約束をしている」
「ああ、あの赤髪のべっぴんさんか。見てないな。旦那と一緒にいたんじゃないのか」
「俺の体はここに居たのか?」
「なんだその変な言い回し。俺は見てないが赤髪と一緒に居たという話は聞いたぜ。違うのか」
「意識が戻ったのはつい最近でな。その前の記憶がない」
まあ嘘ではないが真実を話しても仕方がないだろう。
「はぁそれでか。道理で旦那の話を聞かないわけだ」
言いながら屋台で何かと交換した串を差し出してくる。何かの肉か。
「いや俺はいい。散々身に染みたがこの体はもっと研ぎ澄ます。余分なものを今は取り入れたくない」
「はー。確かに好きでやってないとそんなセリフは出てこんわな」
そう言って肉にかぶりつくゴブリン。
やはり楽しんでいるじゃないか。望んだ姿になるという仮説は強ち外れてはいないようだな。
ゴブリンと別れた後俺は加護の気配を感じて走り出した。ここには人間もいるようだが生まれたばかりのものではない。間違いなく戦えるレベルの加護だ。
意気揚々と駆け寄ったが様子がおかしい。加護持ちの人間が鎖に囚われて従えられている。案の定駆け寄るとそれを従えていた黒骸骨が止めに来る。
「横取りか鬼の」
またか。またこのパターンか。
「違う。その加護持ちはなんだ」
「俺のものだ。俺に付き従っている」
人間が魔物に付き従っているのに神の加護を得られるのか。その可能性もなくはないが今も神に仕えているとみていいだろう。このレベルの加護持ちが魔物の町に身をやつすと?
この黒骸骨も様子がおかしい。大型のオーガ4mに比べて中型の2mくらいか。初めて見るタイプだが骨格がおかしい。体は魔素体で出来ているがその骨が魔素ではない。人間のものか。それにしては頑丈に見える。
「アンデッド。死にぞこないか」
「死にぞこないだと?」
「ああすまん。元人間の魔物化かと思ったが違うのか?」
「俺が元人間だというのか?」
それを聞いて缶切り声をあげたのは加護持ちの人間だった。何かをまくしたてている。何を言っているのはわからないがこの黒骸骨の言葉に反応しているようだ。だが特に敵意はない。
「黙れ。俺は人間じゃない。生まれも育ちも魔物だ」
これは俺に言っているわけではないな。この加護持ちか。アンデッドを人間に戻す研究でもしているのか。
「それでその加護持ちは危険なのか。不要ならここで叩き潰すが」
「必要だ。こいつは俺に特攻の奇跡を持っている。それを解明するのに必要だ」
アンデッドと加護持ちが互いを研究素材にしているのか。珍しいケースだ。それが嘘だとしても魔物の町にスパイ活動とは考えにくい。しかもアンデッド化してだ。
「手に負えなくなればいつでも言え。すぐにでも叩き潰す」
「大丈夫だ。手綱は俺が握っている」
とてもそうは見えないが。しかしアンデッドは人間と会話や表情の変化、個体差も見分けがつくのか。俺が魔素人形になった時は遂に叶わなかったが。そういう固有能力なのかもしれないな。
次の進軍場所が決まった。何かの古城。標的は人間はなくデミ。やはりあれは俺達の敵か。ただ一つ問題が上がってきた。魔物の不参加。この町にとどまり生活を続けようという勢力が現れた。この指示に強制力はない。それは不思議ではないのだが今までそんなことはなかった。俺達オーガはこの退屈なオママゴトが終わって大歓迎なのだがその他の種族はそうではないらしい。それほどの数は居ないのだが、それでもそれは意外だった。元人間は望んだ魔物の姿になると思ってはいたが、これが望みなのか。
「僕は彼女たちを愛している。ここには置いていけない。」
そういったのは人型美形の、ヴァンパイアかインキュバスといった所か。人間の女達を囲っている。どうやら町を作った理由がコレらしい。確かにそれなら衣食住が必要なわけだ。そしてそれを面白がった魔物が協力しているらしい。
だが、俺の目でもわかる。コイツラはさっきの黒骸骨と違って人間の言葉や表情を読み取れていない。この大勢いるのも個体識別が出来ていないからだろう。食料はあってもインフラ整備のないこの環境で、しかも魔素の充満するこの地で加護無しが長生きできるとも思えない。
しかし、よく見ているとこれは変化系の魔物か。このイケメンはその名の通り作りものだ。望んだ魔物になるよりも望んだ姿になれる魔物になるという選択肢もあるのだな。それでこのハーレムタウンか。
ここを遊びと捉えていた魔物は既に出立準備を始めている。戦闘には支障がないがその後の補給線に問題が出てくる。それでも俺達は出発した。これ以上のお守りは時間の無駄だ。
10
あなたにおすすめの小説
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
迷宮に捨てられた俺、魔導ガチャを駆使して世界最強の大賢者へと至る〜
サイダーボウイ
ファンタジー
アスター王国ハワード伯爵家の次男ルイス・ハワードは、10歳の【魔力固定の儀】において魔法適性ゼロを言い渡され、実家を追放されてしまう。
父親の命令により、生還率が恐ろしく低い迷宮へと廃棄されたルイスは、そこで魔獣に襲われて絶体絶命のピンチに陥る。
そんなルイスの危機を救ってくれたのが、400年の時を生きる魔女エメラルドであった。
彼女が操るのは、ルイスがこれまでに目にしたことのない未発見の魔法。
その煌めく魔法の数々を目撃したルイスは、深い感動を覚える。
「今の自分が悔しいなら、生まれ変わるしかないよ」
そう告げるエメラルドのもとで、ルイスは努力によって人生を劇的に変化させていくことになる。
これは、未発見魔法の列挙に挑んだ少年が、仲間たちとの出会いを通じて成長し、やがて世界の命運を動かす最強の大賢者へと至る物語である。
転生したら最強種の竜人かよ~目立ちたくないので種族隠して学院へ通います~
ゆる弥
ファンタジー
強さをひた隠しにして学院の入学試験を受けるが、強すぎて隠し通せておらず、逆に目立ってしまう。
コイツは何かがおかしい。
本人は気が付かず隠しているが、周りは気付き始める。
目立ちたくないのに国の最高戦力に祭り上げられてしまう可哀想な男の話。
中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています
浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】
ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!?
激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。
目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。
もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。
セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。
戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。
けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。
「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの?
これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、
ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。
※小説家になろうにも掲載中です。
【完結】悪役に転生したのにメインヒロインにガチ恋されている件
エース皇命
ファンタジー
前世で大好きだったファンタジー大作『ロード・オブ・ザ・ヒーロー』の悪役、レッド・モルドロスに転生してしまった桐生英介。もっと努力して意義のある人生を送っておけばよかった、という後悔から、学院で他を圧倒する努力を積み重ねる。
しかし、その一生懸命な姿に、メインヒロインであるシャロットは惚れ、卒業式の日に告白してきて……。
悪役というより、むしろ真っ当に生きようと、ファンタジーの世界で生き抜いていく。
ヒロインとの恋、仲間との友情──あれ? 全然悪役じゃないんだけど! 気づけば主人公になっていた、悪役レッドの物語!
※小説家になろう、カクヨム、エブリスタにも投稿しています。
異世界に転生したら?(改)
まさ
ファンタジー
事故で死んでしまった主人公のマサムネ(奥田 政宗)は41歳、独身、彼女無し、最近の楽しみと言えば、従兄弟から借りて読んだラノベにハマり、今ではアパートの部屋に数十冊の『転生』系小説、通称『ラノベ』がところ狭しと重なっていた。
そして今日も残業の帰り道、脳内で転生したら、あーしよ、こーしよと現実逃避よろしくで想像しながら歩いていた。
物語はまさに、その時に起きる!
横断歩道を歩き目的他のアパートまで、もうすぐ、、、だったのに居眠り運転のトラックに轢かれ、意識を失った。
そして再び意識を取り戻した時、目の前に女神がいた。
◇
5年前の作品の改稿板になります。
少し(?)年数があって文章がおかしい所があるかもですが、素人の作品。
生暖かい目で見て下されば幸いです。
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる