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ファイエット学園編
18.魔王と悪役令嬢
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本の続きは明日にしよう。ルノーはベンチの隣に座ったジャスミーヌを見て、溜息を吐いた。昔から、この令嬢の近くで読書に集中できた試しはないのだから。
しかし、一応は話し掛けるなと遠回しに主張するように本を開く。視線を本に落とす前に、ルノーはシルヴィを見ておくことにした。
相変わらずメソメソとし続けているトリスタンを軽くあしらいながら、シルヴィはせっせと花の苗を花壇に並べている。そんなシルヴィを見て、やっとトリスタンも手伝い出した。
今日は日の光が強い。無理矢理にでも帽子を被せておいて正解だったな。ルノーは、買っておいた自分が選んだ帽子を被るシルヴィに満足そうな笑みを浮かべた。
「今日も素敵だわ、トリスタン様」
うっとりと蕩けたような声を出したジャスミーヌに、ルノーは始まったと今度こそ視線を本に落とす。
「でも、なかなか上手くいかないのね。ヒロインには、直ぐに心を許した癖に。悪役令嬢だからなのかしら」
また、頭の可笑しな事を言っている。ジャスミーヌは昔から独り言が煩いのだ。
ルノーがジャスミーヌに初めて会ったのは、シルヴィに出会う少し前のことだった。あの日も今日と同じような暑い日で。フルーレスト公爵夫人が開いたお茶会にガイラン公爵夫人と共にやって来た。
どうしてもと言って聞かなかったと困ったように謝ったガイラン公爵夫人に、仲の良いフルーレスト公爵夫人は大丈夫だと言った。そして、ルノーに一緒に遊んでみてはどうかと提案したのだ。
ルノーはジャスミーヌを植物園に連れては行ったが、面倒であったし興味も引かれなかったので、放置して本を読むことにした。ジャスミーヌは暫くそんなルノーを無言で観察していた。
そして、急にジャスミーヌはルノーの読んでいた本を取り上げ“わたくしとお喋りしましょう”と笑ったのだった。勿論、ルノーはばっさりと断ったのだけれど。
ジャスミーヌは昔から得体の知れない少女だった。まるで同情するような。悲しげな顔をルノーに向けてくるのだ。それが、ある日急に異物を見るような目に変わった。あれは、ルノーが六歳の誕生日を迎えた辺りからだっただろうか。
その日もジャスミーヌは、呼んでもいないのにフルーレスト公爵邸にやって来た。そして、ルノーを見つけて目を丸めたのだ。“わたくしの頑張りが? いえ、でも……”思案するように黙ったジャスミーヌは、怯えたように“おかしい”とこぼした。
「あら、嫌だわ。シルヴィ様にはあんな顔をなさるの?」
ジャスミーヌの口から出てきた名前に、ルノーの意識がジャスミーヌに向く。ルノーはジャスミーヌの方へと視線だけを動かした。
広げた扇子で口元を隠しているが、露になっている瞳には分かりやすく嫉妬が滲んでいる。あぁ、そういうことは言わない方がいい。あれの首が飛んで欲しくないのなら。
「シルヴィ様は何者なのかしら。ただのモブの筈ですのに。これ以上シナリオが狂ったら……」
ジャスミーヌの言っていることの大半は、理解ができないものであった。しかし、ディディエやガーランドが止めようとしている“ろくでもないこと”なのは確かだ。まぁ、ルノーはシルヴィさえ巻き込まれなければ一切関わる気はない。どうでもいいからだ。
「ルノー様!!」
「声が大きい」
「ルノー様はいつになったら、シルヴィ様と婚約されるのですか?」
何がどうなったら、矛先がそこに向くのか。ルノーは少し考えて、直ぐに答えに辿り着いた。ジャスミーヌは不安要素を排除したいのだろう。
「さぁ? 君に関係あるの?」
「それは……。ですが、ルノー様だって不安でしょう?」
「君と一緒にしないで欲しいな」
「なっ!?」
ジャスミーヌが不満そうな視線を向けてくる。それに、ルノーは面倒そうに溜息を吐いた。やはり、予想通りだ。読書に集中など出来やしない。
「それはわたくしの台詞ですわ。わたくしはルノー様とは違いましてよ」
「ふぅん?」
「わたくしはしっかりと想いを伝えておりますもの! 押して駄目なら、押して押して押しまくりますわ!」
ガッツポーズを作ったジャスミーヌの勢いに、ルノーは遂に視線だけではなく顔も向けた。じっと見てくるルノーに、ジャスミーヌが少したじろぐ。
「な、何か言いたげですわね」
「まぁ……。間違った考え方ではないと思うよ」
「……え?」
「ああいう類いの人間は、引いた瞬間に“最初から遊びだったんだ”なんて言いだして、二度と君には近付かないよ。自分を守ることに必死だからね」
ジャスミーヌがぽかんと間の抜けた顔をした。まさか肯定されるとは思っていなかったのだ。
「ただ、距離はもう少し慎重に縮めるべきだと思うけど」
「どういう意味ですの?」
「怯えられたままでいいなら、別に気にしなくていいよ」
「おびえ……。怯えられてる!? わたくしが!?」
「見れば分かるだろ? どうやら、医者に目を見てもらった方がよさそうだ」
ルノーは信じられないものを見るような目をジャスミーヌに向けた。気づいていなかったらしい。あんなにも分かりやすくトリスタンは、震えていたではないか。
「殿下との婚約破棄は賢い判断だね。君に国母は向かない」
「失礼ですわね。これでも、妃教育は褒められているのですよ」
「知識だけあっても無意味だ。実践できないのであればね」
「どうしてそう……」
「まぁ、あの女が相応しいかと言われれば、それもどうかとは思うけど」
ルノーは図書館で会ったロラを思い浮かべて、呆れを含ませた息を吐き出した。“あの女”が誰なのか見当が付いたのだろう。ジャスミーヌがムッとした顔をする。
「ロラさんは素晴らしい方ですわよ」
「ふぅん」
「ルノー様はもう少しシルヴィ様以外にも優しくされてはいかがです?」
「どうして?」
「どうしてって……」
ジャスミーヌは何を言ってもこれは無駄だな。と諦めたように溜息を吐く。少しは人間らしくなったと思っていたが、やはり何も変わらないのかもしれない、と。
「君は何か勘違いをしているよ」
「何をでしょうか」
「僕はあの子に出会ってから寛大になった。だから、あれらの首も“まだ”飛んでいないだろ?」
「まだ……」
「シルヴィが楽しいなら、それが一番だ。シルヴィの望まないことはしない。些細なことなら目を瞑ろう」
ルノーがゆったりと笑む。隠しきれない残忍さが滲んだそれは、シルヴィさえ望めばルノーが意図も容易く手を血で染めることを窺わせた。
それに、ジャスミーヌの背筋に冷たいものが走る。ジャスミーヌはごくりと唾を呑んだ。
「嫌われますわよ」
「だから、しないと言っている」
「どうしてそこまで想っていらっしゃるのに、婚約されないのですか」
結局、そこに戻ってくるのか。ルノーは面倒そうな視線をジャスミーヌに向けたが、ジャスミーヌはそれにジト目を返してきた。どうやら譲る気はないらしい。
「そうだな……。まだ、時期ではないんだ」
「はい?」
それ以上は言う気がなかったので、ルノーはこの話は終わりとばかりに視線を本へと戻した。ジャスミーヌに言われなくとも、何の心配もないのなら手に入れている。
「ルノー様?」
「…………」
「悠長なことを言っていては、横から奪われてしまいますわよ」
「どうだろうね」
ルノーはシルヴィに視線を遣る。あーでもない。こーでもない。と花壇の彩りを考えるシルヴィに、今度は穏やかな微笑みを浮かべた。
「目に見えない鳥かご」
「え?」
「僕はありのままのシルヴィが欲しいんだ。でも、あの子は危なっかしいからね。危険のない世界の中に入れておかないと安心できない」
「…………」
「閉じ込められていると思わせては駄目なんだ。シルヴィにバレてしまわないように、上手くやらなければね」
「怖すぎますわ」
ルノーの許可がなければ、誰も入れぬ鳥かご。その中に入れておきたいのは紛うことなき本音であるが、そう上手くはいかないのも事実だった。目を離すと何処からか外に出ているのだから。ルノーの心を掻き乱すのは、いつもシルヴィだけだ。
「まぁ……。大人しくしている子ではないから、この上なく難しいのだけど」
「本当にシルヴィ様は何者なのかしら……」
「アミファンス伯爵家の一人娘だよ」
「そういう事を言っているのではありませんわ」
不意に、シルヴィと目が合う。「ルノーくん」と呼ばれて、ルノーは即座にベンチから立ち上がった。そのままシルヴィの方へと近付いていく。
「どうかな? 綺麗だと思うんだけど」
「いいと思う」
「本当に?」
「うん。綺麗だよ」
シルヴィはルノーにそう言われて、喜色を瞳に滲ませる。手に入れるのは容易い。しかし、キラキラ輝くこの瞳を含めた全てとなると、そう易々とはいかないのだ。
「本当に、綺麗だ」
どうか気づかないで欲しい。このドロドロとした欲深な感情に。
どうか気づいて欲しい。このどうしようもない程の衝動に。
どうか受け止めて欲しい。シルヴィを求めてやまない己の全てを。
しかし、一応は話し掛けるなと遠回しに主張するように本を開く。視線を本に落とす前に、ルノーはシルヴィを見ておくことにした。
相変わらずメソメソとし続けているトリスタンを軽くあしらいながら、シルヴィはせっせと花の苗を花壇に並べている。そんなシルヴィを見て、やっとトリスタンも手伝い出した。
今日は日の光が強い。無理矢理にでも帽子を被せておいて正解だったな。ルノーは、買っておいた自分が選んだ帽子を被るシルヴィに満足そうな笑みを浮かべた。
「今日も素敵だわ、トリスタン様」
うっとりと蕩けたような声を出したジャスミーヌに、ルノーは始まったと今度こそ視線を本に落とす。
「でも、なかなか上手くいかないのね。ヒロインには、直ぐに心を許した癖に。悪役令嬢だからなのかしら」
また、頭の可笑しな事を言っている。ジャスミーヌは昔から独り言が煩いのだ。
ルノーがジャスミーヌに初めて会ったのは、シルヴィに出会う少し前のことだった。あの日も今日と同じような暑い日で。フルーレスト公爵夫人が開いたお茶会にガイラン公爵夫人と共にやって来た。
どうしてもと言って聞かなかったと困ったように謝ったガイラン公爵夫人に、仲の良いフルーレスト公爵夫人は大丈夫だと言った。そして、ルノーに一緒に遊んでみてはどうかと提案したのだ。
ルノーはジャスミーヌを植物園に連れては行ったが、面倒であったし興味も引かれなかったので、放置して本を読むことにした。ジャスミーヌは暫くそんなルノーを無言で観察していた。
そして、急にジャスミーヌはルノーの読んでいた本を取り上げ“わたくしとお喋りしましょう”と笑ったのだった。勿論、ルノーはばっさりと断ったのだけれど。
ジャスミーヌは昔から得体の知れない少女だった。まるで同情するような。悲しげな顔をルノーに向けてくるのだ。それが、ある日急に異物を見るような目に変わった。あれは、ルノーが六歳の誕生日を迎えた辺りからだっただろうか。
その日もジャスミーヌは、呼んでもいないのにフルーレスト公爵邸にやって来た。そして、ルノーを見つけて目を丸めたのだ。“わたくしの頑張りが? いえ、でも……”思案するように黙ったジャスミーヌは、怯えたように“おかしい”とこぼした。
「あら、嫌だわ。シルヴィ様にはあんな顔をなさるの?」
ジャスミーヌの口から出てきた名前に、ルノーの意識がジャスミーヌに向く。ルノーはジャスミーヌの方へと視線だけを動かした。
広げた扇子で口元を隠しているが、露になっている瞳には分かりやすく嫉妬が滲んでいる。あぁ、そういうことは言わない方がいい。あれの首が飛んで欲しくないのなら。
「シルヴィ様は何者なのかしら。ただのモブの筈ですのに。これ以上シナリオが狂ったら……」
ジャスミーヌの言っていることの大半は、理解ができないものであった。しかし、ディディエやガーランドが止めようとしている“ろくでもないこと”なのは確かだ。まぁ、ルノーはシルヴィさえ巻き込まれなければ一切関わる気はない。どうでもいいからだ。
「ルノー様!!」
「声が大きい」
「ルノー様はいつになったら、シルヴィ様と婚約されるのですか?」
何がどうなったら、矛先がそこに向くのか。ルノーは少し考えて、直ぐに答えに辿り着いた。ジャスミーヌは不安要素を排除したいのだろう。
「さぁ? 君に関係あるの?」
「それは……。ですが、ルノー様だって不安でしょう?」
「君と一緒にしないで欲しいな」
「なっ!?」
ジャスミーヌが不満そうな視線を向けてくる。それに、ルノーは面倒そうに溜息を吐いた。やはり、予想通りだ。読書に集中など出来やしない。
「それはわたくしの台詞ですわ。わたくしはルノー様とは違いましてよ」
「ふぅん?」
「わたくしはしっかりと想いを伝えておりますもの! 押して駄目なら、押して押して押しまくりますわ!」
ガッツポーズを作ったジャスミーヌの勢いに、ルノーは遂に視線だけではなく顔も向けた。じっと見てくるルノーに、ジャスミーヌが少したじろぐ。
「な、何か言いたげですわね」
「まぁ……。間違った考え方ではないと思うよ」
「……え?」
「ああいう類いの人間は、引いた瞬間に“最初から遊びだったんだ”なんて言いだして、二度と君には近付かないよ。自分を守ることに必死だからね」
ジャスミーヌがぽかんと間の抜けた顔をした。まさか肯定されるとは思っていなかったのだ。
「ただ、距離はもう少し慎重に縮めるべきだと思うけど」
「どういう意味ですの?」
「怯えられたままでいいなら、別に気にしなくていいよ」
「おびえ……。怯えられてる!? わたくしが!?」
「見れば分かるだろ? どうやら、医者に目を見てもらった方がよさそうだ」
ルノーは信じられないものを見るような目をジャスミーヌに向けた。気づいていなかったらしい。あんなにも分かりやすくトリスタンは、震えていたではないか。
「殿下との婚約破棄は賢い判断だね。君に国母は向かない」
「失礼ですわね。これでも、妃教育は褒められているのですよ」
「知識だけあっても無意味だ。実践できないのであればね」
「どうしてそう……」
「まぁ、あの女が相応しいかと言われれば、それもどうかとは思うけど」
ルノーは図書館で会ったロラを思い浮かべて、呆れを含ませた息を吐き出した。“あの女”が誰なのか見当が付いたのだろう。ジャスミーヌがムッとした顔をする。
「ロラさんは素晴らしい方ですわよ」
「ふぅん」
「ルノー様はもう少しシルヴィ様以外にも優しくされてはいかがです?」
「どうして?」
「どうしてって……」
ジャスミーヌは何を言ってもこれは無駄だな。と諦めたように溜息を吐く。少しは人間らしくなったと思っていたが、やはり何も変わらないのかもしれない、と。
「君は何か勘違いをしているよ」
「何をでしょうか」
「僕はあの子に出会ってから寛大になった。だから、あれらの首も“まだ”飛んでいないだろ?」
「まだ……」
「シルヴィが楽しいなら、それが一番だ。シルヴィの望まないことはしない。些細なことなら目を瞑ろう」
ルノーがゆったりと笑む。隠しきれない残忍さが滲んだそれは、シルヴィさえ望めばルノーが意図も容易く手を血で染めることを窺わせた。
それに、ジャスミーヌの背筋に冷たいものが走る。ジャスミーヌはごくりと唾を呑んだ。
「嫌われますわよ」
「だから、しないと言っている」
「どうしてそこまで想っていらっしゃるのに、婚約されないのですか」
結局、そこに戻ってくるのか。ルノーは面倒そうな視線をジャスミーヌに向けたが、ジャスミーヌはそれにジト目を返してきた。どうやら譲る気はないらしい。
「そうだな……。まだ、時期ではないんだ」
「はい?」
それ以上は言う気がなかったので、ルノーはこの話は終わりとばかりに視線を本へと戻した。ジャスミーヌに言われなくとも、何の心配もないのなら手に入れている。
「ルノー様?」
「…………」
「悠長なことを言っていては、横から奪われてしまいますわよ」
「どうだろうね」
ルノーはシルヴィに視線を遣る。あーでもない。こーでもない。と花壇の彩りを考えるシルヴィに、今度は穏やかな微笑みを浮かべた。
「目に見えない鳥かご」
「え?」
「僕はありのままのシルヴィが欲しいんだ。でも、あの子は危なっかしいからね。危険のない世界の中に入れておかないと安心できない」
「…………」
「閉じ込められていると思わせては駄目なんだ。シルヴィにバレてしまわないように、上手くやらなければね」
「怖すぎますわ」
ルノーの許可がなければ、誰も入れぬ鳥かご。その中に入れておきたいのは紛うことなき本音であるが、そう上手くはいかないのも事実だった。目を離すと何処からか外に出ているのだから。ルノーの心を掻き乱すのは、いつもシルヴィだけだ。
「まぁ……。大人しくしている子ではないから、この上なく難しいのだけど」
「本当にシルヴィ様は何者なのかしら……」
「アミファンス伯爵家の一人娘だよ」
「そういう事を言っているのではありませんわ」
不意に、シルヴィと目が合う。「ルノーくん」と呼ばれて、ルノーは即座にベンチから立ち上がった。そのままシルヴィの方へと近付いていく。
「どうかな? 綺麗だと思うんだけど」
「いいと思う」
「本当に?」
「うん。綺麗だよ」
シルヴィはルノーにそう言われて、喜色を瞳に滲ませる。手に入れるのは容易い。しかし、キラキラ輝くこの瞳を含めた全てとなると、そう易々とはいかないのだ。
「本当に、綺麗だ」
どうか気づかないで欲しい。このドロドロとした欲深な感情に。
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