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ファイエット学園編
38.魔王と秋の舞踏会
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外は少し肌寒いな。ルノーはそう感じてジャケットを脱ぐと、シルヴィの肩にそれを掛けた。振り向いたシルヴィと至近距離で目が合う。驚いたように目を瞬かせたシルヴィは、ルノーの意図に気づいて頬を緩めた。
「ありがとう」
「構わないよ。風邪を引いたら大変だ」
「ルノーくんは平気?」
「僕を誰だと思ってるの?」
「ルノーくんでしょ」
このくらいの寒さで体調を崩すような柔な体はしていない。それは、ずっと一緒にいたシルヴィがよく知っているだろうに。シルヴィは困ったように眉尻を下げた。
「強いのは知ってるけど、絶対とは言い切れないよ」
シルヴィの瞳に滲んだ心配に、ルノーは擽ったい気持ちになる。いつもそうだ。何かある度に“大丈夫?”とシルヴィはルノーを心配する。ルノーの正体を知ったあとも変わらずに。
ルノーはそうされると、まるで自分がただの人間になったような気分になるのだ。まぁ、体は人間なのでシルヴィの言うことも間違ってはいない。実際に一度だけ熱を出したことがあるのだから。自分でやったことだが。
「そうだね。気を付けるよ」
「上着返す?」
「それは、シルヴィが着ておいて」
「そう?」
「うん」
シルヴィのせいなのだろう。ドラゴンである時は勿論。人間になってからも心配とは無縁の生活を送っていたというのに。
シルヴィが普通に心配したりするから、周りも釣られて心配し出したりするのだ。この子なら問題ないだろう。何の心配も必要ないだろう。そんな視線を向けられるのが当たり前の筈だった。
いつからだったか。戸惑っていた母親が人並みに構ってくるようになったのは。遠巻きに見てくるだけだった使用人達が集まってくるようになったのは。周りがこんなにも騒がしくなったのは。
「あっ! この曲好き」
会場ではいまだにダンス曲が演奏され続けている。どうやら、曲目が変わったらしい。シルヴィは曲に合わせてユラユラと体を揺らす。
月は雲に隠されていた。会場から漏れでる明かりしかない外は、薄暗い。勿体ないなとルノーは思った。
浮かしていた皿やグラスをテーブルの上に降ろす。ルノーが指を鳴らすと、シルヴィの周りに小さな炎の玉がふわふわと複数現れた。
それにシルヴィは驚いて肩を跳ねさせたが、ルノーの魔法なのだと気付くと楽しそうに破顔する。足りないなとルノーはもう一度指を鳴らした。
炎が赤、青、橙、紫と様々な色合いに変わる。シルヴィは目を煌めかせて、鮮やかな色の世界でルノーの方へと振り返った。白金色の裾がふわっと広がる。
「とっても綺麗」
月が雲から抜け出たようだ。月明かりにシルヴィの花飾りがキラキラと輝いた。チカチカとする。視界で何かが弾けていた。目がおかしくなったのかもしれない。
この曲は勿論、二人で踊る用のものだ。シルヴィは適当にステップを踏んでいるらしい。不意に、曲に合わせてシルヴィがその場でクルリと回った。
まるで、炎と踊っているように見える。それに、ルノーは急激に不満を抱いた。シルヴィのパートナーはいつでも自分でなくてはならなかった。
「シルヴィ」
「うん?」
「僕と踊ろう」
「上着が落ちるよ」
「心配いらない。それは魔法の上着だから、落ちない」
「何それ、かっこいい」
嘘は言っていない。魔法を掛けて落ちないようにしたのだから。上着が落ちないように片手で前を押さえていたシルヴィは、試しに手を離してもう一度その場で回る。本当に落ちなかったので、シルヴィは目を瞬いた。
「大丈夫だっただろ?」
「ふふっ、すごーい!」
シルヴィは心底楽しそうにコロコロと笑う。この雰囲気ならば大丈夫だろうと、ルノーはシルヴィの手を取った。そのまま流れるように踊り出す。
「~♪~~♪」
ルノーとシルヴィ以外に誰もいないからだろう。シルヴィがリラックスしたように鼻歌混じりにステップを踏む。何と無防備なことか。このまま拐かしてしまえそうだった。
「どうしてですか!!」
穏やかな時間を壊すような声が響き渡って、シルヴィが動きを止める。それに合わせてルノーも足を止めた。
声は二階のバルコニーからのようだ。流石にそこまでは目が届かなかったか。そもそもこんな大声で普通は話さないだろう。
とんだ邪魔者もいたものだ。ルノーは思わずバルコニーを睨み付けた。
シルヴィは何事かと驚いたらしい。ルノーは服を掴まれた感覚に、視線をシルヴィへと戻す。シルヴィはルノーの陰に隠れながらバルコニーを見上げていた。
距離が近い。これはこれで悪くはないかもしれない。ルノーの機嫌が少し回復する。背中に添えたままだった手をシルヴィを守るように腰に回しておいた。
「あら? あれってジャスミーヌ様かな?」
「どうだろう」
「ねぇ、そうだよ」
「うん」
「……んん?」
上の空な返事に、シルヴィは不審に思ったようだ。視線がルノーに向く。目が合って、シルヴィは眉根を寄せた。
「見てないじゃないか」
「見てるよ」
「そうじゃなくて! あっち!」
興味は微塵もなかったが、シルヴィが必死なので仕方なくルノーは視線をバルコニーにいる人物に向ける。シルヴィの言う通りそこにいるのは、確かにジャスミーヌだった。
「あぁ、ガイラン公爵令嬢だね」
「だよね。何か……揉めてる?」
「さぁ?」
揉めていると言われればそう見えるし、ジャスミーヌが迫っていると言われればそうにも見える。いや、あれは誰かに迫っているのだろう。じりじりと距離を詰めている。
ジャスミーヌが勢いよく誰かに抱き付いた。もしくは、飛び付いたとも言う。
「わぉ!」
「痴話喧嘩は放っておこう」
「そうだね。熱烈」
「迷惑な話だ」
あからさまに溜息を吐いたルノーに、シルヴィは苦笑する。デザートを指差して、「食べようか」と話題を逸らすことにしたらしい。
ルノーはそれに頷いて、席につく。しかし、バルコニーの上は尚も騒がしいままだ。何をそんなに言い争うことがあるのか。
シルヴィが不安気な顔をしたものだから、ルノーは退場して貰うことにした。再度、指を鳴らす。バルコニーにバケツをひっくり返したような水が降り注いだ。
「えぇ……?」
シルヴィが呆然と声をもらした。
バルコニーから水が溢れて滴り落ちている。バルコニーは勿論、バルコニーにいたジャスミーヌともう一人もびしょ濡れになっていた。
そこで、ジャスミーヌは自分達以外の存在に気づいたらしい。シルヴィはこちらを向いたジャスミーヌと目が合った。気まずくて、シルヴィは視線を逸らす。
ジャスミーヌ達はバタバタとバルコニーから逃げていった。それにルノーは、「やっと静かになった」と呆れを滲ませながら呟く。
「些か乱暴な気が……」
「騒ぐ彼女達が悪いよ」
「ううーん……。そっかぁ」
これでも寛大な方だ。もっと乱暴なやり方も存在するのだから。滴り落ちているのが水な時点で、彼女達はシルヴィに感謝をするべきだ。血生臭いのは困る。
ルノーはそんな事を考えながら、クッキーを手に取る。それを自身の口に入れた。口の中に広がった甘さに、苛立ちが少し落ち着く。
シルヴィが「ふふっ」と不意に柔い笑い声をもらした。それに誘われるようにルノーは視線をシルヴィに向ける。
笑い声と同じ、柔らかく弧を描く瞳に見つめられていた。ルノーはそれに、一瞬呼吸を忘れる。時間さえも止まったような錯覚。
「ルノーくんは、」
名を呼ばれてルノーは、はっと我に返る。ふわふわと幼子を甘やかすような声音だった。
「ほんと、おいしそうに食べるなぁ」
何てことのない言葉である筈なのに、妙に心を浮わつかせる響きを孕んでいる。何と毒々しいのだろう。
「……シルヴィ」
「ん?」
こてりと首を傾げるものだから、シルヴィの髪がさらっと肩から滑り落ちた。欲しい。目の前の少女が、欲しい。
きっともう手遅れだ。ずっと一緒にいてくれると言ったのは、シルヴィではないか。約束通りに、ずっと一緒にいればいい。
「ルノーくん?」
「……何でもない」
ルノーは心の内を悟らせないように、いつも通りに微笑む。さて、ではどうしようか。このまま拐かしてしまえれば、楽なのだが……。
ルノーはグラスを手に取って、クルクルと中身を回す。シルヴィは呑気にお洒落だなと、そんなルノーの様子を眺めていた。中身が高級ワインに見える。
「ジュースなんだよね?」
「……? そうだよ」
「だよね」
ルノーの意識がシルヴィに向いた瞬間、ルノーの手に痛みが走った。手からグラスが地面に落ちて、派手な音を鳴らす。それに、シルヴィは驚きで目を丸めた。
「わっ!? 大丈夫? どうしたの?」
「…………」
ルノーはそれには答えずに、自身の手をただ見つめる。ピリピリと電気のような痺れがまだ残っていた。その痺れの原因。指に纏わり付く紺色のそれは、魔力だった。
あぁ、やっとか……。ルノーは心底嬉しそうな笑みを口元に浮かべた。
「あの……?」
シルヴィがオロオロとルノーの様子を窺っている。ルノーはシルヴィの方を向くと、うっとりと目を細めた。
「封印が意味をなさなくなった」
魔王ルートがエンディングへと動き出す。モブ令嬢に運命の分岐点が迫っていた。
「ありがとう」
「構わないよ。風邪を引いたら大変だ」
「ルノーくんは平気?」
「僕を誰だと思ってるの?」
「ルノーくんでしょ」
このくらいの寒さで体調を崩すような柔な体はしていない。それは、ずっと一緒にいたシルヴィがよく知っているだろうに。シルヴィは困ったように眉尻を下げた。
「強いのは知ってるけど、絶対とは言い切れないよ」
シルヴィの瞳に滲んだ心配に、ルノーは擽ったい気持ちになる。いつもそうだ。何かある度に“大丈夫?”とシルヴィはルノーを心配する。ルノーの正体を知ったあとも変わらずに。
ルノーはそうされると、まるで自分がただの人間になったような気分になるのだ。まぁ、体は人間なのでシルヴィの言うことも間違ってはいない。実際に一度だけ熱を出したことがあるのだから。自分でやったことだが。
「そうだね。気を付けるよ」
「上着返す?」
「それは、シルヴィが着ておいて」
「そう?」
「うん」
シルヴィのせいなのだろう。ドラゴンである時は勿論。人間になってからも心配とは無縁の生活を送っていたというのに。
シルヴィが普通に心配したりするから、周りも釣られて心配し出したりするのだ。この子なら問題ないだろう。何の心配も必要ないだろう。そんな視線を向けられるのが当たり前の筈だった。
いつからだったか。戸惑っていた母親が人並みに構ってくるようになったのは。遠巻きに見てくるだけだった使用人達が集まってくるようになったのは。周りがこんなにも騒がしくなったのは。
「あっ! この曲好き」
会場ではいまだにダンス曲が演奏され続けている。どうやら、曲目が変わったらしい。シルヴィは曲に合わせてユラユラと体を揺らす。
月は雲に隠されていた。会場から漏れでる明かりしかない外は、薄暗い。勿体ないなとルノーは思った。
浮かしていた皿やグラスをテーブルの上に降ろす。ルノーが指を鳴らすと、シルヴィの周りに小さな炎の玉がふわふわと複数現れた。
それにシルヴィは驚いて肩を跳ねさせたが、ルノーの魔法なのだと気付くと楽しそうに破顔する。足りないなとルノーはもう一度指を鳴らした。
炎が赤、青、橙、紫と様々な色合いに変わる。シルヴィは目を煌めかせて、鮮やかな色の世界でルノーの方へと振り返った。白金色の裾がふわっと広がる。
「とっても綺麗」
月が雲から抜け出たようだ。月明かりにシルヴィの花飾りがキラキラと輝いた。チカチカとする。視界で何かが弾けていた。目がおかしくなったのかもしれない。
この曲は勿論、二人で踊る用のものだ。シルヴィは適当にステップを踏んでいるらしい。不意に、曲に合わせてシルヴィがその場でクルリと回った。
まるで、炎と踊っているように見える。それに、ルノーは急激に不満を抱いた。シルヴィのパートナーはいつでも自分でなくてはならなかった。
「シルヴィ」
「うん?」
「僕と踊ろう」
「上着が落ちるよ」
「心配いらない。それは魔法の上着だから、落ちない」
「何それ、かっこいい」
嘘は言っていない。魔法を掛けて落ちないようにしたのだから。上着が落ちないように片手で前を押さえていたシルヴィは、試しに手を離してもう一度その場で回る。本当に落ちなかったので、シルヴィは目を瞬いた。
「大丈夫だっただろ?」
「ふふっ、すごーい!」
シルヴィは心底楽しそうにコロコロと笑う。この雰囲気ならば大丈夫だろうと、ルノーはシルヴィの手を取った。そのまま流れるように踊り出す。
「~♪~~♪」
ルノーとシルヴィ以外に誰もいないからだろう。シルヴィがリラックスしたように鼻歌混じりにステップを踏む。何と無防備なことか。このまま拐かしてしまえそうだった。
「どうしてですか!!」
穏やかな時間を壊すような声が響き渡って、シルヴィが動きを止める。それに合わせてルノーも足を止めた。
声は二階のバルコニーからのようだ。流石にそこまでは目が届かなかったか。そもそもこんな大声で普通は話さないだろう。
とんだ邪魔者もいたものだ。ルノーは思わずバルコニーを睨み付けた。
シルヴィは何事かと驚いたらしい。ルノーは服を掴まれた感覚に、視線をシルヴィへと戻す。シルヴィはルノーの陰に隠れながらバルコニーを見上げていた。
距離が近い。これはこれで悪くはないかもしれない。ルノーの機嫌が少し回復する。背中に添えたままだった手をシルヴィを守るように腰に回しておいた。
「あら? あれってジャスミーヌ様かな?」
「どうだろう」
「ねぇ、そうだよ」
「うん」
「……んん?」
上の空な返事に、シルヴィは不審に思ったようだ。視線がルノーに向く。目が合って、シルヴィは眉根を寄せた。
「見てないじゃないか」
「見てるよ」
「そうじゃなくて! あっち!」
興味は微塵もなかったが、シルヴィが必死なので仕方なくルノーは視線をバルコニーにいる人物に向ける。シルヴィの言う通りそこにいるのは、確かにジャスミーヌだった。
「あぁ、ガイラン公爵令嬢だね」
「だよね。何か……揉めてる?」
「さぁ?」
揉めていると言われればそう見えるし、ジャスミーヌが迫っていると言われればそうにも見える。いや、あれは誰かに迫っているのだろう。じりじりと距離を詰めている。
ジャスミーヌが勢いよく誰かに抱き付いた。もしくは、飛び付いたとも言う。
「わぉ!」
「痴話喧嘩は放っておこう」
「そうだね。熱烈」
「迷惑な話だ」
あからさまに溜息を吐いたルノーに、シルヴィは苦笑する。デザートを指差して、「食べようか」と話題を逸らすことにしたらしい。
ルノーはそれに頷いて、席につく。しかし、バルコニーの上は尚も騒がしいままだ。何をそんなに言い争うことがあるのか。
シルヴィが不安気な顔をしたものだから、ルノーは退場して貰うことにした。再度、指を鳴らす。バルコニーにバケツをひっくり返したような水が降り注いだ。
「えぇ……?」
シルヴィが呆然と声をもらした。
バルコニーから水が溢れて滴り落ちている。バルコニーは勿論、バルコニーにいたジャスミーヌともう一人もびしょ濡れになっていた。
そこで、ジャスミーヌは自分達以外の存在に気づいたらしい。シルヴィはこちらを向いたジャスミーヌと目が合った。気まずくて、シルヴィは視線を逸らす。
ジャスミーヌ達はバタバタとバルコニーから逃げていった。それにルノーは、「やっと静かになった」と呆れを滲ませながら呟く。
「些か乱暴な気が……」
「騒ぐ彼女達が悪いよ」
「ううーん……。そっかぁ」
これでも寛大な方だ。もっと乱暴なやり方も存在するのだから。滴り落ちているのが水な時点で、彼女達はシルヴィに感謝をするべきだ。血生臭いのは困る。
ルノーはそんな事を考えながら、クッキーを手に取る。それを自身の口に入れた。口の中に広がった甘さに、苛立ちが少し落ち着く。
シルヴィが「ふふっ」と不意に柔い笑い声をもらした。それに誘われるようにルノーは視線をシルヴィに向ける。
笑い声と同じ、柔らかく弧を描く瞳に見つめられていた。ルノーはそれに、一瞬呼吸を忘れる。時間さえも止まったような錯覚。
「ルノーくんは、」
名を呼ばれてルノーは、はっと我に返る。ふわふわと幼子を甘やかすような声音だった。
「ほんと、おいしそうに食べるなぁ」
何てことのない言葉である筈なのに、妙に心を浮わつかせる響きを孕んでいる。何と毒々しいのだろう。
「……シルヴィ」
「ん?」
こてりと首を傾げるものだから、シルヴィの髪がさらっと肩から滑り落ちた。欲しい。目の前の少女が、欲しい。
きっともう手遅れだ。ずっと一緒にいてくれると言ったのは、シルヴィではないか。約束通りに、ずっと一緒にいればいい。
「ルノーくん?」
「……何でもない」
ルノーは心の内を悟らせないように、いつも通りに微笑む。さて、ではどうしようか。このまま拐かしてしまえれば、楽なのだが……。
ルノーはグラスを手に取って、クルクルと中身を回す。シルヴィは呑気にお洒落だなと、そんなルノーの様子を眺めていた。中身が高級ワインに見える。
「ジュースなんだよね?」
「……? そうだよ」
「だよね」
ルノーの意識がシルヴィに向いた瞬間、ルノーの手に痛みが走った。手からグラスが地面に落ちて、派手な音を鳴らす。それに、シルヴィは驚きで目を丸めた。
「わっ!? 大丈夫? どうしたの?」
「…………」
ルノーはそれには答えずに、自身の手をただ見つめる。ピリピリと電気のような痺れがまだ残っていた。その痺れの原因。指に纏わり付く紺色のそれは、魔力だった。
あぁ、やっとか……。ルノーは心底嬉しそうな笑みを口元に浮かべた。
「あの……?」
シルヴィがオロオロとルノーの様子を窺っている。ルノーはシルヴィの方を向くと、うっとりと目を細めた。
「封印が意味をなさなくなった」
魔王ルートがエンディングへと動き出す。モブ令嬢に運命の分岐点が迫っていた。
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