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ファイエット学園編
45.魔王と“愛”
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あぁ、どうやら寝ていたらしい。白金色のドラゴンはゆっくりと目を開けた。その巨軀を気怠げに起き上がらせ、重そうに瞬きを繰り返す。
何をしていたのだったか。ドラゴンは辺りを見渡して、ここが聖なる国であることを理解する。そうだ。売られた喧嘩を買って、封印されて、それで?
ドラゴンは、微睡みから上手く抜けられないのか。それとも、光の気のせいで脳に酸素が足りないのか。大きな欠伸をした。
何か大切なことを忘れているような気がするのだが……。喉まで出掛かっているのに思い出せなかった。
“直ぐに帰ってくるから”
そこで、ふと思い出す。確かにそう約束したことを。誰としたのだったかとドラゴンは首を傾げる。
靄が掛かったように、その部分だけが不明瞭だった。しかし、急激に帰らなければという思いに支配される。
“どうか、あの子とお幸せに”
そう言ったのは、誰だったか。あの子とは、何のことだろう。分からない。分からないが、ドラゴンは妙な焦燥感に突き動かされて羽を広げた。
その場で羽ばたいて、上空に浮かぶ。久しぶりに体を動かしたせいか、少しふらついた。それに構わず、国を囲む白い靄に視線を巡らせる。
一ヶ所だけ綻びが存在した。まるで、ドラゴンを逃がすかのような。考えるよりも先に体が動いた。迷いなくドラゴンはその綻びに飛び込んだのだ。
白い靄の中を進みながら、光の気で頭がおかしくなったのかもしれない。冷静な部分がそんな事を考えた。罠かもしれないというのに、考えなしに動くとは。
暫く飛ぶと、行き止まりにぶつかった。しかし、無理やり進めば出られそうではある。誰かが邪魔をするなと、苛立たしげに呟いた声が聞こえた気がした。
その声に背中を押さえれるように、ドラゴンは行く手を阻む靄に頭から突進した。雷鳴のような激しい音が鳴る。耳障りだ。そんなことはどうでもいい。煩い。もう少しだ。早く。速く。
靄を抉じ開けるように、ドラゴンは体を進める。冷たい風を感じた瞬間、開けた場所に出た。眼前に、青が広がる。眩しい。これを何と呼んだのだったか。
昔、魔物達が騒いでいた。ドラゴンはそんなことをぼんやりと思い浮かべる。あぁ、そうだった。あれは、“太陽”と呼ばれるものだったなと無感動にそう思った。
「きれい」
何故だろうか。その声だけが自棄に鮮明に聞こえた。感嘆するようなそれに、ドラゴンは声の主を探して首を動かす。
地面に座り込んでいる少女と目が合った。ドラゴンは知っていた。自分が人間にどんな感情を向けられているのか。恐怖や嫌悪は見慣れたモノだった。
しかし、少女の黄緑色の瞳にはそれらの感情が一切滲んではいなかった。キラキラとした何かが瞳の中で煌めいて見える。その中に自分がいる違和感。そして、妙な安堵。
やっとだ。誰かが心の底から歓喜した。そうか。そうだ。自分は約束したのだった。あの少女の元へと帰ることを。全てはあの子を手に入れるため。
ルノーとしての記憶が一気に流れ込んできて、ドラゴンはクラっと空中で体勢を崩す。誰かに呼ばれている。その声に抗うことなく、ドラゴンは目を瞑った。
「代われ」
次に目を開けると、ドラゴンの目と鼻の先には少年がいた。目の前にいる少年をドラゴンは不思議そうに見つめる。
真っ暗な空間である筈なのに、少年と自分の姿だけは、しっかりと視認できた。現実離れした空間だと感じた。精神世界のようなものだろうか。
白金色の髪を後ろで一つにした少年が、ドラゴンを睨み据える。苛立ったように、バシバシとドラゴンの鼻先を叩いた。
「早く代われと言っている」
可愛げの欠片もない。しかし、ドラゴンは何となく理解した。これは、自分なのだと。そう言えば、魂を半分飛ばして遊んでみたのだったか。こんな事になるとは、思いもしていなかった。
《これはまた……。妙な事になったな》
「光魔法の影響らしいね。完璧に別人格として共存する羽目になるとは」
《一応、魂は一つに戻ってはいるようだが》
「兎に角、代われ。ドラゴンのままでは、シルヴィの所に行けないだろ?」
シルヴィ。あの少女の名だ。まさか、自分があんな人間の少女に惚れ込むとは。いったい何があったのか。ルノーとしての記憶をじっくり整理する必要がありそうだった。
《何やら、お前は幼いな。その人間の魂のせいか?》
「気のせいだよ」
《いや、先程から騒がしいことこの上ない。少し落ち着け》
「どうやら捩じ伏せる必要がありそうだね。僕は別に構わないよ」
《やめろやめろ。自分に喧嘩を売られるとは驚きだ》
「それはこちらの台詞だ」
少年は溜息を吐くと、ドラゴンから離れた。というよりは、浮かしていた体を地面に着地させたといった方が正しい。
「それで、どうする? 本気で主導権を掛けて殺り合う方が手っ取り早いかな?」
少年がゆったりと首を傾げた。どうやら本気らしい。少年の瞳が好戦的な色を宿した。
そこで、ドラゴンは考える。体の主導権を手に入れたとして、やりたい事もやらなければならない事も特段なかった。
それならば、あの少女と一緒にいるのが一番面白そうではある。それに、あの瞳が頭から離れないのは何故なのか。“太陽”などよりも余程……。
《いいだろう。主導権はお前にやる》
「ふぅん? どうして?」
《“愛”とは、思っていたよりも随分と興味深いもののようだからな。まぁ、様子見だ》
「……シルヴィは僕のだ」
《記憶を見る限りでは、“まだ”のようだが?》
「僕のになる」
《それは見物だな》
少年がムスッと拗ねたような顔をする。やはり幼い。人間の魂に引き摺られているのか。それとも人間の影響を受けすぎたのか。半分は自分である筈なのに、全くの別物に見えた。
《それにしてもあの少女、ボクらの番にするには少々頼りないのではないか? お前の想いが重すぎて直ぐに潰れそうだ》
「今まで通り上手くやるに決まっているだろ? あと、僕の番だ」
《ボクの番でもある》
「……殺す」
ぶわっと殺気が少年から溢れ出す。青いなと思った。そう言えば、こういう風に毛を逆立てて威嚇する魔物がいたなとドラゴンは少年を眺める。
《あの少女の何がそんなに良いのか、ボクには理解出来ない》
「じゃあ、黙ってなよ」
《仕方がないから、大人しくしておいてやろう。ほら、呼ばれている》
何処からか、少年を呼ぶ声がした。「ルノーくん!!」、と。少年はその声を探して、辺りを見回す。
ルノー。ルノー・シャン・フルーレスト。それが、この少年の名だ。しかし、少女はドラゴンの姿である自分の事もそう呼ぶらしい。何故なら、まだこの少年と入れ替わってはいないのだから。
ドラゴンは何度かその名を反芻する。悪くはなかった。寧ろ、不思議と心地いい。
《上手くやることだ》
「言われなくてもそうするよ」
少女の声がどこか焦りを含んでいたからか、少年もどこか落ち着かない様子だった。何やら下が騒がしい。その声に導かれるように、少年はゆっくりと目を閉じた。
「やろうと思えば、無理じゃない!!」
「何をする気ですの!?」
「受けとめる気か!? ムリムリムリ!! 潰されるからな!?」
落ちている感覚がして、ルノーは自分が置かれている状況を把握した。学園に向かって落下している。ドラゴンの姿のままで。
下が騒がしい。視線を向けると、両手を広げたシルヴィが目に飛び込んできた。
「いける!!」
「何を根拠に!?」
「逃げた方がよろしいですわ!」
随分と勇ましいことだ。あぁ、堪らないな。ルノーはうっとりと目を細めた。瞬間、辺りが光に包まれる。
トリスタンとジャスミーヌが絶叫した。シルヴィも驚いた声を出して、眩しさに目を閉じる。しかし、腕はルノーを受けとめようと広げたままだった。
光が段々と収まっていき、ふっと消える。風が優しくシルヴィの頬を撫でた。それに、シルヴィは恐る恐ると目を開ける。
そこには、人間の姿をしたルノーがいた。キラキラと光を纏っているように見える。白金色の髪が風に揺れているのが、とても綺麗だった。
「シルヴィ」
風魔法だろうか。ルノーがゆっくりと降りてくる。光が溶けるように消えていった。いつも通りのルノーだ。
シルヴィは呆然とルノーを見つめることしか出来なかった。一番最初に思ったことは、ちゃんと無事に帰ってきてくれた。それだけ。
そう思ったと同時に、シルヴィは泣きそうになった。シルヴィの瞳が頼りなく揺れたのに気付いて、ルノーはどこか困った顔をする。
ルノーに向かって伸ばされたシルヴィの腕を拒む理由など、ルノーには存在しなかった。答えるようにルノーも腕を伸ばす。
「ただいま」
シルヴィをその腕にしっかりと抱き締めて、ルノーはクラクラとするような得も言われぬ感情に浸る。この衝動の名は何なのか。
これを“愛”と呼ぶのなら、やはり何と毒々しいのだろう。ルノーは蕩けるような瞳を細めて、吐息を吐き出した。
何をしていたのだったか。ドラゴンは辺りを見渡して、ここが聖なる国であることを理解する。そうだ。売られた喧嘩を買って、封印されて、それで?
ドラゴンは、微睡みから上手く抜けられないのか。それとも、光の気のせいで脳に酸素が足りないのか。大きな欠伸をした。
何か大切なことを忘れているような気がするのだが……。喉まで出掛かっているのに思い出せなかった。
“直ぐに帰ってくるから”
そこで、ふと思い出す。確かにそう約束したことを。誰としたのだったかとドラゴンは首を傾げる。
靄が掛かったように、その部分だけが不明瞭だった。しかし、急激に帰らなければという思いに支配される。
“どうか、あの子とお幸せに”
そう言ったのは、誰だったか。あの子とは、何のことだろう。分からない。分からないが、ドラゴンは妙な焦燥感に突き動かされて羽を広げた。
その場で羽ばたいて、上空に浮かぶ。久しぶりに体を動かしたせいか、少しふらついた。それに構わず、国を囲む白い靄に視線を巡らせる。
一ヶ所だけ綻びが存在した。まるで、ドラゴンを逃がすかのような。考えるよりも先に体が動いた。迷いなくドラゴンはその綻びに飛び込んだのだ。
白い靄の中を進みながら、光の気で頭がおかしくなったのかもしれない。冷静な部分がそんな事を考えた。罠かもしれないというのに、考えなしに動くとは。
暫く飛ぶと、行き止まりにぶつかった。しかし、無理やり進めば出られそうではある。誰かが邪魔をするなと、苛立たしげに呟いた声が聞こえた気がした。
その声に背中を押さえれるように、ドラゴンは行く手を阻む靄に頭から突進した。雷鳴のような激しい音が鳴る。耳障りだ。そんなことはどうでもいい。煩い。もう少しだ。早く。速く。
靄を抉じ開けるように、ドラゴンは体を進める。冷たい風を感じた瞬間、開けた場所に出た。眼前に、青が広がる。眩しい。これを何と呼んだのだったか。
昔、魔物達が騒いでいた。ドラゴンはそんなことをぼんやりと思い浮かべる。あぁ、そうだった。あれは、“太陽”と呼ばれるものだったなと無感動にそう思った。
「きれい」
何故だろうか。その声だけが自棄に鮮明に聞こえた。感嘆するようなそれに、ドラゴンは声の主を探して首を動かす。
地面に座り込んでいる少女と目が合った。ドラゴンは知っていた。自分が人間にどんな感情を向けられているのか。恐怖や嫌悪は見慣れたモノだった。
しかし、少女の黄緑色の瞳にはそれらの感情が一切滲んではいなかった。キラキラとした何かが瞳の中で煌めいて見える。その中に自分がいる違和感。そして、妙な安堵。
やっとだ。誰かが心の底から歓喜した。そうか。そうだ。自分は約束したのだった。あの少女の元へと帰ることを。全てはあの子を手に入れるため。
ルノーとしての記憶が一気に流れ込んできて、ドラゴンはクラっと空中で体勢を崩す。誰かに呼ばれている。その声に抗うことなく、ドラゴンは目を瞑った。
「代われ」
次に目を開けると、ドラゴンの目と鼻の先には少年がいた。目の前にいる少年をドラゴンは不思議そうに見つめる。
真っ暗な空間である筈なのに、少年と自分の姿だけは、しっかりと視認できた。現実離れした空間だと感じた。精神世界のようなものだろうか。
白金色の髪を後ろで一つにした少年が、ドラゴンを睨み据える。苛立ったように、バシバシとドラゴンの鼻先を叩いた。
「早く代われと言っている」
可愛げの欠片もない。しかし、ドラゴンは何となく理解した。これは、自分なのだと。そう言えば、魂を半分飛ばして遊んでみたのだったか。こんな事になるとは、思いもしていなかった。
《これはまた……。妙な事になったな》
「光魔法の影響らしいね。完璧に別人格として共存する羽目になるとは」
《一応、魂は一つに戻ってはいるようだが》
「兎に角、代われ。ドラゴンのままでは、シルヴィの所に行けないだろ?」
シルヴィ。あの少女の名だ。まさか、自分があんな人間の少女に惚れ込むとは。いったい何があったのか。ルノーとしての記憶をじっくり整理する必要がありそうだった。
《何やら、お前は幼いな。その人間の魂のせいか?》
「気のせいだよ」
《いや、先程から騒がしいことこの上ない。少し落ち着け》
「どうやら捩じ伏せる必要がありそうだね。僕は別に構わないよ」
《やめろやめろ。自分に喧嘩を売られるとは驚きだ》
「それはこちらの台詞だ」
少年は溜息を吐くと、ドラゴンから離れた。というよりは、浮かしていた体を地面に着地させたといった方が正しい。
「それで、どうする? 本気で主導権を掛けて殺り合う方が手っ取り早いかな?」
少年がゆったりと首を傾げた。どうやら本気らしい。少年の瞳が好戦的な色を宿した。
そこで、ドラゴンは考える。体の主導権を手に入れたとして、やりたい事もやらなければならない事も特段なかった。
それならば、あの少女と一緒にいるのが一番面白そうではある。それに、あの瞳が頭から離れないのは何故なのか。“太陽”などよりも余程……。
《いいだろう。主導権はお前にやる》
「ふぅん? どうして?」
《“愛”とは、思っていたよりも随分と興味深いもののようだからな。まぁ、様子見だ》
「……シルヴィは僕のだ」
《記憶を見る限りでは、“まだ”のようだが?》
「僕のになる」
《それは見物だな》
少年がムスッと拗ねたような顔をする。やはり幼い。人間の魂に引き摺られているのか。それとも人間の影響を受けすぎたのか。半分は自分である筈なのに、全くの別物に見えた。
《それにしてもあの少女、ボクらの番にするには少々頼りないのではないか? お前の想いが重すぎて直ぐに潰れそうだ》
「今まで通り上手くやるに決まっているだろ? あと、僕の番だ」
《ボクの番でもある》
「……殺す」
ぶわっと殺気が少年から溢れ出す。青いなと思った。そう言えば、こういう風に毛を逆立てて威嚇する魔物がいたなとドラゴンは少年を眺める。
《あの少女の何がそんなに良いのか、ボクには理解出来ない》
「じゃあ、黙ってなよ」
《仕方がないから、大人しくしておいてやろう。ほら、呼ばれている》
何処からか、少年を呼ぶ声がした。「ルノーくん!!」、と。少年はその声を探して、辺りを見回す。
ルノー。ルノー・シャン・フルーレスト。それが、この少年の名だ。しかし、少女はドラゴンの姿である自分の事もそう呼ぶらしい。何故なら、まだこの少年と入れ替わってはいないのだから。
ドラゴンは何度かその名を反芻する。悪くはなかった。寧ろ、不思議と心地いい。
《上手くやることだ》
「言われなくてもそうするよ」
少女の声がどこか焦りを含んでいたからか、少年もどこか落ち着かない様子だった。何やら下が騒がしい。その声に導かれるように、少年はゆっくりと目を閉じた。
「やろうと思えば、無理じゃない!!」
「何をする気ですの!?」
「受けとめる気か!? ムリムリムリ!! 潰されるからな!?」
落ちている感覚がして、ルノーは自分が置かれている状況を把握した。学園に向かって落下している。ドラゴンの姿のままで。
下が騒がしい。視線を向けると、両手を広げたシルヴィが目に飛び込んできた。
「いける!!」
「何を根拠に!?」
「逃げた方がよろしいですわ!」
随分と勇ましいことだ。あぁ、堪らないな。ルノーはうっとりと目を細めた。瞬間、辺りが光に包まれる。
トリスタンとジャスミーヌが絶叫した。シルヴィも驚いた声を出して、眩しさに目を閉じる。しかし、腕はルノーを受けとめようと広げたままだった。
光が段々と収まっていき、ふっと消える。風が優しくシルヴィの頬を撫でた。それに、シルヴィは恐る恐ると目を開ける。
そこには、人間の姿をしたルノーがいた。キラキラと光を纏っているように見える。白金色の髪が風に揺れているのが、とても綺麗だった。
「シルヴィ」
風魔法だろうか。ルノーがゆっくりと降りてくる。光が溶けるように消えていった。いつも通りのルノーだ。
シルヴィは呆然とルノーを見つめることしか出来なかった。一番最初に思ったことは、ちゃんと無事に帰ってきてくれた。それだけ。
そう思ったと同時に、シルヴィは泣きそうになった。シルヴィの瞳が頼りなく揺れたのに気付いて、ルノーはどこか困った顔をする。
ルノーに向かって伸ばされたシルヴィの腕を拒む理由など、ルノーには存在しなかった。答えるようにルノーも腕を伸ばす。
「ただいま」
シルヴィをその腕にしっかりと抱き締めて、ルノーはクラクラとするような得も言われぬ感情に浸る。この衝動の名は何なのか。
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