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アンブロワーズ魔法学校編
11.ヒロイン倶楽部と作戦会議
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侍女の朝は早い。お嬢様達よりも早起きしなければ、話にならないからだ。しかも、その前に朝礼がある。
そこで、今日は許可を取ったので図書館を使いますなどと言った報告や連絡。何か困り事があれば相談し合ったりもするらしい。ナディアがそう言っていた。
実際にシルヴィはその朝礼で紹介され、侍女仲間達に挨拶をした。その後は流れを覚えるために、黙って話を聞いていただけだが。
ロラとジャスミーヌの部屋へと向かいながら、シルヴィは朝礼の流れをおさらいする。図書館等を使用する予定は今のところないが、一応は報告や連絡の仕方を覚えておいた方が良いだろうか。
辿り着いた部屋の前で、シルヴィは身なりを整える。昨日、“迷子になっちゃダメよ~”とロラに念押しされたので、階と部屋番号はしっかりと頭に入れておいたのだ。
最後に部屋番号を間違えていないことを確認して、シルヴィは扉をノックした。起こすのが目的であるので、返事は待たずに扉を開けて中へと入る。
「おはようございます、お嬢様。ご機嫌は如何ですか?」
「おはようございます。とても良くってよ」
「おはよう、シルヴィ様。超ご機嫌よ~」
とは言っても、二人ともにファイエット学園での生活に慣れているので起こして貰わずとも一人で起きられるのだが。
現に早々と起きて、朝の用意を各自でしている。そのためシルヴィは、仕事がなくて手持ち無沙汰になってしまった。
「何かお手伝い致しましょうか?」
「特にないで~す」
「わたくしもよ」
「ですよね」
仕方がないので、空いていた椅子に腰かける。本来であれば咎められるだろうが、ロラもジャスミーヌもシルヴィを本気で侍女だとは思っていないので何も言わなかった。あくまで、名目でしかないのだ。
「今日はどう動くんですか?」
「そうね~。ひとまず、ヒロインと攻略対象者、悪役令嬢の確認はしたいわよね」
「いきなり接触するのは、流石に危険ですものね」
「遠くから観察かな~」
「なるほど」
侍女の仕事は基本、お嬢様の身の回りの世話である。しかし、ここには侍女一人しかいないため、掃除や洗濯などもしなければならない事になっていた。
「シルヴィ様は?」
「私は、お部屋の掃除やシーツの洗濯ですかね。あとは……」
ナディアの顔が脳裏を掠めて、シルヴィは思わず渋い顔をする。本当に関わりが無かったのか、もう一度記憶を探らなければ。
「実は、ヴィオレット様の侍女と同室になってしまいまして……」
「嘘でしょ」
「そんなことってあるのですね」
「シルヴィ様ってば、持ってる~」
「ううーん……。まぁ、その、仲良くなれたら良いのになぁという感じですね」
困った顔をするシルヴィに、ロラは意外だなと感じた。ロラのイメージでは、突っ掛かってくるご令嬢達を除けば、シルヴィは基本的に誰とでも親しくなれるタイプだと思っていたからだ。
「もしかして、その侍女に何か言われた感じかしら~?」
「そういうのは、ないんですけど……」
「どうされましたの? 煮え切りませんわね」
「まぁ、はい。悪い人ではないとは思います」
「ちょっと~。気を付けなさいね。悪役令嬢の侍女なんてゲームには出てこないから、どんな人か分からないわよ~」
ロラの真剣な声音に、シルヴィは素直に頷く。何だかんだとロラは年長者、社会人経験もあるため頼りになるお姉さんなのだ。
「それに、シルヴィ様の手首には危険物が装備されておりますのよ。忘れないでくださいませ」
「危険物……」
「そうよ~。それ抜きにしても、怪我なんてしたら比喩とかじゃなく、本気で魔王様の雷が落ちるわ~」
「そ、そうですわよ! あれは、わたくしが悪かったですけれども」
死亡フラグをぶっ立てた時の事を思い出したのか、ジャスミーヌが顔色を悪くする。
喧嘩は買わないという約束だが、気を付けるに越したことはないだろう。シルヴィは危険物扱いされている腕輪をゆらゆらと揺らした。
「肝に銘じます」
「そうしてくださ~い」
「絶対ですわよ」
この時のシルヴィは、まだ理解しきれていなかった。自分の立ち位置を。まぁ、そうは言っても大丈夫だろうと楽観的に考えていたのだ。
朝の支度を終え、朝食を取りに三人揃って女子寮の食堂へと向かう。侍女も食堂は自由に使用していいことになっているのだ。流石に食事の用意までは仕事内容に入っていない。
侍女とは別々に食事をする生徒の方が多いようだ。食堂内は、生徒のグループと侍女のグループで分かれて見えた。
ロラとジャスミーヌがざっと食堂内を確認したが、ヒロインも悪役令嬢も見つからなかった。時間がずれたのか、紛れて分からないのか。
「お昼だけは、本校舎の大食堂が使えるのよね~」
「寮の門限が厳しいですものね。朝食と晩食は寮の食堂でしか時間的に無理ですわ」
「ファイエット学園って、その辺結構緩い方だったのね~」
「それもどうかとは思いますけれど」
二人の会話を聞きながら、シルヴィは朝食を食べていく。シルヴィは授業にお供しないので、今日は完全に別行動だ。
昼食くらいしかルノーに会うことはない。それは何だか少し寂しいような気もした。
「シルヴィ様~、大食堂の場所は覚えてるわよね?」
「大丈夫です! 任せてください!」
「その自信はどこから?」
「心配ですわね……」
「……最悪、人に聞きます」
「そうして~」
昨日、案内して貰ったので大丈夫だとシルヴィは思っているのだが……。方向音痴への信頼は皆無である。
「大食堂まで付いてきて貰ってはどうかしら」
「途中ではぐれる可能性あるけどね~」
「あぁ……。いつの間にか消えていますものね」
「イリュージョンか? ってなるのよね~」
「んぐぐっ……。気を付けます」
最早、シルヴィを見失わないのは父親とモニク、ルノーくらいだ。最悪はぐれたとしても、この三人は秒速で見つけることに定評があった。一位はモニクである。
「まぁ、ルノー様がいるから大丈夫よ~。愛の力で」
「そうですわね。愛の力で」
そこはノーコメントで、シルヴィは朝食を食べ終えた。お昼に大食堂で待ち合わせようと約束をして、ロラとジャスミーヌとは別れる。
シルヴィはルノーのこと、ではなく、ナディアのことを考えながら女子寮の廊下を一人歩いていた。ジャスミーヌ達の部屋へ向かって。
まずは洗濯だ。ベッドのシーツを取っていると、ホテリエにでもなった気分になってくる。仕事内容に近しいものがあるのだろう。
「んー……。ナディア様、ナディア様なぁ」
てきぱきと手を動かしつつ、記憶を探ることも忘れない。ナディアのことは思い出せないが、女王陛下が何度かパーティーに来ていたことは覚えている。
ロラよりも少し金に近いだろうか。美しいストレートロングの髪と、ローズピンクのキリッとした眼差しが印象的な方。まさに、厳格なる女王といった風体だった記憶がある。
因みに2のヒロイン、王女殿下にはお会いした事がない。何故なら生まれつき病弱で、一度として公の場に姿を現したことがないからだ。
それは、ゲームでもそういう設定であったらしい。だから、平民として学校に通うなどという事が可能だったのだ。
「うーん……」
侍女達で協力しながら、沢山の洗濯物と格闘すること数時間。洗濯機が恋しい。メイド達は本気で凄いと尊敬した。手洗い大変。
干され風に揺れるシーツに達成感を感じつつも、シルヴィは眉間に皺を寄せた。やはり、いくら考えてもナディアと関わった記憶はなかったのである。
「シルヴィ様、どうかされましたか?」
「え!? 何でもありません。大丈夫です」
「……?」
ナディアが訝しむように首を傾げる。顔に出すのはよくないと反省したのに、またやってしまったようだ。シルヴィは、誤魔化すように笑みを返した。
「この後のお仕事も頑張ろうと気合いを入れておりました!」
「そうですか?」
「はい!」
勢いで押しきれたのか、ナディアはそれ以上何も言わなかった。それに、シルヴィはほっと胸を撫で下ろす。
違和感は気のせいで、このまま何事もなく平和であって欲しい。そんなことは有り得ないと分かっていても、シルヴィはそう思わずにはいられなかったのだった。
そこで、今日は許可を取ったので図書館を使いますなどと言った報告や連絡。何か困り事があれば相談し合ったりもするらしい。ナディアがそう言っていた。
実際にシルヴィはその朝礼で紹介され、侍女仲間達に挨拶をした。その後は流れを覚えるために、黙って話を聞いていただけだが。
ロラとジャスミーヌの部屋へと向かいながら、シルヴィは朝礼の流れをおさらいする。図書館等を使用する予定は今のところないが、一応は報告や連絡の仕方を覚えておいた方が良いだろうか。
辿り着いた部屋の前で、シルヴィは身なりを整える。昨日、“迷子になっちゃダメよ~”とロラに念押しされたので、階と部屋番号はしっかりと頭に入れておいたのだ。
最後に部屋番号を間違えていないことを確認して、シルヴィは扉をノックした。起こすのが目的であるので、返事は待たずに扉を開けて中へと入る。
「おはようございます、お嬢様。ご機嫌は如何ですか?」
「おはようございます。とても良くってよ」
「おはよう、シルヴィ様。超ご機嫌よ~」
とは言っても、二人ともにファイエット学園での生活に慣れているので起こして貰わずとも一人で起きられるのだが。
現に早々と起きて、朝の用意を各自でしている。そのためシルヴィは、仕事がなくて手持ち無沙汰になってしまった。
「何かお手伝い致しましょうか?」
「特にないで~す」
「わたくしもよ」
「ですよね」
仕方がないので、空いていた椅子に腰かける。本来であれば咎められるだろうが、ロラもジャスミーヌもシルヴィを本気で侍女だとは思っていないので何も言わなかった。あくまで、名目でしかないのだ。
「今日はどう動くんですか?」
「そうね~。ひとまず、ヒロインと攻略対象者、悪役令嬢の確認はしたいわよね」
「いきなり接触するのは、流石に危険ですものね」
「遠くから観察かな~」
「なるほど」
侍女の仕事は基本、お嬢様の身の回りの世話である。しかし、ここには侍女一人しかいないため、掃除や洗濯などもしなければならない事になっていた。
「シルヴィ様は?」
「私は、お部屋の掃除やシーツの洗濯ですかね。あとは……」
ナディアの顔が脳裏を掠めて、シルヴィは思わず渋い顔をする。本当に関わりが無かったのか、もう一度記憶を探らなければ。
「実は、ヴィオレット様の侍女と同室になってしまいまして……」
「嘘でしょ」
「そんなことってあるのですね」
「シルヴィ様ってば、持ってる~」
「ううーん……。まぁ、その、仲良くなれたら良いのになぁという感じですね」
困った顔をするシルヴィに、ロラは意外だなと感じた。ロラのイメージでは、突っ掛かってくるご令嬢達を除けば、シルヴィは基本的に誰とでも親しくなれるタイプだと思っていたからだ。
「もしかして、その侍女に何か言われた感じかしら~?」
「そういうのは、ないんですけど……」
「どうされましたの? 煮え切りませんわね」
「まぁ、はい。悪い人ではないとは思います」
「ちょっと~。気を付けなさいね。悪役令嬢の侍女なんてゲームには出てこないから、どんな人か分からないわよ~」
ロラの真剣な声音に、シルヴィは素直に頷く。何だかんだとロラは年長者、社会人経験もあるため頼りになるお姉さんなのだ。
「それに、シルヴィ様の手首には危険物が装備されておりますのよ。忘れないでくださいませ」
「危険物……」
「そうよ~。それ抜きにしても、怪我なんてしたら比喩とかじゃなく、本気で魔王様の雷が落ちるわ~」
「そ、そうですわよ! あれは、わたくしが悪かったですけれども」
死亡フラグをぶっ立てた時の事を思い出したのか、ジャスミーヌが顔色を悪くする。
喧嘩は買わないという約束だが、気を付けるに越したことはないだろう。シルヴィは危険物扱いされている腕輪をゆらゆらと揺らした。
「肝に銘じます」
「そうしてくださ~い」
「絶対ですわよ」
この時のシルヴィは、まだ理解しきれていなかった。自分の立ち位置を。まぁ、そうは言っても大丈夫だろうと楽観的に考えていたのだ。
朝の支度を終え、朝食を取りに三人揃って女子寮の食堂へと向かう。侍女も食堂は自由に使用していいことになっているのだ。流石に食事の用意までは仕事内容に入っていない。
侍女とは別々に食事をする生徒の方が多いようだ。食堂内は、生徒のグループと侍女のグループで分かれて見えた。
ロラとジャスミーヌがざっと食堂内を確認したが、ヒロインも悪役令嬢も見つからなかった。時間がずれたのか、紛れて分からないのか。
「お昼だけは、本校舎の大食堂が使えるのよね~」
「寮の門限が厳しいですものね。朝食と晩食は寮の食堂でしか時間的に無理ですわ」
「ファイエット学園って、その辺結構緩い方だったのね~」
「それもどうかとは思いますけれど」
二人の会話を聞きながら、シルヴィは朝食を食べていく。シルヴィは授業にお供しないので、今日は完全に別行動だ。
昼食くらいしかルノーに会うことはない。それは何だか少し寂しいような気もした。
「シルヴィ様~、大食堂の場所は覚えてるわよね?」
「大丈夫です! 任せてください!」
「その自信はどこから?」
「心配ですわね……」
「……最悪、人に聞きます」
「そうして~」
昨日、案内して貰ったので大丈夫だとシルヴィは思っているのだが……。方向音痴への信頼は皆無である。
「大食堂まで付いてきて貰ってはどうかしら」
「途中ではぐれる可能性あるけどね~」
「あぁ……。いつの間にか消えていますものね」
「イリュージョンか? ってなるのよね~」
「んぐぐっ……。気を付けます」
最早、シルヴィを見失わないのは父親とモニク、ルノーくらいだ。最悪はぐれたとしても、この三人は秒速で見つけることに定評があった。一位はモニクである。
「まぁ、ルノー様がいるから大丈夫よ~。愛の力で」
「そうですわね。愛の力で」
そこはノーコメントで、シルヴィは朝食を食べ終えた。お昼に大食堂で待ち合わせようと約束をして、ロラとジャスミーヌとは別れる。
シルヴィはルノーのこと、ではなく、ナディアのことを考えながら女子寮の廊下を一人歩いていた。ジャスミーヌ達の部屋へ向かって。
まずは洗濯だ。ベッドのシーツを取っていると、ホテリエにでもなった気分になってくる。仕事内容に近しいものがあるのだろう。
「んー……。ナディア様、ナディア様なぁ」
てきぱきと手を動かしつつ、記憶を探ることも忘れない。ナディアのことは思い出せないが、女王陛下が何度かパーティーに来ていたことは覚えている。
ロラよりも少し金に近いだろうか。美しいストレートロングの髪と、ローズピンクのキリッとした眼差しが印象的な方。まさに、厳格なる女王といった風体だった記憶がある。
因みに2のヒロイン、王女殿下にはお会いした事がない。何故なら生まれつき病弱で、一度として公の場に姿を現したことがないからだ。
それは、ゲームでもそういう設定であったらしい。だから、平民として学校に通うなどという事が可能だったのだ。
「うーん……」
侍女達で協力しながら、沢山の洗濯物と格闘すること数時間。洗濯機が恋しい。メイド達は本気で凄いと尊敬した。手洗い大変。
干され風に揺れるシーツに達成感を感じつつも、シルヴィは眉間に皺を寄せた。やはり、いくら考えてもナディアと関わった記憶はなかったのである。
「シルヴィ様、どうかされましたか?」
「え!? 何でもありません。大丈夫です」
「……?」
ナディアが訝しむように首を傾げる。顔に出すのはよくないと反省したのに、またやってしまったようだ。シルヴィは、誤魔化すように笑みを返した。
「この後のお仕事も頑張ろうと気合いを入れておりました!」
「そうですか?」
「はい!」
勢いで押しきれたのか、ナディアはそれ以上何も言わなかった。それに、シルヴィはほっと胸を撫で下ろす。
違和感は気のせいで、このまま何事もなく平和であって欲しい。そんなことは有り得ないと分かっていても、シルヴィはそう思わずにはいられなかったのだった。
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