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アンブロワーズ魔法学校編
16.魔王と面倒な生徒
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あれは、何をしてるんだろう。曲がり角から顔だけを出しているシルヴィを見つけて、ルノーは内心首を傾げた。
もしかしなくても、あれで隠れているつもりなのだろうか。そうなのであれば、これは見つけていないことにした方がよさそうだ。
ルノーは、間違っても目が合わないようにトリスタンの持つ杖を見続けた。しかし、やはり気にはなる。
「魔法初心者の俺としては、この杖はかなり使い勝手がいいです」
「ふむ……。俺も使ってみたが、安定感はかなりのものであったな」
「ただ、何というか……。魔法を放ったあとに、想像よりも威力が物足りないと感じるんです」
「トリスタンもか。それは、俺も感じた」
トリスタンとフレデリクの会話を一応は聞きながらも、ルノーの意識はシルヴィの方へと傾いていく。シルヴィを妙なことに巻き込まないで欲しいのだが。
「ルノー、話を聞いているか?」
「聞いていますよ。実際の威力と想定していた威力との間にズレがあるという話でしょう」
「そうだ。お前はどう思う」
「杖に使われている魔蓄石の影響ですよ」
シルヴィの存在に気づいている事を本人に気取られないように、自然に会話をする。視界の端に入れているシルヴィが、何やらソワソワとし出した。気になる。
「魔蓄石の蓄えられる魔力量には限度がある。魔法に組み込めるのは、その決められた魔力だけです」
「やはりか。魔力量の少ない者にとっては良いが……」
「魔力量が多い者には、物足りないんですね」
ルノーは肯定するように一つ頷く。「例えば」と、話を続けた。
「ここら一帯を更地にするとしよう。杖を使った場合、何度も魔法を放たなければならなくなる。一撃で済ませたいならば、杖は邪魔だということだよ」
「例えがよくない。やめなさい」
「更地にするって……。因みになんですけど、そんな予定ないですよね?」
おずおずとそう尋ねたトリスタンに、ルノーはニコッと意味ありげな笑みだけを返す。それにフレデリクは頬を引きつらせ、トリスタンはひゅっと息を飲んだ。
「せめて、何か言え……頼むから」
「まぁ、今の所はないですよ」
「い、今の所はですか……」
「兎に角、その杖は魔力量の多い者にとっては足枷にしかならない。しかし、対魔道具のないこの国において、それは“よく考えられている”と言えるでしょうね」
「……なるほどな。魔力を断てないのならば、最大出力を一律にしようということか。更に杖に慣れてしまっているため、杖を奪われれば魔法が使えなくなる」
「魔力持ちの管理はしやすくなるでしょうね」
フレデリクが難しい顔で考え込んでしまった。利点と欠点を天秤に掛けているのだろう。
「あ、あの……」
「なに?」
「あそこに隠れて……るんですかね? ご令嬢達には、触れないべきですか」
「僕には誰も見えない」
「俺にもだ」
「……ですよね。俺の気のせいです」
どうやらルノーだけではなくフレデリクも気付いてはいたが、見なかった事にしたらしい。この二人がそれでいくのならと、トリスタンは口を噤んだ。
「トリスタン・ルヴァンス!!」
急に後ろから大声で名を呼ばれ、トリスタンは肩を跳ねさせる。トリスタンが足を止めたので、ルノーとフレデリクも合わせて立ち止まった。
振り返った先にいたのは、眼鏡を掛けた神経質そうな男子生徒だった。フレデリクはトリスタンと共にいるのを見掛けた事があったために、警戒を緩める。
ルノーは特に興味もなかったので、完璧に意識がシルヴィの方へといった。後ろで相も変わらずソワソワと落ち着かない。それどころか、更にわちゃわちゃとし出した。何だろうか。
「驚いた。ランメルト卿か」
「こんな所で悠長にお喋りとは、随分と余裕があるんだな」
「えっと?」
「魔法薬学のレポート課題、何を書くのか決めたのか?」
「まだ、だけど……」
「ふんっ! そんな事だろうと思った」
「……???」
ランメルトが何を言いたいのかが上手く汲み取れずに、トリスタンはクエスチョンマークを大量に飛ばす。フレデリクも態度に圧倒されたのか目をパチクリとさせていた。
「だから、なに?」
「……え?」
要領を得ないと、ルノーが煩わしそうに眉根を寄せる。時間の無駄だ。ルノーはシルヴィが気になり過ぎて、一刻も早くあの曲がり角まで行きたいのである。近くまで行けば、流石に話し掛けても良いだろうと。
「決めてなかったからといって、君に関係があるの?」
「あーっ!! オレに何か用があったとかか? 今じゃないと、駄目かな?」
ルノーの機嫌が急降下したのを感じて、トリスタンはヤバいと焦った。早く話を切り上げようとしたのだが、ランメルトは「いや、その……」と何故か歯切れが悪くなっていく。
「ランメルト卿?」
「あのー、すみません。ちょっとだけ良いですか?」
「ふふっ、手助けが必要かい? ランメルト卿」
「マリユス、テオフィル卿……」
ランメルトの後ろから近寄ってきた二人の男子生徒が、会話に入ってくる。それに、トリスタンは更に慌てる。これでは、会話を終わらせられないではないか。
「誰が! 手助けなど頼んでいない!」
「しかし、相手方は困っているようだけれど」
「そんなこと……」
「まぁまぁ、ただのお節介ですから。気にしないで下さいよ。俺が耐えられないので……」
険悪な雰囲気になりかけた場をマリユスが取り持つ。それでもランメルトは、気に食わなさそうに顔を背けてしまった。
「ランメルト卿は、心配してるんですよ」
「心配? オレをですか?」
「べ、別にそんなのじゃ……」
「期限まで余裕があるからと課題を後回しにすると、後々大変なんです。他の授業でも出ますからね」
「あぁ、なるほど」
「こ、困ってるなら助けてやらないこともない……」
ぶっきらぼうな態度は崩さずに、ランメルトがそう言う。同じクラスであるため、何度か言葉を交わしたが……。トリスタンは、ランメルトがどういう人物なのかを掴みきれないでいた。
それがマリユスのお陰で、やっと少し理解できたような気がする。どうやら、悪い人ではなかったらしい。分かりづらいだけで。
「ありがとうな。助かるよ」
トリスタンは無下にするわけにもいかないかと、好意は受け取っておくことにした。しかし、マリユスのようにランメルトの言葉の裏を察する自信があまりない。大丈夫だろうか。
「ねぇ、余計なお世話ならそう言った方がいいよ」
「そんなことは! ないです!」
「ふぅん」
不安を見透かすような深い紺色の瞳と目が合って、トリスタンはたじろぐ。ウロウロと目を泳がせると、申し訳なさそうに口を開いた。
「その、もう少し分かりやすく言ってくれると、有り難くはある、かな?」
「君の気持ちは理解できるよ。しかし、これだけは分かってあげて欲しい。ランメルト卿は、恥ずかしがり屋さんなのだよ」
「なる、ほど……?」
トリスタンとテオフィルの会話に、ランメルトが顔を真っ赤に染め上げる。言葉が浮かばないのか口をはくはくと数回開け閉めすると、眉を吊り上げた。
「ふ、ふざけないでくれ!! 誰がそんなこと!!」
「わっ!? 不味いな。落ち着いて下さいよ、ランメルト卿」
「うるさい! もういい!」
面倒そうにやり取りを見ていたルノーが、何かに気づいたように顔ごと視線を動かす。一点を見つめて動かないのに、フレデリクが怪訝そうな顔をした。
「ルノー、どうかしたのか?」
「いえ、大したことでは。ただ、魔物がこちらに飛んで来ているだけですよ」
「……ん?」
フレデリクは一瞬、ルノーの言っている事を上手く処理出来ずにフリーズしそうになった。ルノーの声音が、本気で大したことだと思っていなさそうなものであったからだ。
それは、周りの者達も同じで。“大したことではない”と“魔物”が上手く結び付かずに、妙な沈黙が落ちる。
「ま、待て待て待て!! それは、大したことだろう!?」
付き合いの長さ故か。一番に動き出したフレデリクに引っ張られるように、全員がルノーの視線を辿る。
そこには、確かに魔物がいた。鳥のような魔物が、一直線にこちらへと向かってきている。
ランメルトとマリユス、そしてテオフィルが腰紐に吊るされたホルダーから杖を取り出す。しかし、彼らがそれを構えるよりも、ルノーが指を鳴らす方が先だった。
もしかしなくても、あれで隠れているつもりなのだろうか。そうなのであれば、これは見つけていないことにした方がよさそうだ。
ルノーは、間違っても目が合わないようにトリスタンの持つ杖を見続けた。しかし、やはり気にはなる。
「魔法初心者の俺としては、この杖はかなり使い勝手がいいです」
「ふむ……。俺も使ってみたが、安定感はかなりのものであったな」
「ただ、何というか……。魔法を放ったあとに、想像よりも威力が物足りないと感じるんです」
「トリスタンもか。それは、俺も感じた」
トリスタンとフレデリクの会話を一応は聞きながらも、ルノーの意識はシルヴィの方へと傾いていく。シルヴィを妙なことに巻き込まないで欲しいのだが。
「ルノー、話を聞いているか?」
「聞いていますよ。実際の威力と想定していた威力との間にズレがあるという話でしょう」
「そうだ。お前はどう思う」
「杖に使われている魔蓄石の影響ですよ」
シルヴィの存在に気づいている事を本人に気取られないように、自然に会話をする。視界の端に入れているシルヴィが、何やらソワソワとし出した。気になる。
「魔蓄石の蓄えられる魔力量には限度がある。魔法に組み込めるのは、その決められた魔力だけです」
「やはりか。魔力量の少ない者にとっては良いが……」
「魔力量が多い者には、物足りないんですね」
ルノーは肯定するように一つ頷く。「例えば」と、話を続けた。
「ここら一帯を更地にするとしよう。杖を使った場合、何度も魔法を放たなければならなくなる。一撃で済ませたいならば、杖は邪魔だということだよ」
「例えがよくない。やめなさい」
「更地にするって……。因みになんですけど、そんな予定ないですよね?」
おずおずとそう尋ねたトリスタンに、ルノーはニコッと意味ありげな笑みだけを返す。それにフレデリクは頬を引きつらせ、トリスタンはひゅっと息を飲んだ。
「せめて、何か言え……頼むから」
「まぁ、今の所はないですよ」
「い、今の所はですか……」
「兎に角、その杖は魔力量の多い者にとっては足枷にしかならない。しかし、対魔道具のないこの国において、それは“よく考えられている”と言えるでしょうね」
「……なるほどな。魔力を断てないのならば、最大出力を一律にしようということか。更に杖に慣れてしまっているため、杖を奪われれば魔法が使えなくなる」
「魔力持ちの管理はしやすくなるでしょうね」
フレデリクが難しい顔で考え込んでしまった。利点と欠点を天秤に掛けているのだろう。
「あ、あの……」
「なに?」
「あそこに隠れて……るんですかね? ご令嬢達には、触れないべきですか」
「僕には誰も見えない」
「俺にもだ」
「……ですよね。俺の気のせいです」
どうやらルノーだけではなくフレデリクも気付いてはいたが、見なかった事にしたらしい。この二人がそれでいくのならと、トリスタンは口を噤んだ。
「トリスタン・ルヴァンス!!」
急に後ろから大声で名を呼ばれ、トリスタンは肩を跳ねさせる。トリスタンが足を止めたので、ルノーとフレデリクも合わせて立ち止まった。
振り返った先にいたのは、眼鏡を掛けた神経質そうな男子生徒だった。フレデリクはトリスタンと共にいるのを見掛けた事があったために、警戒を緩める。
ルノーは特に興味もなかったので、完璧に意識がシルヴィの方へといった。後ろで相も変わらずソワソワと落ち着かない。それどころか、更にわちゃわちゃとし出した。何だろうか。
「驚いた。ランメルト卿か」
「こんな所で悠長にお喋りとは、随分と余裕があるんだな」
「えっと?」
「魔法薬学のレポート課題、何を書くのか決めたのか?」
「まだ、だけど……」
「ふんっ! そんな事だろうと思った」
「……???」
ランメルトが何を言いたいのかが上手く汲み取れずに、トリスタンはクエスチョンマークを大量に飛ばす。フレデリクも態度に圧倒されたのか目をパチクリとさせていた。
「だから、なに?」
「……え?」
要領を得ないと、ルノーが煩わしそうに眉根を寄せる。時間の無駄だ。ルノーはシルヴィが気になり過ぎて、一刻も早くあの曲がり角まで行きたいのである。近くまで行けば、流石に話し掛けても良いだろうと。
「決めてなかったからといって、君に関係があるの?」
「あーっ!! オレに何か用があったとかか? 今じゃないと、駄目かな?」
ルノーの機嫌が急降下したのを感じて、トリスタンはヤバいと焦った。早く話を切り上げようとしたのだが、ランメルトは「いや、その……」と何故か歯切れが悪くなっていく。
「ランメルト卿?」
「あのー、すみません。ちょっとだけ良いですか?」
「ふふっ、手助けが必要かい? ランメルト卿」
「マリユス、テオフィル卿……」
ランメルトの後ろから近寄ってきた二人の男子生徒が、会話に入ってくる。それに、トリスタンは更に慌てる。これでは、会話を終わらせられないではないか。
「誰が! 手助けなど頼んでいない!」
「しかし、相手方は困っているようだけれど」
「そんなこと……」
「まぁまぁ、ただのお節介ですから。気にしないで下さいよ。俺が耐えられないので……」
険悪な雰囲気になりかけた場をマリユスが取り持つ。それでもランメルトは、気に食わなさそうに顔を背けてしまった。
「ランメルト卿は、心配してるんですよ」
「心配? オレをですか?」
「べ、別にそんなのじゃ……」
「期限まで余裕があるからと課題を後回しにすると、後々大変なんです。他の授業でも出ますからね」
「あぁ、なるほど」
「こ、困ってるなら助けてやらないこともない……」
ぶっきらぼうな態度は崩さずに、ランメルトがそう言う。同じクラスであるため、何度か言葉を交わしたが……。トリスタンは、ランメルトがどういう人物なのかを掴みきれないでいた。
それがマリユスのお陰で、やっと少し理解できたような気がする。どうやら、悪い人ではなかったらしい。分かりづらいだけで。
「ありがとうな。助かるよ」
トリスタンは無下にするわけにもいかないかと、好意は受け取っておくことにした。しかし、マリユスのようにランメルトの言葉の裏を察する自信があまりない。大丈夫だろうか。
「ねぇ、余計なお世話ならそう言った方がいいよ」
「そんなことは! ないです!」
「ふぅん」
不安を見透かすような深い紺色の瞳と目が合って、トリスタンはたじろぐ。ウロウロと目を泳がせると、申し訳なさそうに口を開いた。
「その、もう少し分かりやすく言ってくれると、有り難くはある、かな?」
「君の気持ちは理解できるよ。しかし、これだけは分かってあげて欲しい。ランメルト卿は、恥ずかしがり屋さんなのだよ」
「なる、ほど……?」
トリスタンとテオフィルの会話に、ランメルトが顔を真っ赤に染め上げる。言葉が浮かばないのか口をはくはくと数回開け閉めすると、眉を吊り上げた。
「ふ、ふざけないでくれ!! 誰がそんなこと!!」
「わっ!? 不味いな。落ち着いて下さいよ、ランメルト卿」
「うるさい! もういい!」
面倒そうにやり取りを見ていたルノーが、何かに気づいたように顔ごと視線を動かす。一点を見つめて動かないのに、フレデリクが怪訝そうな顔をした。
「ルノー、どうかしたのか?」
「いえ、大したことでは。ただ、魔物がこちらに飛んで来ているだけですよ」
「……ん?」
フレデリクは一瞬、ルノーの言っている事を上手く処理出来ずにフリーズしそうになった。ルノーの声音が、本気で大したことだと思っていなさそうなものであったからだ。
それは、周りの者達も同じで。“大したことではない”と“魔物”が上手く結び付かずに、妙な沈黙が落ちる。
「ま、待て待て待て!! それは、大したことだろう!?」
付き合いの長さ故か。一番に動き出したフレデリクに引っ張られるように、全員がルノーの視線を辿る。
そこには、確かに魔物がいた。鳥のような魔物が、一直線にこちらへと向かってきている。
ランメルトとマリユス、そしてテオフィルが腰紐に吊るされたホルダーから杖を取り出す。しかし、彼らがそれを構えるよりも、ルノーが指を鳴らす方が先だった。
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