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砂漠の神殿編
21.商人と刺激的なお客様方
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同業者ではない。この応接間に彼らが入ってきた時、一目見てルノーとロラがそうではないことに気付いた。
更にニノンが即座に彼らに席を譲ったことで、それは確信に変わる。知り合いとは聞いていたが、それにしても迷いがなさすぎた。その割に、名を不馴れそうに呼ぶ。
ニノンよりも身分が上の者達なのだろうと感じた。これは、貴族のそれ。商人ジャアファルの肌感としては、それが妥当であった。
「挨拶は、どちらでしましょうか」
「そうですねぇ。叶うのでしたら、両方でお願いしたいところですが」
「構いませんよ。大した手間ではありませんからね」
「それは、幸甚の極み」
目の前に腰掛けた女性には、物怖じという言葉が存在していないらしい。堂々とした態度に、ジャアファルは心を踊らせた。
「私は、ロラ様の護衛であるリルです。そして、ヴィノダエム王国が第一王女、リル・イネス・ヴィノダエムでもあります」
まさか一国の王女が護衛の格好をしているとは、流石に予想外だった。ジャアファルとターリブは、正気かという目をリルへと向けてしまう。それに返ってきたのは、悪戯が成功し大喜びしている幼子のような笑みだった。
「剣ならば多少は腕に覚えがありましてね。もし本当に襲われたとしても遅れは取りません」
「多少って……」
「謙遜は大切よ~」
そうだ。彼女からは歴戦の英雄のような威風堂々とした空気を感じた。動きからも武芸を極めし者の貫禄が滲んでいたので、ジャアファルは本気で護衛だと勘違いしてしまったのである。
ジャアファルにとって人間観察とは、仕事であり趣味だ。本気でまだまだのようだとジャアファルは困ったように笑う。
「僕は商家の息子、ルノーです。そして、ジルマフェリス王国の公爵家長男、ルノー・シャン・フルーレストと申します」
リルの自己紹介は終わりと判断したのか、斜め前に座る男が丁重に話し始める。やはりかと、内容を聞いてジャアファルは一つ頷いた。しかしこの感じは、何であるのだろう。
ジャアファルは、貴族然とした完璧で優雅な微笑を浮かべたルノーから目が離せなくなった。この感じは覚えがある、そう、本能的な恐怖だ。
言い知れぬ威圧感を漂わせるルノーに、ジャアファルは理解する。自分の見立てが間違っていなかったことに。
確かに身分はリルの方が上なのだろう。しかし、この空間を支配しているのは紛れもなくルノーだった。
この世には悪意しか存在し得ない。そう言っているような、深い、深い、紺色の瞳。しかし決して、濁っている訳ではなく。凍てつく砂漠の夜を思わせる。死の香りのする支配者の目。
「本当ですか?」
「……?」
「いや、失礼。貴方から底の知れない何かを感じたものですから、思わず……」
「高く見すぎでは?」
ルノーの笑みの毛色が変わる。それに、ジャアファルの頭が警鐘を鳴らした。これ以上、踏み込むべきではない。お帰り願え、と。
しかし、ジャアファル・アルアッタールという男は、そこで止まるような人間ではなかった。刺激を求め、一歩、危険な方へ。
「して、此度は何をお求めですか?」
「何でも、用意できると?」
「私に手が届くものでしたら、何なりと」
「ふぅん……」
ルノーの顔から笑みが消える。思案するように目を伏せたかと思えば、人差し指でソファーの肘掛けをトンッ、トンッ、と叩き出した。一定のリズムを刻むそれに、場が静まり返る。
あぁ、素晴らしい。ジャアファルはゾクゾクとした寒気にも似た高揚感に、爛々と瞳を輝かせた。これ程までの緊張感、自国の王にも感じたことなどない。
「いや、いやいやいや!! 私達はまだ挨拶してませんが!?」
「やだ~! イヴったら本当に命知らずさんなんだから!」
「一年程度ではね。人はそうそう変わらないのさ」
「俺の挨拶なんて誰も興味ないから……。イヴも静かにしてなさい。頼むから。しー……」
「子ども扱い止めろ!!」
「つい弟を思い出して……」
周りが騒いでいるのを涼しい顔で無視するルノーに、「何か言えよ!?」とイヴォンが噛み付いた。それにルノーは、顔どころか視線も向けずに溜息で答える。
「お~ま~え~! 絶対にいつか吠え面かかせてやるからな!」
「そう。それは楽しみだね」
「クッソ!!」
「駄目だよ、イヴ。言葉遣い!」
「うぐぅ……っ!!」
軽くあしらわれて、イヴォンは悔しそうに歯噛みする。それにジャアファルは、これは意外だと目を細める。
イヴォンは一番最後の席だ。つまりは、一番身分が低いことを意味している。貴族は通常そういったことを重んじるのが普通なのだが。彼は違うのだろうか。
「僕は考え事をしている。結論が出るまでに挨拶してしまいなよ」
「じゃ~、お言葉に甘えます。ほらほら、トリスタン様! イヴまで回らなくなっちゃう~」
「え!? あ、あぁ、分かった」
青年がオロオロとしながらジャアファルの方を向く。目が合った瞬間、頼りなかった表情が一変した。ニコッと人好きのする笑みを浮かべた青年に、なるほど彼は間違いなく貴族令息だとジャアファルも笑みを返す。
「オレはルノー様の従者、トリスタンです。そして、ジルマフェリス王国の侯爵家長男、トリスタン・ルヴァンスと申します」
ジャアファルが何か言うよりも先、隣の少女が間髪いれず「わたくしは」と挨拶を始めた。あまり時間に猶予がないようだ。
「商家の娘、ロラです。そして、ジルマフェリス王国の男爵家長女、ロラ・リュエルミと申します」
「おや? その名は……」
「ご存知でしたか。そうです。自国では“聖なる乙女の再来”などと言われております」
「やはりですか。これは、凄い。お会いできて光栄ですよ」
「そう言って頂けると、こちらも嬉しいですわ~」
どうやら彼女は、この手の称賛を失礼なく受け流すのが得意なようだ。いや、もはや“手慣れたもの”と言った方が正しいのだろうか。
「この流れで挨拶するのヤなんですけど……」
「あら~……。でも、イヴが言い出したんでしょ~?」
「そうですよ!! あー、もう! 私はロラ様の侍女、イヴです。出身は、ヴィノダエム王国で。今は護衛見習いで。え~、平民のイヴォンです!!」
勢いで言いきったイヴォンに、ジャアファルはキョトンと目を瞬いた。平民が公爵家の人間に噛み付く。彼らがどういった関係性なのか、実に興味深いとジャアファルはイヴォンとルノーを交互に見遣った。
「イヴォン……?」
「彼は男性ですよ、ターリブ」
「何と!? 左様でございましたか」
「ヴィノダエム王国ということは、彼が王女殿下の護衛なのでしょう。ターリブと話が合いそうですね」
「何と……」
護衛対象が護衛役とは、実に愉快なお客様たちだ。ジャアファルはルノーを一瞥し、まだ時間があることを見極めると自分も挨拶をしようと立ち上がった。
「ご挨拶が遅れました。私はアッタール家当主、ジャアファル・アルアッタールと申します。アルは息子という意味でして。直訳するとアッタールの息子、ジャアファルとなります。他国では不思議がられるので、一応ご説明を」
「これは、ご丁寧に」
「勿論でございますよ。私の方が身分は下なのですから、どうぞ気軽にジャアファルと」
「ふむ。本気にするぞ?」
「えぇ、是非とも。仲良くして頂きたい」
「それは、こちらも同じ気持ちさ」
「幸甚の極み。よろしくお願い致します」
ジャアファルが大仰に辞儀をして、顔を上げる。狙い澄ましたかのように、ルノーが伏せていた視線を上げた。目が合って、ジャアファルは愛想よく笑う。
「お決まりですか?」
「そうだね」
彼の信頼を勝ち得たのだろうか。ジャアファルは、ルノーの次の言葉を今か今かと待った。
「僕達が欲しいものは、情報だ」
「情報、ですか……?」
先程の会話はしっかりと聞いていたらしく、ルノーからは丁重さが消えていた。それが、更に独特の威圧感を助長させている。
「旧神殿への行き方」
思ってもみなかったご注文に、ジャアファルは驚きで目を瞠った。
更にニノンが即座に彼らに席を譲ったことで、それは確信に変わる。知り合いとは聞いていたが、それにしても迷いがなさすぎた。その割に、名を不馴れそうに呼ぶ。
ニノンよりも身分が上の者達なのだろうと感じた。これは、貴族のそれ。商人ジャアファルの肌感としては、それが妥当であった。
「挨拶は、どちらでしましょうか」
「そうですねぇ。叶うのでしたら、両方でお願いしたいところですが」
「構いませんよ。大した手間ではありませんからね」
「それは、幸甚の極み」
目の前に腰掛けた女性には、物怖じという言葉が存在していないらしい。堂々とした態度に、ジャアファルは心を踊らせた。
「私は、ロラ様の護衛であるリルです。そして、ヴィノダエム王国が第一王女、リル・イネス・ヴィノダエムでもあります」
まさか一国の王女が護衛の格好をしているとは、流石に予想外だった。ジャアファルとターリブは、正気かという目をリルへと向けてしまう。それに返ってきたのは、悪戯が成功し大喜びしている幼子のような笑みだった。
「剣ならば多少は腕に覚えがありましてね。もし本当に襲われたとしても遅れは取りません」
「多少って……」
「謙遜は大切よ~」
そうだ。彼女からは歴戦の英雄のような威風堂々とした空気を感じた。動きからも武芸を極めし者の貫禄が滲んでいたので、ジャアファルは本気で護衛だと勘違いしてしまったのである。
ジャアファルにとって人間観察とは、仕事であり趣味だ。本気でまだまだのようだとジャアファルは困ったように笑う。
「僕は商家の息子、ルノーです。そして、ジルマフェリス王国の公爵家長男、ルノー・シャン・フルーレストと申します」
リルの自己紹介は終わりと判断したのか、斜め前に座る男が丁重に話し始める。やはりかと、内容を聞いてジャアファルは一つ頷いた。しかしこの感じは、何であるのだろう。
ジャアファルは、貴族然とした完璧で優雅な微笑を浮かべたルノーから目が離せなくなった。この感じは覚えがある、そう、本能的な恐怖だ。
言い知れぬ威圧感を漂わせるルノーに、ジャアファルは理解する。自分の見立てが間違っていなかったことに。
確かに身分はリルの方が上なのだろう。しかし、この空間を支配しているのは紛れもなくルノーだった。
この世には悪意しか存在し得ない。そう言っているような、深い、深い、紺色の瞳。しかし決して、濁っている訳ではなく。凍てつく砂漠の夜を思わせる。死の香りのする支配者の目。
「本当ですか?」
「……?」
「いや、失礼。貴方から底の知れない何かを感じたものですから、思わず……」
「高く見すぎでは?」
ルノーの笑みの毛色が変わる。それに、ジャアファルの頭が警鐘を鳴らした。これ以上、踏み込むべきではない。お帰り願え、と。
しかし、ジャアファル・アルアッタールという男は、そこで止まるような人間ではなかった。刺激を求め、一歩、危険な方へ。
「して、此度は何をお求めですか?」
「何でも、用意できると?」
「私に手が届くものでしたら、何なりと」
「ふぅん……」
ルノーの顔から笑みが消える。思案するように目を伏せたかと思えば、人差し指でソファーの肘掛けをトンッ、トンッ、と叩き出した。一定のリズムを刻むそれに、場が静まり返る。
あぁ、素晴らしい。ジャアファルはゾクゾクとした寒気にも似た高揚感に、爛々と瞳を輝かせた。これ程までの緊張感、自国の王にも感じたことなどない。
「いや、いやいやいや!! 私達はまだ挨拶してませんが!?」
「やだ~! イヴったら本当に命知らずさんなんだから!」
「一年程度ではね。人はそうそう変わらないのさ」
「俺の挨拶なんて誰も興味ないから……。イヴも静かにしてなさい。頼むから。しー……」
「子ども扱い止めろ!!」
「つい弟を思い出して……」
周りが騒いでいるのを涼しい顔で無視するルノーに、「何か言えよ!?」とイヴォンが噛み付いた。それにルノーは、顔どころか視線も向けずに溜息で答える。
「お~ま~え~! 絶対にいつか吠え面かかせてやるからな!」
「そう。それは楽しみだね」
「クッソ!!」
「駄目だよ、イヴ。言葉遣い!」
「うぐぅ……っ!!」
軽くあしらわれて、イヴォンは悔しそうに歯噛みする。それにジャアファルは、これは意外だと目を細める。
イヴォンは一番最後の席だ。つまりは、一番身分が低いことを意味している。貴族は通常そういったことを重んじるのが普通なのだが。彼は違うのだろうか。
「僕は考え事をしている。結論が出るまでに挨拶してしまいなよ」
「じゃ~、お言葉に甘えます。ほらほら、トリスタン様! イヴまで回らなくなっちゃう~」
「え!? あ、あぁ、分かった」
青年がオロオロとしながらジャアファルの方を向く。目が合った瞬間、頼りなかった表情が一変した。ニコッと人好きのする笑みを浮かべた青年に、なるほど彼は間違いなく貴族令息だとジャアファルも笑みを返す。
「オレはルノー様の従者、トリスタンです。そして、ジルマフェリス王国の侯爵家長男、トリスタン・ルヴァンスと申します」
ジャアファルが何か言うよりも先、隣の少女が間髪いれず「わたくしは」と挨拶を始めた。あまり時間に猶予がないようだ。
「商家の娘、ロラです。そして、ジルマフェリス王国の男爵家長女、ロラ・リュエルミと申します」
「おや? その名は……」
「ご存知でしたか。そうです。自国では“聖なる乙女の再来”などと言われております」
「やはりですか。これは、凄い。お会いできて光栄ですよ」
「そう言って頂けると、こちらも嬉しいですわ~」
どうやら彼女は、この手の称賛を失礼なく受け流すのが得意なようだ。いや、もはや“手慣れたもの”と言った方が正しいのだろうか。
「この流れで挨拶するのヤなんですけど……」
「あら~……。でも、イヴが言い出したんでしょ~?」
「そうですよ!! あー、もう! 私はロラ様の侍女、イヴです。出身は、ヴィノダエム王国で。今は護衛見習いで。え~、平民のイヴォンです!!」
勢いで言いきったイヴォンに、ジャアファルはキョトンと目を瞬いた。平民が公爵家の人間に噛み付く。彼らがどういった関係性なのか、実に興味深いとジャアファルはイヴォンとルノーを交互に見遣った。
「イヴォン……?」
「彼は男性ですよ、ターリブ」
「何と!? 左様でございましたか」
「ヴィノダエム王国ということは、彼が王女殿下の護衛なのでしょう。ターリブと話が合いそうですね」
「何と……」
護衛対象が護衛役とは、実に愉快なお客様たちだ。ジャアファルはルノーを一瞥し、まだ時間があることを見極めると自分も挨拶をしようと立ち上がった。
「ご挨拶が遅れました。私はアッタール家当主、ジャアファル・アルアッタールと申します。アルは息子という意味でして。直訳するとアッタールの息子、ジャアファルとなります。他国では不思議がられるので、一応ご説明を」
「これは、ご丁寧に」
「勿論でございますよ。私の方が身分は下なのですから、どうぞ気軽にジャアファルと」
「ふむ。本気にするぞ?」
「えぇ、是非とも。仲良くして頂きたい」
「それは、こちらも同じ気持ちさ」
「幸甚の極み。よろしくお願い致します」
ジャアファルが大仰に辞儀をして、顔を上げる。狙い澄ましたかのように、ルノーが伏せていた視線を上げた。目が合って、ジャアファルは愛想よく笑う。
「お決まりですか?」
「そうだね」
彼の信頼を勝ち得たのだろうか。ジャアファルは、ルノーの次の言葉を今か今かと待った。
「僕達が欲しいものは、情報だ」
「情報、ですか……?」
先程の会話はしっかりと聞いていたらしく、ルノーからは丁重さが消えていた。それが、更に独特の威圧感を助長させている。
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思ってもみなかったご注文に、ジャアファルは驚きで目を瞠った。
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